神様と僕達   作:さわたり

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鬼短い。第1話に続いて短い。待たせといて三千字ちょいってお前さ


8話 天罰と私

字幕オン

ゴッズメカニカルに24時間密着!

神を知る。その苦悩に迫る!

__

lΩl

宿

 

Ω

いないと思いますよ。非科学ですよ!

Q.神様をどう思いますか?

 

 

 

 

今回我々が密着に成功したのはゴッズメカニカル研究所人事管理官塚本梓氏。新人ながら評価が高く、また努力をたゆまぬ彼女の生活に迫る。

 

「おはようございます」

 

人事管理官の朝は早い。寮にて朝6時に起き、彼女は会議へ向かった。

 

今回は北米支部から派遣された青年エージェントが来日するという。そのことについて、所長との会議だそうだ。

廊下での移動の時間、我々はいくつか質問をすることにした。

 

Q.英語、喋れるんですか?

 

「一応。少しだけですが」

 

Q.いつもこの時間に起きているんですか?

 

「はい。そこまで仕事がいっぱいなわけでもないのですけどね」

 

Q.主な業務ってなんですか?

 

「会議の後、その結果に基づいて人事整理を行います。よほどのことがなければ解雇はなく、移動ですね。人為的ミスがあれば、それこそ左遷と言えるような」

 

いくつかインタビューを済ませ、我々取材陣と一緒に会議室へ入った。会議の許可が頂けたのだ。

 

「まずは新人の前に、新規装着者についてだ」

 

彼女を待っていたのは、ゴッズメカニカル研究所所長。蓮上桜二氏だ。予想以上に早く揃ったお陰で、前倒しに会議が始まった。時間に余裕を持つのに必要なのだそうだ。

 

「的井主任研究員、0・・・エージェント的井、エージェント宮ヶ瀬、エージェント飛蛇、エージェント時川、元エージェントの九龍ピーター氏。以上6名が装着者になりました」

 

「うーん・・・」

 

聞くところによればここのところ彼女たちの周りで反社会勢力との抗争が激化しているらしい。その分の苦労は凄まじいのだろう。

 

そんな激務の中にも、穴をあけるような安らぎがある。ここの社員食堂は絶品だというのだ。

 

「かけうどん、冷たいのでお願いするわ」

 

「分かりました。いつもこれですね貴女は」

 

彼女の食事にへばりついて居るわけにもいかない。うどんを食べる間、我々取材班は他の人達へインタビューをすることにした。

 

Q.結構繁盛してるようですが、日に何人ぐらい来るんですか?

 

料理長

安住カコ氏

「100人ぐらいですね。見ての通り結構な人数で回してますからあまり苦労はないんですけどね」

 

Q.メニューでは一番何が美味しいですか?

 

装甲作成部主任研究員

的井玲氏

「カレーですね。本当に絶品。辛さとか本当に絶妙で」

エージェント

的井一氏

「人参が付いてないハンバーグですね」

 

エージェント

宮ヶ瀬姫華氏

「ここのお蕎麦は胃の負担が少なくてお腹が痛くなりづらいんです!」

 

清掃員

泥水輝氏

「自分の仕事柄結構体力使うんでここのお肉はパワーがついていいです!」

 

多様な料理のお陰で評価は高い。せっかくなので我々も頂くことにした。

 

山田スタッフ

「このうどん本当に美味しいですね!出汁がいい」

 

香川出身の山田スタッフもご満悦だ。

 

 

「ごちそう様」

 

食事を終えた塚本氏。我々は彼女の外での任務に密着することとなった。

 

 

スタジオ

「なんかこう見るとフツーの職場ですね」

 

「前々回でしたっけ?その時のサンメリーにも似てるっていうか・・・」

 

「職員一人一人の対応がきちんとしてて、職場としてはこっちの方が楽しそうですね!」

 

「もっと宗教団体っぽいイメージでした・・・」

 

 

 

「普段は自分で運転するんですけどね」

 

我々取材班の車に乗る際、塚本氏はそう語った。移動さえも自身で完結させるのだ。

 

「そんな完璧主義じゃないですけどね(笑)」

 

そんな移動の最中、車に強い衝撃が走る。カメラには映っていないが、テロリストからの襲撃だ。

 

「やばいやばい」

「に、に、逃げ」

「逃げてください!私が!」

「おらあああ!!大丈夫かあんたら!!」

 

逃げ惑う取材班の元に、銀の装甲を着た男性が現れた。

 

「君・・・九龍くんね!頼んだわよ!」

「安全っぽい!」

「ハンディカム!撮って!」

 

とっさに撮った小型カメラの映像にその戦闘の様子が映っている。

 

「絶対に許さない・・・」

「死柄木ね・・・」

「残念ながら法の関係上俺はあんたを殺せないんだ。いくぜ!」

 

後に聞いたところ、この男性は元エージェントの九龍ピーター氏。現在は装甲ノータイムを着ている。

 

「オラ!」

 

九龍氏の銃撃。床にヒットするが、何とそこから植物が生え、テロリストを拘束した。

 

「これじゃ・・・私は死なない!」

 

日本刀で植物を切ると、二本の剣に持ち替え、九龍氏へ飛びかかった。

 

「あぶねえな・・・!」

 

九龍氏は高速で回避し、格闘での攻撃をお見舞いした。

 

「京曰くビヤーキーには蜂蜜酒が効くらしい。確かにな!」

 

相手の剣を右手で防いだまま壁に叩きつけ、高速キック。

 

しかしテロリスト側の抵抗。剣を組み合わせてハサミ型に変えると、九龍氏の胸を挟み込んだ。

 

「大丈夫か!」

 

