「何で俺はここに来てるんだろう?」
俺は今、京太郎達が来ているであろう長野の麻雀の県予選の会場に来ていた。京太郎が言うには今日は決勝戦があるらしく清澄は残りの3チームと勝負して優勝したら全国行きが決まると話をしていた。俺は麻雀部には入ってないけどお母さんと一緒に仕事をしている福路さんのお母さんが自分の娘が今日の決勝戦で風越の先鋒で出ると話をしていたので俺は水崎さんと一緒に車で来たのだけど水崎さんが何でも俺のお母さんに呼ばれたらしくてどうしても行かなければならないので俺を会場に下ろした後は車で移動してしまったので俺は1人で会場に来ていた。会場の中に入るとマスコミ達が風越と龍門渕の方に移動したので見ていたら今度は俺と同じ清澄でピンク色の髪のツインテールをしている人にインタビューしていたけどあの人にインタビューするって事は麻雀が強いのだろうか?気になったけどすぐに別の事を考えて移動しようとしていた時だった。
「そこの君」
「はい?」
後ろから話しかけられたので俺は振り返ってみるとさっきまでピンクの髪のツインテールの人にインタビューしていたマスコミ達だった。
「ウィークリー麻雀トゥデイの西田です。君は清澄だよね?」
「そうですけど?」
「ちょっとインタビュー良いかしら?」
「どうぞ」
「さっき君と同じ制服を着ていた学生がいたけれど君は清澄なのに早く控え室に行かなくていいのかしら?」
「確かに俺は清澄ですが麻雀部の部員じゃないので行く必要が無いんですよ」
「それじゃあ何でここに?」
「俺の知り合いの人がここにいると聞いたので話をしようと思い会いに来たんですよ」
「その人の名前は?」
「これから試合もありますから秘密にしといてくれませんか?」
「それじゃあ変わりに聞くけど君の名は?」
「俺の名前は姫川祐介です」
「姫川!」
「姫川!」
「姫川!」
「姫川だって!」
俺の名前が姫川だとわかった瞬間にマスコミ達の人達は驚きながら動けずにいた。
「俺の名前を知ってるんですか?」
「もちろんよ!姫川がデザインしている服は日本は当然だけど海外でも世界的に有名だし!知らない人はいないわよ」
「そうでしたか」
「そんな君が部員でも無いのにどうして?」
「さっきも言いましたが人に会いに来たんですよ」
「やっぱり教えてもらえないかしら?」
「無理です」
「どうしても?」
「しつこい人は嫌いなんですけど」
「それを言われたら・・・無理ね」
「確か・・・西田さんって言いましたか?」
「そうだけど?」
「今日は誰の取材で来たんですか?」
「原村さんとか風越とか龍門渕とかね」
「それでは俺のインタビューはもう良いですよね?」
「しつこく聞くと嫌われる元になるし・・・いいわ」
「引き際を良く考えてるんですね」
「右を向いても左を向いてもほとんど女性しかいない今の日本で男性は本当に一握りしかいないけどその男性である君に嫌われたくは無いから」
「マスコミの人達って何が何でも聞きに来るような人達ばかりだと俺は少なからず思ってたんですけどね」
「やっぱりそう思われちゃうか」
「じゃあ俺は行きますけど」
「あっ!姫川君」
「何ですか?」
「また姫川君を取材させてもらっても良いかしら」
「今度はアポ有りで良かったら別に良いですよ」
「じゃあそうさせて貰うわね」
「それでは」
「またね!姫川君」
俺はマスコミ達から離れて姿が見えなくなると精神的に疲れてしまったのか俺は壁を背に座ってしまった。
「こんなにも疲れるなんて・・・お母さんは良く何回も何回も取材を受けたり出来るな」
そう思いながらも顔を下にしていると誰かが歩いて来たのか右側の廊下から足音が聞こえたので俺は急いでベンチに座りズボンの右ポケットから携帯を出して弄っていると向こうから女性達5人が歩いて来た。
「今日も頑張ってねカナ」
「今日のカナちゃんは頑張るんだし!」
「応援してるわね」
「ありがとうございます。キャプテン」
俺は決勝戦に残った学校のどれかのチームの声を聞いていると突然俺の前に女の人の靴が見えて俺の目の前で止まったので俺は顔を上げて見るとその人は片目を閉じて俺を見ていた。
「あら?貴方は・・・」
「えっ?」
「キャプテン?」
「ごめんなさい・・・カナ達は先に行ってて貰えるかしら」
「わかったんだし」
残りの4人が移動して姿が見えなくなると片目を閉じている人が話しかけてきた。
「突然話し掛けてごめんなさい」
「まあ驚きましたけど・・・俺に何か?」
「私は福路美穂子って言うのだけど貴方は?」
「福路・・・・・ああ!あの人が言っていた娘さんって言うのは貴方でしたか!」
「お母さんから聞いていたのかしら?」
「娘がいるって話だけは聞いてたんですけどね。俺の名前は姫川祐介です」
「お母さんが言っていた私の婚約者・・・」
「にっなるかも知れないって話ですけどね。まだ決まったわけじゃ有りませんから」
「姫川君は・・・」
「俺の事は祐介で構いませんよ」
「なら私も美穂子で良いわ」
「ちなみに俺は清澄高校の1年生です」
「なら私よりも2つ歳下なのね」
「そうなんですか?」
「私は風越の3年生で麻雀部のキャプテンなの」
「俺は部活していないので無所属です」
「それなのに今日の決勝戦の会場に来ているのは何でかしら?」
「福路さんのお母さんが決勝戦には娘が出るから会ってみない?っと言ってたんで俺は娘である美穂子さんに会いに来たんですよ」
「それは知らなかったわ」
「けどコレで俺の目的は終わったから帰るとしますかね」
「決勝戦を見ていかないの?」
「行きませんよ」
「どうしてかしら?」
「俺は高校を卒業したら親の会社を引き継いでデザイナーとして頑張ろうと考えているからです」
「まあ!」
「今は勉強中ですけど女性に普段着は俺が考えて作ってます」
「それは凄いわ」
「そんな訳で他の事をしてる時間は俺には無いんですよ」
「そうだったの」
「他には趣味でお菓子屋さんを経営してますから良かった来て下さい」
「それなら今度みんなで行かせて貰うわね」
「それじゃあ俺は帰りますけど決勝戦も頑張って下さい」
「ええ!」
「それじゃあまた」
「さよなら」
「さよなら」
俺は福路さんの娘さんから離れると水崎さんに連絡をして迎えに来てもらいそのままお母さんがいる会社に行ってその時に近くにいた福路さんのお母さんに話し掛けて1時間後ぐらいに家に帰った。
次回どうしようか何を書こうか迷ってます。