IS〜インフィニット・ストラトス 迷える天使達と滅びゆく世界   作:ダークエイジ

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前の話、飽きちゃったから新作書いてしまった。


第一話「アンノウンと始まり」

C・E74。メサイア攻防戦の後、カガリ・ユラ・アスハとラクス・クラインの尽力により世界は驚くベきスピードで復興して行った。しかし、最近になって地球軍とZAFTの間で不穏な噂が立ち込めていた。それは見たことのないアンノウンモビルスーツが世界中の軍事基地を襲撃しているというのだ。世界政府は調査のため、先の大戦の英雄であるキラ・ヤマト、アスラン・ザラなどが所属するアークエンジェル隊とミネルバ隊に調査を依頼。しかし、大した結果が得られず一ヶ月が過ぎていた。

「はぁ、どうするんです?ヤマト隊長?」

「ここまで手がかりが無いんじゃしょうがないよ・・・」

先の対戦で酷く損傷したが見事に修復されたミネルバのブリッチでアーサー・トレインとミネルバ隊の隊長となったキラ・ヤマトが溜息を吐いていた。それもそのはず、調査を開始してから一ヶ月経っても何も成果が得られていないのだ。アークエンジェル隊とミネルバ隊で四方八方手を尽くしたが成果は0。

「しかし、大賑わいですね。」

アーサーが目を向けた先にはZAFTやオーブ、地球連合と言った様々な軍艦がジブラルタル基地の港に停泊していた。しかも、ミネルバの隣にはアークエンジェルまである。何と言っても今日はZAFTと地球連合や様々な国が集まってこれからの事を話し合う大事な会談の日だ。

「それに今日はラクス様もお出でになられますから、楽しみでしょう?」

「まぁね。」

今まではアスランがラクスの婚約者だと知られていたが、ラクスがプラントの最高評議会に参加した日にキラが今の恋人だと知られていた。

「とにかく、アーサーさんも街に出て見たら?」

「良いんですか?」

「ウン。煮詰まっててもしょうがないしね。」

「ありがとうございます。」

ウッキウッキな感じでアーサーがブリッジを出て行く。すると、入れ替わりで部下のシンとルナマリアが入って来た。

「あれ、キラさん?街には出かけないんですか?」

「ラクス様もお出でになられるのでしょう?」

「やぁ、シン、ルナマリア。あの件が気になっててね。」

「アンノウンの事ですか?」

一応、分かっているのは全てガンダムタイプで未知の技術が使われていること。そして、全てが終わると姿を消してしまうという事だ。

「とにかく、行きましょうよ。そんなに考えててもしょうがないですよ。」

「ああ、ちょっと!」

二人に強引に連れてかれたキラは街でアスランとメイリンに出会った。

「アスラン!」

「キラ!」

やはり、アスランもアンノウンが気になるのか難しい顔をしていた。彼も色んなコネを使って調べたがやはり成果は無し。

「一体、どういう連中なんだろうね?」

「さぁな・・・分かっているのは未知の技術が使われていることだけだ。」

二人はショッピングを楽しむ三人を見つめながら嫌なことを想像してしまった。

「また、あんな事にならなければ良いんだけど。」

「そうだな。」

そして、夜。会談が行われる直前。ラクスと二人っきりで宿舎の散歩をしていた。

「お顔色が優れてませんですわよ?キラ?」

「ゴメン、あのことが気になって・・・・」

自分の顔を覗き込むラクスに微笑み返すと、ラクスがそっと頬にキスしてきた。

「大丈夫ですわ。貴方ならきっと乗り越えられますわ。」

「ありがとう。」

しばらくして、カガリが呼びに来た。そろそろ時間のようだ。二人は惜しむように微笑み交わすと離れた。そして、ラクスはカガリと共に会談へと向かって行ったのだった。そして、取り残されたキラはミネルバへと向かおうとする。しかし、キラは謎の感覚を覚え歩みを止めた。

