俺のもう一つの姿は間違っていない。   作:ニコラス・シーバー

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お久しぶりです!
前回の後書きにお話が短いと書きましたが思った以上に長かったです。
本編どうぞ!


プロローグ後編

トーマスとセバスチャンを乗せたプライベート機は太平洋を横断しアメリカJFK空港(ジョン・F・ケネディ空港)に着陸した。

プライベート機が停止した先にリムジンが一台。

昔は12時間で着いたが今では技術が進歩し8時間で着く事が出来る。

しかし8時間も椅子に座るのは辛く外で10分ぐらい立っていたいが時間がなかった。

2人は機内から降りリムジンに乗った。

リムジンは動き出しJFK空港を抜け高速道路へと乗った。

日本と違い建物のスケールが違う。

タワーホテルや高層ビルが数え切れないほど立っている。

 

アメリカ合衆国

誰もが聞いたことある国で「自由の国」と象徴されている。

3番目に土地が広く第一世界大戦、第二次世界大戦、太平洋戦争などさまざまな歴史を持つ。

有名な企業の本社はこのアメリカに終結している。

最先端技術を生み出す先進国である。

第三次世界大戦では共産国のロシアと戦争をしていた。

両国共に被害は大きく兵士の死者10万人、民間人の死者負傷者は5万人だった。

今のアメリカは被害にあった街は修復され跡形もなくなっている。

2人を乗せたリムジンは高速道路を降り本社がある街へ向かった。

それは若者が多く集まる街、

 

NY ニューヨークシティー。

 

観光スポットでも有名であり有名企業の高層ビルが立ち並んでいる。

その中にトーマスのNM社も存在する。

リムジンは中心部に入りNM社本社ビルの前に止まった。

リムジンを運転した運転手は降りて2人がいる席のドアを開けた。

トーマスとセバスチャンはリムジンから降りた。

202m以上の高層ビル、水色の窓ガラスの所為なのか全体がまるで巨大な結晶に見える。

屋上の看板に大きく「Nanomachine Magic Company」とあった。

本社のロビーに入ったトーマスとセバスチャン。

エレベーターに乗り最上階の社長室に向かう。

トーマスはジョニーと直に会うのは1年ぶりである。

最上階に着き2人は廊下を歩く。

廊下を歩いている幹部社員たちがトーマスの事に気付き足を止めてしまう。

 

トーマス「........」

 

セバスチャン「どうなさいましたか?」

 

何やら嫌そうな顔をするトーマスにセバスチャンはどうしたのかと聞く。

 

トーマス「....いや、周りの視線がな...」

 

周り視線が気になるトーマス。

変な目で見られているのか不安で仕方がない。

彼の性格を知っているセバスチャンは「ああ」と答えた。

 

セバスチャン「今の貴方は『トーマス・シュタイン』です。もっと正々堂々としていいのですよ」

 

トーマス「......でも周りの視線が気のなる」

 

セバスチャン「慣れてください『トーマス様』」

 

トーマス「なんで名前だけ強く言うの?」

 

そう会話をしているとあっという間に社長室に着いた。

その前に小さな受付カウンターがある。

そこにジョニーの女性秘書モニカ・ブラウニーが椅子に座ってディスクワークをしていた。

2人の存在に気づいたモニカはその場に立って笑顔で出迎えた。

 

モニカ「こんにちはMr.トーマス、それにセバスチャンも」

 

明るい声で英語を口にする。

 

トーマス「どうもモニカさん」

 

トーマスは英語を発しモニカに挨拶をした。

英語成績は5段階の中で2だった。

しかし実際トーマスの英語力は物凄い。

英語の成績が低い理由はトーマス曰く「面倒くさいから」である。

トーマスは頭が良い。

テストは全科目満点である。

しかし授業ではボーっとしてたり居眠りをしてサボり課題を適当にやり提出する始末だ。

トーマスは「学校での勉強(授業)する」のが嫌いである。

セバスチャンはモニカの前に立った。

 

セバスチャン「やあ、モニカ。早速だけどジョニー社長に会いたいんだけど」

 

モニカ「話は社長から聞いているわ。ちょっと待って.....」

 

