INFINITE・STARK   作:花蕾

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文才ないのに二つ目を書き始めました。
多分書き方が大分違います。
クロスオーバーものの方が難しいと言われているのに何やってんだ、俺と思っていますが、頑張ります。




第一話 自己紹介

教室は異様に静かだった。

 

席に座っている生徒たちは1人の生徒を見つめていた。

 

それもそのはず。

 

その教室はどこを見渡しても女子。

 

その中で男性はたった2人。

 

目立たないわけがない。

 

椅子から立っている男は女性たちの視線を気にせず口を開く。

 

「名前は石動 惣一だ。好きな食べ物はホットケーキ。苦手なのは自分が煎れたコーヒーだ。1年間よろしく〜」

 

石動 惣一は人懐こっそうな顔をして自己紹介をする。

 

その場にいた全員が苦手な物を聞いた時、頭の上にハテナマークが登ったが時間は有限だ。気にせずどんどん自己紹介をしていく。

 

そして、2人目の男の順番になったがボーッとしており、教師が何度も呼ぶことでようやく気づき、立ち上がる。

 

「織斑 一夏です。よろしくお願いします。」

 

教室中に『え、これで終わり?』みたいな微妙な空気が流れる。

 

織斑 一夏は無言を貫き、考えた末に

 

「以上です。」

 

と口にする。

 

数名の女子は思わずといった感じにずっこけた。

 

すると、織斑 一夏の頭をとある女性が叩いた。

 

パアンッ!という軽快な音がし、石動はお見事という視線を黒いスーツに身を包んだ女性に向けた。

 

一夏は恐る恐る振り向くと、

 

「げえっ、関羽!?」

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

急に漫才みたいになった。

 

石動は必死に

 

(笑っちゃダメだ、笑っちゃダメだ)

 

と、笑いを堪えていた。

 

その間に話が進み、関羽と呼ばれた女性が

 

「諸君、私が織斑 千冬だ。君たち新人を1年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。

私の仕事は弱冠15才を16才までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

暴君そのものと言った言葉に石動は我慢していたことを忘れ、ワオと、どこかの風紀委員長のように呟いた。

 

数秒間経つと、

 

「本物の千冬様よーー!」

「きゃあああああっ!お姉様!もっと叱って!罵って!」

「躾けてほしい!」

 

教室中の女子が黄色い歓声をあげる。

 

それは音響兵器のようで、石動の鼓膜にダイレクトアタックする。

 

石動が耳を抑えていると、

 

「貴様は挨拶も満足にできんのか」

「いや、千冬姉、俺はー」

 

また、一夏が叩かれる。

 

「織斑先生と呼べ」

「…はい、織斑先生」

 

織斑 一夏が織斑 千冬の弟であることが判明した。

 

女子達は驚き、石動は

 

(いや、苗字一緒だし、妙に距離が近かったのに気づかなかったのかよ)

 

逆に驚いている女子に驚いた。

 

その後、チャイムが鳴り、波乱に満ちたショートホームルームは幕を閉じた。

 

 

 

 




力尽きた。
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