それではどうぞ!!
あっ、あと今回は少しシリアス描写があります。それから苦手な方はブラウザバック推奨でお願いします!!
明久side
「ライブフェス!?なになに!?出たい出たい!!」
10分後香澄ちゃんが泣きやみ、顔を赤くしながらも僕から離れてくれた。その間にこんな姿をまりなさんをはじめとした香澄ちゃんの友人や美波に見られ続ける羽目になった・・・本当に恥ずかしかった・・・特に美波からの視線が痛いのなんの・・・
そのあとまりなさんによる僕の自己紹介と彼女たちの自己紹介の後、まりなさんの提案で僕は香澄ちゃん達のバンドである『Poppin’Party』に今度開催されるバンドフェスの出演依頼をした。
「ちょっと待て香澄、早まり過ぎ。まだそんなに詳しいこと聞いてないからどういうライブフェスなのか分かんねーじゃねーか」
「というわけで、明久さん。もう少し詳しく教えてくれませんか?」
「分かった。まぁ、ライブフェスと謳ってはいるけど、そこまで規模は大きくなくてね・・・」
そこから僕は山吹さんにお願いされ今回行うライブフェスと称したライブイベントを詳しく説明した。
______
「っていう感じなんだけど・・・どうかな?」
「なるほどなるほど。つまり・・・・・・?」
「私たちにこのライブハウスで開催されるライブイベントに出演して欲しいってこと。
つか、香澄分かってなかっただろ絶対!!」
「あはは・・・」
ひと通りの説明をわかりやすく掻い摘んでしたのに香澄ちゃんにはあまり分かってなかったみたいだ。まぁ、僕の語彙力の無さも原因だけどね・・・バカだから・・・
一方、香澄ちゃんは市ヶ谷さんのツッコミ兼指摘でようやく内容を理解したようだ
「ライブイベントかぁ~!分かりました!私たち出ます!まだまだ初心者だけど頑張ります!」
「いやいや、受けるの速すぎだろ!!安請け合いしすぎだ!!」
「え~、だってなんか楽しそうだし!」
これは完全に今回のライブイベントにポピパは参加するようである。市ヶ谷さんはまだなんか言いたそうな雰囲気があるけど・・・
「・・・・・・ま、こうなっちゃったら香澄は聞かないからね~。出るしかない!」
「ありがとう!!助かるよ!ライブに向けての練習には、うちのライブハウスに併設されているスタジオを使ってくれていいからね!!」
山吹さんの一言で結局ポピパは『Circle』主催のライブイベントへの参加が決まったようだ。これにはまりなさんも大喜びのようで、さっそくここに併設されているスタジオの使用を認めてくれた。
「えっ!ここにスタジオもあるんですか?すごいですね!!」
「・・・なんだか、またギター弾きたくなってきた。せっかくだしまた練習していこうよ」
「さんせーい!まだ時間はあるし、練習やろう!!」
「いや、まて香澄。今から練習していたらいつもと同じ練習時間なら終わった時外真っ暗になるかもしれねーぞ!」
「そうなったら、アキ兄にみんな送ってもらえば良いよ!」
なんか自然の流れで僕が帰りにポピパメンバー全員を送ってくことになってるんだけど・・・。夜道は女の子たちだけでは危ないから送っていくのが普通だから、まあやるけど、今活動してないとはいえFFF団に見つからないようにしないと。
というかみんなからの期待の視線が・・・約1名からは久しぶりにどす黒いオーラが見えるよ・・・
「わかったよ、帰りは僕が送ってあげるから思う存分みんなが満足するまで練習してきなよ」
「わ~い!!ありがとう!アキ兄!じゃあ、まりなさん、早速スタジオ借りてもいいですか?」
「もちろん!はい!これがスタジオの鍵ね!終わったときに返してくれればいいからね!」
「わあっ、やったー!ありがとうございます!りみりん、さーや、有咲も!早速練習していこうよ~!レッツゴー!!」
勢いよくスタジオへと駆け出して行った香澄ちゃんと花園さんを追いかけるように牛込さんと山吹さんがスタジオに向かっていった。
「吉井さん、なんかすいません。うちの香澄が迷惑かけて」
「大丈夫だよ市ヶ谷さん。香澄ちゃんの甘えは慣れてるからね。ほらほら早く行きな!満足できる練習ができないよ。」
「・・・!!ありがとうございます!」
そう言って一人残っていた市ヶ谷さんもスタジオに向かっていった。
「いやぁ~!吉井君!君やるねぇ~!!よっ、優男!」
