INFINITE・STARK   作:花蕾

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今日、2回目の投稿。
いや、1回目は雑談コーナーだったから、実質1回目か。
ま、いいや。
では、どうぞ。


第十二話 2人は転校生! 血蛇、紫のゲーマーになる

「さてと、ところで一夏、また転校生が来るらしい」

「どこから仕入れたんだ、その情報」

「ま、いいじゃない」

「いや、いいわけあるか!」

「知らない方がいいことだってあるんだぜ、一夏。つか、教えたらお前の姉に怒られる」

「はあ⁉︎なんで、千冬姉に」

「お前、教えるだろ」

「教えねえよ」

「信用できるか、このシスコン」

「なんで、俺がシスコンになってるんだよ!」

 

惣一と一夏が言い合っているうちにホームルームの時間となり、山田先生がが教壇にあがる。

 

「ええとですね、今日はなんと転校生を紹介します!しかも2名です!」

 

山田先生の言葉に一夏は唖然とする。

 

「まじかよ」

「ほら、行った通りだろ」

 

この2人だけでなく、クラス中が大騒ぎする。

転校生の情報を掴んでいたのは惣一だけで、女子達は知らなかったらしい。

 

「失礼します」

「…………」

 

教室の扉が開き、全員が黙る。

それもそのはず、片方が男だからだ。

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。みなさんよろしくお願いします」

 

シャルルは笑顔で自己紹介をし、一礼する。

一夏とは大違いだ。

 

「お、男…?」

 

どこからかそんな声が聞こえる。

 

「はい。こちらに同じ境遇の方がいると聞いて転入しました」

 

シャルルは貴公子のようであり、それが女子をまた騒がせる。

 

「あー騒ぐな。静かにしろ」

 

そう千冬が言うことに静寂を取り戻す。

シャルルが教室に入って以降、惣一はずっと黙っている。

 

(新たな男性操縦者…?いや、そんなことがあれば世間で騒がれているはずだろうし、時期が何よりおかしい。この学園に来るのなら俺や一夏と同じ時期でいいはずだ…まて、フランスにはデュノア社があったな。だが、あそこには令嬢しかいないはずだ。ま、調べてみる価値有りってところか)

 

惣一が長い間、思案している間に2人目の自己紹介が終わったらしい。

惣一が目をあげると、もう1人の転校生、ラウラ・ボーデヴィッヒが一夏のほうへと歩いて来る。

一夏の前まで行くと

 

パシンッ!

 

一夏に平手打ちした。

 

「え?」

「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」

 

クラスのほとんどはこの流れについていけず、なにも発せない。

一夏がかろうじて文句を言うが、スルーされる。

こうして、興奮と疑問に満ちたホームルームが終わった。

 

◇◇◇

 

授業で一夏がラッキースケベを起こすというイベントがあったりしたが、割愛させてもらおう。

さて、昼休みになり、一夏達は屋上に行った。

女子達はみな、シャルルを見に学食に行き、教室にいるのは惣一1人となっていた。

惣一は博士に頼み、午前中のうちにシャルル・デュノアについて調べてもらっていた。

結果は黒。

シャルル・デュノアは存在しない架空の人物だった。

 

(やっぱりね。シャルル・デュノアは男じゃなくて女。本名はシャルロット・デュノア。デュノア社の社長の娘。しかし、愛人の子ねぇ。デュノア社も落ちたもんだ…だが、利用価値はあるな)

 

その後、一夏が青い顔をして教室に帰ってきて、惣一は自分のコーヒー以上にまずいものがあると驚愕した。

 

◇◇◇

 

2人が転校してきて3日後の放課後。

惣一は

 

【コブラ】

 

「蒸血…」

 

【ミストマッチ!】

 

【コッ、コブラ…コブラ…ファイヤー!】

 

ブラッドスタークに変身していた。

さて、何故変身したかというと、織斑一夏にゲーマードライバーと『タドルクエスト』のガシャットを渡すためだ。

惣一の姿で行くと、あとがめんどくさいからである。

一夏は現在、シャルル改め、シャルロットと同じ部屋である。

2人は夕食を食べるため部屋にいなかった。

そのため、スタークはひたすら待つ。

2人が帰ってくるのを。

 

 

30分経ったぐらいだろうか、部屋の扉が開かれる。

一夏とシャルロットが帰ってくる。

一夏が気づく前に声を掛ける。

 

