未来を変える青き光 絶望との分岐点   作:パライソオタマ

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3章 魔人ブウ編
3章 1話 接触


「りゃあ!りゃりゃりゃりゃりゃりゃぁーッ!!」

 

「ほあぁっ!てりゃっ!でや、だりゃぁ!!」

 

ナメック星での騒動から数ヶ月、デンデにより神龍は復活し地球も平和そのものだった。

その平和の中で戦士達は修行の日々に明け暮れる、今も神の神殿でピッコロとベジータの激しい組み手が神殿の空気を大きく震わせてる。

_来る魔人ブウ復活に向けて

 

「ふん流石だ、超サイヤ人のオレの攻撃を完璧に見切っているな。だが…ふんっ!!」

 

(くっ、問題はやはりここからか。)

 

気の密度が上がり圧に耐えきれなくなった気がスパーク状に弾ける、言わずと知れた超サイヤ人2である。

 

「さあ、どこまで食らいついてくる?ピッコロ!!」

 

「さあな、どうであろうと全力でぶつかるまでだ。ちぇぁあーっ!!」

 

 

ー…。

 

「ふぅ、こんな所か。なかなかだったぞピッコロ。」

 

「妙な気遣いはよせキサマらしくもない、ハッキリ言ったらどうだ?…完全に伸び悩んでいる。お前との差も開く一方だ。」

 

「キサマらしくない…か、その言葉そのまま返してやる。修行の成果に対して焦っても意味は無いだろう目先の戦闘力ばかり見ていると大切なキッカケを見失うぞ。」

 

「…お前に言われるまでもない。」

 

(いってくれるぜ、そんな事とっくに解っているさ。だがナメック星であれだけの差を見せつけられて焦らずにいられるわけがないだろう。

 

キサマだって少し前までは目先の力に囚われていたくせに、おっとそれはこちらの世界のベジータだったな。

 

今は遠くばかり見やがって、自分自身のその先の何かを。

 

…まるで孫の様に。)

 

「まあいい一度休憩を挟むぞ、夕方からは悟飯も訓練に参加してくる。それまでゆっくりさせてもらう。

 

 そういえばデンデは神殿の中にいるのか?治療を頼みたいのだが。」

 

「確かに珍しいないつもなら俺達の組み手を横で眺めているんだが、少し耳を澄ます…。」

 

ベジータが神殿で修行するのはピッコロや悟飯と言った後に必要になるであろう戦力の育成も理由にあるのだが、

1番の理由はデンデの存在にあった。

 

デンデがいる事で無茶な戦闘で大怪我を負ってもすぐに治療ができるためより実戦に近い本気の手合わせができるからである。

 

当の本人もZ戦士達の成長を見るのが気によく入り外で修行を眺めて、ケガをした時にZ戦士達の治療を手伝っている。

 

しかし今回はデンデの姿が見当たらない、デンデの様子を確認するためピッコロは耳を澄ます。

 

「…む、誰かと神殿の中で話しているようだ。

だが妙な話し相手の気が全く感じ取れない、相手は一体何者なんだ?

 

…!こっちに来る様だ。」

 

(オレも気を感じ取れない…まさか!!)

 

得体の知れない何かがこちらへゆっくりとやってくる、

デンデの様子からして敵ではなさそうだが。

 

神殿の影からデンデ共にそれは姿を現す。

 

薄紫色の肌に独特の白いモヒカンヘアー、尖ったエルフの様な耳には黄色いイヤリングの様な装飾品を身に着けた少年の様な風貌の男。それがこちらを見てゆっくりと歩み寄りこちらに話しかけてくる。

 

「貴方がベジータさんですね、貴方にぜひ話したい事があります。私の話しを聴いていただけませんか?」

 

(ま…まさかこんなに早く接触できるとは、思ってもない幸運だ。)

 

「…も、もしや大界王さまでは?」

 

ピッコロが、驚きに震えた声で尋ねると相手は優しく笑いこう返した。

 

「惜しいですが、少し違いますね。」

 

_私は、界王神と呼ばれる者です。

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