遊戯王 OCG次元で『友人』とデュエルするだけの小話 作:咲夜泪
「……しっかし、まさか《エルシャドール・ネフィリム》が禁止から戻ってくるとは思わなんだ」
とある昼下がり、自身のデッキを悩ましげに弄りながら心底信じられずにぼやく。
2018年4月1日から開始される新たなリミットレギュレーションは、自分にとって特に衝撃的な内容であった。
「意外と反応薄いねー。いっつも制限改定の度に『ネフィリム返して!』って恒例行事の如く叫んでいたじゃん? なのに今回の制限改訂見て一言目で『ネフィリム制限になってるから嘘バレだよ』だったし」
『友人』の言う通り、三年前から制限改訂が来る度に落胆し続け、もう諦めていた最中、エラッタされて見る影が無くなった《D-HERO ディスクガイ》とは裏目に、エラッタされずに《エルシャドール・ネフィリム》が禁止の檻から脱獄して目出度く制限となる。
「うん、いや嬉しいんだけどさ、戻ってくる事を想定してなかったから今更どうデッキに組み込めば良いか解らん。つーか、何で代償と言わんばかりに《エルシャドール・ミドラーシュ》が巻き添え制限になってるんだよ? そっちの方が痛手だぞ」
とは言え、3枚投入出来た全盛期シャドールみたいに《エルシャドール・ネフィリム》を素材に《エルシャドール・ネフィリム》を出して雑に膨大なアド取りをする事は出来ない。
制限で1枚しか投入出来ない《エルシャドール・ネフィリム》をどう料理するか、そして1枚しか使えなくなった《エルシャドール・ミドラーシュ》をどうするか。悩ましい問題である。
「よし、とりあえず組み終わった。早速デュエルだー!」
「あいあい、ってかデッキ分厚くない? まさかの『芝刈り型』?」
「さぁてねー。やりたい事を全部詰め込んだらこうなった!」
互いのデッキをカッティングし、じゃんけんぽん! 此方の勝利であり――。
「ふふふっ、『遊戯王』は先攻絶対有利! オレのターン!」
デッキから5枚引く。初期手札はっと、……いや、最初に絶対欲しいカードだけど無駄にダブったか。
「手札から魔法カード『隣の芝刈り』発動! 自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動出来る。デッキの枚数が相手と同じになるように自分のデッキの上からカードを墓地に送る! 現在のオレのデッキ枚数は55枚、そっちは35枚だから20枚墓地に送れる!」
「うん、『デッキから墓地に送る効果』だよね? 手札から《灰流うらら》で無効にするよー」
げぇっ、皆大好き(大嫌い)デッキを絶対触らせない幼女に仕事をさせられてしまった。
デッキから手札に加える、デッキから特殊召喚、デッキから墓地に送る効果を無効化出来る最優の手札誘発は腐る場面が少なく、今回の改訂で準制限になってもほぼ全デッキに2枚投入される事だろう。
「だが、甘い! 意地でも通す! 2枚目の『隣の芝刈り』発動ぅ!」
「むぅ、それは流石に止めれないなぁ」
如何に《灰流うらら》が優秀でもそのカードの効果は1ターンに1度しか使えん! 一気にデッキから20枚が墓地に送られる。えーと、墓地に落ちた事で効果を発動するカードはっと……お、制限の《妖精伝説-シラユキ》が落ちてた。
「墓地に送られた《シャドール・ビースト》《シャドール・ファルコン》《シャドール・ヘッジホッグ》『影依の原核』の効果発動!」
チェーン1チェーン2チェーン3チェーン4が組まれ、逆次処理していく。
「墓地に送られた『影依の原核』の効果で墓地のシャドール魔法『影依融合』を手札に加えるよー」
???
LP8000
手札5→4→3→4(『影依融合』)
エクストラモンスターゾーン
無し
メインモンスターゾーン
無し
魔法・罠カードゾーン
無し
「同じく墓地に送られた《シャドール・ヘッジホッグ》の効果、デッキからこのカード以外の『シャドール』モンスター、《シャドール・ハウンド》を手札に加える~」
どうして《シャドール・ハウンド》を持ってきたかは後の楽しみだ。
「《シャドール・ファルコン》の効果、墓地から裏側守備表示で特殊召喚!」
さて、いつもならば裏守備表示のままにしておくが、今回は無理矢理活用しよう。
「《シャドール・ビースト》の効果で1枚ドロー!」
「うわぁ、《妖精伝説-シラユキ》も墓地に落ちたし、流れるように凄いアド稼いだね」
「インフェルノイドと比べたら微妙だけどね。ぶっちゃけ『芝刈り』して1枚も『シャドール』カード落ちなかった事もある!」
???
