ここは平行世界のどこか…戦争の耐えない世界のどこか…
そしてどこかの廃墟ビルに1人の少年がいた。
?「…ハァ…なんでこうも世界はクソなんだ…」
その少年は黒服の男達に囲まれていた。
黒服A「大人しく言うことをきけ。そうすれば手荒な真似はしないとさっきから言ってるだろ。」
?「うるせぇ。どうせお前ら捕まえたあとに乱暴する気だろ!薄い本みたいに!」
黒服B「俺らにそんな趣味はねぇよ!」
?「ハッ!そんなこと信じられるかよ!この世紀末で!」
黒服A「ま、そうだろうな。だがついてきてはもらうぞ!」
そう黒服Aが言い放つと少年にAが地面をけって殴りかかった。だが、地面をけった瞬間黒服Aは倒れた。
黒服Aが倒れたことが原因か、地面が崩れ落ちた。
?「…はァ!?」
地面が崩れた結果?は崩れた穴に落ちてしまった。ちなみに黒服AはBに捕まえられて落ちなかった模様。
?「うわぁぁぁぁ!!!」
穴からは少年の声がこだましていたが、時期にその声も消えた。
黒服A「おい!早く引き上げてくれ!最下層まで行ってやつの死体を確保するぞ!やつの死体だけでも飯にありつける!」
黒服B「だがよ…Aよ…俺には見えたがこの穴に目のようなものが見えたんだが…」
黒服BはAを引き上げるとそう言った。
黒服A「おいおい…お前も頭がおかしくなったのか?まぁ…仕方ないか…核が落ちてもう…5年だもんな…」
そう言いながら彼らはフロアからでて階段を降りていった。
?「痛てぇ!って…ここは?」
痛みを感じながら少年が周りを見るが眼に写るのは目のような模様だった。
?「ここが地獄か?随分陰気な場所なことで…」
『あら?陰気な場所で悪かったわね。』
少年の背後からいきなり声が飛んできた。
少年が背後に蹴りを入れる…が!その蹴りはいとも簡単に受け止められてしまった。
『あらあら…いきなり蹴ってくるなんて…男として最悪よ?』
蹴ろうとした相手を視認できた。どうやら三十路辺りか、20歳くらいの女性のような見た目であった。
?「すまない…背後から声がしたらそいつは蹴り殺すことにしていてね…」
『あの世界じゃ仕方ないか…まあいいわ。私は八雲紫というのだけど…貴方の名前を聞かせてくれないかしら?」
?「俺か?俺は…ジョンだ。ここは一体…」
八雲『ここは私の能力の中。まぁ、簡単に言えば貴方を拉致ったって言えばいいかしら?」
ジョン「なるほど。拉致ったね…あんたも俺を実験に使いたいっていう奴か?」
八雲「いいえ。実験なんてする気もないわ。ただあなたにひとつ頼み事をするだけよ。」
八雲と名乗った女性は何やら威圧をしながら言ってくる。どうやら拒否はできないらしい。
八雲「貴方にはこれから幻想郷に住んでもらうわ。」
…これがあの異変の始まり…
だが、その異変もまた誰も知らない…そして、誰も考えていない事だった。