バカとリリカルと光の守護神の軌跡   作:T&Y-Tiga

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今回はあの''預言''です。



第4話 ユザレの預言

聖王教会で思わぬ再会をしたはやて。

教会に保護されていた明久とアリシアは

はやてに自分達に起こった事を話した。

 

はやて「そうか。そんな事があったんやね

でも、二人ともほんまに無事で良かった。

なのはちゃんもフェイトちゃんもほんまに

心配してたんだからきっとこの事二人が

知ったらきっと喜ぶで。」

 

明久「なのはやフェイトには本当に

悪いことしちゃったな。会えたらちゃんと

二人に謝らないといけないな」

 

アリシア「大丈夫だよ!その時は

私も一緒に謝ってあげるから。ね♪」

 

明久「ありがとう。アリシア」

 

明久はアリシアにお礼を言うとアリシアの

頭の上に手を置いて頭を撫でた。

 

アリシア「えへへへ♪」

 

はやて「二人はほんまに仲が良いんやね

まるで兄妹みたいやな」

 

話が途切れてしまったその時、突然部屋が

暗くなり、カプセルから光が出てそこから

一人の女性が映し出された。

 

カリム「ホログラム?調査中はこんなもの

出なかった筈だけど。どうして?」

 

アリシア「ねえ明久。この人何か言ってるよ」

 

明久「うん。何を言ってるのかな?」

 

アリシアの言葉に頷く明久だったが

何を言っているか聞き取れなかった。

 

カリム「確か各世界ごとの言語の違いに

対応した翻訳機があったはず。シャッハ!」

 

シャッハ『何でしょうか。騎士カリム』

 

カリム「確か翻訳機があったはずよね」

 

シャッハ『はい。確かあったと思いますが…』

 

カリム「それを今すぐ私の部屋に持ってきてくれる?」

 

シャッハ『かしこまりました』

 

通信を切って一分後にシャッハが翻訳機を持ってきた。

 

明久「速っ!速すぎ!」

 

明久はそのあまりにの速さに驚き、シャッハは目の前に

映し出されたホログラムを見て彼女も驚いた。

 

シャッハ「これは…一体?」

 

カリム「シャッハも見ていった方が良いわ。

もしかしたら、まだ何かあるかもしれないから」

 

シャッハ「はい。」

 

カリムは翻訳機のスイッチを入れた。すると

徐々に翻訳されていき、十分理解できる

言語になっていった。

 

『私は惑星警備団団長ユザレ。このタイムカプセルが

到着したということは、この星に大異変が相次いで

起きます。その兆しとして……

''大地を揺るがす怪獣ゴルザ''と

"空を切り裂く怪獣メルバ"が復活します』

 

明久「ゴルザだ!…あの時見たのはゴルザだったんだ!」

 

はやて「あの時って…明久君とアリシアちゃんが

遭遇したって言っていたあの…?」

 

明久「僕達が吸い込まれいく時、見たんだ。

ゴルザを。考えてみたらゴルザも確か、

その穴に僕達と一緒に吸い込まれていったんじゃ」

 

シャッハ「ということはその怪獣はこちらの世界に

いるということですか?」

 

カリム「いえ、おそらくはその怪獣はきっと

こっちの世界の出身だわ。このタイムカプセルが

この教会に落下してきたんだもの。」

 

ユザレは預言を続ける。

 

『大異変からこの星を守れるのはティガの巨人

だけです。かつて世界の守護神だった巨人は

戦いのために用いた体をティガのピラミッドに

隠すと本来の姿である光となって星雲に

帰っていきました。未来の人間達よ。

巨人を甦らせ、ゴルザとメルバを倒すのです。

巨人を蘇らせる方法は唯一つ……』

 

そこで映像が途切れてしまった。

 

カリム「シャッハ…貴方はどう思う?」

 

シャッハ「イタズラにしては手が込んでますね」

 

明久「本物ですよ!」

 

イタズラと言ったシャッハに対して

異議を唱える明久。

 

明久「ゴルザが現れる事までピッタリと言い当ててる!」

 

シャッハ「先程おっしゃていたのが

明久さんが遭遇したゴルザとは限りませんよ?」

 

アリシア「明久は嘘なんて言ってない!

