博士:今回はそのエピローグと異世界との繋がりだそうですよ
惣一:うお!?驚いた
博士:そんな、驚くことですかね
惣一:いや、普通にびっくりするわ!
博士:ま、久しぶりの出番ですからね。存分にやらせてもらいますよ
惣一:はあ〜んじゃ、いくぞ。せーのっ
惣一&博士:さてさてどうなる第二十三話!
福音戦後、専用機持ちは処罰が下され、臨海学校の一連の戦いは幕を閉じた。
今はバスに乗り学校に帰っている最中であった。
今回の臨海学校の途中で入学することが決定したユウキとシノンとアルゴは荷物を取る為、先に帰っていた。
束はスマホをバイクにし、ハイスピードで駆けて行った。
その時は誰もが目を丸くし驚きの声を上げた。
ちなみに束はバイクに乗りながら「夜は焼肉っしょ〜〜!!!」と叫んでいたらしい。
「しっかし、一時はどうなるかと思ったねぇ」
「お前は気楽そうでいいよな。こっちは大変だったんだぞ」
「まあまあ、そういうのは専用機持ちの特権だぞ」
「そんな特権はいらねぇよ…」
惣一と一夏が話していると、
「あれ、そういえば、石動さんがISに乗っているところって最近見たことがないような気が…」
セシリアが話しかけてくる。
「まあ、専用機持ちじゃないしな」
「惣一って学年別トーナメントとかに参加してたっけ?ほら、セシリアと戦った時、大分凄かったからな」
「ん、一応参加届けは出してたぞ」
「どちらの方とペアでいらしたのですか?」
「4組の更識簪って子だぞ」
一夏は名前を聞いても、誰それという顔で惣一を見ていた。
「おーい、一夏。大丈夫か?」
「いや、更識簪っていう人を知らなくて誰だろうって考えた」
「はあ…自分の国の事ぐらい知っとこうぜ。俺がペアを組んだ更識簪は日本の代表候補だぞ」
「そうなのか…」
「そうだぞ」
雑談をしているとついにIS学園が見えてきた。
(そういえば、あのトーナメントの時の無人機ってのは誰の差し金かね。おそらく、篠ノ之束は作ってないだろう。盲目的に自分の正義を信じる彼女は他人が傷つくのを嫌う。そんでもって利益がない。さて、どうしたもんかね)
そんな事を考えながら、窓の先のIS学園を惣一は見ていた。
その目はひどく無機質であった。
その時、千冬が
「おい、石動」
「なんですか、先生」
「束がお前の家に居候しているらしいぞ」
「はい?」
惣一は口をあんぐりと開け、固まった後に
「確認します。義妹がいるはずなんで」
惣一は急いでスマホを取り出し電話をかける。
『もしもし〜』
「よ、美空」
『あ、惣兄。どうしたの?』
「うちにさ、居候がいるって聞いたんだけど」
『あー、言ってなかったけ』
「何気に学園に入ってから初めての電話だからな。何も聞いちゃあいないよ」
『えっとね、束さんを拾った経緯だけどさ。うちの前で倒れてたんだよね』
「へえ」
『それでさ、見ぬふりをするのは流石に夢見が悪くなると思って看病してご飯あげてたら、気づいたら居候になってた』
「もうちょっと前に気付こうよ」
『ま、そうゆことだから。じゃあね〜。眠いし』
「おーい、おい」
電話は切れており、いくら声をかけても反応はない。
「惣一、大丈夫か」
「1回帰るわ。どういう状況か知りたいし」
「お、おう」
惣一の黄昏た目を見て、一夏は引いていた。
「てか、お前、妹いたんだな」
「自慢の義妹だぞ。ほれ」
惣一はスマホを一夏に渡す。
動画からは
「み〜ん〜なのアイドル。みーたんだよ」
という声が聞こえる。
「この動画がどうかしたか」
「その子」
「へ?」
「だーかーら、その子が俺のい、も、う、と」
「え、ええーっ!」
「うるせぇ。一夏、お前、女子には劣るがうるせぇ」
「あ、ごめん」
一夏は素直に頭を下げる。
その直後、学園に到着し、それぞれの部屋に戻った。
***
「本当にここであってるの?」
「間違いない。この世界のIS学園に獲物はいる」
アスナとグラファイトは足を進める。
すると、
「お前ら誰だ?IS学園の制服着てないし。迷子か」
突如声が2人の元に飛んでくる。
「この世界の織斑一夏か」
「ねーねー、グラファイト。騒ぎ起こしたらくるんじゃない!」
「なるほどな」
グラファイトはバグヴァイザーを取り出す。
それを見て、並行世界の一夏は警戒度を上げる。
「お前ら、何が目的だ」
「朱夜タクト。彼がもつ、タツロットやらが欲しいらしい。培養」
『インフェクション!レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?ザ・バグスター!』
グラファイトはバグスター態に変身する。
その異形の姿を見て、並行世界の一夏はイクサナックルを取り出し空いている拳に押し付ける。
「狙いはタクトか!!」
《 レ デ ィ イ 》
そして、ナックルをいつのまにか腰に巻かれていたベルトにセットする。
《 フ ィ ス ト オ ン 》
十字架が現れ、そこから鎧が形成される。
それが重なった瞬間、その鎧は実態となり装着される。
それを見てグラファイトは高笑いをする。
「フハハハハっ!そうか、貴様も仮面ライダーか!!」
「仮面ライダー?何、言ってんだお前?」
グラファイトはそれを聞き流し
「さあ、俺を楽しませろ!!」
「勝手に楽しんでろ!!」
駆け出す。
奇しくもそれは並行世界の一夏と同じタイミングであった。
「んじゃ、私は本命を探しましょうかね」
アスナがそこから去っていこうとした時、後ろから声がする。
「その必要はない。僕が探そう。ちょうど使ってみたいボトルがあるからね」
博士がいつのまにか後ろにいた。
「…お前、外でもその格好か…」
問題は格好だった。
ラボにいる時の格好と同じ、白い防護服にガスマスク。
通報してくださいと言っているようなものだ。
「これがアイデンティティだからね」
そう言い、フルボトルを振りながら博士は猛スピードで走っていった。
「…絶対、アイデンティティではないだろ」
博士は走りながら、腰に巻いたビルドドライバー…にフルボトルをセットする。
『バット!バイオリン!』
『キバ!!!』
ということでコラボ開始です。
響奏さんのキャラをきちんと掴めてるか不安ですが、頑張っていこうと思います。