「優男って・・・、市ヶ谷さんにも言いましたけど、香澄ちゃんとは幼なじみなので、彼女のわがままには慣れてるだけですよ・・・」
「まぁ、でも、ちゃんと彼女たちを送り届けてね!よろしく~!」
そう言ってまりなさんは機材倉庫にむかった。そして残されたのは僕と・・・
「・・・・・・」
黙ったままでどす黒いオーラを出しながら僕を睨み続けている美波だけであった。
「み、美波さん・・・」
「・・・何?」
「い、いやあ・・・もう葉月ちゃんが心配しちゃうからおかえりになった方が・・・ヒイッ!?」
な、なんかオーラが増した~!!何!?僕なんか美波を余計怒らせること言った!?
「・・・アキ」
「は、はい・・・」
「私も送ってくれない?」
笑顔でそう頼んできた・・・でもなんでだろう・・・?目が笑ってないような・・・
「えっ、でも・・・、僕が上がれるのは多分ポピパの練習が終わった後だと思うけど・・・」
「だったらそれまで待つ!」
「ええっ!?美波のお父さんお母さん心配しない!?」
「大丈夫よ、もう連絡してあるし」
といって、美波は親とのPINEを見せた。っていうか確実に逃れなれなくなってるんだけど~!?
「い、いやぁ~あの・・・その・・・」
「・・・・・・ダメ///?」
「・・・喜んでお送り致します」
「やった♪ありがとねアキ!」
結局美波の上目遣いでのウルウルに勝てず美波もポピパと一緒に帰る時に送っていくことが決まったのであった・・・
______
香澄side
『Circle』からの帰り道。前を歩く私の幼なじみはさーやや有咲から質問攻めされていた。理由は簡単、今彼はこの地域で試験校として有名な私立高校、文月学園に通っているからだ。特に有咲は花咲川女学園と文月学園のどちらを受験するか、迷っていたらしく、文月学園について特にめちゃくちゃ聞いていた。正直こんなに熱い有咲は初めて見た気がする・・・。そしておたえとりみりんはそのやり取りを微笑ましく見守っていた。ん?私?私は・・・
「・・・・・・」
「・・・・・・」
彼、アキ兄の同級生で友人の美波先輩と一緒に並んで歩いていた。ただ何を話したらいいのか分からずお互いに黙ったままである。
だけど、私は心の中でとある確信を得ようとしていた。
まさか・・・美波先輩も・・・アキ兄のこと・・・
______
昔は引っ込み思案だった私を外の世界に引っ張りだしてくれたのはアキ兄だった。アキ兄と私そして、もうひとりの幼なじみと3人で色んなところに遊びに行ったり遊んだりした。
・・・でも、中学生になった時に何かが変わってしまった。もうひとりの幼なじみが部活に入って忙しくなったことも少しあるんだけど
一番の変化はアキ兄と会えなくなったこと。
それを感じた時、私は自分の部屋で人知れず泣きじゃくった。もうアキ兄に会えない・・・その気持ちがこみ上げると同じくらいに涙もこみ上げてきていた。そして、この時私はアキ兄が好きだということに気づいた。
もう会えない・・・。
この言葉が当時中学生だった私にとっては辛すぎる現実だった。
その失意を隠しながらも私は元気に振る舞い今まで過ごしてきた。そうしなければ、またあの時の自分に戻ってしまう・・・そう考えてたから。
それからポピパのみんなと出会って、キラキラドキドキをバンドの中に見いだせて、たくさん練習していたから少しアキ兄のことは忘れることができてたけど
やっぱりアキ兄にまた会えたのはすごい嬉しくて久しぶりにたくさん泣いちゃったな・・・
そして、やっぱりアキ兄が好きだというのを、改めて思うことができた。それはポピパのみんなに対する大好きとは違って、一人の男の子としての好きだということだと
ただ、その時に見てしまった。
私以外にアキ兄ととても親しくしている人物を
そして察してしまった。その人・・・島田美波先輩もアキ兄のことが大好きだということを・・・
_______
「あっ、あのっ!!美波先輩!」
「?なに戸山さん?「香澄でいいです!」・・・香澄ちゃん、どうしたの?」
だから私は決めてた。
本当のことを聞こうって。
「一つ質問してもいいですか!?」
「??・・・いいけど、何かしら?」
「美波先輩は・・・好きな人っていますか?」
美波先輩はアキ兄のことが好きなのかって
「・・・い、いないわよ・・・「嘘ですよね!」・・・!!早くない!指摘するの!?」
美波先輩は完全に動揺している。でも私が知りたいのは本心・・・ただそれだけだから!
