俺のもう一つの姿は間違っていない。   作:ニコラス・シーバー

1 / 8
どうもはじめましてニコラス・シーバーです!
初めての作品投稿なのでとてもドキドキしています。
さて俺ガイルの設定なのですが時系列をずらして中学校にして修学旅行が終わった所からスタートです。
それではどうぞ!


プロローグ前編

貴方のやり方 嫌いだわ

 

人の気持ち考えてよ!

 

俺こと比企谷八幡は奉仕部2人に拒絶された。

修学旅行で告白を手伝って欲しいと俺達に依頼された。

だが告られる本人からは俺個人に阻止して欲しいと依頼された。

俺は彼女の依頼を最優先し実行した。

結果、俺が偽の告白をし告白を阻止した。

奉仕分の依頼をダメした俺は当然の如く2人に罵倒され来なくなった。

俺は自分を犠牲にして救う事しか出来ない。

悪い事だと思ってる。

だがそれしかないのだ。

誰も傷つかずいつも通りな生活するにはこれしかないんだ。

その後俺はこの件で妹の小町と喧嘩した。

小町は完全に俺が悪いと言った。

最初はいつものように受け流したが次第にエスカレートしついに俺のストレスが上を達し激怒した。

一番理解してくる筈だった者だと思ってた。

だがそれは間違ってたようだ。

その後小町とは一切喋らなくなった。

 

 

 

ある日、放課後ひとり奉仕部の教室で本を読んでいた。

普段なら俺合わせて3人で活動をしているがあの日以来俺ひとりでやっている。

結局この日は誰も来なかった。

教室の鍵を職員室に返し学校から出た俺はいつもの帰り道を歩く。

夕日は沈み空は暗く街灯が光る。

普段ならこの道は人が居るのに今日は珍しく人がいなかった。

そんな時だった。

 

「おい」

 

後ろから声を掛けられた。

男性の声だった。

振り向くと黒のフードを深く被ってポケットに手を入れている男。

声からして30前半の男性。

フードを深く被っているから表情がわからない。

 

八幡「えっ....と....どうかしましたか?」

 

「お前が比企谷八幡か?」

 

この男は俺の名前を口にした。

コイツは何者だ?

 

八幡「そうですが....てかなんで俺の名前を知っていますか?」

 

一応俺は答え質問を返す。

その時だった。

物凄い速さで男が俺の近くまで寄って来た。

男の顔が見えた。

人を殺す目、殺気をあらわにする。

同時にポケットに入れていた手が動いていた。

間違いない。

コイツは俺の

 

 

 

 

 

『もう一つの姿』を知っていた。

 

 

 

 

 

 

「死ね、トーマス・シュタイン」

 

 

 

 

 

 

こうして俺、比企谷八幡はこの世界から消えた。

 

 

男の遺体を残して

 

 

 

 

 

 

 

私とお兄ちゃんは以前大喧嘩しお互い何も話さなかった。

完全にお兄ちゃんが悪いと思った。

よく考えればお兄ちゃんのあり方を否定していた。

けどそれに気づいた頃には遅かった。

あの日、部活が休みで早く家に帰れた私はお兄ちゃんが帰って来るまでリビングにいた。

そろそろお兄ちゃんが帰ってくる時間、私は身構えていつでも自分の部屋に行けるようにした。

しかしお兄ちゃんは来なかった。

1時間経っても2時間経っても帰って来なかった。

心配になった私はお母さんに連絡した。

お母さん曰く「どうせ遅い時間に帰ってくるでしょ?」と呆れた声で言う。

次にお父さんにかけたけど電話に出てくれなかった。

お兄ちゃんは極稀に道草を食って遅れる時がある。

私はそれを信じて待つことにした。

しかし待ってもお兄ちゃんは帰って来ない。

帰ってくる気配がない。

数台のパトカーのサイレンが激しくなり私のお家を通り過ぎた。

パトカーのサイレンで私は去年の事を思い出した。

お兄ちゃんが中学1年生になったばかりの頃、お兄ちゃんは子犬を庇うような形で車に轢かれたのだ。

 

小町「そんな...筈.....ないよね?」

 

私は不安になりもう一度お母さんに電話を掛けた。

お母さんにお兄ちゃんがまだ帰ってきて居ない事を伝えた。

するとお母さんは溜息をついた。

 

小町「えっ......」

 

お母さんどうして溜息つくの?