私も一緒に見たんだもん!」

 

アリシアもシャッハに対して異議を唱えた。

 

明久「それに、そのうちメルバだって!」

 

シャッハ「…しかしこれを認めるとなると遥か昔に

今のミッドチルダと同等かそれ以上の文明が

あったことになるんですよ。

それにこのカプセルの外側を覆っていたのは

3000万年前の土で出来ていていたんですよ?」

 

明久「・・・」

 

そう言われて明久は黙ってしまった。

自分もミッドチルダの技術力の高さには何度も

経験している。現に自分には魔法やデバイス

それに、アリシアと言うパートナーもいる。

故にそんな昔に今のミッドチルダ以上の文明が

人類が現れる遥か昔にあったのは正直明久も

信じられたものではなかった。

 

カリム「シャッハ。現にこうして

タイムカプセルがここに存在しているのよ。

これは事実だわ。私はそう信じます」

 

シャッハ「騎士カリム…」

 

そこに突然通信が入ってきた。

 

『騎士カリム!』

 

カリム「どうしました?」

 

『調査部が追っていたレリックと思しき物体が

発見されました!』

 

カリム「本当?!」

 

『はい。場所はエイリム山岳丘陵地帯。

対象は山岳リニアレールで移動中です』

 

カリム「リニアが乗っ取られたのね……」

 

『また、その付近で巨大生物が出現しました』

 

明久「え?」

 

『今、映像を送ります』

 

そこに映し出されたのは崖の中から出現した

翼を持つ怪獣。

 

明久「メルバだ!空を切り裂く怪獣メルバ。

やっぱりユザレの預言は正しかったんだ」

 

シャッハ「こんな巨大生物見たことがありません」

 

カリム「そうね……」

 

明久「ゴルザも出て、メルバも現れた。

後は、ティガの巨人だけなんだ!」

 

アリシア「でも明久、そのティガってどこにあるの?」

 

はやて「せや。そのティガの巨人は一体どこに……」

 

『…騎士カリム』

 

カリム「あ、ごめんなさい」

 

『いえ。何かは分かりませんが…いかがなさいますか?』

 

カリム「…はやて」

 

はやて「うん」

 

カリムに声をかけられ、はやては頷いた。

 

はやて「明久君、アリシアちゃん。今この世界で

何が起こっているかは分からへんけど言えることは

唯一つ、紛れもない異変が起きているということや」

 

カリム「管理局が動いてくれるわ。調査部は監視を続けて」

 

『了解しました』

 

調査部からの通信が終わり、はやては機動六課の隊舎に

指令を出そうとしていた。

 

シャッハ「待って下さい!ティガの場所が分かりました」

 

だがシャッハが制止した。

 

アリシア「本当なの?!」

 

シャッハ「調べていましたが…おそらくリニアも近くを

通るこの辺りに」

 

カリム「…はやて」

 

はやて「うん。そっちも合わせて指示を出す」

 

明久「…はやて。僕達も連れて行ってくれないかな?」

 

はやて「え?」

 

アリシア「明久?」

 

はやてが指示を出そうとした時、今度は明久が口を開いた。

 

明久「気になるんです。ユザレの言っていた事が」

 

アリシア「私も一緒に行く!私は明久のパートナーだから」

 

はやて「…分かった。二人には今日から機動六課に転属に

なってもらいます。明久君達は……」

 

明久「ユニゾンして向かうよ。良いよね?アリシア」

 

アリシア「うん。任せてよ明久!」

 

はやて「じゃあ二人は先に、ティガの地に向かって

ティガの石像を捜索して」

 

明久・アリシア「「うんっ!!」」

 

その頃・・・機動六課でも

 

スバル「このアラートって……」

 

エリオ「一級警戒態勢!?」

 

はやてから指示が出された頃、新人フォワード達は

新型デバイスを受け取っていた。

 

なのは「グリフィス君!」

 

『はいっ!教会本部から出動要請です』

 

はやて『なのは隊長、フェイト隊長、グリフィス君。

こちらはやて。』

 

はやてから通信が入ってきた。

因みにフェイトはなのは達と新人達とは別行動だった

 

フェイト「状況は?」

 

はやて『教会騎士団で追っていたレリックらしき物が

見つかった。場所はエイリム山岳丘陵地帯。

対象は山岳リニアレールで移動中』

 

フェイト「移動中って……」

 

なのは「まさか…!」

 

