魔法少女リリカルなのはザ・ウォーカー ~繰り返される物語~   作:普通の魔法使い

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体が動かない……と言うよりどんどん冷たくなっていく……

なんとか視線を横にずらすと傍にはさっきまで一緒に遊んでた友人が横たわっていた。その周りは真っ赤に染まっていた。

……これは……不味い、な……早くた、すけ…を呼ば、ないと……

周りで騒いでいた音もどんどん小さくなっていく。そして自分の心臓がゆっくりと、しかし確実に停止していくのが感じられた。

 

──あぁ、もう死ぬのか……

 

まだやり残したことは沢山有る。もっと遊びたい。もっと友達と話したい。そして何より、

──親をまだ悲しませたくない……

 

しかしその願いも届かず、目の前が真っ暗になった。

 

その時何処からか光が出てきた。そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと目を開けると目の前に知らない天井が広がっていた。

……さっきまで友達とゲーセン巡りをしていたはずなのになぜ?

頬を抓ってみる。痛い。……夢じゃないんだ……

もしかして誘拐か?とも思ったが、誘拐しておいてこんな所に手足を縛らずに放置と言うのは少々おかしい気がする。

そして、更におかしい事に背が低くなっていた。これは今確認したところだ。

……どうしてこうなったんだ……

……もしかして俺は今まで長い夢で見ていたのか……?

いや、それはない。あそこで遊んだのか夢なわけが無い。

必死に身体中を調べまくり一つの手紙を見つけた。

 

──そなたの願いを三つ叶えてやる。もし必要ならば心で強く願うがよい。

 

……悪戯も大概にしてほしい。これを書いた奴は神様にでもなったつもりか?

それにしてもある一部分の記憶が全くといって良いほど無い。まるで誰かにその部分だけを切り取られたかのように。

……悪の秘密結社に身体を弄られてこれから怪人達と戦えってか?……そりゃ流石に無いか。

一先ずリビングに行ってみよう。何処にあるかしらんが。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

結果から言いますと迷いました。

てか何でこんなに広いんだろう……

もしかしてここの家の主はかなりの金持ち?……最悪不法侵入で捕まってもおかしくないと思う。

……酷い事にならないうちにあの部屋まで戻るか。戻り方は……まぁ、なんとかなるでしょう。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

……しかし何もない部屋だな。此処にあるのはベットと机のみ。机には本が数冊。すべて日本語で書かれている。

あ、置き手紙があった。……初めからよく探しておけば良かった。ちょっと後悔。

早速見てみる。ふむふむ……、……何か凄く損した気分なんですけど……。今の手紙を要約すると、「目が覚めしだい引き出しの中にあるボタンを押してください」だとさ……

……やっぱりちゃんと探しておいた方が良かったな。

 

ピンポーン

 

コンコン

 

早っ!? こんな早く来れるもんなのかな……?

あ、早く開けないと。

 

「気分はどうですかな?」

 

扉を開けると外には初老の執事がいた。……執事って本当にいたんだな。

 

「まぁ、大分良くなりました」

 

「それはそれは……ではこちらへ」

 

執事に案内され、ついていく。そして3分後、他の扉と違う感じの扉の前に来た。

 

「ご主人様がお待ちです。」

 

そう言い執事は扉を開ける。するとそこにはよく貴族とかが食事の時に使うような長テーブルがあった。

 

「目が覚めたかな?」

 

がたいが良い──恐らく40代前半の男の人がこっちに歩み寄ってきた。

 

「えぇ、なんとか」

 

「自己紹介が遅れたな……私の名前は日野光夜だ」

 

「小室計です」

 

「早速だが、君はどうして此処に居るのか分かるかな?」

 

「……いえ、気が付いたらここのベットに寝ていました」

 

そもそも何故体が縮んだのかが知りたい。

 

「うむ……彩夏──あの執事の孫娘が庭であそんでいたら君のことを見つけたと言っていてな、酷く衰弱していたから手当てをしたんだよ」

 

あの執事に孫がいたんだと的外れな感想と共に、この人には隠し事はしないほうが良いと感じた。だから言ってみることにした。

 

「ありがとうございます。それと夢みたいな話ですが少し聞いてもらいたい話があるんですが……」

 

それから、少し前まで普通の高校生だった事。友達と遊んだ後に此処に居たこと等を話した。普通に考えたらあり得ない夢物語だが、日野さんは最後まで聞いてくれた。

 

「確かに夢物語のようだが実際なのだろ? ならばそれは真実に他ならない。……しかし、そうなると住む家はどうするのかね?」

 

あ、すっかり忘れてた。

 

「もしよければ此処に住まないか? 幸いこの家は空き部屋が沢山有るし、何より彩夏の遊び相手になってほしいんだよ」

 

「……何で初めて会った僕にそこまでやるんですか?」

 

普通なら初めて会った人に此処まで親切にしてくれない。しかも夢物語みたいな事を言った後は特に。

 

「何て言うかなー……計君、君とは初めて会った気がしないんだよね……何か親しい仲だった気がしてね……それに子供が欲しいのは事実だし、彩夏の遊び相手になってほしいって言うのも事実だ」

 

「……分かりました。その話を受けます」

 

すると日野さんの顔が明るくなった。

 

「そうかそうか、ではこれから部屋の準備をするとしようか……蝶野、今から計君の部屋の準備をしてくれ」

 

「畏まりました」

 

うぉ、相変わらず直ぐに来るな。それともう一つ聞きたいことを忘れてた。

 

「あ、此処は何処ですか?」

 

「あぁ、言うのを忘れてたね。……此処は──

 

 

 

──海鳴市だよ」

 




はい、と言うわけで一から修正し、全くと言っていいほど原型を留めて無いですねwww

いや、しかしここまで持ってくるのに一体どの位の日数使ったんだろう……

また、慣れない書き方なのでおかしい所があるとは思いますが、よろしくお願いします。

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