INFINITE・STARK   作:花蕾

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惣一:前回はスタークVSゲンムがあったな
黎斗:ああ。流石に私でも体がこたえたな
惣一:俺は全然疲れてないけどな
黎斗:は
惣一:?
黎斗:前回、疲れたとか言ってた癖に
惣一:何言ってるか、分かりません
黎斗:それはないだろ…
惣一:さてさてどうなる第十九話!逃げるが勝ちだ。さらばだ
黎斗:あ、良いところだけ取って逃げたな。『シャカリキスボーツ』よいしょと。さてと待てぇー
惣一:自転車は無しだろ⁉︎


第十九話 イベントは突然に

「えっと…」

 

「貴様らは誰だ」

 

スターク達が去った浜辺では千冬がユウキ、シノン、アルゴに詰問していた。

 

「ユーちゃん、ここは大人の出番だヨ」

 

アルゴはどこかに電話を掛け

 

「あー、はい。よろしくお願いします」

 

アルゴは電話を切り

 

「これで大丈夫」

 

「?」

 

しばらくすると

 

「織斑先生、日本政府からお電話が」

 

「何⁉︎」

 

麻耶が走ってき、政府からの電話を伝える。

 

千冬は急いで電話を取る。

 

「こちらIS学園の織斑ですが」

 

『こちら、衛生省の日向恭太郎です。そちらに3人の少女が来ていると思うのですが』

 

「衛生省…!」

 

衛生省は国の医療関係に関係する省である。

 

一般的には、ISが現れ急激に発達した医療に対応すべく建てられたものという認識だ。

 

しかし、実際は違う。

 

約10年前、『白騎士事件』、3年前には『ゼロデイ』という2つの大事件が起こった。

 

『白騎士事件』は日本に攻撃可能のミサイル2341発が突然、制御不能となったが、白銀のISが犠牲者を出さずに無力化した事件。

 

これによりISの絶対性が世界の人々の共通認識になった。

 

『ゼロデイ』は人が突如大量消失した事件。

 

『白騎士事件』は解決していないが、『ゼロデイ』は、現在、黎斗が社長をしている幻夢コーポレーションの前社長である難波政宗が責任をとり終結した。

 

『白騎士事件』の真相は分かっていないが、原因であるコンピューターウィルスが発見された。

 

そのコンピューターウィルスは人にも感染するという特性を持っていたため、対策チームが発祥した。

 

そして、『ゼロデイ』の原因も同じウィルスであったため、警戒値が上がり、対策チームから衛生省と、国の省にまで巨大化した。

 

これは、日本の首相である氷室泰山や各大臣しか知らず、補佐官ですらその真実を知らない。

 

「医療関係が主の衛生省が何故…」

 

『それにつきましては、そこにいらっしゃる篠ノ之博士も交えて話をしたいのですが』

 

「ええ。分かりました」

 

『では、生徒や他の人に聞かれない場所で』

 

「はい。その通りに。おい、束!」

 

「何、ちーちゃん?今、彼女たちのベルトの構造が知りたいんだけど」

 

千冬が振り返ると束に追い回されるユウキ達が見える。

 

「少し付き合え」

 

「えー」

 

「えーじゃない。さっさとこい」

 

「分かったよ。それじゃあねぇ〜」

 

束は千冬に引きづられながらどこかに行ってしまった。

 

***

 

とりあえずということでユウキ達は花月荘に案内された。

 

そこで、廊下を歩いている惣一と遭遇した。

 

「あっ」

 

「数日ぶりね」

 

「よっ、ソー坊」

 

「げっ」

 

「おい、オネーサンを見て、げっ、とはなかなかの言い草だナ」

 

惣一は口笛を吹く真似をしながら

 

「そ、そんなことをするわけないだろ」

 

「それは無理があるだろ」

 

一夏がすかさずツッコミを入れる。

 

「というか、なんでこの3人がいるんだ?一応、関係者以外立ち入り禁止だろ」

 

「俺もよく分からん」

 

「おいこら」

 

惣一は一夏にじと目をするが、一夏は逆に清々しい顔をしている。

 

