UA10000突破ありがとうございます!
まさか始めてハールメンに来て初めて書いたSSがこんなにも好評があるとは思いませんでした。
本当にありがとうございます。
さあ転入編に入ります。
その前に、
奉仕部2人はアンチだと思いがちですが全く違いますからね⁉︎
ゆきのんと結衣は完全に和解し完全にハーレムの中に入りますのでご了承ください!
それでは転入編スタート!
第1話 入学式
第1魔法大学付属
総武高校
千葉にある高校で魔法の基礎、実技を学ぶ関東最大の魔法高校である。
総武中学校も総武高校の付属校である。
魔法科だけではなく普通科も存在している。
比企谷八幡が行方不明になって2年が過ぎた春。
総武高校は新たな新一年生を出迎える。
それと同時に魔法科に3年生徒、普通科に2年生が1人ずつ編入生がやって来る。
風香「ハチ兄ぃ!エリ姉!早く早く!」
駆け足で走るショートボブの少女
金剛風香
魔法科 新入生
風香は今年で16になり総武高校の新入生になる。
1年前トーマスが総武高校へ行く事を聞き自分も受ける事にし見事合格した。
エイト「おいそんなにはしゃぐと転ぶぞ風香」
呆れた口調で風香を止める男。
如月エイト(旧名 比企谷八幡)(トーマス・シュタイン)
2年生普通科
転入生で今年から総武高校へ転入する。
2年前マイケルが用意してくれた名前で戸籍には「アメリカ出身」「日系アメリカ人」と書かれている。
そしてエリナ、マッカーサー家の親戚(身内)になっている。
それにちなんで髪型を変え昔のアホ毛スタイルから整えた髪型にした。
他にも、目が腐っているように見える為メガネを掛けて
昔は猫背だった背中は体を鍛え直してから常に胸を張っている。
2年の間、エイトは魔法やデバイスの研究開発と魔法体術師と修業をしていた。
「編入」という形で総武高校へ来れたのは風間のおかげである。
エリナ「そうよ風香ちゃん。まだ時間あるんだから」
エリナ・マッカーサー
魔法科 3年生
エイト同じく転入生でアメリカ国際魔法科高校からやって来た。
向こうでは魔法を使った模擬戦では序列1位、国際大会で名を轟かせるほどの実力者、日本でも彼女を知っている者もいるだろう。
風香「だって今日から三人で学校行けるじゃん!」
3人で学校生活を共にする事にワクワクしている風香は興奮する。
桜が散り去った後の日本は今日、どの学校も入学式と始業式。
総武高校も今日から始まる。
今日から3人の学校生活が始まるのだ。
エイト「気持ちはわかるが落ち着け。別に逃げる訳でもないから」
エイトは風香の頭に軽くチョップした。
それを見たエリナは手を添えてクスクスと笑った。
風香「モーッ」
頬を膨らませあざとくエイトを睨む。
三人は一緒に並んで登校した。
高校が近くなるに連れて生徒達が歩いている姿が見受けられる。
総武高校の制服は魔法科と普通科では異なり紋章がある。
魔法科の制服はエメラルドグリーンのブレザー着で左肩の外側に桜の花びらの紋章
普通科は至って目立たない紺のブレザー着で紋章は四葉のクローバーである。
学校の正門に着いた。
正門は大きく立派な物だった。
門の横に黒字で「%#年度祝 入学式」と縦文字で書かれた白い看板が立っていた。
エリナ「ねぇ此処で写真撮りましょうよ」
エリナは写真を撮りたいと言いポケットからスマホを取り出した。
「賛成ッ!」風香は嬉しそうに言う。
エイト「だが、三人一緒に撮るって事は誰に撮って貰わないと」
三人一緒に撮るには写真を撮ってくれる人が必要。
エリナは困った顔し辺りを見回した。
