今日も俺は半殺しにされる   作:荒北龍

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初めてのバカ

 

 

 

、 

  私

  は

    死

    に

    た

    か

    っ

    た

    の

    だ

    ろ

    う

    か

    ?

      そ

      の

      答

      え

      が

        返

        っ

        て

        く

        る

        こ

        と

        は

          

 

 

 

 

 

 

 

 

          な

          か

          っ

          た

 

 

 

 

 

 

 

 

§

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ここは…………竜車……?……ッ、痛い……」

 

私は気がつけば竜車の中にいた。

前には私と一緒に狩りに来たハンター。

私はこいつに………………ん?私の服装が変わって…………

 

「お、目覚めたか、インナーはビリビリだったから…………ん?太刀なんて構えてどうし…………」

 

私はそのままハンターを太刀に鞘をつけたまま何度も何度も何度も殴った。

 

「えっ?ちょっま」

 

私はそんな言葉を無視して殴った

 

「待て!落ち着け」

 

知ったことか、私の生まれたときの姿を全てこのクソ野郎(命の恩人)に見られた。

最悪だ。

 

「待ってください、本当に死んでしまいます」

「知ったことか」

「あ、これ完全に殺さ」

 

私はこのハンターが言い終わる前に太刀を降り下ろしてぶん殴る。

鞘にはハンターの血がベットリとついた。

汚い、帰ったら洗おう。

さて、このクズの死体をどこに埋めるか。

 

「死んでねぇ!!」

「思考読むな、死ね」

「あ、ごめんな」

 

私はまたこのハンターが言い終わる前に太刀でぶん殴る。

こういう奴は絶対反省しないタイプだ。

 

 

このハンターの思考

 

 

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

 

 

ひたすら謝っていた。

 

 

マジでごめんなさい、もう言い訳とかなんにも言わないんでマジでごめんなさい、何に怒ってるのか知らないけどごめんなさい、もう本当に勘弁してください、土下座して頭地面に擦り付けてデコから血が出るまで擦り付けるんで、本当にごめんなさいマジでもう勘弁してください、お願いします、三途の川わたっちゃいます、本当に死んでしまいます。

あ、なんかお花畑の先にある川でお婆ちゃんが手を振ってるのが見える。

 

「このっ…………あれっ?」

 

ライラは急に体制を崩し、床に倒れ、糸の切れた人形のように動かなくなった。

 

「?大丈夫か?おい?おい、おい!」

 

いくら呼び掛けても返事をしない。

ハンターは急いで村に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

△▼△▼○△▼△▼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ここは……?」

「ここはユクモ村です」

「貴女は」

 

気づけばそこは知らないベットに知らない部屋、そしてその横ではユクモ村の村長が座っていた。

 

「驚いたわ、まさかあの【孤独の龍夜 無門】さんが誰かと狩りに行くなんて。しかも誰かを救うなんてねぇ」

「…………」

 

私はユクモ村の村長の口を疑った。

【孤独の龍夜 無門】

自分の兄を殺し、自分をハンターにしてくれた、言わば師匠とも言える存在、かつてのG級一位の隙を見て殺し、他にも大勢のハンターを殺し、そのすべてをモンスターとの狩りでの最中に、モンスターに殺された、と嘘をつくような外道。

それから皆から避けられ、嫌われ、どんな上位の高難度のクエストも独りで受け、独りで生き、それからも独りで強くなった男。

皆は口々に

 

クエストで死ねば良い

 

何で生きているんだ

 

化物

 

人間とハンターの恥さらし

 

キチガイ

 

人間の愚図

 

ハンターの面汚し

 

愚痴ばかり、どれだけ頑張ろうとも誰も褒めてはくれない。

どれだけ悲しんでも誰も助けてくれない。

どれだけ苦しんでも、怪我をしても直してくれる人も見てくれる人もいない。

腹が減っても、誰も飯を作ってくれない。

例え死んでも、誰も心配してくれない。

まるで私のように…………

しかし、それも仕方ないと思う、これだけの人を殺し、親族を悲しませたのだ。

しかし、そんな外道が普通、G級個体相当のイビルジョーやラージャンから私を助けるか?

少し疑問に思ったが、本人に聞けば早い。

ユクモ村の村長に龍夜がどこに居るか聞くことにした。

 

「さぁ?でも、貴女も知ってるのね。あの人は本当は優しいのに」

「…………村長も助けられたことが?」

「えぇ…………私が近くの村の交流に行ったときに見たこともないモンスターに襲われていた私を庇って龍夜さんは顔に大きな傷をおってしまった」

「………………」

「龍夜さんは本当に自分の兄や師匠を殺すような人じゃないと思います」

「………………一つ良いですか?」

「なんですか?」

「龍夜さん…………名前だと思っていましたが、それが彼の姓なら…………龍夜さんの兄って……………」

「えぇ、貴女が想像してるとおり、龍夜さんの兄こそ伝説の名高い英雄にして、G級一位と互角と言われた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【モンスターハンター】龍夜 時衛門

 

 

 

 

 

 

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