「誰かが、呼んでる?」

すると、基地内に警報がけたたましく鳴り響くと同時に爆発が起きたのだ。キラは急いでミネルバに通信を掛けると焦った表情のアーサーが叫んで来た。

「隊長!!アンノウンです!!!アンノウンが攻撃をしかけてきました!!!」

「何だって!?数は?」

「一機の様ですが?」

訳が分からない。このジブラルタルにたった一機で攻撃を仕掛けて来るなんて。しかも、今は会談の真っ最中でこちらの戦力はかなりのモノである。たとえ、会談が狙いだったとしても自殺行為だ。

「とにかく、シン達は機体で待機!フリーダムも用意しといてください!!!」

「了解しました。!!!!」

同じ頃、アークエンジェルのブリッジでは艦長のマリューを初めとするクルーが言葉を失っていた。それもそのはず。音速の速度で接近してきたアンノウンが両手のビームライフルを並列に繋ぎ発射したかと思えば、そのビームは四隻の母艦を貫いてモビルスーツ格納庫を吹き飛ばしたのだ。

「何て威力なの・・・・」

しかも、そのモビルスーツの形はフリーダムに限りなく近い。白い四肢に旧フリーダム見たいな大型の青い翼。並外れた機動力。足には追加ブースター見たいのが装着されている。

「こいつ、速すぎる!!!」

各ブースターによる急速方向転換や機体を包み込むほどのエネルギーフィールド。全てが未知の技術だ。

「おいマリュー!俺たちはどうすんだ?」

ムウの問いかけにマリューは冷静を装って返答する。

「ムウとアスラン君は直ちに発進してください。未知の敵よ!気を付けて。」

しばらくしてミネルバからもフリーダムやデスティニー、インパルスは発進して行った。すると、アンノウンは素早く反応して迎撃行動に入る。

「このぉ!」

シンがビームライフルを連射して接近するが相手もビームシールドを広げて接近してきた。デスティニーの対艦刀アロンダイトを抜いて斬りかかる。しかし、左への急速方向転換で避けられてしまった。

「シン!焦っちゃダメだっ!」

「分かってます!でもっ!」

そうこうしてる間にもジブラルタルからの増援がやって来た。しかし、アンノウンは翼からドラグーンを射出。自身の周りに展開。

「まさか、地上でドラグーンをっ!それに、あれはっ!」

キラの予想は的中、ハイマットフルバーストを放ったのだ。しかも、両手のひらから放たれた何十というビームは追尾式。それから逃げ切れず次々と量産品のモビルスーツが撃墜されて行った。

「こ、こんなことっ!」

隙を突いてアンノウンはジブラルタルに潜入すると基地の破壊に掛かった。キラは急いでフリーダムのブースターを吹かして後を追う。シンやアスラン達もそれに続いた。恐らく、あのアンノウンの目的は国家首脳達だろう。

「ムウさん!国家首脳達を任せます。」

「任せとけ!」

しかし、運悪くキラの瞳に重症の兵達を看病しているラクスやカガリを発見してビームライフルを向けるアンノウンが見えた。

「ラクスっっっ!!!!!カガリっっっっ!!!」

「やらせるかよっっ!!!!」

瞬く間にアンノウンにシンが接近すると対象に強烈なケリを食らわせた。ケリを食らったアンノウンは格納庫に激突して派手に煙を撒き散らす。

「ラクス大丈夫!?シンっ!アスラン!!」

土煙の中からアンノウンがゆらりと立ち上がってくる。すると右肩に機体の名称のような文字が見えた。「ストレイド・アレス」とある。

「このぉ、何なのよあんたはっ!!」

ルナマリアが喚く。しかし、アンノウンは何も応えずに立ち尽くしていた。するとアンノウンの背後に強烈な光が出来始めていた。どうやら逃げる気らしい。確かに形勢は明らかに不利で背後にはミネルバやアークエンジェルまで迫ってきているのだ。

「逃がすかよ。」

逃げようとするアンノウンに向かって今度はタックルを仕掛けるシン。アンノウンは急いで避けるが何か干渉を受けたせいか、光が急速にデカくなって行ったのだ。

「なっ、なんだ?」

光はアンノウン、デスティニー、インパルス、フリーダム、アカツキ、ジャスティス、数機の量産モビルスーツ、アークエンジェルとミネルバを呑み込んで消えてしまったのだった。

 




次回はIS書かないとな・・・。
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