では、駄文ですがどうぞ。
パーティーがあった日から問題がない日が続いた。
…グラウンドにクレーターがあった日なんて知らない。
さてと、平和な日が続いたとすれば、テコ入れの時期だろう。
「織斑くん、おはよー。転校生の噂聞いた?」
ほら予想通りだよ。
ちなみに、これは一夏と女子生徒の会話である。
「転校生?今の時期に?」
「そう、なんでも中国の代表候補生なんだってさ」
「ふーん」
ほら、色々と問題が来そうだよ。
なにせ、このクラスにはトラブル(女関係)ホイホイこと織斑一夏がいるのだから。
「どんなやつなんだろうな」
「あれ、気になっちゃう?」
いきなり現れる新たの声。
その発生源は、もう1人の男子生徒石動惣一である。
「ああ、まあな。そういう惣一は?」
「少しは気になるが、うちのクラスにくるわけではないからな〜半々ってところかな」
そこに
「一夏、今のお前に女子を気にしている余裕があるのか?来月には対抗戦があるというのに」
「そうですわ、一夏さん。クラス対抗戦に向けて、より実践的な訓練をしましょう。相手はこのわたくし、セシリア・オルコットが務めさていただきますわ。なにせ、専用機をもっているのはまだクラスでわたくしと一夏さんだけなのですから」
一夏に恋する乙女、篠ノ之箒とセシリア・オルコットのご登場である。
「やれるだけやってみるか」
「それでは困りますわ!一夏さんには勝っていただかないと!」
「そうだぞ。そんな弱気でどうする」
「織斑くんが勝つとみんなが幸せだよ」
クラス対抗戦の1位のクラスには、学食デザートの半年フリーパスが配られる。
女子にとって、フリーパスとは甘美なるものである。
IS学園の学食は世界中から生徒が集まるということもあり、種類が多い。
そして、その一つ一つがまたレベルが高いのである。
まあ、簡単に言えば、無料でプロが作るデザートが食べれるのである。
「織斑くん、がんばってねー」
「フリーパスのためにね!」
「今のところ、専用機を持ってるクラス代表って一組と四組だけだから、余裕だよ」
興奮している女子にひきつつも、一夏は「おう」と応える。
「その情報、古いよ」
教室の入り口から聞いたことがない声が聞こえる。
そちらをみると、小さめの女の子が立っている。
「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単に優勝できないから」
この学年にいる専用機持ちは一夏とセシリアだけだったはずなので、おそらくこの少女が転入生だということだろう。
「鈴……?お前、鈴か?」
「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ」
少女はふっと笑みを浮かべる。
ツインテールが左右に揺れる。
「何格好つけてるんだ?すげえ似合わないぞ」
「んなっ……⁉︎なんてこと言うのよ、アンタは!」
威圧感がある声から砕けた口調に変わる。
「おーい、一夏。そいつ、知り合いか?」
「そうだぞ。ちなみにいうと幼馴染になると思うぞ」
誰も聞きに行けない場面にずかずかと質問する惣一。
いい意味で空気を読まない男だろう。
「おい」.
重低感がある声と同時に、出席簿が打ち下ろされる。
鬼の千冬の登場である。
「もうSHRの時間だ、教室に戻れ」
「ち、千冬さん…」
「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ、邪魔だ」
縮こまりながら鈴はドアからどく。
「またあとで来るからね!逃げないでよ、一夏!」
鈴といい、セシリアといい、代表候補生は三下のようなセリフがはくのが普通なのだろうか?
「さっさと戻れ」
「は、はいっ!」
鈴は二組に向かって猛ダッシュ。
よっぽど怖かったのだろう。
彼女が去った一組では、
「一夏、幼馴染とはどういうことだ?」
「一夏さん、彼女とどのような関係で?」
一夏が質問を受けていた。
その結果、
「席につけ、馬鹿ども」
出席簿が火を噴く。
今日も出席簿のいい音が聴けそうだ。
眠らない聖剣さんの『INFINITE・GREASE』の第17話のあらすじとミストラル0さんの『ISー兎協奏曲ー』の質問コーナーの二つに、この作品の惣一を出させていただきました。
おふたりともありがとうございます。
前の回から取り始めたアンケートはまだとっています。
福音戦前には締め切ろうかなと考えております。
詳しくは活動報告から
ライダーと書いてありますが、ナイトローグやブロスでも大丈夫です。