『よぉ、織斑一夏』

「お前は、えっと…スタバ、いや違う。ええっと」

『スタークだ。ブラッドスタークだ。覚えておけ』

「そうだった。いや、スターク、何の用だ!」

『そう興奮するなって。今回はプレゼントしにきただけだ』

「プレゼント?」

『ああ、これだ』

 

スタークはゲーマードライバーとガシャットを一夏に投げ渡す。

 

「何だ、これ?」

『何、時が来たら分かるさ。持っていて損は無い。たしかに渡したぞ。それと』

 

シャルロットに近づき、

 

『デュノア社には報告するなよ。したらお前が女だとバラすからな』

「⁉︎」

 

小声で話し掛ける。

 

『それじゃあな、チャオ!』

 

スタークは煙を使い消えていく。

残された2人には謎と驚きが残された。

 

そして、その数日後、シャルルが女だということが一夏にバレる。

 

***

 

さらに何日かが経った放課後。

 

鈴とセシリアはラウラと戦っていた。

それを物陰からみている惣一。

 

「データをとる絶好の機会だ」

 

惣一はゲーマードライバーを腰につけ紫色のガシャットを起動させる。

 

【マイティーアクションX】

 

「グレード2、変身」

 

ベルトにガシャットを差し込む。

 

【ガシャット!】

 

そして、レバーを開く。

 

【ガッチャーン!レベルアップ!マイティ ジャンプ!マイティ キック!マイティーーアクション!X!】

 

全身が黒と紫の仮面ライダーゲンムに変身した。

 

「データ収集に入る」

 

惣一ともスタークとも違い、少しくぐもった声になる。

ゲンムはバグヴァイザーを装着し、

 

【チュ・ドーン】

 

3人に向かってビームを放つ。

 

「きゃあっ!」

「なんですの」

「くっ!」

 

いきなりの攻撃に3人はもろに喰らってしまう。

3人の悲鳴に何も返さず、

 

【ギュ・イーン】

 

バグヴァイザーをチェインソーモードにし、斬りかかる。

 

「なんかいいなさいよ!」

 

鈴は衝撃砲を、セシリアはライフルを撃つ。

しかし、ゲンムはそれを紙一重で避けていく。

 

「なっ!」

「嘘ですわ」

 

そこにラウラがレールカノンを撃ち、ゲンムが避ける。

それはラウラにとって想定内だったようで肩からワイヤーブレードを射出させる。

ワイヤーブレードはゲンムの右腕を捕らえる。

 

「何者か知らんが覚悟はできているんだろうなぁ」

 

ラウラが引っ張ろうとし、ゲンムは対抗するが力勝負では負けてしまう。

しかし、ゲンムは自分の近くにあるエナジーアイテムに目をつける。

エナジーアイテムの場所までラウラに抵抗しながら走り、ついに辿り着く。

 

【マッスル化】

 

「なんだ、こいつ。急に力が上がった」

 

ゲンムはマッスル化のエナジーアイテムを使用したことで、ラウラを逆に投げ飛ばす。

ラウラを投げ飛ばした先にはセシリアと鈴がいた。

ゲンムはガシャットをベルトから抜き、腰のホルダーに差し込む。

 

【ガシャット!】

 

ゲンムは無言でホルダーのボタンを押す。

 

【キメワザ!】

 

もう一度ボタンを押す。

 

【マイティークリティカルストライク!】

 

ゲンムは飛び上がり必殺のキックを放つ。

ラウラは

 

「くそっ!」

 

近くにいたセシリアと鈴を盾にする。

そのため、セシリアと鈴は避けることができなかった。

 

【会心の一発!】

 

セシリアと鈴のISのアーマーはボロボロになる。

 

(もういいか。シュバルツ・レーゲンのデータはトーナメントの方でとるとするか)

 

ゲンムはもう用が無いと言わんばかりに去っていこうとする。

それに激昂し、攻撃を加えようとするものが1人、一夏である。

 

「ウオオオオッ!」

 

一夏が雪平弐型でゲンムに斬りかかるが、あっさりと止められてしまう。

 

「私の用事はもう済んだ」

 

ガシャットを刺さずにホルダーのボタンを押す。

 

【ステージセレクト!】

 

ゲームエリアに自分の体を転送し、逃走に成功した。

 

 




はい、無理やりゲンムを登場させました。
あれ、バグヴァイザーをチェインソーモードにした理由って一体…?
他のエグゼイドシリーズの変身者については雑談コーナーで話していますから、そちらをチェックしてください。
読み直してもむちゃくちゃだなぁ。
では、次回。
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