初投稿の為、分からないことが多々あります。
駄文、誤字等色々と思うところはあるかもしれませんが、
どうぞその点は承知の上で読みになってください。
この物語は、作者が興味本位で書いた物語なので、どうぞ優しく見守ってください。
長くなって申し訳ございません。
それでは、本作品をどうぞ宜しくお願い致します。
終わりの始まり
中学3年生の夏休み期間中。
僕は受験勉強の真っただ中、気分転換で散歩をしていた。
蝉の鳴き声、肌に触れる風が心地よく、とても気分が良かった。
散歩をしている途中、道の隅に咲いていた一凛の赤い花を見つけた。
その花はあまりにも不自然に、そこに咲いていた。
僕はその花に視線を向けた。
花は赤く、とても綺麗だった。僕自身、花には興味が全くない。
しかし、何故だかその時だけは一凛の赤い花に興味を持っていた。
何故こんなにも綺麗で、赤いのだろうか。
僕はそんな疑問を抱いていた。
赤い一凛の花は、まるで全てを見据えているかのような、どこか悲しそうな花だった。僕はきっと頭がおかしい。何故なら花が意思を持っているわけもないのだから。
こんな風に考えてしまうのは異常だ。
そう自分に言い聞かせながら、再び帰路に立とうとした瞬間、世界は変わった。
視界に映ったのは、真っ赤な世界。
全てが赤かった。道、柱、家、空、雲、太陽。
先ほどまで歩いていた主婦、子供たちは何処にも居ない。理由は分からないが、
これは普通の事ではないはずなのは間違いない。色鮮やかだった景色が一転、真っ赤な景色に変わったのだから…。
僕は歩いた。人を探すために歩き始めた。目に入ってくるのは、全てが赤色の景色。他の色なんて何もない。僕は無意識に口を開いた。
『あの花の色みたいだ…。』
その瞬間、背後から気配を感じた。
僕は振り、目を見開いた。
振り返った先には、1人の女の子が立っていた。
身長は僕よりも少し小さく、金髪の長い髪、まるで人形の様な顔つきをしていて、思わず見入ってしまいそうになる程の綺麗な女の子。
しかし、僕はそれ以外の所に見入ってしまったのだ。
赤色の瞳。
全てを見据えて、何処か悲しそうにしている瞳。
そう、まるであの花のような瞳に、僕は見入ってしまった。
どれぐらい見入っていただろうか。10秒かもしれないし、1分かもしれない。もしかするともっと長いかもしれない。僕は暫くして、彼女に尋ねた。
『君は…誰???』
彼女は答えた。
僕を赤い瞳で見つめながら、微笑みながら、うっすらと見えた牙を剥きだしながら…。
『私は吸血鬼。貴方を殺す化け物よ。』
彼女はそう告げ、僕に近づき、鋭い牙を立てて僕に噛みついた。
僕の意識は徐々に無くなっていった。
この時覚えているのは、血の匂いと彼女の甘い吐息、僕を見つめる赤い瞳。
これが、彼女と交わした最初の言葉であり、出会いであり…
僕の人間としての最期だった。
この物語は、1人の人間だった男の子がが吸血鬼となり、ヒーローになるまでの物語。
皆さん、ご付き合いくださってありがとうございます。
まだまだ至らない点は多いですが、今後も引き続き投稿していこうと思います。
また、至らない等あればその都度、言っていただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。