プルルルルっ
勢いよく携帯から着信音が鳴る。
「むっ」
携帯に表示されている名前を見て顔を顰める惣一。
ピッ
無言できり、再度寝始める惣一。
しかし、
プルルルルっ プルルルルっ プルルルルっ
ガチャっ
「う る せ ぇ!」
ようやく観念したのか、電話に出る。
「オイオイ。それはソー坊が悪くないカ」
「はぁ。なんで俺が」
「乙女からの電話に出ないなんてナ」
「おまっ、今何時か分かってるのか」
「3時だロ」
「ああ、3時だな。午前3時だな。外は真っ暗。電話をかける時間じゃあない」
「チッチッチ。そんなことだとモテないゾ」
「どうでもいいわ。てか、はよ本題を話せ。俺は眠い」
「はあ。まっ、いいだロ。ソー坊、海に行くんだってナ」
「え、そうだったけ。アルゴ」
「お前さんが忘れてどうするんだヨ。えっと、確か臨海学校だったケ」
「ああ、なるほど。だから、一夏達が水着を買いに行くとか言ってたのか」
「多分、そうダナ。それにナ、オネーサン達も行くゾ」
「はっ!お前とユウキとシノンが来るってことか」
「そうだゾ。俺っちはともかく、ユウキはすごい楽しみにしてるからナ」
「だからって」
「じゃあナ。海で会おうナ」
ガチャっ
電話が切れる。
「ははっ。あいつら、来んのかよ。ユウキとシノンは良いとして、アルゴはいらん事を絶対言うだろ。はあ、臨海学校が憂鬱だ」
惣一は本気で嫌そうな顔をする。
「寝るか」
嫌なことは寝て忘れようと、目を瞑る。
***
「はあああ。よく寝た」
アルゴからの電話の後、よく寝付けず、結局寝たのは4時半。
今の時刻は12時手前。
「・・・俺って水着持ってったけ?」
急いで荷物を見る。
しかし、どんなに探しても水着はなかった。
「買いに行かなくちゃ、いけないのか。ナイトローグあたりに借りようか、おっと危ない。あいつのセンスはダメだった。あれ着るぐらいなら買いに行くか」
頭にナイトローグを思い浮かべたが、私服に威風堂々やら親しみやすさという文字が入ったダサいTシャツだったことを思い出す。
一時期、惣一はそれがオシャレだと本気で勘違いしていた。
◇◇◇
ということで急いで支度をし、ショッピングモール『レゾナンス』へ惣一は向かった。
ショッピングモールに入り水着売り場に行くと、ちょうど買い物をしている一夏とシャルを見つけ、
「よっ。お二人さん、デートか」
2人の背中を叩き挨拶をする。
「デ、デートだなんて」
「そうだぞ。デートとか言ったらシャルが可哀想だろ」
シャルルは顔を赤く染めるが、一夏の言葉にため息をつき、一夏の足を踏む。
「痛っ。シャル、どうしたんだよ」
「もう」
シャルは顔を背けるばかり。
唐変木・オブ・唐変木ズの一夏には何に怒っているのかさっぱり分からない。
「一夏、これもお前が悪いぞ」
「もって、なんだ、もって。そんな悪いことしたかなぁ」
「はあ。いつか刺されるぞ、お前。」
「なんでだよ」
「それくらい自分で考えろ」
惣一は一夏達と別れて水着を見る。
悩むこと、数十分。
蛇がところどころに描かれているボクサーパンツのタイプの水着に決めた。
◇◇◇
寮に帰っている最中、
「あ、惣一だ!」
「あら、そうわね」
元気な声とクールな声が惣一の耳に聴こえる。
首を錆びた機械の音を鳴らしながら振り向く。
「よ、よう」
惣一が振り向いた先には、すれ違ったら2度見をしてしまうであろう少女が2人いた。
「あら、元気が無いわね」
「そうだね!」
「いや、ユウキが元気良すぎるだけだろ」
2人の正体は、アルゴとの電話に出てきたシノンとユウキである。
「なにおー」
「おい、ちょっ。くすぐるなって」
「ふふっ」
「笑ってないで助けて」
