狼娘のヒーローアカデミア   作:三元新

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やっはろー! かなり遅れて投稿デース! 久しぶりにゲームにハマり、仕事が忙しいのもあったけれどそれ以外の時間をほぼゲームにそそいだらいつの間にか1年経ってたww びっくりだねww これからは最低でも一月に1話は投稿したいなぁ。できるかな? いや、頑張ろう。そろそろストック増やさなきゃなぁ。アニメばっかで単行本が18巻で止まってるぞ。

さて、それは置いといて・・・・最新話を〜
(*ノ・ω・)ノ⌒。ぽーい

それでは、ゆっくりしていってね!


5話

「今回の授業は戦闘訓練だ!」

 

なるほど、早速対人戦の授業ですか。まあ、今日は初日なので流石に細かい設定はされていないでしょうがそれでも、ある程度の設定は決まっているはずですね。

 

 

「各自くじ引きをして、引いた文字と同じ文字のクラスメイトがチームとなる。それぞれ敵チーム、英雄チームに別れて、戦闘を行ってもらう!設定はこうだ、ある敵が核爆弾を街にセットした!英雄チームはそれの排除をしてもらう!敗北条件はそれぞれ、捕縛テープを巻かれるか、英雄チームが、核爆弾にタッチすれば、英雄チームの勝利となる!」

 

 

 

 

 

 

 

…昔見た漫画みたいな設定ですね…

 

 

 

 

 

「・・・・・わう?つまりどういう事、椛ちゃん」

 

 

オールマイトの演説(カンペを見ながら)が終わる。すると、影狼が私の隣に来てコソコソと小さな声で話しかけてきた。・・・・・まだ寝ぼけているわねこの娘。

 

―――はぁ、全く仕方がないんだから。

 

 

私は常に懐に忍ばせていたメモ帳(耐熱耐水防弾仕様のにとり製)とペン(同じくにとり製)を取り出しながらスラスラとまとめたものをノートに書き写していく。

 

「――とりあえず、紙に書くよ?

簡単にまとめると・・・・こうね・・・・・・

『①くじ引きをする、クジを引いた番号と同じ人とチームを組む。二人一組のチームでヒーロー役とヴィラン役になり、それぞれの勝利条件を満たせば勝ち。

 

 ②ヒーローはヴィラン二人を捕獲テープで確保するか、ヴィランが仕掛けた核爆弾に触ることで勝利。

 

 ③ヴィランはヒーロー二人を戦闘不能にするか、核爆弾を制限時間守り抜けば勝利。

 

 ④戦場は屋内戦を想定。しかし、両者とも、戦場となる建物への被害を最小限に抑えること。一定を超えるとその時点で判定負け。戦闘訓練であるが、明らかな危険行為であると監督官(オールマイト)が判断した場合、そこで強制中止。

 

 ⑤ヒーロー側はスタートの合図から五分後に行動が出来る。ヴィラン側はその五分間、直接攻撃以外のあらゆる行動が可能。

 

⑥なお、核は本物と想定して行動擦ること』

―――以上が今回の訓練の内容よ」

 

 

書き写したメモを影狼に渡す。クラスメイト達がオールマイトに質問しているようだが、私はそれよりも影狼が不甲斐ないから丁寧に答える。べ、別にすごく心配だから書いた訳じゃないんだからね!