するとお母さんはとんでもない事を口にした。

 

 

『小町が心配する事じゃないから安心してちょうだい』

 

理解出来ない。

お母さんが何を言っているのか分からなかった。

私はこの言葉を聞いて怒りをあらわにし怒った。

 

小町「安心してないから心配してるなじゃないッ!」

 

私の声は部屋中に響き渡る。

 

小町「もういい!お母さんなんて知らない!」

 

電話を切り私はお兄ちゃんの中学校 総武中に電話し、お兄ちゃんが帰って来ない事を話した。

次第にこの事は大きくなった。

翌日、私のお兄ちゃん比企谷 八幡は正式に行方不明となった。

私は泣いた。

悲しんだ。

そして

 

 

喧嘩して

 

お兄ちゃんを否定して

 

後悔した。

 

 

 

 

 

比企谷八幡が行方不明になったと知らされたのは彼が行方不明になって次の日だった。

担任の平塚 静が朝のホームルームで伝えたのだ。

クラスは騒然とした。

静からして一番印象に残ったのは、彼に関わって来たメンバーだった。

特に由比ヶ浜をはじめとする海老名、川崎だった。

絶望した表情だ。

海老名と川崎は八幡に恩がある。

放課後由比ヶ浜は急いで雪ノ下の教室へ向かった。

すると廊下に雪ノ下の姿が見えた。

 

結衣「ゆきのん!」

 

雪乃「由比ヶ浜さん...」

 

小さな声で雪ノ下は由比ヶ浜の名を口にする。

 

結衣「ヒッキーが.....ヒッキーが⁉︎」

 

雪乃「ええ、知ってるわ.....朝...先生が言ってた.....」

 

雪ノ下は冷静だった。

しかし内面はそうではなかった。

 

結衣「どう...しよう...私...どうしたら...」

 

雪乃「とりあえず、比企谷君のお家に行きましょ。」

 

2人は比企谷家へとむかった。

 

 

 

 

 

 

2人を出迎えてくれたのはワンピース姿の小町だった。

小町は由比ヶ浜と雪ノ下をリビングのソファーに招きお茶を出した。

 

雪乃「それで小町ちゃん...比企谷君が行方不明って本当なの?」

 

小町「.......」

 

小町は何も言わずコクッと頷いた。

いつも明るい彼女。

今はその真逆、表情は暗かった。

 

小町「今朝早くから警察の人が来ました。近くの所にナイフを持った男性が死んでいて、そのナイフに.....お兄ちゃんのッ.......血が.....付いてた...てッ.....!」

 

大粒の涙を流し下を向く小町。

 

結衣「ッ⁉︎」

 

雪乃「そんなッ⁉︎」

 

由比ヶ浜と雪ノ下は目を見開いた。

八幡が通る通学路に血のついたナイフを持った男性の遺体が見つかった。

ナイフについているその血は比企谷 八幡だと判明した。

 

小町「もしかして....お兄ちゃんは.....」

 

両手でスカートをギュッと握りしめ肩を震わせ苦しそうに声を出す。

小町の異変に気付いた雪ノ下はその場に立ち上がる。

 

雪乃「小町ちゃん落ち着いて!まだ比企谷君が死んだとは言い切れないわ!彼に限ってそんなことはッ」

 

小町「じゃあどうして帰って来ないんですか⁉︎」

 

雪乃「ッ⁉︎」

 

小町「お兄ちゃんの行方もわからない、ただ分かるのはその男が持っていたナイフにお兄ちゃんの血が付いてた。この状況でお兄ちゃんは生きている可能性なんてッ!」

 

パチッ

小町の頬に痛みが発した。

ビンタされた。

ビンタした本人は由比ヶ浜だった。

 

雪乃「由比ヶ浜さん...」

 

雪ノ下は由比ヶ浜がとった行動に驚いた。

小町は打たれた頬を両手で抑える。

 

結衣「何でヒッキーが死んだと決めつけるの!それでも小町ちゃんはヒッキーの妹なの⁉︎」

 

涙を堪え真剣な表情で小町を見つめる由比ヶ浜。

 

小町「じゃあどうすればいいんですか!もし死んでなかったとしでもどう接すればいいんですか!」

 

雪乃「.....」

 

結衣「......」

 

