IS学園の男性教員   作:勝間 おとう党

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まだこの物語のしっかりしたプロットも組んでないのに、新しい物語を考えてた勝間です。
先週、今週、来週とやること多くて充実してます。

2019年 2/10 書き直し済み


第4話 気張れ、一夏くん

 クラス代表は一夏とオルコットがISで戦い、勝った方が務める事で話しがまとまった

 それと一夏は箒と同じ部屋で、扉に穴を空けたらしい

 

 私は学寮長でもないので職員寮に部屋を与えられている

 なので今朝の朝会議の時に千冬さんから教えて貰ったのだ

 すぐに直しに行こうとしたが、他の整備員が今日の正午までには直しに行くから私の出番は無いと言われた

 

 正直悲しぃ(・-・)

 

 

 まだ2日目だが、ここまでは順調に進んでいる

 いや、むしろ序盤の序盤で前と違う事が起きても私が困るだけなので助かっている

 とは言うものの前の事なんて殆ど覚えてい無いが

 

 一夏は練習機を借りれない。つまりはぶっつけ本番で専用機である白式に乗るしか無くなった

 代表候補生レベルと言えども1度しか乗ったことのないISで勝てないだろう。むしろ勝てる方がおかしい

 世の中に千冬さんレベルの麒麟児が居てたまるか

 

 閑話休題

 

 仕事を取り敢えず全て終わらせて来た私は様子見として一夏の訓練を見に来た

 廊下ですれ違う女の子達の会話を盗み聴いたので何処に居るかはわかっている。剣道場だ

 それに箒に助けを乞うのならば、剣道場しか選択肢は無くなるだろう。だって剣道バカだし

 これだから暴力ヒロイン筆頭だったり、モッピーだったり、2ちゃんでイジられ……………

 

 ( ゚д゚)ハッ!

 

 何か思考が何処か遠い場所に飛んでいた

 何やら電波を受信してた様だ

 

 閑話休題

 

 なんだかんだで剣道場に着く

 大量の女の子達が剣道場にひっきりなしに詰め寄っていて、事情を知らないと事故でも起きたのかと錯覚する程の量だ

 女の子達が囲んでる中心を覗き込めば一夏は膝を付き、箒は何やら不満げな雰囲気を醸し出している

 

『どういうことだ!弱くなっているじゃないか!』

 

 どうやら一夏が昔より弱体化しているらしい

 どうせ一夏の事だ。篠ノ之の剣道場が潰れてからはやっていなかったのだろう

 

 気持ちはわかる

 私もやらされていたから剣道をやっていたが、やらなくてもよくなってからはやろうともしなかったからね

 そんな一夏が仮にも全国大会を優勝した箒に勝てる道理は無いだろう

 

 うーん。どうしようか

 ここで一夏を助けても良いんだが、過度な干渉は差異を発生させる要因になるんだよな

 

 …………………んっ?

 何やら視線を感じる

 

 意識を戻すと一夏達を見学していたはずの女の子達が、一斉に私の事を見ている

 何故かと首を傾げ、理由を求めると中心に居た一夏がこちらの方を向けていた

 

 なるほど。一夏の視線を辿って私の方に集まったという訳か

 この注目されている状況下で立ち去るのも不自然か

 

 

 流れに身を委ね、モーゼの海渡りの如く女の子達が空けた間を進んだ

 

 

 

 

 

 ○ △ □ ×

 

 

 

 

 

「頑張っているみたいだな」

 

 箒と剣道の一戦を終えて現れたのは副担任の石見先生だった

 180ちかい身長と、遠くからでも目立つ白い髪のおかげで女子たちの後方にいてもすぐにわかった

 

 最初は見た目のせいで少し怖かったけど困ったことがあったらフォローしてもらえるし、授業もかわりやすくて今はいい先生だと思ってる

 だけど隣にいる箒は顔を合わせようとせずに距離をおいている

 オルコットとの一件があった時に先生がIS。というか束さんに対して好意的な姿勢を見せたからか

 箒って束さんのことが苦手だからな

 正直俺もテンションの高さについていけないかったけど

 

「まぁでもそんなに気張るな。ISでの戦闘と言っても殴り合いの延長線だ。空を飛べる以外で困ることもないだろう」

 

「いや、その空を飛ぶの感覚がわからないんですけど……」

 

 それと殴り合いもわからない

 

「それは実践で慣れるしかない。どんな物事だって最初は皆素人だからな」

 

「じゃあ先生はどうやったんですか?」

 

 周りの女子達が少しざわついた。やっぱりみんなも興味があるのだろう

 

「……私は………場慣れだな……」

 

 苦々しく言う

 

「私には夢があった……。いや、今でも必死に追いかけているんだが。それを実現させる過程で頑張った結果だな」

 

 結局は間違えてたんだけどなと自嘲した言葉を吐く

 

「若気の至りだな。邪魔する輩を全員倒せば叶うと、そんな短絡的な結論を出して手あたり次第周りに喧嘩を吹っ掛けた」

 

 若気のいたりで片付けていいもんじゃないでしょう。まわりから見たらただのはた迷惑だし

 

「それぐらいだな。私はISの練習なんか、片手で数える程しかやってこなかったし」

 

 それって場数を踏んでるってのもあるけど、才能なんじゃないか

 

「取り敢えずは剣を振れ。十全の準備をしろ。所詮は模擬戦だ。負けても死にはしないんだからな」

 

 そう言って俺の頭をぐりぐり撫でて剣道を出て行った

 

 なんだか腑に落ちない。結局ISが上手くなる方法もわからなかったし

 もういいや。箒と続きをしよう

 

「箒。さっきの続きしようぜ」

 

「あっあぁ。そうだな」

 

 我を取り戻したかのように返事をする

 

「どうしたんだ?」

 

「一夏お前気づいてないのか」

 

「なにが?」

 

 別にさっきとなにも変わってないとおもうんだけど

 

「お前すごいニヤけてるぞ」

 

 ………………………はっ?

 

 

 自分の顔を触る。口の端が上がってるのがわかった




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