博士「そして、ついに僕が変身した」
惣一「あれ、なんかテンション高い?」
博士「そんなわけないだろ」
惣一「そ、そうか。ところでバイオリンフルボトルって。確か、パンドラボックスによって作られたボトルにはなかったと思うんだが」
博士「気合いとゴリ押しで」
惣一「まて、それはおかしい」
博士「まあ、普通にコブラフルボトルとかの応用ですよ」
惣一「ほ〜つまりあのコブラフルボトルとかと違ってあのフルボトルには人をハー」
博士「あー、それはまだ言っちゃいけないから〜さてさてどうなる、第二十四話?」
惣一「別にいいだろ。ハー」
博士「だから駄目だって!」
【バット!バイオリン!】
【キバ!!!】
【Are You Ready?】
「変身」
『〜♪』
博士の身体を二つのハーフボディが挟みこむ。
赤を基調とし複眼は黄色、モチーフはコウモリに一部ジャックオーランタンといったところか。
「さてと、彼の居場所は…」
変身した博士は周りを見渡しながら歩く。
「はあ、どこかなぁ?グラファイトくん達が騒ぎを起こしてくれたからすぐ来ると思ったんだけどな。やっぱりここにはいないのかね」
博士の言う通り、朱夜タクトはIS学園にはいない。
どこかの戦場にいるのだろう。
「無駄骨だったかな。ここにいないとなると流石にお手上げだ」
これが自分達の世界ならばファウストを動かせばいいだけの話だが、あいにくここは並行世界。
使える組織もなければあてもない。
「なんかタクトのやつのと似てるわね」
「そうですわね」
「だが、嫁のほうが格好いい」
「同意」
博士の後ろにいたのは、この世界の凰鈴音、セシリア・オルコット、ラウラ・ボーデヴィッヒ、そして博士の世界では国際的なテロ組織「亡国企業」に所属しているマドカ。
「君たちを倒せばすぐくるかな」
博士はそう言い、彼女たちに攻撃を開始した。
同時刻。
グラファイトは戰と戦い、博士は専用機組と戦っている。
唯一、暇だったアスナはバグスターの特性を生かし、様々な場所に移動していた。
「はあ、面白いやついないなぁ。これならあっちに残ってたほうが良かった」
「へぇ。君が異世界からの客人かぁ」
突如、アスナの後ろから若い女の声がする。
「君たちは邪魔だから死んでよ。アーク!」
「お前は私を楽しませることができるかな」
アスナに声をかけた女性、篠ノ之柄の手にどこから飛んできた白いコウモリが噛み付くと、柄の腰にベルトがまかれ、コウモリはベルトに逆さまになってくっついた。
アスナは普通のガシャットの二倍ぐらいの大きさがありダイアルがついたガシャット、ガシャットギアデュアルを取り出し、ダイアルを回す。
【パーフェクトパズル!】
【What's the next stage?What's the next stage?】
ガシャットギアデュアルからは待機音声が流れる。
アスナはガシャットギアデュアルのボタンを押す。
【デュアルアップ!】
【Get the glory in the chain.パーフェクトパズル!】
柄は不思議な光に包まれ大きな鎧を形成する。
アスナは仮面ライダーパラドクス レベル50パズルゲーマーに変身した。
「私を飽きさせないでくれよ」
パラドクスはアークの巨体に思いっきり蹴りを入れた。
***
INFINITE・STARK世界
臨海学校から帰ってきて、今日は休日。
惣一は家に帰り、女子たちはショッピングに、一夏は箒たちとどこかに行ってしまっていた。
そんななかIS学園のアリーナにいる人影が二つ。
「おい、束。この機械が本当に私用か?そうとは見えんぞ。熱い!」
千冬の周りにいたのは背中にソケットがついた龍、クローズドラゴン。
千冬がなぜ熱いと言ったかというとクローズドラゴンが千冬の手に炎をはいたからだ。
「そうだよ。多分、ちーちゃんなら使いこなせると思って」
「それがこんなじゃじゃ馬じゃ無理だろ」
「大丈夫。ちーちゃんが本気で威嚇すれば」
「それはどういう意味だぁ。束」
「ひうっ」
千冬の殺気に思わず束は跳ね上がってしまう。
それと同時にクローズドラゴンも怯えたように低空飛行を始める。
「本当に従いそうだぞ」
「そのまま、変身しちゃおう。ほら、ビルドドライバーを巻いて」
束はビルドドライバーを千冬にセットし、
「ドラゴンフルボトルをクローズドラゴンに差し込む」
「成る程。こい、ドラゴン」
千冬が呼びかけるとクローズドラゴンは素早い動きで千冬の手に収まる。
【Wake Up!!】
【CROSS-Z DRAGON!!】
「レバーを回して」
「こうか?」
