あ、UAが11000突破しました。読んでくださる皆さんありがとうございます
「では、1年1組代表は織斑一夏くんに決定です。あ、一繋がりでいい感じですねー」
代表を決める戦いがあった日の翌日、山田先生はそうクラスに伝えた。
「え、なんで俺がクラス代表になってんだ!」
堪らず大声を上げ立ち上がる一夏。
「それはー」
「それはわたくしが辞退したからですわ!」
山田先生が説明しようとすると、セシリアが割り込んでその役目を奪っていく。
「まあ、勝負はあなたの負けでしたが、それは当然のこと。なにせわたくしが相手だったのですから。それは仕方のないことですわ。それで、まあ、わたくしも怒ったことを反省しまして、一夏さんにクラス代表を譲ることにしましたわ」
セシリアの言葉に引っかかりながらも、
「じゃあ、惣一はどうなんだ?俺以上の強さだったぞ」
惣一を盾に逃げようとする一夏。
しかし、
「あのな、一夏。俺は訓練機、お前は専用機。どっちを出すかは自明の理だろ。まあ、あきらめろ」
惣一からは無慈悲な言葉。
「ウソーン」
こうして、一夏はクラス代表になったのだ
***
数日後の夜。
「というわけでっ!織斑くんクラス代表おめでとう!」
「おめでと〜!」
ぱん、ぱんぱーん!
クラッカーが一夏に乱射される。
何があっているのかというと、
【織斑一夏クラス代表就任パーティー】
だ。
「俺にとっちゃめでたくねぇよ」
一夏は小声で言う。
一夏の雰囲気に気がついたのか、惣一が
「一夏、コーヒー飲むか?」
「……頂こう」
黙々とコーヒーを煎れる惣一。
姿形は様になっている。
さて、そのお味は如何に?
「不味っ」
「え、俺も一口。あ、不味いわ」
「どうしたらこの味になるんだよ!」
「あれ〜おかしいなぁ。今日に合わせて、豆も煎れかたも変えたのになぁ」
惣一は本当に分からないらしく頭をひねらせている。
そこに
「はいはーい、新聞部でーす。今話題の新入生、織斑一夏くんに特別インタビューをしに来ました」
女子からはオーという歓声が、惣一からはやるねぇという声が聞こえる。
「ずばり、クラス代表になった感想を、どうぞ!」
「えーと…」
突如のことに吃るが、流石はモテ男。
「まあ、なんというか、がんばります」
やることなすことが違う!
「えー。もっといいコメントちょうだいよ〜。俺に触るとヤケドするぜ、とか!」
「えっと、じゃあ、自分、不器用ですから」
「うわ、前時代的!」
2人の会話を聞きながら、巻き込まれないよう逃げようとする惣一。
だが、
「じゃあまあ、適当に捏造しておくからいいとして、次は…あ、石動惣一くん。コメントちょうだい」
気づかれてしまった。
「うん、まあ。人間ってもんは面白いと思うよ。」
こうして無事(?)にパーティーは幕を閉じた。
惣一は部屋に戻り
「そろそろ動きだしますか」
呟く。
机の上には黒塗りで配線が飛び出している銃と、蛇のレリーフが彫られたボトルがあった。
すいません、来週は投稿できません。
試験間近なので勉強します。
前回は赤点スレスレだったので今回は真面目に勉強します。
あと、アンケート始めました。
詳しくは活動報告から