重力魔法を使えば簡単に済ませれるが校内や街中で緊急時以外は使ってはいけないのだ。
すると目を付けたのかエリナは黒髪のロングセミの赤い瞳の魔法科の女生徒を呼んだ。
エリナ「すいません、写真撮ってくれませんか?」
そう尋ねられた女生徒は「いいですよ」とにこやかに返事をしてくれた。
どこか大人びている。
エリナはスマホのカメラを起動し渡してエイトと風香の元へ戻る。
看板の三人は前に立つ。
右から風香、エイト、エリナの順だった。
???「それでは行きますよ?3、2、1、」
パシャっとスマホから音が鳴り写真を撮れた事を告げる。
女生徒は撮った写真を見てブレてない事を確認してエリナに渡した。
エリナ「ありがとうございます」
???「いえいえ、 お安い御用ですよマッカーサーさん」
彼女はエリナの苗字を口にした。
彼女に自分の名前を教えていないエリナは何故知っているかと疑問に思った。
エイト「何故エリナの名前を?」
そこでエリナが思った事をエイトが代わりに言った。
???「そりゃ国際大の常連さんがこの学校に編入するなんて生徒会からすれば大事ですよ。如月エイト君」
そう言ってエイトのフルネームを口にする彼女。
彼女は自己紹介を始めた。
七海「はじめまして転入生の皆さん。私の名前は『西門字 七海』魔法科の生徒会会長をしております」
西門字 七海
魔法科3年で魔法科生徒会の会長。
生徒会だから転入生の事を知っているのだろう。
この高校は魔法科と普通科に別れている為生徒会が2つ存在している。
風香「西門字って.....えぇ⁉︎あの西門字ですか⁉︎」
風香は七海の苗字を聞いて驚きを隠せなかった。
七海「ええ、その西門字よ」
にこやかに笑いながら風香に告げる七海。
エイトは「西門字」という名前に覚えがあった。
西門字家は第三次世界大戦に中国軍の侵略を最前線で戦った「十人の魔法師」の1人で七海はその孫にあり西門字家の次期当主である。
エイト(西門字家の次期当主か....)
日本のどこでも「西門字」の名を知らない者はいない。
エリナ「ねぇエイト、サイモンジってそんなに有名なの?」
日本の魔法の歴史を知らないエリナにはチンプンカンプンだった。
そこでエイトは「日本の歴史人物だ」と簡単にまとめた。
その頃、風香が七海の所へ寄り目を輝かせていた。
風香「西門字先輩に会えるなんて光栄です!握手して下さい!」
七海に憧れを持つ風香は手を差し出す。
七海「え、ええいいわよ、これからもよろしく。それと苗字じゃなくて名前で呼んでくれると助かるわ」
風香「はい!七海先輩!」
戸惑いながらも風香を握り握手する七海。
エイトはある事を思い出し七海に質問した。
エイト「七海先輩、職員室は何処にあるのでしょうか?学校に着いたら職員室に寄るようにと教員に言われて」
入学式は会議ホールで行われる。
エイトとエリナは風香と違ってステージ側に立って挨拶をしなければならない。
その為、教員達と打ち合わせしなければならない。
七海「それなら大丈夫よ。私も職員室に寄るところだったし、それに先生からエイト君とエリナちゃんの案内を任せられているから」
いつのまにかエイトとエリナの事を「君」や「ちゃん」付けし最後にウィンクする七海にエイトは戸惑った。
エイト「で、ではよろしくお願いします」
エリナ(これは.....アタックしたわね.....)
風香(七海先輩.....ハチ兄は譲りませんよ....)
エイトのガールフレンド2人はジト目で七海を見た。
それに気づいた七海。
七海「2人ともどうしたの?」
エリナ・風香((無意識かッ!))
