(*作_者*)ノ やぁ
皆さん明けましておめでとうございます
作者です
今回はタイトル通り趣旨を変えてみようと思いました
これは僕が好きなハーメルンの作者である妙義さんのリスペクトというか、オマージュというか、パクリというか
つまりは参考にしてもらってます
そしていつも感想をくれるALPHA-117さんありがとうございます
幸せになって欲しいとご所望だったので書いてみました
閑話ならぬIF話
起こるかもしれない。これからの
起こったかもしれない。幸せな終末
つまりは可能性の物語
私にとっては過去の話だが
君たちにとっては多分、未来の出来事だ
○ △ □ ✕
とある部屋で1人の男が仕事を黙々とこなしていた
彼の名は■■■。ぶっちゃけ石見のことだが、いろいろと含みを持たせたい為に伏せ字にしてみました
以後は面倒なので僕は普通に石見と呼びます
で、石見が忙しなく手を動かしてると、後ろなら石見と対象的な骨格ががっしりとした推定40代後半の男が現れた
彼の名は足尾 隆政
石見の職場の上司で、部署では1番偉い地位を任されている
イメージは天空の城○ピュタに出てくる親方
またはAngel ○eats!のチャー
とにかくガテン系のおっさんを想像してくれれば良か
名前の由来は石見だから足尾。鉱山つながり
足尾には2人の子供がいて
そのうち下の息子が15歳になるのだが、上手くコミュニケーションが取れないことを気に悩んでいる
ついでにその息子と石見が似ている為、ついつい石見にお節介を焼いてしまう
「おー■■■。食堂にいねぇと思ってたらまだやってたのか」
一瞬だけ石見がモニターから視界から外す
「お疲れ様です足尾さん。はい。キリが良いところまでやろうと思ってたんですけど、想像以上に掛かってしまって」
「あ〜?ちょっと見せてみろよ」
足尾は石見のモニターを後ろから覗き込む
そしてうぅーだの、はぁだの一頻り相槌をうつと大きくため息をついた
そして石見の首根っこを掴み、無理矢理モニターから引っ剥がす
「ちょっ!何するんですか」
足尾の行動に抗議の声をあげる石見
「なにがキリがいいところまでだ。あと1時間はかかんじゃねぇかよ」
「俺なら30分で終わらせてみせます」
「30分はかかんじゃねえかバカ野郎。もういいから飯に行くぞ」
上司命令だと一言付け足し、石見が逃げないよう肩を組みながら食堂に向かう
そして食堂に着くと適当な席に座らせ、待ってろと一言残して券売機の方に向かった
1人席に残される石見
手持ち無沙汰だったので無理矢理打ち切られた仕事の道筋を考える
石見の社畜精神に揺るぎはない
その社畜精神のせいで頼まれた事はほぼ断らない
設定で便利屋の異名を持たせようと思ってたけど
周りの女子率が高いおかげで相対的に高く見える身長、白い髪、便利屋の異名
どこぞのエミヤかと思って没にしました
アンリミテッド・ブレードワークスならぬインフィニット・ストラトスとか詠唱して固有結界展開しそう
そんな裏話は置いといて話を進めよう
まだ湯気が出てる料理が乗ったピンク色のお盆を持って足尾が戻ってくる
石見も思考を現実へと戻した
「すみません任せてしまって。いくらですか?」
胸ポケットから財布を取り出そうする
しかし、それを足尾が遮る
「金はいらねぇ。奢りだ」
足尾の太っ腹な発言にいや、しかしと石見が否定的な声を出す
「あれだ。奢る代わりに相談にのってくれや」
「相談?また息子さんの事ですか」
「そうなんだよ。とりあえず食いながら聞いてくれ」
石見は料理−ハンバーグ定食を受け取り、もぐもぐし始める
もぐもぐしている石見の正面の席で足尾は息子への不安、期待、迷い。さまざまなことを愚痴のように話す
しかしそこには愛情もしっかり含められている
石見のもぐもぐも終盤に差し掛かる
「あーなんだっけな。勇吾(息子の名前)が観てるアニメ。うさぎがなんとか言ってたな」
「『ご馳走はうさぎですか?』ですか?」
「たぶんそれだそれ。知ってんのか」
「はい。一応観てますが」
お前もそういうの観るのかと感想をもらす
それに対してBGM代わりですよと返答する
「なんかよ、それを居間で観てたもんだからいろいろと質問したわけよ。そしたら話の途中で部屋に引きこもっちまって」
なにが悪かったんだかと首をかしげる
「具体的にはどの様に質問したんですか」
「あー?そうだな……。なんでそんなん観てるのかとか、観てて楽しいのかとか……」
足尾の台詞に対して石見が苦笑する
「足尾さんの言い方だと責めてる様に訊こえるんですよ」
「は?べつに普通だろ」
「それですよ。台詞の1つ1つが力強いですから、妙に威圧感を与えるんです」
うーんと顎のヒゲを撫でる
その偉丈夫も威圧する要因となっているが、本人に自覚はない
「勇吾ももう15だぞ。彼女をつくれとは言わんが、浮いた話の1つや2つは出てきて欲しいもんだ」
「15ってまだ中学生でしょう。中高一貫校で受験勉強が必要ないから時間があるでしょうけど、彼女はまだ早いですよ」
「智佳(足尾の上の娘)はもういたぞ」
「それは現代的ですね」
雑誌で初キスが平均10歳とか書かれるなか、僕はそれに恐怖を覚える
いや、マジで
なにが初体験が15歳だよ。イカれてるぜ
こちとら男子校に通ってて女の子との出会いすらなかったのに(血涙)
だから恋愛要素を入れると途端にタイピングの速度が遅くなる
是非もないよネ!
