デスゲームでこんなことやるのはおかしいだろ   作:カミユ

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今回はただやりたかっただけです。あまり気にしないでください。次回はどうしようか考え中


第7話 クォーターポイント?何それおいしいの?

「ボス戦で死亡フラグを何回立てたら死ぬかやってみない?」

「フラグなんて回収するときはするししない時はしないだろ」

「黒鍵って武器で出てこないかな」

「そういえばSAOってコラボやらないよな」

「言われてみればやらないよね。仕事してよ茅場。個人的にはFateはやってほしい。クー・フーリンのゲイボルグもしくは青タイツの兄貴が欲しいな〜。武器にしたい」

「じゃあ私はランスロットの宝具が欲しい。騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)アレは単純に強い」

「じゃあゲイボルカー」

「なんか曲がれずに死にそう」

「ギルド名に恥じない行為」

「そもそもSAOに乗り物ってところを指摘しないのな。お前らは」

「魔法使いたくない?」

「おい、この世界の名前を言ってみろよ」

「ソード・アート・オンライン」

「ソードの部分が詐欺になるだろ」

 

「いや、お前ら作戦会議に参加しろよ!!!!!」

 

「嫌だ」「拒否」「愉悦」

 

「なんでここに居るんだよ」

「キリト君が勧誘してきたから」

「まあそうなんだが……」

 

 第25層のボスの攻略会議をするために集められたプレイヤーが集まっている。中にはキリトやアスナ、エギルなどが居る

 

「作戦会議に参加する気がないなら帰れよ」

「そうすると僕達『ここは俺たちに任せて先に行け!』が特攻しに行きますが?」

「死ぬ未来しか見えないな」

「転移結晶はみんな持ってるから問題ない」

「使えなかったらどうするんだよ」

「後から来たやつに『ここは俺たちに任せて先に行け!』って言ってその場に残る」

「ボスを倒さないと次に進めないんだけどなぁ?」

「いやいや、来たって言っても扉を閉めたなんて一言も言ってないよ?だからこの場合は『ここは俺たちに任せて先に扉を出ろ!』って言うことになるのだよキリト君」

「こいつウゼェ!」

 

 ハルとキリトの会話(ハルの一方的)をシュンが一瞥すると作戦に加わる

 

「それで…「はっはっはっ!!あー!!」……少し待っててくれ。野郎ぶっ殺してやるわ!」

「かかったなアホがァ!」

 

「はあ…………もうヤダアイツら」

「キリト君……ドンマイ」

「アスナ……俺この層で死ぬかも…………胃が」

 

 その光景を同じ場の離れたところで見ているゲーム主催者、茅場 晶彦が『ヒースクリフ』と名乗りゲームに参加していた

 

(私の夢にまでみた光景を彼らはみさせてくれるか………………………………いや、100パーセントないな)

 

 自分がデスゲームをやってまで叶えたい願いを彼ら『ここは俺たちに任せて先に行け!』の3人は壊しそうである。が、殺すのは目立つだろう。モンスターで始末する事も視野に入れようとしたが、何故か、本来のプログラムでは行うことのできない事を平然とやっているのだ。つまり、彼らは自覚の有無はともかくバグを起こしているのだ。これは由々しき事態だ。特にあのエセシンプのいうプレイヤーはおかしい。ユニークスキルに《怪談・メリーさん》と言うものがあるのだ。効果はメッセージを送った相手の背後に回ることのできるスキル。本来は電話なのだが、SAOには無いのでメッセージになるのは分かるが、何故これが出たのかがわからない

 

「頼むから…………………………どうか、私の夢を壊さないでくれ」

 

 切に願うゲームマスターであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだなんだよ何ですかァ!その遅っせェ斬撃はよォ!もっと丹念込めて殺す気で振り回せやー!」

「シュン!少し足止めして!」

「足止めをするのはいいが、別に倒してしまっても構わないのだろう!」

「そうだけど死なないでよ!?弓兵じゃないんだから!」

「でも剣使ってるよね」

 

 25層のボスはクォーターポイントとして設定されており、今までのボスよりも強くされている。見た目は双頭巨人型の大型ボスで、高い攻撃力を持ち、一撃でも攻撃を食らえば死んでしまうかもしれない凶悪なモンスター。25層ボス攻略に参加している茅場 晶彦はそう思っている

 しかし、25層ボス攻略を開始してから1分後にはカオスな状況に陥った。まずはシュンの性格がバーサーカーになり真っ直ぐボスに突っ込む。ボスはソードスキルを使用した剣でシュンを叩き潰そうとするがハルの熟練度極の投擲スキルでボスの手に直撃してスタンする