千冬は覚束ない動作でベルトのレバーを回す。
【Are You Ready?】
「へ、変身」
【Wake Up BURNING!! Get CROSS-Z DRAGON!!Yeah!!】
千冬は龍の力を灯したライダー、仮面ライダークローズに変身した。
「次に武器あるからだして」
「はあ?どうやって出すんだ?」
「なんとなく来いと思えば出てくるはず」
「よし」
【ビートクローザー!】
千冬の手には、刀身にメーターがついた剣、ビートクローザーが出現した。
「あとは性能チェックだけど、さすがに相手がいないからねぇ」
「いるだろう、私の目の前に」
千冬が指を指した先にいたのは束。
「え、私?いや、いっくんあたりに任せようかと思ったんだけど」
「一夏は相手にならん。私に唯一、学生時代勝ったお前のほうがいいだろ」
「よくそんなこと覚えてるね」
「忘れることなどできないからな。あれは私が唯一公式戦で負けた試合だ」
「わかった、わかった。相手をするよ」
【ハリネズミ!消防車!】
【ベストマッチ!】
『Are You Ready?』
「変身」
【レスキュー剣山!ファイヤーヘッジホッグ!イェーイ!】
「さあ、実験を始めようか」
この後、束は千冬にボコボコにされてしまった。
「ちーちゃん、酷い!」
***
一方、並行世界では
「データ収集完了。僕の世界の君たちより強かったけど、僕には敵わない。僕はベストオブビルドだからね」
博士の周りにはところどころクレーターができており、激しい戦いだったことがうかがえる。
相手だった鈴たちの意識はなく、ぼろぼろの姿だった。
「お前がこれをしたのか」
「そういう君が朱夜タクトくんかな」
「確かにそうだが、俺の質問に答えろ」
「僕が彼女たちを倒したかということかい?それなら僕がしたよ。何しろ、君がいなくてね。こうしたら早くくるかなと思ってね」
「お前ぇ!
タクトはIS『φバース』を展開。
そのまま、殴りかかってくる。
「おっと」
「なら」
博士はタクトの拳を避ける。
タクトは連続で蹴りを放つ。
だが、博士はそれを軽くいなす。
タクトとて戦いにおいてはプロを大きく超える。
その攻撃を軽くいなすのだから博士の化け物度がわかるだろう。
博士がこれほど化け物級になったのは高校生時代に何かあったらしいがここでは語る場所ではないだろう。
「よっと」
博士はタクトの足を持ち、身体ごと持ち上げ、地面に叩きつける。
「ごめんね」
博士は謝りながらタクトにエンプティボトルを向ける。
すると、エンプティボトルにφバースが吸い込まれていく。
完全に吸い込まれるとエンプティボトルには『φバース』というラベルが入る。
「これで僕のやるべきことは終わった。じゃあね」
博士はそのまま歩いていく。
「ま、まて」
タクトはその背中に声をかけるしかなかった。
「どうやら終わったみたいだな」
「一体どういうことだ!」
グラファイトはグラファイトエッジを背中に収め、
「それは自分で察するんだな。さらばだ、強き戦士よ」
グラファイトも去っていった。
「まだ遊び足りないけど戻らなくちゃいけないな」
「あら、まだ決着はついてないわよ」
「貴方は飽きた。本当の実力をださないし。それじゃあね」
パラドクスは身体を粒子状にして去った。
IS学園の裏で博士とグラファイト、アスナは落ち合った。
「さて、帰るよ」
「私も朱夜タクトってのと遊びたかったな」
「君じゃ遊びすぎて本来の目的忘れちゃうでしょ」
『バーコードウォーリアディケイド!』
博士がマゼンタのガシャットを起動すると目の前に灰色のオーロラカーテンが現れた。
そのオーロラカーテンを通ることで彼らは自分の世界に戻ってきた。
時を同じくして誤作動した並行世界移動装置『エニグマ』により何者かが博士たちの世界に迷い込んだことをしらずして。
最上魁星が本格的に動き出すまであと12時間
お久しぶりです。
別の小説書いてたらそっちにつきっきりになってました。
申し訳ありません。
頑張ってこちらも1ヶ月に最低一話は更新しようと思います。
他の小説で描写が下手といわれ、自身でもやはりと思っています。そこで勉強しようと思うのですが、おすすめの作品とか作者さまがいれば教えてください。普通にメッセージでおくっていただいてけっこうです。どうかお願いします
そして、この度、このINFINITE・STARKの博士が眠らない聖剣さまの『INFINITE・GREASE』の第53話の前書きに出させていただきました。
この場を借りてあらためて感謝の意を。ありがとうございます。