すごい嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
「石動惣一、であってるよな?」
「あってるぞ。男子は俺ら2人しかいないし、仲良くしようなー」
今は1限目のIS基礎理論授業が終わった後の休み時間。
大体は隣人と話しているが、その内容は2人のことばかりだった。
クラスの女子に、他クラスからも、さらには上級生までもが2人を一目見ようと集まっていた。
その視線がむず痒かったのか、一夏は石動に話しかけたのだ。
「おう、俺は一夏って呼んでくれ。織斑だと千冬姉と混ざるから。」
「OK〜。んじゃ、俺は惣一でも、マスターでも構わない。」
「…惣一と呼ばせてもらう。」
「あら、残念。」
一夏は誰がマスターと呼ぶんだろうと思いながら、惣一を観察する。
惣一は制服をジャケットのように改造しており、ぶっちゃけチャラ男のようだった。
一夏は惣一を、ふらふらしてそうなやつなんだけど良い奴だと判断した。
2人が話していると、
「…ちょっといいか?」
1人のthe大和撫子みたいな女子が話しかけてきた。
「…箒?」
どうやら、一夏と知り合いのようだ。
「すまないが、一夏を借りてもいいか?」
「全然構わないぞ。」
「俺の意見は!?」
まさかの本人の確認なしに、一夏のトレードが決まった。
「いてらっしゃい〜」
女の子と2人で廊下に行く一夏を、惣一はニヤニヤした顔で見送った。
1人ぼっちとなった惣一の元に、のほほんとした少女がやってくる。
「そーそー、振られた?」
「俺はホモォじゃねえ!」
思わず叫んでしまい、廊下に聞き耳を立てていた女子達は全員、惣一の方を向いた。
しかし、すぐに目線をはずし、また廊下に聞き耳を立て始めた。
「ていうか、そーそーって、俺のこと?」
「うん、そうだよー」
「なんで俺が三国志の英雄になってんですか。」
一夏による、このクラスの担任の関羽呼びに続いて、惣一は曹操と呼ばれ、なんでだと頭を抱える。
しかし、のほほんとした少女は分からなかったのかキョトンとしている。
「そーそー、どうしたの?」
「いや、なんでもない。」
少女の雰囲気に押し負け、惣一はそーそー呼びを許してしまう。
キーンコーンカーンコーン
2限目の授業の開始を告げるチャイムが鳴り、廊下から2人が帰ってくる。
少し頬を赤らめた大和撫子は一夏をにらめつけ、一夏はその場に立ち止まってしまった。
それを般若は見逃さなかった。
今日、何回も聞いた、パアンッ!という音とともに
「とっとと席に着け、織斑」
鬼軍曹 織斑千冬は現れた。
「…ご指導ありがとうございます、織斑先生」
一夏は頭を抑えながら席に着いた。
次回は金髪ドリルのあの子と主人公たちの邂逅です。
お楽しみに!
いつブラッドスタークだせるんだろ?