じゃれつく2人にシノンは微笑む。
「ねーねー、惣一」
「どうした」
「戦おう!」
「唐突すぎない⁉︎」
「え、ダメなの?」
「そんなキョトンとした顔をされても」
「やろーよー。ねえ、やろーよー」
「無理。俺だって忙しいの」
「ユウキ、やめときなさい。惣一だって色々あるんだから」
「はーい」
シノンの言葉で、ユウキはようやく諦めた。
「チャオ!」
「それじゃあね」
「まったねー」
シノンとユウキと別れた後、フラフラと道を歩いていると、突然惣一の目の前に人が現れる。
「私と戦え」
「今日は戦闘狂とよく会うなぁ」
「ふん。これを見てもそんな戯言を言えるのかな」
そう言って、取り出したのはゲーマードライバーだった。
「何っ!」
「・・・変身」
その襲撃者は見たこともないガシャットを起動させる。
【タドルエンド】
【ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!タドルシニガミ タドルケツマツ タドルエンド〜!】
「なんだ、そのガシャットは?作った覚えがないぞ」
その姿は一夏が変身するブレイブそっくりだが、こちらは全体的に白く、死神を感じさせるデザインとなっている。
「はあ。やりますか」
【マイティーアクションX!】
【ガシャット!】
「グレード2、変身!」
【ガッチャーン!レベルアップ!マイティ ジャンプ!マイティ キック!マイティーーアクション!X!】
「ふふっ。それでいい」
【ガシャコンサイズ】
「私の名前は仮面ライダーナラク。さあ、戦いましょう」
仮面ライダーナラクは鎌状の武器、ガシャコンサイズを構え、ゲンムに突撃する。
すかさず、バグヴァイザーで攻撃するが全く効いていない。
「おいおい。まじかよ」
【ギュ・イーン】
バグヴァイザーをチェインソーモードにし、ナラクの鎌を受け止めるが弾き飛ばされてしまう。
「レベル2じゃ不利か。なら」
【シャカリキスポーツ!】
「グレード3」
【ガッチョーン!ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!マイティ ジャンプ!マイティ キック!マイティーーアクション!X!アガッチャ!シャカリキ!シャカリキ!バッドバッド!シャカっとリキっとシャカリキスポーツ!】
ゲンムは自転車を頭から被り、仮面ライダーゲンムレベル3スポーツアクションゲーマーとなった。
片方の車輪を使い、鎌の攻撃を受け流す。
「チッ」
「ふっ。これで終わりとしよう」
【ガシャット!キメワザ!シャカリキクリティカルストライク!】
ゲンムが投げた車輪は勢いよくナラクに当たる。
一度ではなく何度でも。
【会心の1発!】
煙が立ち上り、倒したかと思われたが
「面白い。だが、お前と決着をつけるのは今日じゃない」
「じゃ、帰ってくれるのかい」
「ああ。さらばだ」
歩き出すナラク。
突然、振り返り
「最上魁星は動き出しているぞ。気をつけな」
「ええー次から次へとイレギュラーが」
惣一からは悲痛な叫びが呟かれた。
えっと、頑張ってSAOキャラ出しました。
そして、新ライダー登場。
変身者決めてない…どうしよう
今回、駄文になりまくったのは理由があって
1.学校の部活が大変だということ。文化部が運動部より忙しいとは思いませんでした。あと、クーラーがない部室で、パソコン5台フル稼働して人がぎゅうぎゅう。死ぬわ
2.FGOの2部2章進めてました
3.モンストのSAOコラボ。ソロ周回勢には疲れます。ユウキの運極は絶対作ります。
何か要望があれば活動報告のリクエストボックスまで
感想もお待ちしています。
では、次回。アデュー