モニカは予めジョニーから内容を聞いていた。

彼女はテーブルに置いてある固定電話の受話器を取り社長室にいるジョニーに電話を掛けた。

 

モニカ「Mr.トーマスとセバスチャンが来られました......はい、わかりました」

 

受話器を元に戻し2人に「OKよ」と告げた。

2人はモニカに感謝し社長室の扉を開けた。

奥にL字のテーブルとその上にパソコンが置いてある。

そして更にテーブルの後ろに1人スーツ姿の男性が立っている。

スキンヘッドで白人、体型はスリムで少しあごひげがある。

彼がNM社の社長、ジョニー・ガルバスだ。

トーマスたちのところへ行き正面に立つ。

 

セバスチャン「失礼します社長、トーマス様を連れて来ました。」

 

ジョニーは報告したセバスチャンに「ご苦労」と言いトーマスの方へ視線を向け微笑んだ。

 

ジョニー「久しぶりだねエイト君、電話でよく話すけど実際に会ったのは1年ぶりかな?」

 

ジョニーはトーマスの事を「エイト」と呼んだ。

八幡の「八」を取り英語にして「エイト」という事だ。

初めてあった時トーマスの本名が言いにくかったのか勝手にあだ名を付けられた。

 

トーマス「はぁ.....ここの人達はなんで俺をあだ名呼びするのか......」

 

そうトーマスは独り言のように吐く。

 

ジョニー「まぁまぁ、そっちの方が呼びやすいじゃないか?それに君はもう『比企谷八幡』じゃないんでしょ?」

 

トーマス「....それなら『エイト』だってそこから取っているんで同じじゃないんですか」

 

ジョニーは「君の新しい名前さ」と訳がわからない言い分を放ちじゃれ合いを終わらした。

 

ジョニー「千葉からの長旅ご苦労様、って言いたいところだけど早速ニッポンの公安とCIAからテレビ電話が来ている」

 

そう言ってポケットから小型リモコンを取り出し左の壁に埋め込まれている巨大なモニターが起動し画面に金髪の白人中年男性と短髪の日本人男性の顔が映った。

CIA長官のマイケル・マッカーサーと公安警察所長の金剛風間、日米最高機関のトップの人物2人である。

エイトは2人の面識があり特に風間とはちょくちょくプライベートで会っている程だ。

飛行機で太平洋を飛行中セバスチャンが本社に連絡し手配して貰ったのだ。

 

マイケル『こんにちは、Mr.トーマス。無事で何よりです。』

 

風間『1週間ぶりだねハチ君。』

 

トーマス「お久しぶりです、マイケル長官 風間さん」

 

トーマスはモニターの目の前に立ち軽く礼をする。

 

風間『早速だけど確認したい事があるけれど...』

 

その時だった。

ジョニーのテーブルに置かれてある固定電話が鳴り出した。

ジョニー駆け足で受話器を取った。

すると同時に社長室の扉がバンッと激しい音を立てた。

トーマスとセバスチャンは敵襲かと思い身構えた。

だが敵襲ではなかった。

 

???・???「「エイトォォ⁉︎(ハチ兄ィィィ!)」」

 

身構えていたトーマスは目を丸くした。

 

トーマス「え?....お前らなんで....ちょっ!?グハッ!」

 

金髪の白人女子とショートボブの少女が勢いよくトーマスに抱きついた。

まるでアメフトやラグビーのタックルだ。

モニター越しのマイケルと風間は2人揃って「「やっぱりそこに居のたか」」と呆れた声で言った。

彼女らはこの2人の娘である。

金髪のロングヘアで青い瞳を持つのがマイケルの娘

エリナ・マッカーサー

トーマスの一つ歳上で彼の事をジョニー同様「エイト」と呼んでいる。

年に2回彼女はトーマスに会いに日本に来る。

ショートボブで黒く輝く瞳を持つ少女は風間の娘

金剛 風香

トーマスのひとつ下でいつも「ハチ兄」と呼んでいる。

トーマスがプライベートで風間と会いに行く時必ず風香がいる。

2人は魔法が扱える。

エリナはアメリカの魔法大学付属中校の生徒で序列1位であり風香は魔法メインの私立中学の生徒である。

トーマスはたまに風香のデバイスを調節している。

彼が襲われ行方不明になった事を知った彼女らは居ても立っても居られなかった。

行方が判明した事を聞いた風香はネットでアメリカ行き即チケットを購入し1時間後空へ、エリナは風香を迎えに行くため空港で待機していた。

尻をついたトーマスは身動きが取れず彼女たちの思う壺だった。

 

