デスゲーム開始が開始してから今に至るまでに何千人のプレイヤーがゲームオーバーになり、その数だけ現実からもログアウトすることになった。中には自ら死を選びステージ外に身を投げたものもいるらしい
そんなことを知った3人は–––––
「え?もう500人くらいゲームオーバーしたの?誰か私は神だぁぁぁぁぁぁぁぁぁって言った人はいるかな?」
「中に入るんじゃないか?」
「またレベル上がった」
始まりの町から近くの草原にいるモンスターを駆逐していた。しかし倒したとしてもモンスターがリスポーンするので、視界に入ったモンスターを倒してレベル上げをしていた
「うーん、これなら投擲スキルカンストできるかな?βテストの時引き継いでるし」
「こっちはDEX(俊敏など)がもうちょいでカンストするぞ」
「私ももう少しでDEXがカンストする」
「カンストじゃなくて極じゃないっけ?言い方」
「フタエノキワミァァァァァ」
βテスターである3人は新参からすれば高レベルだからその分スキルが高い
そんな3人は一通りモンスターを倒して、そろそろ飽きてきたし安全圏まで戻るかー、ということになり3人は街に移動する
「あーそういえば今日は何処かで第1層の攻略会議があるとかなんとか」
「行くか?」
「麻婆豆腐食べたい」
「麻婆豆腐美味しいよね。僕としては今から行っても遅いと思うけど……行くだけ行ってみる?」
どこの広場かは知らない3人だが、シュンのありえないほどの勘と、エセシンプ…言いづらいな。シンプで良いや。シンプの
「え?ちょっと待てよ……なんでハルは俺の足を持っているだ?待て、まさか投げる気じゃないよな?STRがもう少しで極になるお前が投擲で投げることはないよな?そもそも投げる必要性は!?」
「え?途中参加の飛び入りなんだから少しでも目立ったほうがいいじゃん。シュンが(小声)」
「おい最後なんで言った!おい構えるな!シンプ!お前からも何か言ってくれ!」
「愉悦(ゲス顔)」
「救いがねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!HA☆NA☆SE☆」
「そ〜らよっと!」
場所がわかればこのキチガイ達は普通ならありえないことをするのは火を見るよりも明らかだ。そのうちの1つが人間柱だ。そもそも180cm後半のシュンを140cm程しかない華奢な体格のハルが投げるところか持ち上げることすら困難だろう
それが現実ならば
現在のハルのSTRはβテストから上げていたのでもう少しで極寸前だ。シュンは前述の通りDEXが高い。あとシンプも。これはゲームだからこそできる事であって、現実でこんなことはまずできないし、出来たとしてもやられた本人は人生をログアウトする事になるのでオススメはできない
シュンは2人は改めてキチガイだと言うことを心の中で思い、何故か直立状態から全く動けないまま投げられる。ほんの少しのブレもなく投げ出されたシュンは投擲スキルカンスト寸前のハルにより、ボス攻略会議場所に直行している。更には–––––
「「ぴょっ」」
直立状態のシュンの背中に桃○白みたいに乗る
その光景を見た近くのプレイヤーは
「なんでドラゴン○ール?」
「楽しそうだな。俺は天津飯かチャオズかと言われればチャオズ派だ」
「俺天津飯」
現在の自分たちの立場とは思えない行動に苦笑いを浮かべることしかできない2人だった
第一層ボス攻略会議の舞台である広場には約50人のプレイヤーがいた。その中にキリトがいた。キリトの視界にはこの会議を開いた『ディアベル』という青髪のプレイヤーは簡単な自己紹介をしたあと、ボス攻略の話をしようとした時に『キバオウ』という関西弁で話すプレイヤーが声を張り上げて前に出た
「この中に5人か10人!詫び入れなきゃ奴がおるはずや!」
その言葉でその場の空気が張りつめるように変わる
が、それは長く続かなかった
「なんやアレ」
さっきまで怒りの表情だったキバオウの顔が変わる。それはキバオウからみて角度45度の上空から人が飛んでくる。正確には人の上に2人が乗って飛んできている。そのままキバオウ一直線飛んで行くと思われたが当然そのまま真っ直ぐ行くわけもなく徐々に降下して行く
そして、その飛んできた飛行人体はキリトへと向かう
「はっ!?!!??なんで俺に!?」
キバオウが静かになると同時に硬直しているのが分かり、視線を追うとなんと人が飛んでくるではないか
これにはキリトもビックリ。いきなりの出来事で反応できないキリトへ飛行人体は顔面から激突する。キリトへ激突する際、上に乗っていた2人はちゃっかりキリトの横へ着地している
「ウボア」
「なんで、俺に向かってくるんや!グハァ!」
「へ?俺にも!?アバラ!」
キリトへ激突した飛行人体は直立状態のまま宙へまい、ステージにいるキバオウへ向かい、キバオウの少し前の地面でバウンドしてからキバオウの顎に頭突き。まだ勢いは止まらずにキバオウの近くにいたディアベルにも激突
ディアベルに当たってから地面に突き刺さる。そうしてやっと飛行人体シュンは直立状態が解除される
「いやー途中参加してすみません(^U^)。 ところでどこまで話しました?」
「こ……これはゆ…愉悦wwwwww」
飛行人体シュンから降りたハルは軽い口調で謝る。そしてこの惨状を作った本人は今現在起きたことに関してはスルーした様子。これを見たシンプは肩を震わせて笑っている
次回はハルの性格がわかると思います