主にはやてsideです。
そして最後辺りでティガの第一話を
足しています。
その頃、ミッドチルダでは
聖王教会
『騎士カリム。騎士はやてがいらっしゃいました』
カリム「早かったのね。私の部屋に案内させて。
後、タイミングを見計らってあのお二人も一緒に」
『はい』
カリム「それとお茶を二つ。ファーストリーフの
いいところをミルクと砂糖付きでね」
『かしこまりました』
カリムと呼ばれたこの女性は聖王教会の
教会騎士団に所属する騎士カリム・グラシア。
そして古代遺物管理部「機動六課」の部隊長
八神はやてが訪れた事を通信で報告してきたのは
聖王教会のシスターであるシャッハ・ヌエラ
「よし、と」
カリムが仕事を終え、一息ついたところで
ドアをノックする音が聞こえてきた。
「どうぞ」
ドアを開け、入ってきたはやて。
その格好は聖王教会に集まっている人達と同じ
格好だった。
でもちゃんとその下には管理局の制服を着ていた
「カリム。久しぶりや」
「はやて。いらっしゃい」
二人は挨拶を終えると、席についた。
「ごめんな。すっかりご無沙汰してもうて」
「気にしないで。部隊の方は順調みたいね」
「カリムのおかげや♪」
「そういうことにしておくと色々と
お願いもしやすいかな」
「なんや。今日の会って話すんはお願い方面か?」
「・・・」
カリムは真剣な表情になると、カーテンを閉めた。
それを見てはやても真剣な面持ちになる。
そしてカリムはいくつかの画像を表示した。
「これガジェット…新型?」
「今までのⅠ型以外に新しいのが二種類。
戦闘性能はまだ不明だけど…これ」
そういってカリムが見せたのはガジェットと人との
大きさを比較した物だった。
「Ⅲ型は割りと大型ね」
そのガジェットは人の二倍とまでは
いかないもののかなりの大きさだった。
「本局にはまだ正式報告はしていないわ。
監査役のクロノ提督にはさわりだけ
お伝えしたんだけど」
「これは…!」
「それが今日の本題」
はやてが見たのは一つのケースだった。
しかし…それはある物を入れている
ケースに非常に良く似ていた。
「一昨日付けでミッドチルダに運び込まれた
不審貨物」
「レリック…やね」
「その可能性は高いわ」
レリックとは機動六課が専門とする古代遺物
つまり、ロストロギアである。
「Ⅱ型とⅢ型が発見されたものも昨日からだし…」
「ガジェット達がレリックを見つけるまでの予想時間は?」
「調査では早ければ今日明日」
「せやけど…おかしいな。レリックが出てくるのが
ちょう早いような……」
「だから会って話がしたかったの。これをどう
判断すべきか、どう動くべきか……」
「・・・」
「レリック事件もその後に起こる事件も対処を
失敗するわけにはいかないもの」
「・・・」
悩むカリムに対してはやてはカーテンを開けて
カリムに笑いかけた。
「はやて?」
「まあ、何があってもきっと大丈夫。
カリムが力を貸してくれたおかげで部隊はもう
いつでも動かせる。即戦力の隊長達は勿論
新人フォワード達も実戦可能。
予想外の緊急事態にもちゃんと対応できる
下地が出来てる。そやから…大丈夫!」
「・・・あなたの意思の強さは本当に
恐れ入るわ。さすが機動六課の隊長ね♪」
「えへへへ」
「…後、はやて」
「?」
「実はもう一つ相談があって」
「なんや?」
「昨日聖王教会の大聖堂付近の森の中で
一つの隕石が落下してきたの・・・
後で教会の方で解析したんだけど……」
「何で隕石を解析したんや?
ただの隕石なら後片付けだけでいいのに」
「実は…天然の隕石じゃないの…
誰かに作られた人工物だったのよ。
それにそっちでも隕石なんて観測されて
なかったでしょ?」
「確かにそうやけど……」
「それで調べてみたら中からカプセルが
出てきたの」
「カプセルやって!?隕石の中から!?」
「ええ。そしてこれが、そのカプセルよ」
そう言ってカリムは横に置いていた
カプセルを机の上に置いた。
「確かにこれは人工物みたいやな」
「本当は外側はちゃんと土だったんだけどね」
はやては隕石に見入っていた。
「それに隕石と一緒に人が二人落ちてきたの」
「ひ、人!?」
「そう。一人がバリアジャケットを着ていて
デバイスも持っていたの」
「……ん?ちょう待ってカリム…もしかして
そのデバイス持ってた人の名前って…まさか」
「多分、はやての思った通りよ」
コンコン。そこでドアをノックする音がした。
「どうぞ」
やって来たのはシャッハとあの二人だった。
「お二人をお連れしました」
「良いタイミングだわ。…はやて?」
「・・・」
はやては一緒に入ってきた二人に呆然となっていた。
「・・・では。私はこれで……」
「ご苦労様。ありがとうね」
シャッハは去っていき、残った二人は部屋に入った。
「はやて、そのお二人がさっき話した……」
「何で……ここに…いるんや…」
「はやて?どうしたの?」
「なのはちゃんもフェイトちゃんも皆、
心配してたんやで。クロノ君だって
前にすまなかったって謝りに来たのに
どうして二人がここにいるんや?」
「・・・」
「・・・」
「何があったか教えてくれるか?」
「明久君、アリシアちゃん」
そこにいたのはかつて異世界でゴルザが掘った
穴に吸い込まれて行方不明になっていた。
吉井明久とアリシア・テスタロッサだった。
次は、ユザレの預言です。
そして復活するゴルザとメルバの二大怪獣
ティガの地は一体どこに?