未来を変える青き光 絶望との分岐点   作:パライソオタマ

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どうして…内定式も卒研も終わったのに…どうして時間できないの…。


増える指輪

ウィィィィン…_

 

「マイ!父さん達の時代に飛ぶ、しっかり捕まっていてくれ!!」

 

「ええ、解ったわ。」

 

トランクスがタイムマシンを操作し、時空を跳躍する準備を整える。

 

タイムマシンは少しづつ浮遊していきそして強烈な光が辺りを照らす。

タイムスリップまであと僅か、そんな刹那の時間にそれは起こる。

 

「逃さんぞニンゲン!!ここで仕留めて

くれる!!!」

 

「ざま…

 

BoooooM!!!!

 

ザマスの放った紫色の気弾がタイムマシンへ向け一直線に飛んでいく、その紫色の気弾に蒼色の気弾が真横からぶつかり軌道を逸らそうとするが軌道が逸れきる前に紫色の気弾が突然破裂し、それに続いて蒼色の気弾も誘爆。

黒い爆煙がタイムマシンを飲み込んだ。

 

「「トランクスーーー!!」」

 

至高の戦士が爆煙に向かって叫ぶが、煙が晴れたそこには何も無い虚空が広がっていた。

 

「ふふふ、はぁーっはっはっは!我の裁きの光に飲まれこの世から消え去ったか、それとも先程の衝撃で時空の狭間に飲まれ永遠に闇の中を彷徨う事になるか。罪人にふさわしい結末だ、そうは思わんかサイヤ人。」

 

皮肉を交えてザマスがニヤリと微笑む、至高の

戦士はただただ無言で肩を震わせていた。

 

 ___青い風が泣いている。

 

 

「父さぁぁぁああんんんんん!!!!、、…。」

 

タイムマシンが激しく揺れる、ザマスの攻撃により損傷した機体がゆがみ荒れる時空の裂け目を流される様に移動していた。

 

凄まじい衝撃が時空を越えるトランクス達を襲う。

 

父が繋いでくれた希望、ここで絶やす訳にはいかないと衝撃に抗い踏ん張り続けるがとても耐えきれそうにない。

 

意識が遠のいていきもうダメだと思った時、トランクスの心の歪みに様々な思いが過る。

 

『悟空さんが、父さんが死んでまた俺は逃げるのか。悟飯さんの時の様に、俺に力が無いせいで、あの時も…そして今も…!!

そもそもなぜこんな目にあわないと行けないんだ、俺はただ皆を助けたかっただけなのに。あいつらさえいなければ、ザマスさえ…人造人間さえいなければ。

……悟飯さんが、父さんが。』

 

『『…もし生きていたら___!!』』

 

そこでトランクスの意識は途絶えた。

 

 

ガシャーン!!!!

 

「!」

 

突如鳴り響く轟音によりトランクスは目を覚ます。

頭が痛い、どの位意識を失っていたか見当もつかない、タイムマシンのフタを開け辺りを確認する。

 

見覚えが微かにある部屋の作り、一つのキングサイズのベットで眠る二人の人影。どうやらカプセルコーポレーションの寝室にタイムマシンが突っ込んだ様だ。

 

激しい頭痛のなか呆然とするトランクスに人影の内の一人が目を覚ましこちらに怒鳴りかけてきた、その人物の声によりトランクスの意識は覚せいする。

 

「…おい地球人、このオレさまの睡眠を邪魔するとはそんなに死にたいのか!!」

 

「…さん?父さん!?」

 

「何を寝ぼけてやがる!ふざけるのも大概に……!?この気は、まさか!!」

 

トランクスを怒鳴りつけた男、それは自分の命を犠牲にし未来に残ったはずの自分の父、ベジータであった。

 

しかしベジータはトランクスに怒鳴りつけている途中で何かに気づきどこかへ飛んでいってしまった。

 

 

男はどんどん速度を上げあるところへ向かっている、虚ろだった目から生気が戻り、いつの間にか全身を金色に輝かせていた。

 

「どういう訳かは解らんが蘇ったんだな、オレは貴様をこの手で越える事をづうっと待ち望んでいたんだ。」

 

「必ずだ、必ず殺してやるぞ!」

 

[カカロットよ…]

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