風香「ハチ兄ぃ、心配したんだよぉ」

 

涙目で訴えながら顔をトーマスの胸に埋める風香。

 

エリナ「私もよエイトぉ、でも無事で何よりだわぁ」

 

両腕をトーマスの首に巻いて頬と頬を擦り付け合うエリナ。

 

ジョニー「なんで2人が.....どうなってるの?....」

 

モニカが社長室にやって来て訳を話す。

 

モニカ「申し訳ございません社長、今は大事な会議中なので入れないと言っておいたのですが無理矢理入って来られて....oh...」

 

モニカはトーマスが女子2人に押し倒されているところを目撃してしまった。

 

トーマス「な、なんでエリナと風香が此処に居るんだ?ていうか離れろ!」

 

2人の胸が身体にあたり甘い香りが鼻を擽ぐらせる。

精神的に限界だったトーマスは無理やり離れようとするが風香は顔を埋めたまま強くトーマスの服にしがみ付き、エリナは強く抱きしめトーマスをホールドする。

完全に放してくれない。

 

トーマス「ちょっ、長官⁉︎風間さん⁉︎見てないでなんとかして下さいよ⁉︎娘さんですよね⁉︎娘がこんな事して良いわけないですよねぇ⁉︎」

 

マイケルと風間に強く問い掛け助けを求むトーマス。

しかし

 

風間「そう言われても...ですよねマイケル長官?....」

 

マイケル「エリナも嬉しそうだしいいだろう?Mr.も罪な男ですな」

 

ニヤニヤする風間、蔓延な笑みなマイケル、この2人は自分の娘がトーマスに好意を寄せている事は前から知っている。

だから何もしないのだ。

 

トーマス「それでも父親か!」

 

トーマスは大声を上げる。

となりにいるセバスチャンに助けを求めるが「両手に花は正にこの事ですね」と言い拒んだ。

誰も助けてくれない。

こうしてエリナと風香によるトーマスの精神的な地獄が始まった。

 

 

 

 

 

精神的地獄から10分が経った。

エリナは満足したがトーマスの腕にしがみついてた。

一方のトーマスの胸に顔を埋めていた風香は飛行機の疲れがあったのか胸の中で寝てしまった。

モニターの横にソファがあったのでトーマスはそこに風香を寝かせた。

ここからトーマスの表情が一変に変わった。

 

トーマス「再開しましょう、風間さん何か俺に言おうとしましたよね?」

 

風間「そうだね、まず比企谷家の近くの路上にハチ君の血が付いたナイフを持った男の遺体が発見された。コレはハチ君が殺ったのかい?」

 

トーマス「ええ、それに俺を襲った暗殺者もコイツです」

 

トーマスはあの時の記憶を思い出す。

 

 

 

 

 

 

「死ね、トーマス・シュタイン」

 

男は加速魔法で急に近づきポケットからナイフを取り出す。

そしてそのナイフで八幡に振る。

 

八幡「ッ⁉︎」

 

油断してしまった八幡はなんとか後ろへ飛び回避するも左肩にナイフが擦った。

制服の肩部が破れそこから赤い血が溢れる。

それを見た本人八幡は舌打ちをし男の方を睨んだ。

 

八幡「テメェ、俺を名前をしっているって事はただ者じゃねぇな」

 

ここで八幡の察しがこの男はただの通り魔ではない事を確実とした。

 

「...........」

 

男は黙ってナイフを構えた。

八幡は右手で人差し指と親指を立てて銃の形を作った。

それを男の方へと向けた。

 

八幡「まぁ......無理矢理聞かせてもらうがな」

 

八幡は指先に魔法を発動した。

 

「........」

 

男は阻止するべく加速魔法で八幡に近づきナイフを心臓に向け刺す。

だがナイフは1センチ手前で止まった。

突如男は止まった。

正確に言えば「動けなくなった」のだ。

 