こうして七海を入れ4人は門を潜り校内へ足を踏み入れた。
カーテンの隙間から太陽の光が射す。
ベッドで寝ていた私はその日差しで起きた。
私の名前は雪ノ下 雪乃。
総武高校普通科、今年から2年生よ。
高校に入ってから私は一人暮らしを始めた。
私はベッドから起き上がりシャワーを浴びに向かい眠気を覚ました。
あれから2年が経った。
比企谷君は未だ見つかっていない。
行方不明以来、警察が動いてくれたけど私と由比ヶ浜さん、小町ちゃんと一緒に比企谷君の行方を探した。
時々、川崎さんと海老名さんも来てくれた。
最初、海老名さんが来た時修学旅行での出来事を話してくれた。
あの時、何故比企谷君があんな事をしたのかを。
当時、海老名さんは戸部君の告白を阻止して欲しいと比企谷君個人に依頼した。
比企谷君はその依頼を受け奉仕部の依頼を放棄した。
奉仕部の依頼、私と由比ヶ浜さん側の依頼内容は比企谷君の真逆「告白を成功させるべく周りを見張る」事だった。
結果、偽告白をし阻止した比企谷君が依頼を果たした。
そうとも知らず私と由比ヶ浜さんは比企谷君を非難した。
私たちはあの時、海老名さんの気持ちを知らず「告白を成功させる」事しか考えてないかった。
比企谷君はいち早くそれに気づいたのかも知れない。
だからあんな事をした。
海老名さんからそれを聞いた私と由比ヶ浜さん、そして小町ちゃんは罪悪感を感じた。
私達は正真正銘彼の「居場所」を壊してしまった。
だから彼は行方不明になったとしか思えない。
私達は償いきれない事をしてしまった。
だからこそ諦めず彼の行方を探し続けている。
シャワーを終えあらかじめ用意して置いた制服を着て朝食を取った。
高校に上がり私と由比ヶ浜さんは奉仕部を作った。
しかし依頼人の数は中学と同じ程、依頼人が来ない日は比企谷君の行方をしらみつぶしに探す。
その時は必ず小町ちゃんと平塚先生が来てくれる。
終わった後、毎日比企谷家に行く。
理由は彼が居なくなった今、家は小町ちゃん1人。
だから私と由比ヶ浜さんで小町ちゃんの面倒を見ている。
比企谷君と小町ちゃんの両親は共働きでいつも家を空けている。
両親は彼の事をどう思っているのか知らないけど小町ちゃん曰く最低な親だとの事。
小町ちゃんの言い方察すれば日常生活では両親は彼の事を見ておらず小町ちゃんしか見ていないと考えられる。
小町ちゃんあの日以来両親と決別しているとの事。
身支度をし終えた私は家を出た。
私が住んでいるところはタワーマンション。
高校から少し遠くいつも電車で登校している。
今日は入学式。
奉仕部は活動はない。
今日も彼の手掛かりを探しに行く。
私も由比ヶ浜さんも高校2年、そろそろ進路を考えなければならない。
学校へ着いた。
相変わらずこの学校は広く大きい。
何故なら魔法科と普通科に別れているのだから仕方がない。
この学校は魔法科が有名で関東一位を誇る。
普通科も東大へ行けるほどの実力はある。
私のクラスは2年E組。
昨日学校がありクラスが発表されたから分かる。
鞄を自分の机に起き席に座った。
すると馴染みのある声が私を呼んだ。
結衣「やっはろー、ゆきのん」
明るい声で挨拶してくれるのは私の「友達」由比ヶ浜さん。
由比ヶ浜さんも私と同じクラス。
他にも川崎さんや海老名さん、戸塚君もいて2年前から関わりを持っている人達が集まっている。
一方、葉山君や戸部君達(カースト集団)一部は魔法が使えるから魔法科を選び魔法の勉強をしている。
私は挨拶してくれた由比ヶ浜さんに明るい表情で返す。
雪乃「おはよう由比ヶ浜さん」
私が由比ヶ浜さんと友達になれたのは比企谷君のおかげ。
それは一緒に彼を探し続けて得たものだからある意味そうかもしれない。
結衣「あのさ!今日部活ないから小町ちゃんと一緒に行く?」
由比ヶ浜さんが口にした「行く」と意味はどこかではなく「比企谷君を探しに行く」という意味だった。
私は「勿論よ」と答えた。
それから待ち合わせ決めこの話は終了した。
すると今度は別の話を振ってきた。
結衣「そういえば今日だったよね!転入生!」
昨日先生達から転入生が来ると言っていた事を思い出す。
雪乃「え、ええ。そう言えばあったわね、確か....私達の学年と3年に1人ずつだったわよね?それに2人ともアメリカ人って言う話だし」
結衣「そうそう!しかもウチらの学年の編入生、普通科だって!ねぇ珍しくない⁉︎」
普通科に編入生は確かに珍しい。
魔法科の編入生は毎年あるそうだからそう珍しくない。
雪乃「普通科の転入生.....ね」