 

「チャーンス!斬って斬って斬りまくる!死神様のお通りだァ!!」

「シンプ!ゴー!」

 

 シュンが高DEXを生かしてボスを翻弄する。ボスが隙を見せた瞬間にシンプがサッと移動してボスの足元まで移動する

 武器の代わりに拳を構えて体術スキルを発動する。構えから放たれる拳はボスのアキレス腱の部分に直撃し、片足が少しだけ浮く

 

「『ここは俺たちに任せて先に行け!』が作戦通りにやった!全員一斉攻撃だ!絶対にやられるなよ!」

 

 25層ボス攻略の指揮官であるプレイヤーが指示を出すと皆が迷いなく動き出す

 この時の茅場 晶彦の役割は高威力を持つハルの護衛みたいなことだ。ハルはSTRのステータスを極端に上げ、VITをそこそこ上げており、それ以外はあまり上げていない脳筋なステータスになっている。ボスの意識はシュン達に向いているが、ハルに攻撃する可能性がある。その時のために近くにいる

 

(ちゃんと作戦が生きているな。ここに私がいなくても問題はなさそうだが…………)

「あ……ねぇねぇ……ヒースさん」

「どうしたん…………へ?」

 

 離れたところで湯水のように沸く剣を投擲スキルで投げているハルから声がかかる

 そして話しかけられた茅場 晶彦が横を見ると信じられない光景が起きていた

 

「なんか沈んじゃったんだけど…………どうしようこれ」

 

 ハルは下半身が沈んで、首がボスの方に向いてはいるが体が向いていない。現実なら悲惨な光景だがゲームの世界なので問題はない。しかしこれは立派はホラーである

 

「…………………………」

「三点リーダーがかなり出ているね」

 

 なんでこいつは分かるのか

 ゲームマスターの茅場 晶彦でもこの事態には頭が空白になっている。それから頑張って現実に戻って来て現状の打破をどうにかしなければならない

 

「ってそんなことよりもボスがこっちに来た!」

「え?どうするのかね?というかどうやって知ったんだ……」

「足音かな?」

 

 バカな会話をしている間にもボスは迫ってくる。これは見捨てたとしても問題ないのでは?と本気で考えたところで信じられないことが起こった

 ボスの攻撃がハルの頭に振り下ろされた。まともに食らえばプレイヤーではひとたまりもないはずの一撃が。しかし、ハルの頭の横に落ちていた。当の本人は謎の構えを取りながらホアタァ〜などと言っている(頭の体の向きが反対)

 

「アァ?どこ向いてんだボスコラテメェ!」

「ハルどうなってるの?それ」

「バグった……かな」

「どうするのこれ。終わったとしても続けられるの?」

「茅場さんの心が広ければできるんじゃない?」

 

 当の本人(ボスも近く)が近くにいるのを知らないまま話す2人。2人が気づいていないから言っているだけで本人はかなり迷っている

 

(もうこれBANした方がゲーム進行がスムーズに進むような気がする)

 

 茅場はゲームプレイヤーのヒースクリフとしてやっているが、ログアウトしてゲームのバグなどを潰していたりしている。なのでここで茅場というボスを倒しておかなければ主人公の1人が消えることになる

 

「シャッオラァ!!やってやったぜー!」

「シュン助けてー」

「え、は?ハルお前なにやった?」←戦闘後ふと正気に戻る

「なにって…………シュンが鍛治スキルを上げるために作った必要のない刀達を投げまくってたらこうなった」

「とりあえず首と体の向きは治しましょう」

「待ってシンプ!それをやったら僕は人生をログアウトする可能性があるわけでしてそもそもバグが起きているのに触ったら二次災害が起きるかもしれないしそして何より速さが足りない!」

「(えい)なに言ってんだこいつ」

「シンプ。言っていることと思っていることが逆になったぞ」

「なにやったんだよこいつ」

「シッ!見ちゃダメです!」

「アスナは俺の保護者か何かか!」

「あ、治った」

「お前の存在がバグだな」

「ひどいよシュン」

「次は抜かないとか」

「よっと。簡単に抜けた」

「お前のスキルの中にバグを操るものとかないよな?」

「ハル!なぜお前がバグを操れるのか!それはお前が最初にバグを起こしたからだー!」

「私は不滅ダァァァァァァァ」

「こいつらマジでやばいな。主に頭が」

 

 この光景を少し離れたところから見ている茅場 晶彦は思った

 

(頼むから私の胃にダイレクトアタックしないでくれ……)

 

 現実世界に戻ってからの作業量が増えたことに、内心で号泣するゲームマスター兼ラスボスであった

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