LP8000
手札4→5→6(『影依融合』《シャドール・ハウンド》)
エクストラモンスターゾーン
無し
メインモンスターゾーン
裏守備表示のモンスター(《シャドール・ファルコン》)
魔法・罠カードゾーン
無し
「フィールド魔法『融合再生機構』を張って、手札から魔法カード『影依融合』発動! 手札の『シャドール』モンスター《シャドール・ハウンド》と光属性《幽鬼うさぎ》を融合! さぁ3年振りの娑婆だぁ! 融合召喚、レベル8《エルシャドール・ネフィリム》!」
???
LP8000
手札6→5→4→2
エクストラモンスターゾーン
《エルシャドール・ネフィリム》星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
メインモンスターゾーン
裏守備表示のモンスター(《シャドール・ファルコン》)
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『融合再生機構』
「ネフィリム復活ッッ! ネフィリム復活ッッッ! ネフィリム復活ゥッッッ!」
「うわぁ、テンション高いねぇ」と『友人』が呆れ顔で笑っていたが、この昂奮を隠すのは不可能であろう。
「《エルシャドール・ネフィリム》と墓地に落ちた《シャドール・ハウンド》の効果発動」
手札融合して一気に手札が減ってしまったが――。
「《シャドール・ハウンド》の墓地送りされた際の効果、フィールドのモンスター1体を対象に発動、そのモンスターの表示形式を変更する。――裏守備表示の《シャドール・ファルコン》を表側攻撃表示に。もうこのターン、墓地送りされた際の効果を使ったからリバース効果は使えない」
わりかし勿体無い使い方だが、まぁ仕方ない。割り切って消費しよう。
「《エルシャドール・ネフィリム》が特殊召喚に成功した場合に発動、デッキから『シャドール』カード1枚墓地に送る。オレはデッキから速攻魔法『神の写し身との接触』を墓地に送る」
???
LP8000
手札2
エクストラモンスターゾーン
《エルシャドール・ネフィリム》星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
メインモンスターゾーン
《シャドール・ファルコン》星2/闇属性/魔法使い族/攻600/守1400
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『融合再生機構』
『隣の芝刈り』で落ちていなかったシャドール専用の速攻魔法の融合を墓地に落とし、次の布石を作っておく。
「《沼地の魔神王》を通常召喚し、墓地から《グローアップ・バルブ》の効果発動。このカードが墓地に存在する場合に発動出来る。自分のデッキの1番上のカードを墓地に送り、このカードを墓地から特殊召喚する」
???
LP8000
手札2→1
エクストラモンスターゾーン
《エルシャドール・ネフィリム》星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
メインモンスターゾーン
《シャドール・ファルコン》星2/闇属性/魔法使い族/攻600/守1400
《沼地の魔神王》星3/水属性/水族/攻500/守1100
《グローアップ・バルブ》星1/地属性/植物族/攻100/守100
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『融合再生機構』
これでオレのフィールドには4体の効果モンスターが並んだ!
「――アローヘッド確認、召喚条件は効果モンスター3体以上! 《エルシャドール・ネフィリム》《シャドール・ファルコン》《沼地の魔神王》《グローアップ・バルブ》をリンクマーカーにセット! リンク召喚! 現われろリンク4《ヴァレルソード・ドラゴン》!」
???
LP8000
手札1
エクストラモンスターゾーン
《ヴァレルソード・ドラゴン》リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000 ↑←↓/
メインモンスターゾーン
無し
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『融合再生機構』
「おー、さっき当てたヤツだね」
「そうそう、結構優秀なリンク4の」
戦闘耐性があって、相手ターンにも攻撃表示のモンスターを守備表示に出来て2回攻撃出来る上に攻撃宣言時に相手の攻撃力を半分下げて半分上がる特盛の効果、流石は素材が重いだけあって『シャドール』デッキに不足しがちな打点を補って余るものだ。
「《エルシャドール・ネフィリム》が墓地に送られた事で効果発動、墓地のシャドール魔法『神の写し身との接触』を手札に加える」
だがまぁ、果たして此処までして出す価値があるのかと言われれば……うん、微妙としか言えない。返しのターンなら突破手段として超優秀だが、受けとしては、少し心許ない。
「更に手札から速攻魔法『サクリファイス・フュージョン』を発動! 『アイズ・サクリファイス』融合モンスターの融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から除外し、融合召喚する!」
なので、全アドを使ってこの穴だらけの布陣をより強化する。
「墓地の《沼地の魔神王》を正規素材の《サクリファイス》代わりに、効果モンスター《グローアップ・バルブ》を除外して融合召喚! かもーん、レベル1《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》!」
???
