安定の少なさですがどうぞ。
入学式翌日の朝8時。
テーブル席で朝食を食べていた惣一の目の前に一夏と箒が現れる。
「よう、惣一。」
「ん、ああ。おはよう、お2人さん」
朝の挨拶をし、惣一と同じテーブルに一夏と箒は座る。
「箒、これ美味いな」
一夏と箒のプレートには同じ料理がのっている。
ちなみに一夏と箒は和食で、惣一は洋食である。
「………………」
箒は一夏の言葉に何も返さない。
しいて言えば一夏と目があおうとすると、すぐに箒が目を伏せるぐらいだ。
惣一は怪しがり
「おい、一夏。何かしたのか。」
堪らず聞いてしまう。
「いや、それがな」
一夏の言葉は歯切れが悪い。
「答えにくいのなら別にいい」
ある程度のことを察したのか、惣一は聞くのをやめる。
「ああ、ありがとう」
それにホッとしたのか、一夏は感謝の言葉を口にする。
その後、 多数の女子に絡まれることもあったが無事平和に終わった。
***
「ああ、織斑。お前には専用機が用意されるそうだ」
授業の始めに織斑 千冬が放った言葉にクラスがざわめく。
「専用機⁉︎この時期に⁉︎」
「いいな〜。私も早く専用機欲しいなぁ」
一方の一夏は何がすごいのか分かっておらず、惣一に尋ねる。
「そんなにすごいことなのか?」
惣一は目を見開いて
「すごいなんてレベルじゃねぇ。まず、専用機にはコアが必要だ。しかし、そのコアは篠ノ之博士にしか作れない。そして彼女にはもうコアを増やす気はないらしい。世界には467個しかコアがない。その中の一つがお前に使われるってことだ」
と説明する。
「お、おう。なんとなくわかった」
いまいちすごさが分かってないのか一夏の返事に覇気が無い。
そこで女子の1人が千冬に
「篠ノ之さんって、もしかして篠ノ之博士の関係者なのでしょうか?」
と質問する。
「ああ、そうだ。篠ノ之はあいつの妹だ」
あっさりと答える。
惣一は
(仮にも教師だろ、そう簡単に個人情報を出しちゃダメでしょ)
盛大に顔をひきつらせていた。
「あの人は関係ない!」
クラスの女子が騒ぎ立てていると、箒は突然大声をあげる。
「…大声を出してすまない。だが、私はあの人ではない。教えられるようなことは何もない」
そう言って、箒は目をそらす。
女子は困惑しながらも席に座る。
そこで何かに気づいたのか一夏が千冬に質問する。
「あれ、惣一には?」
「織斑、お前には用意されるが石動には用意されない」
どうやら一夏は特別扱いらしい
「さて、授業をはじめるぞ。山田先生、号令」
「は、はいっ!」
山田先生も気になるようだが、そこはプロ。
区切りをつけてちゃんと授業をはじめた。
やっぱり今日の授業も一夏は理解できなかったらしい。
えーと、もう言っちゃっていいのかな?
主人公は悪役になります。
あと、原作キャラの一部もネビュラガスが投入されています。