これからもよろしくお願いします
クラス代表決定戦当日。
第3アリーナのピットで一夏は微妙な目を向けられていた。
その理由は一夏とセシリアの戦いにあった。
***
一夏はセシリアとの対決の最中、勝機を見出したのかセシリアの間合いに入り次々とピットを撃破していく。
4つのピットを破壊し、一夏がセシリアに一撃を入れようとした瞬間、
ヴンッーー。
セシリアのスカート状のアーマーの突起が外れ、第5、6のピットとなり攻撃を開始した。
「おあいにく様、ブルー・ティアーズは6機あってよ!」
ドカァァァンッ‼︎
一夏は回避することが出来ず爆発に包まれていく。
見ていた他の生徒も箒も惣一も終わりかと思ったその時、
キィィィィィン…!
一夏のISは金属音と共に姿を変えていた。
「ま、まさか…一次移行⁉︎あ、あなた、今まで初期設定だけの機体で戦っていたと言うの⁉︎」
一夏は姿が変わったISを確認し感慨深いように
「俺は世界で最高の姉さんを持ったよ」
と呟く。
「俺も、俺の家族を守る」
一夏の顔は覚悟を決めた男の顔になっていた。
「……は?あなた、何を言って」
「とりあえずは、千冬姉の名前を守るさ」
そう言い、刀を構え、セシリアに突貫する一夏。
残っていた2つのピットを破壊し斬撃を入れようとした時
[試合終了。勝者ーーーーセシリア・オルコット]
ブザーが鳴り響いた。
***
「よくもまあ、持ち上げてくれたものだ。それでこの結果か、大馬鹿者」
一夏は盛大にフラグを立て負けた。
惣一も苦笑いをしている。
「何をヘラヘラしている、石動。次はお前の番だぞ」
「はいはい〜」
惣一は専用機を持っていないので訓練機のラファール・リヴァイブを身に纏う。
「んじゃ、できるところまでやるさ」
「おう。頑張れよ、惣一!」
一夏からの声援を聴きながら、惣一はゲートを抜けた。
「さてと連戦で大丈夫か、オルコット」
惣一は挑発するかのように聞く。
「いえ、何も問題はございませんわ。石動さん」
「…ちょっとだけ待ってくれ。耳がおかしくなったようなんだ」
「そこまでですか⁉︎ただ…この前のことを申し訳なく思っているだけですわ」
流石におかしいと惣一は考える。
ちょっと前まで罵倒しか言わなかったのに、いきなり罵倒が消えたのだから。
そこで察したのか
「ああ、一夏に惚れたのか?」
「なっ!」
図星だったのかセシリアは顔を赤くする。
「まあ、いい。始めようか」
「そうですわね」
惣一はアサルトライフルとブレードを、セシリアはレーザーライフルを構えた。
惣一の構えるアサルトライフルから立て続けに弾が放たれる。
しかし、セシリアはそれを軽々と避ける。
さらにお返しと言わんばかりに、構えているライフルとピットから次々とレーザーが放たれる。
「ふんっ!」
「なっ!」
惣一はレーザーを次々とブレードで霧散させていく。
これにはセシリアも驚きの声を上げ動きを止めてしまう。
「止まっちゃ駄目だろ。オルコット」
全てのレーザーを弾きセシリアの目の前でブレードを構える惣一。
「ピットはまだありましてよ」
「それはさっき見た」
一夏を苦しめたピットを素早く見抜く。
流石に弾道型をブレードで受け止めるのはまずいと感じ、惣一は距離を取る。
弾道型が弱点と思い込み、セシリアはどんどん放っていく。
惣一はそれを避けたり、撃ち落としたり、射線をずらしたりするが、数発防ぐことが出来なかった。
「くっ!きついねぇ」
口調は苦々しいが表情はどこか笑っている。
惣一はアサルトライフルを構えセシリアに突貫していく。
ピットからくる攻撃は大ダメージになるもののみ防ぎ、その他は当たっても無視する。
「これでどうだ!」
「まだまだでしてよ」
[試合終了ーーー勝者 セシリア・オルコット]
そこには近接武器であるインターセプターを持っているセシリアがいた。
「ははっ!やられた。近接武器があるとは思わなかった」
負けたというに惣一は大爆笑している。
「ああ、スッキリした」
惣一はどうやら無意識のうちにストレスを溜め込んでいたらしい。
身体は戦う前よりも軽々に感じ、IS学園に入ってからの一番良い笑顔を浮かべていた。
戦闘シーンを書いて見ました。
めちゃくちゃ疲れますね。
疲れた割には下手だし、短いけど…