LP8000
手札1→2→1(『神の写し身との接触』)
エクストラモンスターゾーン
《ヴァレルソード・ドラゴン》リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000 ↑←↓/
メインモンスターゾーン
《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》星1/闇属性/魔法使い族/攻0/守0(↓)
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『融合再生機構』
《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を《ヴァレルソード・ドラゴン》のリンク先の下に、守備表示で融合召喚する。
「フィールドに『アイズ・サクリファイス』融合モンスターが特殊召喚された場合に発動、墓地の《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト》を手札に加える」
『隣の芝刈り』で墓地に落ちていた『アイズ・サクリファイス』専用の手札誘発を回収する。
これで好きなタイミングで相手の効果モンスターを吸えるぞー。
「手札を1枚伏せてターンエンド、エンドフェイズにフィールド魔法『融合再生機構』の効果、このターン、融合召喚に使用した自分の墓地の融合素材モンスター1体を手札に加える。オレは《シャドール・ハウンド》を選択」
???
LP8000
手札1→2→3→2(《シャドール・ハウンド》《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト》)
エクストラモンスターゾーン
《ヴァレルソード・ドラゴン》リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000 ↑←↓/
メインモンスターゾーン
《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》星1/闇属性/魔法使い族/攻0/守0(↓)
魔法・罠カードゾーン
伏せカード1枚(『神の写し身との接触』)
フィールド魔法『融合再生機構』
「おや、《幽鬼うさぎ》じゃなく相手ターンにシャドール融合モンスターを立てる布陣を選択したか」
その通り。迂闊に特殊召喚しようものなら《ヴァレルソード・ドラゴン》の左下のリンク先に《エルシャドール・ミドラーシュ》を融合召喚して特殊召喚1回制限を押し付けるスタイルだ。
これで相手のモンスター効果を一回だけ無効にして吸収、相手の効果モンスターを好きなタイミングで吸収、相手モンスターの攻撃表示を一回だけ守備表示に、2~3回ぐらい墓地から7枚除外して《妖精伝説-シラユキ》を特殊召喚して相手モンスターを裏守備表示にして邪魔する布陣が完成した! あ、無慈悲な『ブラックホール』は勘弁な!
「僕のターン、ドロー」
さぁて我が油断ならぬ『友人』は何のデッキかなぁ。邪魔し放題だから大抵の事は何とかなるが――。
「フィールド魔法『チキンレース』を発動、1000ライフ払って1枚ドロー」
……ふむ、デッキ圧縮目的のカードか、もしくはライフを意図的に減らしたいからか? まさかマジエク1キルとか?
「更に魔法カード『強欲で貪欲な壺』を発動、デッキの上から裏側表示で10枚除外し、2枚ドロー!」
『友人』
LP8000→7000
手札5→4→5→4→5→4→6
エクストラモンスターゾーン
無し
メインモンスターゾーン
無し
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『チキンレース』
いや、違うな。キーカードが制限だから除外されるのが怖くて使えない。裏側除外を活用出来るデッキか? 攻撃力と守備力が除外×400アップする《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》? 単純な超火力なら攻守変更とかで幾らでも対処出来るから問題無いが――。
「魔法カード『トレード・イン』発動、手札からレベル8のモンスター《青眼の白龍》を墓地に捨てて2枚ドロー」
え? 此処でブルーアイズ?
「モンスターをセットし、魔法カード『強制転移』を発動、互いのプレイヤーは自分フィールド上のモンスター1体を選び、そのモンスターのコントロールを入れ替える。そのモンスターはこのターン、表示形式を変更出来ない」
「げっ!?」
あっ、どんなデッキか解ってしまった。そして超ヤベェ!?
「この超強い裏守備表示のモンスターと交換してあげるよ!」
「ぐ、ぐぬぬ、チェーンして墓地のカード7枚除外して《妖精伝説-シラユキ》を墓地から特殊召喚し、交換対象にする……」
『友人』
LP7000
手札6→4→6→5→4
エクストラモンスターゾーン
無し
メインモンスターゾーン
《妖精伝説-シラユキ》星4/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『チキンレース』
???
