吸血鬼のヒーローアカデミア   作:ふうか

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ふうかです。
早速ですが、2話を投稿したいと思います。

色々と急展開で謎も多いかもしれませんが、後々解説回などもあるので、ご了承ください。
今回も、あまりいい文章とは言えませんが、優しく見守ってください。

それでは『吸血鬼のヒーローアカデミア』をどうぞ。


吸血衝動

目を覚ましたら、そこは見覚えのある天井だった。

自分の部屋の天井。夕日の光が部屋に差し込んでくる。

僕は確か、受験勉強の疲れを取るために散歩に出かけてそして…

そうだ、僕は赤く染まった世界で一人の少女と出会った。

出会い、食べられた。食べられて死んだはずだった。

けど、僕は生きている。なぜ??

理由が分からない。赤い世界で起きた出来事は全て夢だったのだろうか。

色々なことを考えながら僕は”重い”体を起こそうとした。

 

『重い・・・・???』

 

まるで人が乗っかっているかのような重さ…。

 

『うわぁぁぁぁ!??!?』

 

そこには、あの女の子がいた。僕を食べ殺した吸血鬼の女の子。

けれど、問題はほかにもあった。

彼女は、裸だった。

裸のまま、僕の上で寝ていた。女性独特の柔らかさが肌に伝わってきて、精神が揺らいだ。眩暈がし、無性に欲しくなる。

何が欲しいか?

分からない。

分からないが、無性に何かが欲しい。

僕は彼女の体を見つめながら、この感情を抑え込もうとしていた。

 

しかし、それも叶わず…。

彼女は眠そうにしている瞼をゆっくりと開け、口を開いた。

 

『私の事…、食べてもいいよ???』

 

次の瞬間、僕は彼女に襲い掛かり、“食べた”。

彼女の肉を食べた。肉を食べ、血を吸い取り、僕は欲を満たしていく。

この時僕の意識は少しばかり残っていた。

貪欲に彼女の肉を貪りながら、血を吸い取りながら、僕は感じてしまったのだ。

僕はもう、人間ではないのだと…。

 

暫くした後、僕は冷静さを取り戻し、目の前の光景を見渡した。

血まみれの部屋、血生臭く、そこには血まみれの彼女が横たわっていた。

彼女の食べられた痕跡はみるみる再生していく。

まるで何事もなかったのかのように、元通りの綺麗な体に戻っていく。

僕はその光景をみて、呼吸が荒くなった。

僕の体は一体どうしてしまったのか、一体何が起きているのか、理解が追い付かない。

荒くなった呼吸を整え、僕は彼女を再び見つめた。

彼女はどこか嬉しそうな顔をしていて、頬を赤らめていた。

彼女は、僕を見つめ甘い吐息を零しながら言った。

 

『次は…私の番だね???』

 

この言葉の後、僕は彼女に食べられた。

 

(ああ…。そういうことか…。)

 

徐々に落ちていく意識の中感じるのは、彼女の体の感触、血生臭さと混ざった彼女の匂い、そして、僕を見つめる赤い瞳だった。

 

僕は気づいてしまった。彼女が言っていた”吸血鬼”の意味。

それは、彼女自身が吸血鬼であり、この行為は吸血衝動によって起きる行為なのだということ、即ち僕も”吸血鬼”になってしまったこと。

 

このあり得ない出来事を突き付けられ、僕は意識を落とした。

 





お付き合いいただきありがとうございました。

本当に急展開で申し訳ございません。
主人公の名前、設定等など、次話辺りを予定しております。
今後とも、宜しくお願い致します。

感想、評価、お持ちしています。
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