「美波先輩、本当のことを言ってください。私は美波先輩の本音を知りたいんです!!」
「うぅっ・・・分かったわよ・・・話すわ・・・////」
美波先輩は腹を括ったらしく私に本心を打ち明け始めた
「ウチは・・・アキのことが・・・好き///。友達としてじゃなく一人の男の子として・・・///」
「・・・やっぱりそうでしたか・・・
で、なんでアキ兄のことを好きになったんですか!?」
「ぐ、グイグイくるのね・・・」
「そりゃあやっぱり知りたいですから!」
「わかったわよ!!話すから!///」
そういって美波先輩はアキ兄を好きになった経緯を話し始めた。その経緯はアキ兄らしいいきさつで少し笑ってしまったけどやっぱり美波先輩はアキ兄のことが大好きなんだなーって思ってしまった。
「・・・っていうのがウチがアキを好きになった経緯よ・・・///」
「すごいアキ兄らしいですね・・・でも、美波先輩もアキ兄のことが大好きなんですね!!」
「うん・・・///だからやっぱり香澄ちゃんがアキに抱きついた時には少し嫉妬しちゃったわ・・・って思ったけど『
「・・・あ、あはは・・・。やっぱ疑問に思っちゃいますよね・・・実は私も好きなんです、アキ兄のことが・・・・・・///」
でもやっぱりアキ兄の気持ちは譲れない!!!
「!!!・・・やっぱりそうだったのね。」
「知ってたんですか!!??」
「抱きついたときの涙を見ちゃったからね・・・すぐにわかったわ。その時にウチも香澄ちゃんに少し嫉妬しちゃったしね」
「そうでしたか・・・・・・実は私も見ちゃったんですよね、美波先輩とアキ兄が楽しそうに話をしているのを・・・・・・」
「・・・・・・!!そうだったの・・・」
やっぱり、見られてたことに対して動揺してる・・・でもここで私の本心を言わなきゃ、美波先輩に私の本気度を分かってもらえない!!
「やっぱり少しやきもち焼いちゃったんですよね。アキ兄が私以外の女子と楽しそうにお話してるの見て・・・・・・だから私決めました!!!!」
「??決めたって??何を?」
「私・・・美波先輩に恋のライバル宣言します!!!」
「ライバル宣言!?」
「はい!私と美波先輩でアキ兄の彼女にふさわしいか競い合うんです!!」
「・・・彼女って!!////」
「そうです!一緒にアキ兄にふさわしい女性になれるようにがんばりましょう!!」
「・・・で、でも・・・・・・////」
少し、美波先輩は躊躇っているようだ。でも、いい後輩として信頼されたいし、ここは美波先輩にも本気になってもらわなきゃ・・・!
