INFINITE・STARK   作:花蕾

23 / 30
博士:前回はナラクとグラファイトの戦い。見事、ライダー達の勝利。残すは福音のみ。
惣一:そんな上手くいくかね
博士:さあ?彼ら次第ですね。さてさてどうなる!第二十二話!


花蕾:今話は一部、独自解釈を含みます。


第二十二話 激闘、福音!

『よ!篠ノ之束!』

 

「な…スターク!え、お前空飛べんの?蛇なのに」

 

スタークはビルドの言った通り、海の上を飛んでいた。

 

『ボトルの力は便利でなぁ。お前さんが持っているタカのフルボトル以外に飛行が可能なボトルはいくつかある。今回は、と、着いたか』

 

「うおっ」

 

スタークが説明していると、2人は福音や専用機持ちがいるところに到着する。

それははっきりいって悲惨だった。

箒以外はほぼSEがない状態で、唯一の第4世代の箒でさえ4分の3を切っていた。

 

「くそっ」

 

ビルドは福音にホークガトリンガーを撃ちこむ。

福音は姿勢を崩すもののすぐ立て直す。

そして、福音は左アームのターンテーブルを回すと音楽が鳴り響く。

 

「え、何?…え、何?」

 

『ほう、これは』

 

音符のようなのが福音から飛んでくる。

ビルドは訳がわからずに何もせず受け、スタークはそれに合わせて踊りはじめる。

 

「何、やってんの?」

 

『むしろ、こちらが聞きたいね。何もしていないが大丈夫か、と、な』

 

音楽が鳴り止むと、

 

『MISS!MISS! MISS!MISS!MISS! MISS!MISS!』

 

「へ、ぐわぁぁぁぁぁ!」

 

『だから、言ったのに』

 

ビルドは吹っ飛び、スタークはそれをやれやれとした感じで見ていた。

 

「知ってたんなら言ってくれよ」

 

『いや、俺は何もしていないが大丈夫かと、言ったはずだぞ』

 

「いや、分かるか」

 

『察しろよ。てぇん↑さい↓のくせにできないのか?』

 

「は、出来るに決まってんだろ。このてぇん↑さい↓の華麗なるステップを魅せてやるよ」

 

『いや、遠慮する』

 

「おいおい、そこはのるところでしょうが。ま、いいか。さてと、雑談はここまでにして」

 

『ああ』

 

「さっさと仕上げますか」

 

『コミック!Are You Ready?』

 

「ビルドアップ」

 

ビルドはガトリングフルボトルをドライバーから抜き、コミックフルボトルを装填しトライアルフォームへとなる。

ビルドは四コマ忍法刀を取り出す。

 

「勝利の法則は決まった!」

 

ビルドは四コマ忍法刀のトリガーを1回押す。

 

『分身の術!』

 

音声の通り、ビルドは分身する。

それは数体に留まらず数十体となっていた。

 

『いや、多くね』

 

「か〜ら〜の〜」

 

『風遁の術!竜巻斬り!』

 

数十個の竜巻が福音に襲いかかる。

 

『んじゃ、俺も』

 

<アイススチーム!>

 

竜巻に冷気が加わり、福音が凍りつく。

 

「これで」

 

『いや、様子がおかしい』

 

福音が叫声を発する。

それと同時に、氷にひびが入り、エネルギーの翼と共に福音が新たな姿をあらわす。

 

「セカンド、シフト…」

 

『お前の決め台詞はフラグだな。篠ノ之束』

 

「うるさい。想定外なんだよ」

 

福音は先程よりも数段速いスピードでビルドとスタークに接近し、2人を吹っ飛ばす。

 

「くっ」

 

『ちいっ!』

 

2人が怯んでいる隙に、福音はターンテーブルを素早く回す。

 

「うっそーん!」

 

最初の音符よりも、スピードが速く数も大幅に増えていた。

なんとか、リズムに合わせようとするが、身体が追いつかない。

 

『くそ!間に合わねぇ』

 

「む、無理!無理無理無理。こんなスピードでリズムなんて合わせきれない!」

 

『だったら!』

 

<フルボトル!スチームアタック!>

 

スタークはスチームガンにゲームフルボトルをセットしトリガーを素早くひく。

ブロックが現れ、エグゼイド達が使っているゲームエリアのようなものが海上に展開される。

 

