INFINITE・STARK   作:花蕾

16 / 30
もう疲れたよ


第十五話 イレギュラーな休日

プルルルルっ

 

勢いよく携帯から着信音が鳴る。

 

「むっ」

 

携帯に表示されている名前を見て顔を顰める惣一。

 

ピッ

 

無言できり、再度寝始める惣一。

 

しかし、

 

プルルルルっ プルルルルっ プルルルルっ

 

ガチャっ

 

「う る せ ぇ!」

 

ようやく観念したのか、電話に出る。

 

「オイオイ。それはソー坊が悪くないカ」

 

「はぁ。なんで俺が」

 

「乙女からの電話に出ないなんてナ」

 

「おまっ、今何時か分かってるのか」

 

「3時だロ」

 

「ああ、3時だな。午前3時だな。外は真っ暗。電話をかける時間じゃあない」

 

「チッチッチ。そんなことだとモテないゾ」

 

「どうでもいいわ。てか、はよ本題を話せ。俺は眠い」

 

「はあ。まっ、いいだロ。ソー坊、海に行くんだってナ」

 

「え、そうだったけ。アルゴ」

 

「お前さんが忘れてどうするんだヨ。えっと、確か臨海学校だったケ」

 

「ああ、なるほど。だから、一夏達が水着を買いに行くとか言ってたのか」

 

「多分、そうダナ。それにナ、オネーサン達も行くゾ」

 

「はっ!お前とユウキとシノンが来るってことか」

 

「そうだゾ。俺っちはともかく、ユウキはすごい楽しみにしてるからナ」

 

「だからって」

 

「じゃあナ。海で会おうナ」

 

ガチャっ

 

電話が切れる。

 

「ははっ。あいつら、来んのかよ。ユウキとシノンは良いとして、アルゴはいらん事を絶対言うだろ。はあ、臨海学校が憂鬱だ」

 

惣一は本気で嫌そうな顔をする。

 

「寝るか」

 

嫌なことは寝て忘れようと、目を瞑る。

 

***

 

「はあああ。よく寝た」

 

アルゴからの電話の後、よく寝付けず、結局寝たのは4時半。

 

今の時刻は12時手前。

 

「・・・俺って水着持ってったけ?」

 

急いで荷物を見る。

 

しかし、どんなに探しても水着はなかった。

 

「買いに行かなくちゃ、いけないのか。ナイトローグあたりに借りようか、おっと危ない。あいつのセンスはダメだった。あれ着るぐらいなら買いに行くか」

 

頭にナイトローグを思い浮かべたが、私服に威風堂々やら親しみやすさという文字が入ったダサいTシャツだったことを思い出す。

 

一時期、惣一はそれがオシャレだと本気で勘違いしていた。

 

◇◇◇

 

ということで急いで支度をし、ショッピングモール『レゾナンス』へ惣一は向かった。

 

ショッピングモールに入り水着売り場に行くと、ちょうど買い物をしている一夏とシャルを見つけ、

 

「よっ。お二人さん、デートか」

 

2人の背中を叩き挨拶をする。

 

「デ、デートだなんて」

 

「そうだぞ。デートとか言ったらシャルが可哀想だろ」

 

シャルルは顔を赤く染めるが、一夏の言葉にため息をつき、一夏の足を踏む。

 

「痛っ。シャル、どうしたんだよ」

 

「もう」

 

シャルは顔を背けるばかり。

 

唐変木・オブ・唐変木ズの一夏には何に怒っているのかさっぱり分からない。

 

「一夏、これもお前が悪いぞ」

 

「もって、なんだ、もって。そんな悪いことしたかなぁ」

 

「はあ。いつか刺されるぞ、お前。」

 

「なんでだよ」

 

「それくらい自分で考えろ」

 

惣一は一夏達と別れて水着を見る。

 

悩むこと、数十分。

 

蛇がところどころに描かれているボクサーパンツのタイプの水着に決めた。

 

◇◇◇

 

寮に帰っている最中、

 

「あ、惣一だ!」

 

「あら、そうわね」

 

元気な声とクールな声が惣一の耳に聴こえる。

 

首を錆びた機械の音を鳴らしながら振り向く。

 

「よ、よう」

 

惣一が振り向いた先には、すれ違ったら2度見をしてしまうであろう少女が2人いた。

 

「あら、元気が無いわね」

 