 

 

「ありがとう、椛ちゃん。・・・・・・一緒のチームに慣れるといいね」

 

 

影狼がハニカミながら私にそう言ってきた。

 

 

「・・・・・・・・・・そうね」

 

 

私はそんな事があればいいなと少し楽しみにしながら答えるのだった。

 

 

 

 

 

とうとう、くじ引きの時間だ。クラスメイト達はみんな次々に引いていき少しずつチームが出来上がっている。もうすぐ私と影狼の順番が回ってくる。因みに影狼が先で私は後だ。

 

 

「わうっ! 私はこれ!」

 

 

どうやら影狼が引いたようだ。では私もちゃっちゃと引いちゃおう。

 

 

「椛ちゃん!いっせーのーでで引こうよ!」

 

 

影狼が楽しそうにそう提案してきた。今は授業中なのだが、他のクラスメイトたちも似たような感じだし、何よりオールマイトが微笑ましそうに見ているので構わないのだろう。

 

 

「わかったわ」

 

 

「じゃ〜、いくね? いっせーのーでっ!!」

 

ペラ――

 

 

私と影狼のナンバーは・・・・・

 

 

「「・・・F」」

 

 

―――どうやら一緒のチームのようだ

 

 

「やったね椛ちゃん!一緒のチームに慣れたよ!!」

 

 

影狼が私に抱きつきながら嬉しそうにそう言った。ブンブンと尻尾が揺れているので相当嬉しいのだろう。

 

 

「そうね、私も一緒になれて嬉しいわ。頑張りましょう? 影狼」

 

 

「うん! 頑張ろうね、椛ちゃん!」

 

 

私と影狼は笑顔でそう言い合ったのだった。

 

――なお、そんな2人の様子を見ていたクラスメイトの反応は、影狼の尻尾はブンブンと勢いよく揺れ、椛の尻尾はゆらゆらと、しかし嬉しそうにピンと上に張って揺れていた。そんな2人の様子をある低身長の男子生徒が『キマシタワー』とボソッと呟き、その呟きを聞いた彼の周りの男子生徒もウンウンと頷くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いま、私たちの目の前には、フィールドとなるビルの地下、そこにモニタールームに集まった十七名の生徒と一人の教員は、一組目の開始を待っている。

 

 30はあるモニターに映し出された、ビル各所の様子。その内二つのモニターに映る、言い争う二人と相談する二人を眺めていた。

 

 

 

 

 

「――まるで水と油ね。爆豪さんと飯田くんは」

 

 

 

「わふ。どっちが油でどっちが水か、多分満場一致で決まるね。でも仕方がないよ、あの飯田くんだもん。委員長気質の彼が、あの見た目からしてThe不良といった感じの爆豪くんとそりが合わないのは見てわかるよ?」

 

 

「まぁ、その通りなのだけれど・・・・・あのまんまだと、将来プロヒーローになった時に苦労しそうね。もしかしたら見た目敵(ヴィラン)なヒーローランキングでトップ上位を貫いているギャングオルカさんを越えるかもね?彼は」

 

 

「あはは〜(^ω^;) いまのを見るのに否定ができないのが悲しいね椛ちゃん」

 

 

「・・・・・そうね。自分で言ってなんだけど、悲しいわね・・・・・・・・・・ま、まあ、流石に彼も変わるでしょう! ずっとあのままだなんてないわよ!きっとそうよ、ね?影狼」

 

 

「そ、そうだね!椛ちゃん」

 

 

私と影狼は小声でそんな話をしながらモニターを見ていた。

 

 対して、ビルの外で相談しているのは緑谷・麗日ペア。チームワークにポイントがあったとしたら、すでに圧倒的大差が生じているだろう。彼と彼女はどうやら試験会場で一緒の会場だったらしく、後で先生に聞く話によると、固まって動けず例の0ポイントの巨大ロボットに潰されそうになった所を助けてもらったそうだ。しかし、彼はその反動で腕と両足が砕け、墜落しかけたところを麗日さんが個性で救出。しかし、緑谷くんはポイントが殆どなかったらしく動こうとしたがその瞬間に試験が終了してしまったそうだ。そのあとは麗日さんは先生にポイントを彼に分けれないかと相談したが却下。そんな事をしなくてもいいと言われながら、1週間後の通知発表が来てから更に日がたった入学日に、また再開、それも同じクラスでしたようだ。

 

そんな感じで何やかんやで今のところ一緒に行動する事の多い彼らだが、果たして爆豪と飯田ペアに何処まで対応できるのか楽しみですね。

 