はやて『そのまさかや。内部に侵入したガジェットの

せいで車両の制御が奪われてる。

内部にいるガジェットは最低でも30体。

大型や飛行型の未確認タイプも出てくるかもしれへん。

いきなりハードな初出動や。

なのはちゃん、フェイトちゃん、いけるか?』

 

はやての問いになのはとフェイトは即答する。

 

フェイト「私はいつでも」

 

なのは「私も」

 

次にはやては新人達に覚悟を問う。

 

はやて『スバル、ティアナ、エリオ、キャロ、

いけるか?』

 

これに対しても新人達は声を揃えて即答した。

 

はやて『良し!いいお返事や。シフトはA-3。

グリフィス君は隊舎での指揮。リインは現場管制』

 

『『はい!!』』

 

グリフィスとリインⅡもすぐに答えた。

 

はやて『なのはちゃんとフェイトちゃんは現場指揮』

 

「「うん!!」」

 

はやて『それとさっき新しく六課に入る二人も

おるからその人達とも上手くやって』

 

なのは「分かった!」

 

はやて『ほんなら…機動六課フォワード部隊出動!』

 

「「「「「「「はい!」」」」」」」

 

フェイト「了解。みんなは先行して。私もすぐに追いかける」

 

なのは「うん!」

 

通信を切り、フェイトはサイレンを鳴らして

車を止めるためにパーキングへと急いだ。

そして聖王教会本部では

 

カリム「シャッハ。はやてを送ってあげて。

機動六課の隊舎まで最速で」

 

シャッハ「かしこまりました。騎士カリム」

 

カリムはシャッハに指示を出した。

 

カリム「シャッハと一緒に行って。

すぐに隊舎まで送るから」

 

はやて「おおきにな、カリム。今日のお茶、

美味しかったよ」

 

そのはやての言葉にカリムは笑顔で返した。

 

シャッハ「明久さん。エイリム山岳丘陵地帯の

場所の地図をデバイスの中にデータを入れたわ」

 

明久「ありがとうございます。行こう、アリシア」

 

アリシア「うんっ!行こう明久!」

 

はやて「明久君、飛行許可部隊長権限で許可するよ」

 

明久は、はやてに笑顔で頷くと

アリシアと一緒に部屋を出ていった。

 

はやて「ほんなら私も…行ってきます」

 

はやてとシャッハも隊舎に向かうべく部屋を

出ていくのだった。

 

カリム「頑張ってね。はやて」

 

その頃、機動六課の隊舎からなのは達を乗せた

ヘリが飛び上がった。

 

なのは「新デバイスでぶっつけ本番になっちゃたけど

練習通りで大丈夫だからね」

 

スバル「はい!」

 

ティアナ「頑張ります!」

 

なのはの言葉にスバルとティアナが

 

リインⅡ「エリオとキャロ、それにフリードも

頑張るですよ!」

 

エリオ・キャロ「「はい!」」

 

フリード「キュクゥゥゥ!」

 

リインⅡの言葉にエリオ、キャロ、フリードが

力強く返事した。

 

なのは「危ない時は私やフェイト隊長、リインが

フォローするからおっかなびっくりじゃなくて

思いっきりやってみよう!」

 

「「「「はい!!」」」」

 

キャロ「・・・」

 

四人の力強い返事に安心するなのは。だがキャロは

怖がっているように見えた。

 

フリード「クゥゥゥ~」

 

それを見て不安そうになるフリードを見て

エリオはキャロに声をかけた。

 

エリオ「大丈夫?」

 

キャロ「あ、はい。大丈夫……」

 

キャロはエリオに大丈夫と言うが他の誰が見ても

キャロは平気ではなかった。

スバルとティアナは今日受け取ったばかりの

自分達の新デバイスを見つめていた。

 

スバル「初めましてでいきなりになちゃったけど

一緒に頑張ろうね、相棒」

 

 

そして、明久とアリシアは

 

明久「行くよ!アリシア」

 

アリシア「うん!」

 

明久・アリシア「「ユニゾン・イン!!」」

 

明久はアリシアとユニゾン・インすると

すぐにエイリム山岳丘陵地帯へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この小説では、康太は出てきません。
この小説でバカテスキャラは明久だけです。

もし、あの時康太が明久と一緒に学園長室へ
"行かなかったら"と言うもう一つの可能性の世界です。

リインⅠは明久に救われ、今は本局にいます。
今も元気でやっています。
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