「良いんですか?私が先にアキ兄を奪っても?」
「だ、ダメ!!!!!!!」
今までにないくらい美波先輩が大声をあげたため、前にいたみんなが振り返ってしまった。
「??どうしたの美波?そんなに大声あげて?」
「・・・・・・!!な、なんでもないわよ!!なんでも!!」
「本当に?香澄ちゃんとなんか話してたっぽいけど香澄ちゃん、まさか美波にちょっかいかけたわけじゃないよね?」
「・・・!!そ、そんなわけないじゃん!もう、アキ兄は心配性だなぁ~!あはは・・・」
やっぱり、こういう時のアキ兄は鋭い・・・私は私たちだけの話の内容がバレないように上手く誤魔化した。
「そう?ならいいけど・・・?」
そう言って、アキ兄はまたほかのみんなと話を再開した。
「もう!美波先輩突然大声あげないでください!!///」
「ご、ごめんごめん。でもアキが香澄ちゃんにとられて離れていっちゃうと思うと・・・///」
ああ、やっぱり、美波先輩はアキ兄に一途だなぁとそう思ってしまった。
「だから、ウチ決めた!香澄ちゃんの提案を呑むわ!香澄ちゃんとウチはこれからアキに関しての恋のライバルよ!お互いに切磋琢磨して、アキにふりむいて貰えるような女性になるわよ!」
「はい!頑張りましょー!美波先輩!」
こうして、私と美波先輩はアキ兄を巡っての恋のライバルになった。まだアキ兄が好きな人は分からないけど絶対に振り向かせて見せる!
「・・・それってライバルっていうのじゃない気がするんだけど・・・」
「あはは・・・でも、香澄ちゃんだからしょうがないと思うよ・・・」
なんか少し離れたところでさーやとりみりんがなんか言ってた気がするけど・・・気のせいだよね?
________
other side
美波と香澄が明久を巡る恋のライバル宣言をしてから2日後、まぁつまり週明けの月曜日の朝。明久達が通う文月学園の2年Fクラスでは・・・
「諸君、ここはどこだ?」
『最後の審判を下す法廷だ!!』
「異端者には?」
『死の鉄槌を!!』
「男とは?」
『愛を捨て、哀に生きる者!』
「よろしい・・・、これより2-Fクラスの異端審問会を始める」
「いや、僕は何もやってないから!」
「うるさい!この異端者め!!我々が活動を休止している間に異性とあれやこれやをしおって~!!」
「あれやこれやって何!?僕は何もやってないからね!?というか、活動休止と言うよりかは鉄人に怒られたことによる活動自粛でしょ!」
「問答無用!!福村よ罪状を読みあげよ。」
「はい!近藤会長!罪人吉井明久は我々が活動を休止している間に本クラスの島田美波や他校の女生徒と絡んでいる様子が・・・」
「長い!一言で片付けよ!」
「女子とイチャイチャしてて羨ましいんじゃコノヤロー!!!!!!」
「素直でよろしい」
「いや完全に個人的な私怨だよね!?」
「うるさい!!我々の規律に反する異端者め!!よし!判決が決定した!罪人吉井明久は屋上からの紐なしバンジーの刑に処す!」
「いや紐なしって!!完全なる理不尽だ~!!」
「問答無用だ!!同士諸君!処刑の準備を!!」
「処刑なんてされてたまるか~!!!!」ブチッ
「あっ、吉井が逃げたぞ!!」
「追え~~~!!!!」
といった感じで何故か活動を再開していたFFF団と明久の戦いが西村先生が来るまで行われていたそうな・・・
なんかバカテスらしくないなと思ったので最後に奴らを登場させました!
ん?何?「奴らの主要幹部が変わって無いか?」って?それは後のお楽しみということで!
最後に☆8評価をして下さった紅の人様、評価して下さって、誠にありがとうございます!皆さんの評価やお気に入り登録は私の執筆の意欲向上に繋がります!ですので是非ともご評価と感想、そしてお気に入り登録をよろしくお願いします!!(貪欲さ全開!!)
ではまた次回!!
あっ、次回から後書き欄で新コーナーやる予定です!!それもお楽しみに!