小町の言葉に2人は何も言えなかった。

 

小町「私はお兄ちゃんと喧嘩してまだ仲直り出来てない。雪乃さんも結衣さんもお兄ちゃんと仲直り出来ないんですよね?」

 

3人は八幡をやり方を罵倒し否定したのだ。

例え八幡が生きて帰って来たとしてもどう接すれば良いのかわからないのだ。

 

小町「私たちはお兄ちゃんの『居場所』を壊した。そんな私たちはどうすればいいんですか?」

 

涙ながら2人に訴える小町。

そんな中、雪乃は小町を抱きしめた。

 

雪乃「前に比企谷君は言ってたわ『絆は一度壊したら二度と戻せない。だがもう一度新しく作ることは出来る』って」

 

絆は一度壊れたら二度と戻せない。

しかし新しく作ることは出来る。

前に八幡が奉仕部の活動で雪ノ下と由比ヶ浜に言った言葉だ。

 

雪乃「確かに私たちは比企谷君の居場所を壊した。けど新しく居場所を作れる。勝手な事だけど彼が戻って来るまで私たちが彼の居場所を作ればいいのよ。

 

 

もし

 

彼が、比企谷君が戻ってきたら

 

謝って

 

仲直りすればいいのよ

 

例えばどんな結果になろうとも」

 

簡単な答えだった。

喧嘩した時は必ず「謝る」事が当たり前だった。

だが成長していくたびにそんな事はどこか忘れされてしまったのだ。

 

雪乃「だから小町ちゃん?」

 

雪ノ下は笑顔で小町に問いかける。

 

雪乃「諦めないで。今は彼が生きている事を祈りましょ?」

 

この言葉に小町はまた大粒の涙を出し雪乃の胸で泣き始めた。

由比ヶ浜も小町と同様に泣いた。

雪ノ下は自分の胸で泣いている小町を撫で始めた。

 

雪乃(全く...私たちを泣かせるなんて貴方って人はほんと罪な人ね。

 

 

 

 

だから

 

 

無事に

 

 

帰って来てちょうだい

 

 

 

比企谷君)

 

 

雪ノ下は目を閉じ笑顔のまま一粒の涙を流した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕日が落ちる前。

千葉のあるヘリポートに学生服の少年がいた。

濁った目、アホ毛がある少年だ。

しかし制服の上着の左肩に刃物で切りつけられた跡と血が付着していた。

ヘリが止まっているポートにひとりビジネススーツ姿のメガネの男性がいた。

男は少年を見つけニコっと笑い召使いの様にお辞儀をした。

少年はめんどくさそうに男の方へと向かった。

2人は知り合いで「上司(少年)と部下(その男)」の関係である。

 

???「おやおや、1年ぶりですねミスター」

 

楽しそうに男性少年に言う。

 

少年「ミスターはやめろセバスチャン。ってか何回目だよこれで....」

 

少年は頭をかきながら部下の名前「セバスチャン」の名前を言う。

 

セバスチャン「では『八幡』様とお呼びすればよろしいのですか?」

 

彼が口にした名前「八幡」

そう、この少年は行方不明になった「比企谷八幡」本人である。

 

八幡「いいや、『比企谷八幡』は昨日死んだ」

 

セバスチャン「急だったのでビックリしましたよ?まさかあの『トーマス・シュタイン』が身元がバレて暗殺されかけてたなんて前代未聞ですよ」

 

やれやれと両手でジェスチャーし呆れた表情と口調のセバスチャン。

 

セバスチャン「それで?本当によろしいでしょうか?

本当の名前『比企谷八幡』を消すという事は妹様『小町』様をひとりにさせる事になりますよ」

 

八幡「あいつにはお袋と親父がいる。それに俺が行方不明になった事で俺の分の学費やらなんや金銭面では大幅に節約出来るから小町との接せる機会が増えるだろう。

それに

 

 

 

身元がバレてしまった以上迷惑掛けるのも行けないからな」

 

 

 

 




さて、まぁ川崎さんの事なのですがどう言う設定すれば良いかまだ未定です。
オリジナル設定になりますがご了承下さい!
投稿日なのですが、暇つぶしに書いた作品なので次いつになるのかわかりません。
ですが次の話は書いている最中なので近日になります!
脱字、誤字、があれば報告して下さい!
評価、感想お待ちしております!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。