「まあ、色々あったのよ」

 

「細かいところ気にスルと老けるゾ」

 

「え、老けるの?」

 

「ユウキ、比喩だからな」

 

「そんなのぐらい分かってるよ!」

 

ユウキは惣一をポカポカと殴る。

 

「なんか、石動さん…」

 

「ええ、いつもより楽しそうね」

 

セシリアと鈴はそんな惣一を見て驚いていた。

 

***

 

浜辺から姿を消した千冬と束はその頃…

 

『ーーーーということでよろしいかな』

 

「ええ、学園長には許可をもらえました」

 

「束さんもそれでOKだよ〜」

 

『ではここに、バグスターとファウストの対策のため、共同戦線を結びます。それと、くれぐれもこのことはバラさないようにして頂きたい』

 

「何故?」

 

『我々は政府の中に裏切りものがいるのではないかと考えています』

 

「ほう」

 

『あくまで予想ですが、注意するのにこしたことはないです』

 

「それなら分かりました。では、これで。失礼します」

 

千冬は恭太郎との電話を切る。

 

「ちーちゃん」

 

「ん?」

 

「頑張ろうね。LOVE&PEACEの為に」

 

「そうだな」

 

そう言った2人の顔は笑っていた。

 

***

 

千冬と束は花月荘に戻ってきた。

 

少し歩いていると談笑している惣一達を見つける。

 

「お前達、そこにいたか」

 

「どうしたんですか?」

 

「今日、表れた3人娘」

 

「えっと私たちのことですか?」

 

「ああ。こいつらを現在を持って生徒としてIS学園に迎えることが決定した」

 

「「「「はい?」」」」

 

惣一や一夏達は皆、頭にハテナマークを浮かべる。

 

「上の決定だ」

 

「あ、はい」

 

千冬は有無を言わせないと威圧をかけていたので、皆黙ってしまった。

 

「ねーねー箒ちゃん」

 

束は箒に話しかけるが無視される。

 

「ほい、専用機」

 

「え、ええええー!」

 

流石の箒もこれには驚いてしまった。

 

「ささ、調整するからさ。浜辺に」

 

一向は浜辺に移動する。

 

(紅椿の説明は原作を読んでください。)

 

全ての調整をした後、束は箒に

 

「箒ちゃん、力の使い方を間違えないでね」

 

意味深な言葉を呟いた。

 

そんな時、

 

「たっ、た、大変です!お、おお、織斑先生っ!」

 

麻耶は慌てた様子で走ってき、千冬に持っていた小型端末を手渡す。

 

「全員、注目!」

 

千冬は手をバンバン鳴らし、生徒たちの注目を集める。

 

「現時刻よりIS学園教員は特殊任務行動へ移行する。今日のテスト稼働は中止。各班、ISを片付けて旅館に戻れ。連絡があるまで各自室内待機すること、以上!」

 

その台詞で生徒は騒ぎはじめるが、

 

「とっと戻れ!以後許可なく室外に出たものは我々で身柄を拘束する!いいな!」

 

「「「「「はっ、はい!」」」」」

 

「専用機持ちは全員集合しろ!織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰!それと篠ノ之も来い」

 

「はい!」

 

箒は気合いのこもった返事をする。

 

それを見て束は不安そうな顔をした。

 

 

***

 

それと同じ頃…

 

「ハーハハっ!遂に完成したぞ!」

 

黎斗は薄暗い部屋で高笑いをしていた。

 

「最上魁星が残した異世界の仮面ライダーのデータを使いガシャットを生み出す。やはり、私の才能は素晴らしい!!」

 

黎斗の前の机の上には、計17個の特殊なガシャット、通称<レジェンドライダーガシャット>があった。

 

伝説の力が利用される日は近い…?

 




映画編を書いていたら話がすごく薄くなってしまっていたのでしばらくかかることを考えて先にコラボ編をします。
皆さま、大変申し訳ございません。

響奏さんの『INFINITE・CROSS・MASKDRIDER 《エターナルウォーズ》』とコラボ中です。
ぜひ見てください。
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