塚本氏の心配の声。それを受けてか九龍氏は再び銃撃を放ち、植物でテロリストを高速。連続蹴りを食らって川に落ちたのを確認して鎧を脱いだ。

 

戦闘の混乱の間に塚本氏の目的であった新人が空港を出て基地に向かったんだそう。我々も基地に戻ることとなった。

 

 

北米支部から移動したエージェントジャック氏と、蓮上所長との三人での会議が始まった。我々もその様子を撮影する許可をいただいた。

 

「よろしくお願いするよ。しかし汚い会議室だね」

 

「・・・否定はできんな。まあ何にせよ歓迎するさ。戦歴は結構なものと聞いている」

 

「そうですね。あなたは日本支部の実情を知っているのかしら?」

 

「一応ね。テロリストとアウトローの動きが拡大してるんだって?ま、ボクが来たんだ。安心するといい」

 

「ハハハ、私は君のような生意気な子は嫌いじゃない。ま、戦績を上げてくれれば何でもいいさ。目に余る時はあーちゃん君のキッツいお叱りだが」

 

「今・・・あーちゃんと言ったわね?やめてくださいよっ!」

 

塚本氏が蓮上所長を小突く。どうやらこのゴッズメカニカル研究所に置いて上下の距離感はかなり近いらしい。

 

「なるほど。それで・・・ボクの任務は」

 

「とりあえず今日はない。緊急事態があれば・・・」

 

「ずいぶん悠長だね。現時点で緊急事態みたいなものだろう?」

 

「悠長なぐらいがちょうどいいのよ。日本の風土よ」

 

「風土ねえ・・・」

 

どうやら新入りはかなり癖のある少年なようだ。そして見事にいなす、神対応であると言える。

 

 

「とりあえずジャック君は寮へ向かってくれ。塚本君は私について来てくれ」

 

所長から続きの話があるようだ。塚本氏は続けて会議へ向かった。

 

ここで我々の密着は終了する。彼女たちゴッズメカニカルの職員たちは、テロリストの妨害に屈せず日々走り回っていた。

信仰と神を取り戻すため、笑われようとも身を賭して戦い続けるのであった。

私達は神や宗教への考えを今一度見直すべきなのかもしれない。

 

 

 

「いやー・・・よくVに出来ましたねこれ」

 

(カメラマン)

「ほんっとに危なくて!死ぬかと思いました」

 

「あれを見ると神様っているんじゃないかなと思いますよね」

 

(カンペ)

「この後、オンエアにはV続きます」

 

「今ね、スタッフさんがカンペ出しました。オンエアの方にはまだVTR続くんだそうです。では、どうぞ」

 

 

 

 

 

実は会議の直後に侵入事件が発生していた。防犯カメラがまさにその瞬間を捉えていた。

 

「ああ、とりあえず様子見だ。彼がどこかしらで痛い目見てくれることを願おう」

 

「そうですね」

 

『緊急事態です!』

 

会議を終えて出てくる二人の元に大爆音のアラーム。逃げようとする二人だが、窓から侵入したテロリストが所長の首を掴んでしまう。

 

「秋川・・・死喰!」

 

「蓮上桜二・・・オールマイティジュエル・・・ホテプの首輪は何処にある!」

 

「知るか・・・私もむしろ探している!」

 

「そうか・・・なら死ね」

 

「やめろ!」

 

蓮上所長にトドメを刺そうと手を振り上げたテロリストを呼び止めた塚本氏。右腕に機械を装着した。

 

「装・・・着!」

 

神格接続器。多次元的融合装甲弱信仰脆弱実態性神格合成機、略してAGを呼び出すための機械だ。

 

『1!2!3!4!Ready go!armor the god!his name is…ENMA!』

 

植物型のエネルギーが紺色の和服風の鎧を形作った。ジャッジメントがその名前。審判の鎧という二つ名を与えられているらしい。

 

「はっ!」

 

巨大な鎌でテロリストを切りつけ、所長の拘束を解いた。さらに追撃。そして蹴り。怯んだテロリストの方を見て再び神格接続器を操作した。

 

『Crash!plant element!』

 

「プラントッ!六道審判・五七日!」

 

蹴りを繰り出すが、テロリストがとっさに隠れたせいで壁に直撃。悲鳴をあげて窓と壁が砕け落ちた。

 

テロリストを逃したしまったが、追い返すのには成功。戦いの中で彼女らは日々を過ごすのだ。

 

 

 

次回!アイドル雨宮麗華、その裏の顔に迫る!




「使えないな・・・下がってて」
撮影の裏側と、本当の正体。
次回、「勝利とボク」

お待たせしました。てるもこは永遠の輝き!!!今さら輝夜×妹紅の素晴らしさを再認識したサードニクスです・・・って言っといてあれですが、今回の内容的にえいきっきのついて触れるべきだった気がする。
発想だけは斬新な私。今回はこんなぶっ飛んだ感じにしました。以降シリアス回が多いので今のうちにやっとこうって事です。他にも手紙型とか、記録型とか、メモ型みたいな特殊描写を考えてるんですが・・・機会あるかね。おいそこ、ウルトラマンのパクリとか言うなよ!
しっかし戦闘の書きづらいこと書きづらいこと。いやマジで!あれでよかったのか・・・結果としてピーター君全然戦わなかったし・・・いいや。彼はストーリーで大活躍だし。
っていうか設定見るとジャッジメントさん殺意マシマシね。鎌は場合によっては即死だそう。まじかよ。彼女は次回大活躍なのでご安心を。
必殺はどういう技か説明がなかったので勝手にキックに。他には斬り付けと勺殴りの二つがあるイメージ。
しかしジャックの感じが悪すぎる気がします。こんなムカつくやつでも大丈夫なのだろうか。うささん的には。
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