 

 

因みになぜ今回このような形式で授業をする事になったのか聞くと、「世間では知らないプロヒーローと一緒に仕事をする事なんでざらにある事だ。あと現場に行ったら『他のヒーローがいる』なんて事もよくあるんだよ。だから、私たちは常に臨時チームを組む事も想定していないといけない。無論、その時に個性の把握もしないと場合によっては足を引っ張る可能性もあるから、どんな状況でも臨機応変に対応する能力を鍛えるのが、今回の授業の目的なのさ!」と、いつもの笑顔で言われた。とてもいい事を言っているので先生しているなぁーと思ったが、カンペをチラチラと見ながらだったのでそれが無ければ本当にカッコよかったと惜しむのだった。 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘が終わり、緑谷くんが保健室へ運ばれていく。モニタールームに戻ってきた爆豪くんは視線が定まらず、動揺しているようだった。講評の時間となり、オールマイトがモニターの前に立ち、咳払いをした。

 

 

 

 

 

「ゴホン……さて、それでは今戦のベストを発表しよう。今戦のベストは――飯田少年だ!」

 

 

 

 

 

オールマイトが手の平で示した飯田を見て梅雨が首を傾げた。

 

 

「勝ったお茶子ちゃんか緑谷ちゃんじゃないの?」

 

 

「ん~そうだな~何故だろうな~…わかる人!!」 

 

 

オールマイトの言葉に、ハイ――と透き通るような声と共に百が手を挙げた。

 

 

「飯田さんが一番状況設定に順応していたからです。爆豪さんの行動は戦闘を見た限り私怨丸出しの独断、そして先程先生がおっしゃられていた通り、屋内での大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様…受けたダメージから鑑みても、あの作戦は無謀としか言いようがありませんわ。麗日さんは、中盤の気の緩み、そして最後の攻撃が乱暴すぎた事…ハリボテを核として扱っていたらあんな危険な行為は出来ませんわ。相手への対策をこなし、核の争奪をキチンと想定していたからこそ飯田さんは対応に遅れた。ヒーローチームの勝ちは、訓練だという甘えから生じた反則の様な物ですわ」

 

 

 

淡々と言葉を並べていく百ちゃんに周囲は黙って彼女の意見を聞いている。オールマイトに至っては寧ろどこか困っているようなそぶりさえ見せていた。多分言いたいこと以上の事を言われたのだろう。そういう顔をしている。・・・・・あっ、目があった。

 

「ゴホン。まさに八百万少女の言う通りだ!だから君たちも、それを踏まえた上で訓練をしたまえ! これは仮の訓練だが、あくまでも核を想定した戦闘訓練だ。いくらハリボテだと言え、それがもし本物だったら今頃ここら一体は火の海と化していただろう。君たちはまだ入学して2日目とはいえ、もう立派なヒーローの卵だ!よく考えて行動するように! わかったかな!?」

 

『はい!オールマイト先生!』

 

オールマイトの言葉に返事をするクラスメイトたち。なんだか勢いで言いきった気がするし、『ふー、何とか威厳を保てた』なんて表情をしている気がしなくもないけれど、まあ、見なかったことにしてあげましょう。

 

 

さて、次は私たちですか・・・・・相手は

 

 

「轟くんと障子くんですか」

 

 

ヒーロー側、轟焦凍・障子目蔵 私たちが敵(ヴィラン)側のようですね

 

 

「頑張ろう、椛ちゃん!」

 

 

「ええ、やろっか影狼」

 

 

さて、まずは情報の確認っと

 

 

「ヒーロー側の、戦う相手について話そっか。まずは……『轟焦凍』くんだね」

 

 

「私達の目線の先にいる赤と白の髪色の男子だよね? 確か〜、氷の個性ぽいかな? 個性把握テストで少し見ていたけれど、随分と個性の扱い方に凄く慣れてたもん。50m走とか氷を次々重ねて高速で移動してたよ?」

