始まりの日 前編
少年は夢を見ていた。
それは光と闇の戦いだった。
二つは周りの全てを破壊しながら戦いを激化させていく。
二つの力は互角だったが、決着の時が訪れた。
光は闇の波動に胸を貫かれ、徐々にその輝きを失っていく。
闇も勝利を確信したのか、一歩後ろへさがった。
その瞬間!光が辺りを照らし、何も見えなくなった…
「なんだ、今の…?
夢、にしてはあまりにもリアルだったな…。
ってやばっ!もうこんな時間かよ⁉︎」
○ * ○
俺の名前は
特技は料理と新鮮な魚を選ぶこと。趣味は家庭菜園。
みんなよろしく!
…みたいな自己紹介をやっているはずだったんだけどなぁ、今頃。
おっかしいな〜。普段は夢も見ないし遅刻なんてしないんだけどなぁ…
やっぱり入学式だからうきうきしてて気が緩んでたのかな〜
そう、お察しの通り俺こと新庄 翔一は今日から駒王学園に通うことになった、ピッカピカの一年生なんだ!
…まぁ入学式でもあり俺の学園生活初日なのに遅刻しちゃってるんだけどね。
起きたときにはもう既にお昼近かったし、正直なところもう行かなくてもいいよな?って思っちゃったりしたんだけどね?流石に初日から無断欠席はどうかと思って今に至るって訳なんだ。
はぁ…初日に言うことじゃないと思うけど、学校行きたくないなぁ…
○ * ○
結局、自己紹介にはなんとか間に合い、クラスにも一応溶け込むことができた(ただ、教室に入った時のあの視線はしばらく忘れられないと思う)。
ああ入学式?勿論終わってたよ。
そして今は先生の説教が終わった放課後。
俺に両親はいないので、奨学金とバイト、あとは家庭菜園で生計を立てているんだ。
幸い今日はバイトはないので、買い物をして帰るだけだ。
確か庭のほうれん草が食べ頃だったから今日の献立は…
○ * ○
俺は今とても驚いている。
だって何もない所からいきなり人が出てきたんだよ?
しかもその人は同じクラスの塔城 小猫ちゃんだった。
そして更に驚きなのが彼女が自分は悪魔だと言い出したことだ。
なんでも俺が買い物の帰りにもらい、今まさに手にしているこのチラシは悪魔召喚用の物らしい。
さっき、俺がこのチラシを手にした時、たまには誰かと一緒にご飯を食べてみたいと思ったことは事実だ。
話によれば、悪魔を呼び出すにはそれなりに欲が強くないといけないらしい。
…案外俺は寂しがり屋なのかもしれないな。
○ * ○
俺は今とても驚いている。
それは小猫ちゃんの食べる量だ。
まぁ多めに作っといたからなんとかなったんだけど。
小猫ちゃんによると、悪魔にお願いをきいてもらう(契約というらしい)には、対価が必要らしいんだけど、今回はその対価がたまたまご飯をご馳走することだったらしいから、実質タダみたいだ。
帰り際、小猫ちゃんに感想をきいてみると、
「…少し味が薄かったです。」
と言われた。
なるほど、自分では気付かなかったな。
明日からお弁当の具で味見してもらおうかな。
…この時俺はまだ気づいていなかった。
この濃い一日がまだ終わってないことを。
そして、明日からの生活が大きく変わることを。
はい。今回変身しませんでしたね。すいません。
でも次回は絶対変身するのでどうかよろしくお願いします。
いやー、小説。いざ書いてみるとクッソ大変ですね。短くてすいません。次回頑張ります。
多分これ意味わからん文になってるんじゃなかろうか…。
お前何が言いたいの?ここではリントの言葉で話せよ、など批評、アドバイス、その他感想などございましたら、是非お書きください。お願いします。
あと、この小説内でのアギトとアンノウンの関係などを後で活動報告に載せておきますので、よければご覧下さい。