一応この話は本編の原作に沿っていきます。
この物語の設定は後日投稿します。
少し変わってますので…
『小さい頃のあたしは、本当に弱くて
泣き虫で、悲しい事とか、辛いことに
何時もうずくまって、ただ泣くことしか
出来なくて・・・』
新暦0071年 ミッドチルダ
今ミッドチルダで、ある事件が起こっていた
北部にある臨海第8空港で大規模な火災が
発生したのだ。
謎の爆発によって発生した大規模火災は
災害担当局員だけでは対応しきれず近隣の
陸士部隊や航空隊も緊急招集されるが
間に合わず救出作業は難航していた。
局員A「駄目だ…こっちは駄目だ!」
局員B「この先に女の子が取り残されてるんだ!
何とかならないのかよ!」
局員C「火の勢いが強すぎるんだ!
このままじゃ間に合わない!!」
局員数名が消火活動をしていたが
火の勢いが強すぎて思うように進めなかった
そこへ一人の青年が空から降りてきた。
・・「なら…僕が行きます」
局員D「あの・・・貴方は?」
・・「時空管理局本局所属の魔導師・・・」
「吉井明久です!!」
局員E「本局所属の魔導師?」
明久「僕が中へ突入して、その女の子を
救出してきます!」
局員C「出来るんですか!?こんな火の海の中で」
明久「はいっ!必ず助けてきます!!」
明久はそう言うと炎の中へと入っていった。
局員A「どうか、お願いします!」
一方、空では…
なのは「明久君…無茶しないでね」
『明久さんならきっと大丈夫ですよ、マスター』
なのは「私たちも行くよ!」
『はいっ!』
~空港内~エントランスホール
そこには一人の女の子がさまよっていた。
女の子の手や足には擦り傷や火傷の痕があった。
「お父さん…お姉ちゃん…」
その時爆風が少女を襲い、少女を吹き飛ばす
「痛いよ…熱いよ…こんなのやだよ…帰りたいよ…
・・・誰か・・・助けて」
少女はさっきの爆風で立ち上がれなかった
涙をぽろぽろと流しながら
だが少女の後ろの巨大な女神像が少女に向かって
倒れてかけてきた。
少女は目を閉じると誰かに抱かれた感じがして
後から何か捕らえる音がした
少女は目を開けるとそこにいたのは、一人の
青年の姿があった。
明久「ハア、ハア、良かった。無事で」
明久は少女をだっこしており彼女は明久の
腕のなかにいた。明久は少女を降ろすと
膝を付けて目線を合わせると少女の頭を
優しく撫でながら優しい顔で話し掛けた
明久「もう大丈夫だよ、よく頑張ったね
偉いよ♪」
そして青年の後ろからもう一人の声が響いてきた
なのは「明久君!女の子は無事?」
明久「こっちは大丈夫だよ!女の子も無事」
なのは「分かった、じゃあ明久君は
そのままその子を外へ…」
明久「・・・いや、僕はここに残って他に誰か
いないか探してみるよ、もしかしたらまだ
いるのかも知れないから」
なのは「それじゃあ、その子は私が連れていくよ
明久君はそのまま他の救助者を探して」
明久「了解!・・・大丈夫だよ今からあの人が
君と一緒に外へ連れいってくれるから
ちゃんと言うこと聞くんだよ?良いね?」
「うん」
明久が話終えるとなのはが降りてきて明久は
少女を彼女に託した。
明久「頼むよ、なのは」
なのは「うんっ!任せて!」
明久は少女を託した後、そのまま奥へと
進んでいった。
なのは「もう大丈夫だからね…安全な場所まで
一直線だから!」
なのはは少女の周りにバリアをはった後
レイジングハートをカノンモードに変形させる
『上方の安全を確認』
なのはは砲撃態勢の準備に入った
『ファイアリングロック、解除します』
なのは「一撃で地上まで抜くよ!」
『All right.Load cartridge.』
レイジングハートはカートリッジを
ダブルロードするとデバイスに羽が出現した
そのまま照準を上へと向けた。
『Buster set』
なのは「ディバイイイィィィン……
バスターアアアァァァ!!」
なのはのディバイン・バスターが一気に
地上までその光で貫いた。
そしてそのまま外へとなのはと少女は
一緒に飛んでいった。
なのは「こちら教導隊01 エントランスホール
内の要救助者女の子を一名を救助しました」
『ありがとうございます!流石は航空魔導師の
エース・オブ・エースですね!』
なのはは通信して連絡をしたが心の中では
そうではなかった。
なのは『この子を助けたのは私じゃない
本当は明久君なのに』
心の中でそう自分に言い聞かせて連絡を続けた
なのは「西側の救護隊に引き渡した後、すぐに
救助活動を続行しますね」
『お願いします!』
少女は視線をなのはから外れるとそこには
夜空に満点に輝く美しい空だった
『炎の中から助け出してもらって、
連れ出してもらった広い夜空、冷たい風が
優しくて、抱き締めてくれる腕が暖かくて…
それにあの時あたしを助けてくれた
あの人の腕の中もとっても安心して
同じくらいに暖かかった』
少女はそのまま西側の救護隊に引き渡され
なのはも救助へと戻っていった。
なのは「明久君…待ってて、私もすぐに戻るから」
『助けてくれたあの人達は強くて、優しくて、
かっこよくって…泣いてばかりで、
何もで出来ない自分が、情けなくて
あたしはあの時、生まれて初めて
心から思ったんだ…』
そして…あれから、四年後
新暦0075年 ミッドチルダ
臨海第8空港近隣 廃棄都市街
ここにはあの時明久となのはが助けた
あの時の少女がいた。
『泣いているだけなのも、何も出来ないのも
もう嫌だって…』
『強くなるんだって…』
『あの人(明久さん)のように』
あの時の少女…スバル・ナカジマは
心の中で誓ったのだ。自分もいつか明久や
なのはみたいな人になりたいと…
誰かを救えるそんな人に…
今回は第1話の最初、スバルのところです。
この物語でスバルはなのはに憧れているが
明久にも憧れています。
(命の恩人として)