「.......ッ⁉︎」

 

男の足元に四角形の魔方陣が展開されていた。

 

八幡「.....トラップ系魔法『キラーネット』」

 

キラーネット

トラップ系魔法で一度魔方陣に踏み込んだら身動きが出来ない魔法。

指先に発動した魔法はただの囮だった。

 

八幡「こんな単純な魔法に気付けないとはナメられたもんだな」

 

八幡は更に魔法を発動する。

尋問魔法だ。

右手で尋問魔法を発動し男に放った。

 

「.....グッ⁉︎」

 

魔法を受けた男は苦悶の顔を見せた。

 

八幡「さて、誰の差し金だ?」

 

「...言えないッ...だが世界の中心に君臨するとだけ言っておこう.....」

 

八幡は魔法を発動した右手を軽く握った。

 

「グウッ.....⁉︎」

 

男が急に苦痛の声を上げる。

全身に今まで感じたことがない痛みを味合わせたのだ。

汗が吹き出る。

 

八幡「...言え」

 

「....ちっ中国だッ!中国の....龍頭(ドラゴンヘッド)だ!」

 

龍頭 ドラゴンヘッド

中国の大きなマフィアで暗殺の依頼や秘密工作を行う組織。

裏では中国の政府と繋がりがある。

 

八幡「なぜ俺を狙う。目的はなんだ」

 

「し、知らない!俺は上の命令で動いているだけで理由はわからない!」

 

必死な声で訴える男。

さっきの強気はどこか消え今になってはただ命乞いをする敗者。

八幡は男の情報を元に簡単な2つの推測を立てた。

1つはドラゴンヘッドが個人目的で起こした事。

2つは中国政府がドラゴンヘッドに俺の暗殺を依頼した事。

最後に八幡は男になぜトーマス・シュタインだとわかったのか問い掛けた。

しかし男は上に命令され時に写真で見ただけだと言った。

つまりドラゴンヘッドの幹部らは八幡の正体がバレているという事になる。

 

「な..なぁ....命だけは助けてくれるよな?トーマス・シュタイン.....」

 

男は震えた声で八幡に問う。

八幡は「ああ」と言い尋問魔法を解いた。

 

八幡「だが....」

 

指を鳴らし再度魔法を発動し男の足元に魔法陣を展開した。

 

八幡「5分間これに耐えたらの話だがな」

 

八幡が発動した魔法は魔法陣の範囲内に存在する空気を消す魔法である。

 

「ッ⁉︎」

 

空気がなくなった男は息が出来なくなった

抗うとするがキラーネットで動けない。

八幡は男に背を向けその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トーマス「ーーーーっという事です」

 

トーマスはマイケルと風間に襲われた時の事を話した

 

マイケル『ドラゴンヘッド.....これまた随分と大きな輩が動きましたな』

 

風間『それに厄介な事にハチ君の正体が幹部にバレているとは確実に裏で中国が糸を引いてますね』

 

両国の最高組織の責任者2人は難しい顔を見せた。

ドラゴンヘッドを相手となると厳しい。

何故ならドラゴンヘッドは魔法師、武器、兵力、あらゆる物を取り揃えている。

とてもマフィアとは思えない、まるで軍隊だ。

 

風間『一応此方は比企谷家の保護は可能だけど流石に巨大なマフィアを潰すのは無理がある』

 

流石の公安警察でも憲法を守らなければならない。

 

マイケル『ドラゴンヘッドを監視している担当がいるが、壊滅するとなると大統領に同意を得ないといけません。もし壊滅出来たとしても中国が黙っちゃいないでしょう』

 

CIAがドラゴンヘッドを叩いてもバックに中国がいる。

そのもし中国が宣戦布告をしたら第四次世界大戦が始まってしまう。

そしたらロシアも参加するだろう。

流石のマイケルもお手上げなのだ。

 

エリナ「お父さん、どうにかならないの?」

 

マイケル『すまないエリナ、この件は私1人ではどうする事も出来ん』

 

トーマスの隣にいるエリナは不安な表情だった。

 

トーマス(流石に思い通りに行かないか......)