「そうだね!」

 

「いや、ユウキが元気良すぎるだけだろ」

 

2人の正体は、アルゴとの電話に出てきたシノンとユウキである。

 

「なにおー」

 

「おい、ちょっ。くすぐるなって」

 

「ふふっ」

 

「笑ってないで助けて」

 

じゃれつく2人にシノンは微笑む。

 

「ねーねー、惣一」

 

「どうした」

 

「戦おう!」

 

「唐突すぎない⁉︎」

 

「え、ダメなの?」

 

「そんなキョトンとした顔をされても」

 

「やろーよー。ねえ、やろーよー」

 

「無理。俺だって忙しいの」

 

「ユウキ、やめときなさい。惣一だって色々あるんだから」

 

「はーい」

 

シノンの言葉で、ユウキはようやく諦めた。

 

「チャオ!」

 

「それじゃあね」

 

「まったねー」

 

シノンとユウキと別れた後、フラフラと道を歩いていると、突然惣一の目の前に人が現れる。

 

「私と戦え」

 

「今日は戦闘狂とよく会うなぁ」

 

「ふん。これを見てもそんな戯言を言えるのかな」

 

そう言って、取り出したのはゲーマードライバーだった。

 

「何っ!」

 

「・・・変身」

 

その襲撃者は見たこともないガシャットを起動させる。

 

【タドルエンド】

 

【ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!タドルシニガミ タドルケツマツ タドルエンド〜!】

 

「なんだ、そのガシャットは?作った覚えがないぞ」

 

その姿は一夏が変身するブレイブそっくりだが、こちらは全体的に白く、死神を感じさせるデザインとなっている。

 

「はあ。やりますか」

 

【マイティーアクションX!】

 

【ガシャット!】

 

「グレード2、変身!」

 

【ガッチャーン!レベルアップ!マイティ ジャンプ!マイティ キック!マイティーーアクション!X!】

 

「ふふっ。それでいい」

 

【ガシャコンサイズ】

 

「私の名前は仮面ライダーナラク。さあ、戦いましょう」

 

仮面ライダーナラクは鎌状の武器、ガシャコンサイズを構え、ゲンムに突撃する。

 

すかさず、バグヴァイザーで攻撃するが全く効いていない。

 

「おいおい。まじかよ」

 

【ギュ・イーン】

 

バグヴァイザーをチェインソーモードにし、ナラクの鎌を受け止めるが弾き飛ばされてしまう。

 

「レベル2じゃ不利か。なら」

 

【シャカリキスポーツ!】

 

「グレード3」

 

【ガッチョーン!ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!マイティ ジャンプ!マイティ キック!マイティーーアクション!X!アガッチャ!シャカリキ!シャカリキ!バッドバッド!シャカっとリキっとシャカリキスポーツ!】

 

ゲンムは自転車を頭から被り、仮面ライダーゲンムレベル3スポーツアクションゲーマーとなった。

 

片方の車輪を使い、鎌の攻撃を受け流す。

 

「チッ」

 

「ふっ。これで終わりとしよう」

 

【ガシャット!キメワザ!シャカリキクリティカルストライク!】

 

ゲンムが投げた車輪は勢いよくナラクに当たる。

 

一度ではなく何度でも。

 

【会心の1発!】

 

煙が立ち上り、倒したかと思われたが

 

「面白い。だが、お前と決着をつけるのは今日じゃない」

 

「じゃ、帰ってくれるのかい」

 

「ああ。さらばだ」

 

歩き出すナラク。

 

突然、振り返り

 

「最上魁星は動き出しているぞ。気をつけな」

 

「ええー次から次へとイレギュラーが」

 

惣一からは悲痛な叫びが呟かれた。

 




えっと、頑張ってSAOキャラ出しました。
そして、新ライダー登場。
変身者決めてない…どうしよう
今回、駄文になりまくったのは理由があって
1.学校の部活が大変だということ。文化部が運動部より忙しいとは思いませんでした。あと、クーラーがない部室で、パソコン5台フル稼働して人がぎゅうぎゅう。死ぬわ
2.FGOの2部2章進めてました
3.モンストのSAOコラボ。ソロ周回勢には疲れます。ユウキの運極は絶対作ります。

何か要望があれば活動報告のリクエストボックスまで
感想もお待ちしています。

では、次回。アデュー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。