 

 

「……ねぇ、影狼。その後、轟くんが氷を溶かしている所を見た?」

 

 

私はある事が気になり影狼に聞いてみた。すると影狼は私の言いたい事がわかったのか、軽く頷きながら口を開く

 

 

「うん、見てたよ。作った氷に手を当ててジュワーって溶かしてたね。もしかしたら個性は氷系じゃないかも?そこの所どう思う?椛ちゃん」

 

 

私に近づきながら言う影狼。私は腕を組み少し考えながら口を開いた。

 

 

「うん。私もそうおもっているわ。これは少し父様に聞いた話なのだけれど、No.2ヒーロー、エンデヴァーっているでしょ? 彼、どうやらそのエンデヴァーの息子で、その事で有名だった。それに、自分を越える個性が生まれたとかなんとか話しているのを聞いたみたいなの。そこから考えられるのに、氷だけじゃ恐らくエンデヴァーは『自分を越える個性』だなんて言わないと思う。特に個性について自信とプライドが高い彼がそんだけの事でそんな事を言わないと考えると・・・・・・・・・・

轟くんもエンデヴァーの個性。つまり氷だけじゃなくて、炎熱系の個性も持ってるんだと思う」

 

 

「やっぱり、エンデヴァーの子供が推薦で雄英に入ったっていう噂はホントだったんだ。確かに椛ちゃんの言う通りなら納得かも」

 

 

「ええ。それに個性にはデメリットてのが付き物よ。とくにその個性が強力なほどに・・ね。そんな彼の氷の個性がデメリットなしだなんてありえないと思うの。私の感だけれども。恐らくデメリットとして、氷の個性を使えば使うほど自身の体温が低下するんじゃないかしら? 前の個性把握テストでの水蒸気を見る限り、出した氷の吸収なら水蒸気なんてもの出るはずないから、恐らくそれで氷を溶かしたり、低下した体温を温めたりする為に何かしらの熱系列の個性も持っている、いわゆる複合個性もしくは二属性個性といった所かしら?」

 

 

「なるほど、椛ちゃんの言う通りだと思う。私もその意見に賛成! わふっ。だとしたら、あの氷の個性の慣れ具合を見る限り、もしかしたらこのビル事凍らしちゃうかも?」

 

 

影狼がふとそんな事を呟いた。

 

 

「この五階建てビルを・・・ね。普通ならありえないと言いたいところだけれど、彼のテスト中の個性の慣れ具合と推薦組ということも加味すると―――全然ありえなく無いわね。むしろ、それぐらいならできそう。」

 

 

私はしばし考え、そして影狼に指示を出す。

 

 

「影狼、常に周りを警戒。恐らく轟くんみたいな人の場合、開始早々速攻で決めてくる可能性が大きいから常に耳と目を凝らして警戒を! 目視してから1秒以内に緊急離脱。天上に届かない程度にジャンプすれば避けられるはずよ。仮に凍っても完全に足が凍ってしまう前に全力で殴り壊しなさい! 多少強く殴ったところで私たちの肉体は壊れないわ、いままでそう鍛えてきたのだから! さぁ、影狼。私たちの特訓成果、みんなに見せてあげましょう」

 

 

「わふっ! 椛ちゃん、私も頑張る! いままでの特訓がどれだけ効果を出せなかったら母様や姉様達に怒られるから、そうならないよう頑張ろう!」

 

 

影狼が若干震えながらそう言った。その瞬間、私の脳裏に敗北した時、バレて捕まる私のビジョンが見えた。

 

 

「そ、そうね。そうならないよう全力で頑張りましょう!」

 

 

―――しばらくたち、とうとう時間がやってきた。そしてオールマイト開始の合図と同時に

 

 

「影狼!!」

 

「うん!」

 

 

 

