未来を変える青き光 絶望との分岐点   作:パライソオタマ

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甲子園を見て麦茶飲んでクソして寝る、人生最後の夏休みにあるまじき生活。

 誤字の指摘、ありがとうございました!


11話

 ベジータと悟飯の訓練が開始し一ヶ月が過ぎた。

 

 ベジータも悟飯も最初の数日はスーパーサイヤ人の興奮故になかなか勉強を教えるのも学ぶのも上手くは行かなかったが、既に自分の時間軸でスーパーサイヤ人2になれていたベジータは一週間程でスーパーサイヤ人の状態でも平常心を維持できるようになった。

 

 悟飯の方も十数日でスーパーサイヤ人の状態でも平常心を保てるようになり、その事によりスーパーサイヤ人を維持できる時間もかなり伸びる。

 

 そして3週間目になるとベジータは1日中スーパーサイヤ人を保てるようになり、悟飯も半日近くスーパーサイヤ人を維持できるようになる。

 

 その事により勉強時間がやたらと伸びてベジータのストレスがマッハに、この事から勉強は最長でも1日3時間までとなった。しかし可能な限りなれるのであればスーパーサイヤ人の状態を続けるようにした。

 

 そして今では二人とも寝る時でさえスーパーサイヤ人を維持できるようになった。

 

 (まさか一ヶ月でここまで来れるようになるとはな、セルゲーム前に俺が精神と時の部屋に二年分程籠もった時とは比べ物ならんスピードだ。)

 

 (それにこちらの時代のカカロットと悟飯もこの形態になるまで1年程かかっていた、しかしあの時はお互いスーパーサイヤ人の先のステージを手探りで探っていた感じだった。進むべき道があらかじめ解っているというのがここまで大きいとはな。)

 

 「おい、悟飯!」

 

 「はい!ベジータさん。」

 

 「今までは戦闘訓練の時はスーパーサイヤ人を解いて行っていたが今回からはいよいよスーパーサイヤ人を解かずに戦闘訓練を行う。」

 

 「わかりました!」

 

 「それじゃあ行くぞ!」

 

 「はいっ!」

 

 お互いに構え、睨み合う二人。少しの間膠着状態が続いたがベジータから攻撃を開始した事により膠着が解ける。

 

 「りゃありゃりゃりゃりゃりゃぁーッ!!」

 

 「なっ、はっ!わッ、はっ、ん!!」

 

 ベジータは突きや蹴りを絶妙にフェイントを混ぜつつ嵐の様に悟飯に浴びせる。一方悟飯はなかなか攻めに転じる事ができず回避やガードを重点に置いて動く。

 

 戦闘は完全にベジータのペースで悟飯はベジータの攻撃を避けたり防ぐので精一杯のようだ。 

 

 (目や気では俺の動きを追えている様だが身体の動きがまだスーパーサイヤ人に馴れていないか、悟飯は自分の戦闘スタイルに持ち込めていないな。)

 

 (今回がスーパーサイヤ人での初戦闘だから当然と言えば当然か。だが気の大きさは申し分ない、ある程度戦闘に馴れてきたら悟飯を怒らせるキッカケを与えてみるか。)

 

 (しかし魔人ブウが復活するのはだいぶ先、無理にスーパーサイヤ人2にするよりスーパーサイヤ人の練度を上げるのに集中するのもいいかもしれんな。)

 

 (こちらの時代の悟飯はあえてスーパーサイヤ人にならない道を選び一時は俺の遥かに上の戦闘力を身に着けている。ここは焦らず様子を見てみるか。)

 

 (悟飯を怒らせるいい方法も今ひとつ思い浮かばんしな)

 

 戦闘はそのままベジータの勝ちに終わった、がお互い久々の完全な全力を出せて晴れ晴れした顔をしている。

 

 「どうだ?スーパーサイヤ人で戦った感想は?」

 

 「はい、最初は想像以上に力が出て上手く身体を動かせられませんでしたが。僕こんなに強くなっていたなんて。」

 

 「それにスーパーサイヤ人で戦っていたのに全然疲れなかったのにも驚きました。」

 

 「それはお前がスーパーサイヤ人の次の段階、スーパーサイヤ人2の一歩手前まで来ている、つまり順調に成長している証拠だ。」

 

 「え!それじゃあもうすぐスーパーサイヤ人の次の段階に!?」

 

 悟飯は目を輝かせ、わくわくしなががらベジータに聞くが、

 

 「スーパーサイヤ人2になるには生半可な怒りでは無理だ、一度スーパーサイヤ人2になってもいなければな。」

 

 

 「つまりここでお前がスーパーサイヤ人2になるのは厳しいだろう、だから残りは今のスーパーサイヤ人としての練度と戦闘力の基礎を上げるのに重点を置くぞ。」

 

 「わ、解りました……。」

 

 「……、まぁ。」

 

 先に進むのは難しい、それを知り寂しそうな顔をする悟飯にベジータが声をかけた。

 

 「一応例外として何かキッカケがあれば怒りを無しにしてスーパーサイヤ人2に目覚める可能もあるし、一応その手段も考えてある。だからしばらくはスーパーサイヤ人の練度を上げるのに集中するぞ。」

 

 「は、はいっ!!」

 

 僅か1ヶ月で目覚ましい成長を遂げた二人、これから先どの様に成長をするのか。

 

 精神と時の部屋、今回の使用時間終了まであと5ヶ月




 はい、1ヶ月で俗に言うスーパーサイヤ人1-4に悟飯とベジータはたどり着きました。自分でも忘れ勝ちですが一応強くてニューゲームものなので()

 にしても作中で『スーパーサイヤ人』って連呼すると文字数が無駄に増えて読みにくい気が、SS1とかSS2、SS1-4とか略すべきか、いや台詞でそう略すのも何か変な気も……。まあ台詞内容もっと工夫しろって話なんですがねw;

 そして今回変な書き方したからこの話中で矛盾起きてないか不安ですな、ちゃんとプレビューで確認はしてますが披露時ゆえに。
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