だって想像出来ないんだもの
「しかし、彼女をつくれなんて強要するのは駄目ですよ」
「なんでだよ」
「少し飛躍しますが、今の時代結婚は絶対的なものじゃありません。平均結婚年齢だって上がってますし、独身貴族なんて言葉もあるぐらいですから」
石見の台詞に足尾はため息をつく
「たしかに今はそんな時代なんだろう」
しかしと力強く否定する
「結婚……。つうか恋ってのはいいもんだぜ?そりゃつらい時もある。だが、それが気になんないぐらい楽しい」
石見に指をさす
「彼女はいんのか」
「いえ、居た事すらありません」
ならつくるべきだと腕を組む
「お前のようなヤツには絶対に必要だ」
「何故です」
「単純に帰る場所だな。どこかに居場所をつくっとかないとな。お前はくたばっちまうタイプだからよ」
腕を組んだまま人さし指をさし、最後になと付け足す
「詩的な言い方だが、人生を彩るんだよ」
2人の間に無言の間がうまれる
しかし足尾は恥ずかしくなったのか早く食えと急かし、場を誤魔化す
その後も通常どおり業務は進んだ
※ 結婚の件はあくまでも足尾の感想であり
作者の思想とは一切関係ありません
○ △ □ ✕
「どうしたんだ?急に呼び出して」
場面は変わり、居酒屋の個室
言葉を発するのはみんな大好き千冬さんだ
ハーメルンの千冬、束人気ヤバくない?
千冬ヒロインのタグを付けると、異常にお気に入り数が上がる気がする
僕は付けませんけど
オリ主がまだ中学生程度の織斑姉弟を拾い、育てていくほのぼの系とか
男性でも使えるISのような兵器を生み出したことで女性権利団体に殺されるが、束によって助けられてそのまま逃亡ライフを謳歌するギャグ系とか
と、いうことでね
是非みんなも千冬ヒロインや束ヒロインの作品を書こう!