フロアが全て凍りついた。

 

 

私たちは目視してから緊急回避したおかげで足が凍らずに住んだようだ。

 

 

「・・・・・わふぅ。やっぱり凍らしてきたね椛ちゃん」

 

 

「・・・えぇ、そうね。それにしても流石ね、ここまでだなんて予想外だわ。ご丁寧に5階へ上がる階段も、外へ出るための窓も全て凍っているわ。凍ってないのは階段の入口だけかしら?」

 

 

「・・・・・・・・・・それにしてもちょっと肌寒いね椛ちゃん」

 

「・・・・・ええ、そうね。雪山遭難時の特訓がなければ、いまの数十倍はもっと寒かったでしょうね」

 

 

ほんと、つくづく訓練を怠らず幼い頃から頑張っていたかいがあったわ。

 

「さて、影狼。身体をあっためるついでに動くとしますか。私が下に行く、影狼は核をお願いね?」

 

「わふわふっ! 任せといて! 絶対に阻止してあげるから」

 

そうして、私たちの戦いが始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―ヒーロー side―

 

 

「4階に核らしき物と2人の姿を確認。2人とも今は核と一緒にいるようだ」

 

「・・・・・わかった、開幕俺が入口から上全部凍らせる。それで決着が付く。」

 

 

「なに?そんな事できるのか…」

 

 

訓練が始まってすぐ、俺はパートナーの障子にそう宣言した。

 

この大きさのビルなら全域を凍らせる事は容易だ、直ぐに決着を付ける。忌々しい左も使う気は全くない。あの忌々しいクソ親父の力を使うこと無く完封する。あの獣姉妹がどんな個性か知らないが、見た感じ身体能力系に特化している個性だろう。そうなら俺の個性に対抗手段は無いはずだ

 

 

「・・・・・・・・・・よし」

 

 

俺は床に手を当て、右の力を使う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――その瞬間、文字通り一瞬で、ビルは氷漬けになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・ブザーが鳴らねえ。」

 

 

 

その後少し待ってもオールマイトからの通信もない。

 

相手が行動不能になれば訓練終了を告げるブザーが鳴る筈だ、それが鳴っていないという事は、ヒーローチームがまだ行動可能という事。

 

 

 

「障子、いいか。」

 

 

「なんだ轟、トラブルか?」

 

 

「悪い。直ぐ終わると思ったが、まだヴィラン側は諦めてねえみたいだ。警戒してくれ。あと、移動してるかもしれない、索敵してくれるか?」

 

 

「わかった」

 

 

障子が壁に耳を当てながら進んでいくと。

 

 

「4階に核と人が1人、三階にもう1人いるようだ」

 

 

「わかった。だったら、三階のは俺が相手する。4階の核を頼めるか?」

 

「わかった」

 

 

こうして俺と障子はビルの中へと入るのだった。

 

 

 

 

 

 

しばらく進み、とうとう目的地の1つ三階へ付き――

 

 

――ブゥン!

 

 

風切り音と共に、パラパラと前髪が何本か切れた

 

 

 

「あら、避けられちゃったか」

 

 

「・・・・・ちっ。障子、このまま上にいけ。ここは俺が食い止める」

 

「わかった」

 

そうして障子は上にいった。

 

 

「止めなくていいのか?」

 

 

「止めに行かせないでしょ?」

 

 

「あぁ、もちろんだ」

 

 

「だったら、ここであなたを倒して私は上に行くわよ。その方が手っ取り早いし」

 

 

「俺を倒せると?」

 

 

「倒せるか、倒せないかの問題じゃない。倒すのよ。それ以外はないわ」

 

 

そう言った彼女は構える。

 

 

「――始めましょうか? ヒーロー」

 

 

「ああ、お前を倒して先へ進む」

 

 

こうして俺達の戦いの幕が上がった




すみません! 結構短いです。次回が主人公戦闘回。上手くかけるといいな〜。
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