私は独り言の呟くように口にした。
それを聞いた由比ヶ浜さんは何か寂しげな感じで
結衣「.....ヒッキーだったら良いのにね..」
と口にした。
由比ヶ浜さんの言う通り、出来ればそうであって欲しかった。
初めて転入生が来ると知った時心のどこかで期待した。
けど現実はそう甘くなかった。
由比ヶ浜さんには悪いけど世の中はそんな思い通りにはならないわ。
そうしている内に教室に居た生徒達が教室を出始めた。
時計を見るとそろそろ会議ホールへ行く時間だった。
雪乃「私達もそろそろ行きましょ」
由比ヶ浜「うん」
しかし私のその理屈はその転入生により覆された。
会議ホール
生徒総会や学年集会、さまざまな所で此処は使われる。
同じ学校だけど中学より高校の方が金を沢山使っているのね。
正面にステージがあり、その前に固定された椅子が沢山並べられている。
後ろ側の方はステージが見えやすいように前側の席より高くなっている。
前の席が1年生、真ん中の席が2年生、そして最後の後ろ側の席が最上級生の3年生。
私は自分の席が何処なのか把握しているからスムーズにいけた。
辺りを見ると3年と2年は全員自分の席に座る頃だった、けど新入生達の方が少し手こずっている。
少し時間が経った。
全生徒は自分の席に座って待機していた。
予定時間通り入学式が始まった。
校長を始めとするお偉いさん方がステージに上がり用意された席に座る。
司会は普通科生徒会会長の廻先輩と魔法科生徒会会長西門字先輩。
式は順序良く進んでいる。
がしかし、退屈だった。
お偉いさん方の挨拶は特にそうだった。
生徒によく分からない言葉を使い長々と話す。
こんな事言っても生徒に伝わないわよ。
こんなのだったら小説持ってこれば良かったとつくづく思う。
いつからか彼、比企谷君と同じ考えを持ってしまったのだろうか。
私はそう思いながら式を見ていた。
式は終わりの手前までやって来た。
最後は転入生の紹介だった。
七海『それでは最後に転入生を2名紹介します』
司会の西門字先輩のセリフを合図に転入生2はステージに上がり真ん中に立った。
1人は金髪のアメリカ人女子。
彼女が魔法科3年生の転入生。
魔法競技の国際大会の常連選手だとか。
そしてもう1人のアメリカ人は......
私の視界は彼女の隣の男子編入生へとやった。
その時だった。
私は目を疑ってしまった。
メガネを掛けた編入生はアメリカ人ではなく日本人。
髪型は前とは違っているけど私の目は誤魔化せなかった。
何故なら彼は
比企谷君だと。
七海『2年生普通科『如月エイト』君と魔法科3年生『エリナ・マッカーサー』さんです。まず先に如月エイト君からご挨拶です』
彼が二歩前に歩きスタンドマイクを近づかせる。
そして正々堂々と立ち一礼し口を開けた。
エイト『アメリカから来ました2年普通科の如月エイトです』
雪乃「........ッ!?」
「雪ノ下さん大丈夫?」
驚きのあまり声を出してしまい隣の席のクラスメイトに心配させてしまった。
私は慌てて彼女の方へ振り向き大丈夫だと言った。
すると彼女の横に座っている川崎さんが見えた。
川崎「........」
川崎は彼を見て驚きの表情を見せ口が開いたままだった。
川崎さんも彼の事に気づいたのであろう。
私はもう一度視界を元に戻す。
エイト『名前は日本人ですが私はアメリカ出身の日系アメリカ人です。今皆様方と日本語で話せれるのは日本人である祖母のおかげです。この学校へ来た理由は祖母と祖父が昔ここ千葉に暮らしており興味があるからです。2年間よろしくお願いします。』
そう自己紹介し彼は一礼して元の場所へと戻った。
全生徒は拍手をした。
彼 如月エイトは比企谷君と同じ声をし顔も似ている。
髪型を変えとメガネを外せば比企谷君と瓜二つ。
本当に彼 比企谷君かも知れない。
しかし彼には捻くれた所がな寧ろ堂々としている。
本当に彼は比企谷君なのか。
拍手が止まない中、私は唖然し頭の中を混沌とさせた。
そして胸の内が
急に痛くなり
辛くなった。
雪乃(.......比企谷君ッ!)
その痛みを抑えるべく私は右手で胸を押さえた。
今更なのですが小町含め3人をどう和解させれば良いのか全く想像つきません(申し訳ないです)
次回作はいつ投稿するかわかりません!
出来上がり次第なるべく早く投稿したいと思います。
脱字・誤字があれば報告よろしくお願いします。
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