 

しばし沈黙が続いた。

するとトーマスはある案を提案した。

 

トーマス「俺が囮になります」

 

エリナ「それはどういう事なの?」

 

トーマスは次のように応えた。

中国に自分の情報を流しその証拠の為にトーマス本人が日本へ行く。

そして上手くドラゴンヘッドを日本へ誘導し騒ぎを起こす。

この時点で日本の公安警察が動くことが出来る。

更にバックアップでCIAも付く。

 

風間『確かにその手で行けばこっちも動ける事が出来るけどハチ君、君が危ないじゃないか』

 

マイケル『Mr.風間の言う通りですMr.トーマス』

 

トーマスの案を反対する風間とマイケル。

彼のやり方を知っている2人は見てられないのだ。

しかしトーマスは意外な答えを出した。

 

トーマス「別に自分を犠牲するつもりはありませんよ。それに今から実行する訳でもありませんし」

 

マイケル『それはどういう事ですか?』

 

トーマス「実行するのは2年後それまで此処で魔法、デバイスの開発、体を鍛え直します」

 

トーマスは2年間アメリカにいる事を決意した。

 

マイケル『.....わかりました。では詳細に関しては次の機会にお聞かせ下さい。戸籍に関しては此方が用意しておきます。』

 

風間『取り敢えず比企谷家は隠密保護で当たらせて貰うよ。それと風香の事よろしく頼むね』

 

トーマスの意外な答えで2人は同意した。

 

トーマス「感謝します」

 

頭を軽く下げた。

テレビ電話を終えた。

本社を後にしたトーマスは風香とエリナと共にタイムズスクエアホテルへ向かいスイートルームの部屋を借りた。

風香は帰りのチケットを買っておらずいつ帰るのかわからない。

エリナは今週学校はこれで終わり休日を迎えてる。

なので「トーマスを補充」する為2人の希望で一緒の部屋になった。

部屋のベッドはキングサイズのベッドで1つしかなかった。

これもまた2人の希望だろう。

何故ベッド1つだけなんだとツッコミを入れたいトーマスだが疲れが溜まっていた所為か考える暇もなかく靴を脱ぎベッドに身を預けた。

するとエリナと風香もトーマスを挟む形でベッドに入り足を絡ませ腕に抱きつく。

 

風香「エヘヘー、ハチ兄ィ〜♪////」

 

エリナ「うーんエイトォ///」

 

トーマス「.......」

 

動く気力がないトーマスは2人の思うがままだった。

 

エリナ「.........」

 

するとエリナが急に表情が一変した。

不安な表情を見せた。

 

エリナ「....本当に良かったの?エイト」

 

トーマス「....何が?」

 

エリナ「全部よ....名前を捨てたとか色々!」

 

エリナは心配した。

トーマスは全てを投げ出し今ここにいる。

平和な日常生活から一変し逃亡生活のような事をしているのだ。

 

トーマス「大丈夫だ、俺はもう『比企谷八幡』を捨てたんだ。」

 

トーマスはアメリカに行く前に覚悟を決めたのだ。

妹の小町とはもう無縁。

きっと心配していると思うが両親がフォローしてくれるだろう。

 

風香「でもそれじゃあ『ハチ兄』なんて呼べないじゃん」

 

トーマス「それはあだ名で名前じゃない。それに....」

 

トーマスは両手で左右にいるエリナと風香の頭を撫でた。

普段しない事した彼は2人を驚かせた。

 

トーマス「名前は捨てたがここにいる俺は風香の『ハチ兄』、エリナの『エイト』でありトーマス・シュタインだ」

 

エリナ「エイト...///」

 

風香「ハチ兄....///」

 

エリナと風香はトーマスの言葉を聞き頬を赤く染めた。

 

トーマス(アレ?...これってプロポーズみたいな言い方したような...まぁいっか)

 

自分が言った言葉に少し疑問を持ったがトーマスは気にせず言葉を続けた。

 

トーマス「だから心配するな2人とも」

 

こうしてトーマス・シュタインは2年間アメリカで過ごす事になった。




さぁ今回はオリキャラ沢山とハーレムを出しました。
次からは転入編です。
奉仕部2人が八幡と出会うのかまだわかりません。
とういう訳で脱字 誤字 がありましたらご報告お願いします!
それと高評価 感想お待ちしております!
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