LP8000
手札2(《シャドール・ハウンド》《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト》)
エクストラモンスターゾーン
《ヴァレルソード・ドラゴン》リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000 ↑←↓/
メインモンスターゾーン
《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》星1/闇属性/魔法使い族/攻0/守0(↓)
裏守備表示のモンスター(《バトルフェーダー》)
魔法・罠カードゾーン
伏せカード1枚(『神の写し身との接触』)
フィールド魔法『融合再生機構』
当然送られてきたモンスターの守備力は……。
「守備力0の《バトルフェーダー》……という事は、そっちのデッキは――!」
「手札から儀式魔法『カオス・フォーム』を発動! レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように自分の手札・フィールドのモンスターをリリースするよー。何かあるー?」
……此処で手札の《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト》を使って《妖精伝説-シラユキ》を吸収するという選択肢があるが、墓地に《青眼の白龍》が落ちているのでやろうがやらないが儀式召喚を邪魔する事は出来ない。ならば――。
「――チェーンして速攻魔法『神の写し身との接触』発動! 手札の《シャドール・ハウンド》と裏守備表示の闇属性《バトルフェーダー》を融合! レベル5《エルシャドール・ミドラーシュ》!」
さっさと守備力0のモンスターを片付けるとしよう。残る守備力0の《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》は――。
「フィールドのレベル4《妖精伝説-シラユキ》と手札のレベル4《マンジュ・ゴッド》を素材に、レベル8《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》を儀式召喚!」
『友人』
LP7000
手札4→3→2
エクストラモンスターゾーン
無し
メインモンスターゾーン
《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》星8/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守0
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『チキンレース』
む? 折角の『カオス・フォーム』なのに、墓地の《青眼の白龍》を除外せずに《妖精伝説-シラユキ》と《マンジュ・ゴッド》をリリースして儀式召喚した?
アド損だが、まぁ相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない超耐性持ちの《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》で一撃の下にライフを削るから問題無いという腹積もりだろうが甘い!
「効果で墓地に送った《シャドール・ハウンド》の効果発動、オレは《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を守備表示から攻撃表示に変更する!」
???
LP8000
手札2→1(《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト》)
エクストラモンスターゾーン
《ヴァレルソード・ドラゴン》リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000 ↑←↓/
メインモンスターゾーン
《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》星1/闇属性/魔法使い族/攻0/守0(↓)
《エルシャドール・ミドラーシュ》星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守800(/)
魔法・罠カードゾーン
無し
フィールド魔法『融合再生機構』
これで《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》の守備貫通の上にダメージ2倍となる1キルコースは回避出来た。
此方の妨害行為は殆ど対象を取る効果なので対象に取れない《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》は天敵に等しい超大型モンスターだ。
「ふふっ、惜しかったな! 倍の守備貫通で一気に8000ダメージを狙っていたようだが、不発に終わったな! 《エルシャドール・ミドラーシュ》の永続効果で互いのプレイヤーは1ターンに1度しか特殊召喚出来ないし――」
このターンが終われば、《ヴァレルソード・ドラゴン》で攻撃して此方の攻撃力5000、《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》の攻撃力は2000に下がって3000、続く2回目の攻撃及びダイレクトアタックでダメージ5000でオレの勝利だぁ!
「――それはどうかな?」
……ひょ? な、何言ってるんだ、もうお前は1回の特殊召喚を《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》で使い切ってこれ以上展開出来ないじゃないかぁ!
「手札から装備魔法『巨大化』を《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》に装備させるよー。僕のライフはそっちより低いから攻撃力4000から8000にアップ!」
『友人』
LP7000
手札2→1
エクストラモンスターゾーン
無し
メインモンスターゾーン
《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》星8/闇属性/ドラゴン族/攻4000→8000/守0
魔法・罠カードゾーン
装備魔法『巨大化』
フィールド魔法『チキンレース』
な、なんだと? どうしてそんなろくにサーチ出来ない古錆びた装備魔法を投入してるんだ!?
「ま、まだ墓地の《妖精伝説-シラユキ》の効果で攻撃力0の《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を除外出来るから……!」
「更に装備魔法『孤毒の剣』を《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》に装備! 装備モンスターの元々の攻撃力・守備力は相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時のみ倍になる」
あ、今回のパック(CYBERNETIC HORIZON)で収録された謎の装備魔法!? つまり巨大化で8000になっているのが戦闘中のみ更に倍になって――。
「こ、攻撃力16000の《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》だとぉ!?」
……デメリットで自分フィールドに装備モンスター以外のモンスターが存在する場合、墓地に送られる装備魔法――だから、儀式魔法『カオス・フォーム』で《青眼の白龍》を除外せず、《妖精伝説-シラユキ》をわざわざリリースしたのか!?
「バトル! 《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》で《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を攻撃! 混沌のマキシマム・バースト!」
「ぎゃああああああああー!?」
???
LP8000→-8000
『友人』Win!