上の設定使っても良いから
むしろ書いて欲しい(切実な願望)
同人誌でも可
できればエr■■■■■(不自然に塗りつぶされ、読めなくなっている)
「話に入る前に注文を済ませませんか」
石見の意見で先にいくつか料理を注文する
そして料理が部屋に運ばれてから話を切り出す
「最近会って無い気がしたので食事でもと連絡を取った次第です」
「それでこの店か」
「はい。個室もありますし、酒の種類も多いので千冬さんも気に入るかと」
言葉を交わす
最近の出来ごとなど、ありふれた些細な話題を。明日になれば忘れてしまうような平凡な内容だが、それでも笑い合える幸せな時間だ
料理も片付けられ、机上は酒だけとなる
唇を濡らす程度に酒を呑む石見を見て、千冬はしみじみと感想をこぼす
「■■■も酒を飲むようになったのか」
「付き合い程度ですよ。それにビールは苦くて呑めませんし、カシスとか甘いのだけですよ」
「相変わらず子供舌だな」
「変わりませんよ、俺は。ずっと」
沈黙が降りる
石見がなにか深く思考に沈んだ、その雰囲気を察して千冬は黙って酒を進める
5分も経っていないだろう
威を決したように石見が居住まいを正す
「実は今日ですね。上司の足尾さんと話したんですよ」
石見は語る
昼休憩の一時のやり取りを
本質を悟られないように
「それで言われたんですよ。俺みたいな人間は居場所が必要だって」
「なんとなくだがわかる。なんでも卒がなくこなすくせに、いざと言うところで不器用だからな」
千冬さんも同じ意見ですかと頬を掻く
「それでついさっきまで考えてたんですよ。千冬さんと話してたら答えが導き出せました」
「力になれたならよかった」
「千冬さんには昔から助けて貰ってばかりで、本当にすみません」
「いや構わん。こっちも好きで付き合ってるからな」
「それは良かった。それで俺と結婚してくれませんか?」
さり気なく人生を左右する選択をぶっ込む石見
それに対して千冬は
「あぁ、構わん」
いつも通りに淡白に応える
結婚を申し込まれて慌てふためく可愛いちっふーを期待していた方、申し訳ないね
そんなちっふーを描写する力など僕には無い
それに親しい仲ならこんな感じて間髪入れずに受け入れるタイプの人間だと思ってるんだ
そうですか。それは良かったと石見は片手で顔を覆いながら下を向く
間もなくしてから鼻をすする音が部屋に流れる
「どうした■■■」
大きく喉を鳴らし、千冬の方を向き直す
「いえ、なんか気が抜けたら……色々と…………」
再度顔を覆い隠す
千冬は向かいの席から立ち上がり、ゆっくりと石見の横に座る
そしてなにも言わず、空いている手を握りしめた
「千冬さんの手。暖かいですね」
1言
それだけを洩らし、また沈黙に包まれる
しかしそれは気まずさを含めない。むしろ暖かさを感じさせる良い雰囲気だ
すん……すん……すん……
……………すぅー…………すぅー…………
?
鼻をすする音ではなく、寝息が訊こえる
千冬は疑問を抱き、石見の顔を掴み手をどける
そしたらなんと言うことだろうか
安心仕切った顔で石見が寝ていた
「こいつは…………。はぁ……」
ため息1つ
緊張のせいで疲れたんだろうと判断する
「しょうがないヤツだな。まったく」
台詞とは裏腹に慈しむような顔になる
そしてひっそりとキスをする
「ふふっ。寝たことを後悔するんだな」
ファーストキスの味は甘いオレンジだった
○ △ □ ✕
あの後石見を担いで千冬の家まで来た
かのブリュンヒルデならモヤシ系男性なんてトレーニング感覚で運べるだろって話し
だってIS用のブレード持てるんだもの
あっ。話しはもう少しだけ続きます
「じゃあ婚姻届けを出しに行くぞ」
石見が起きて早々そんな爆弾を落とす
「はっ?」
見知らぬ部屋で起きて混乱している時にこの台詞を言われて更に混乱する石見
えっ?あれっ?といつのも知的な部分が削ぎ落ちている
しかし千冬の顔を見るなり落ち着きを取り戻し、とりあえずおはようございますと挨拶をする
「いえ、結婚を申し込んだ身で言うのも何ですが。結婚の前にお互いを知る期間と言うか、お付き合いが必要では」
「今さらそんなもの必要ないだろう」
一刀両断
「……今日は普通に平日なんでお互いに仕事が」
「休む。お前も休め」
一刀両断
そこに痺れる、憧れるぅー!
「………………………………………………」
これには流石の石見もにっこり(;^ω^)
起きたてだから場を覆すほど頭がまわっていないのが敗因となる
いや、頭がまわっていないと言うか
目が覚めて最初に視界に入ったのが千冬だったから、気が緩みすぎているだけだ
観念したのか足尾さん起きてるかなと小さく口にして、それ以降の否定はやめた
改めて昨日と同じ格好の自分を見て記憶をたどる
そして言わなければならない台詞を思いだす
「俺……。いや」
背筋を伸ばし、千冬の手を握りしめる
「こんな僕ですが。どうかよろしくお願いします」
「あぁ。よろしく」
お互い笑い合った
(*作_者*)
楽しんでいただけただろうか?
上の物語はあくまでもIFです
可能性なので本篇でこのエンドはあり得ません
石見と千冬がくっ付くとしても
他の方法でくっ付きます
最後に
改めまして明けましておめでとうございます
明日から仕事はじめの方は頑張ってください
( 作Д者)ノ~バイバイ