『まだまだぁ!』

 

<ライフルモード!>

 

<コブラ!スチームブレイク!コブラ…>

 

スチームガンから放たれたエネルギー弾はヘビのようにうねうね動きながら福音に着弾する。

 

しかしながら、福音にダメージが見られなかったがノイズがはしる。

 

「何が起こってるの」

 

『割り込んでるんだよ。福音とガシャットの接続にな』

 

「はあ!」

 

『ゲームフルボトルと俺の力を使ってなぁ』

 

「お前の力…?」

 

『おっと、言い過ぎたか。だがまあ、決定打がないな』

 

「ドラゴンフルボトルはちーちゃんに渡しっぱなしだし」

 

『こんな時に一夏がいてくれたら楽なんだが』

 

「どうしていっくんが…まさか!福音の音の攻撃も零落白夜で無効化できる…」

 

『正解!あの攻撃はガシャットの能力だが、それに使われているエネルギーは福音そのものから出ている』

 

「でも、いっくんは…」

 

『もう手は打ってある』

 

「え」

 

『遅すぎるんだよ。正義のヒーローさん』

 

 

「ああ。お前に貸しがつくな。スターク」

 

『未来への先行投資だ。忘れないでくれよ』

 

白式第2形態・雪羅を纏った一夏が佇んでいた。

 

「こっからは俺のステージだ!!」

 

一夏は福音に一瞬で接近し【雪片弐型】で斬りかかるが、福音はそれをひらりと避ける。

しかし、一夏のほうが一枚上手だった。

逃げた先には、白式の新兵器【雪羅】の攻撃が待っていた。

 

「逃すか!」

 

見事、福音に一撃入れるが、シールドに阻まれてしまう。

福音はビルドやスタークが相手だった時よりも多くの音撃を繰り出す。

 

「そんなもん食らうか!」

 

一夏は左手を構えて加速する。

 

ー雪羅、シールドモードに切り替え。相殺防御開始。

 

甲高い音ともに、雪羅が変化し光の膜が形成され、攻撃を無効化する。

 

「うおおおおっ!」

 

一夏は二段階瞬時加速を使い、福音に追いつこうとする。

 

『悪い癖だな』

 

スタークが呟くと同時に福音に変化が見られる。

 

「まずい。どうしたら…」

 

「いっくん!みんなは束さんが守るから!」

 

束はそう言い、スタークが出したブロックに乗る。

 

『忍者!ダイヤモンド!』

 

『Are You Ready?』

 

「ビルドアップ」

 

トライアルフォームになり、ビルドは再度分身し、大量のダイヤモンドの盾を創り出す。

福音の攻撃がくるが、音撃は耐え、エネルギーの弾雨は上手く逸らすことを可能とした。

 

そんな中、箒は

 

(守られてばかりなのか、私は。嫌いだった姉からの忠告も無視し、挙げ句の果てに守られてしまう始末。私は、ともに戦いたい)

 

強く願った。

 

その時、不思議なことが起こった!!

 

紅椿のエネルギーがみるみる回復していく。

 

ー絢爛舞踏、使用可能。展開装甲とのエネルギーバイパス構築、完了。

 

(行けるのだな、紅椿。ならば、行くぞ!)

 

黄金の煌めきを纏った紅椿は、空を駆けた。

 

「一夏!」

 

「箒!?」

 

紅椿の手が白式に触れると、白式のエネルギーが回復する。

 

「これなら!いくぞ、箒!」

 

「ああ」

 

エネルギーを得た2機は急加速し、福音を

 

「うおおおおっ!」

 

「おおおおおっ!」

 

斬り裂いた。

 

『後片付けは任せたぜ。チャオ!』

 

それをみたスタークは、どこかへと去っていった。

 

 

 

 




次の話はエピローグとコラボ編のプロローグになると思います。

コラボしてくれる方は響奏さんで、作品は『INFINITE・DRIVERー煌めきの奏者ー』です。
現在、響奏さんのほうの多重コラボ作品に参加?させてもらっているのですが、その企画の第1弾を読んで私は書き手になることを決意しました(元から興味はあったが、最終的に後押しされた感じ)
そんな方とコラボできて嬉しいです。

では、次回。
アデュー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。