何かが違ってしまった現実世界で・・・   作:シデンカイ

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昨日に出したかったけど出せなかったな


第8話

俺が京太郎達と別れた後は教室に向かうため歩いていた時だった。

 

「おはよう姫川君」

 

今度は誰かに後ろから話しかけられたので俺は振り返ってから話しかけた。

 

「・・・おはよう中村さん」

「一緒に教室行かない?」

「別に良いよ」

 

俺は中村さんと一緒に歩いていると教室に着いたのでドアを開けて教室の中に入ると俺達の他には誰もいなかったので教室で話をする事にした。

 

「誰もいないね」

「そうだね」

「姫川君は何かの部活をやってるの?」

「いいや?俺は無所属だ。部活してないよ」

「そうなんだ?」

「俺は修行中の身だがデザイナーと趣味でお菓子屋をしているから部活してる余裕が無いんだよ」

「お菓子屋さんとデザイナーか・・・お菓子は何を作ってるの?」

「クッキーとかだな」

「美味しいよね。じゃあデザイナーは?」

「皆が普段着ている服は俺が考えて作った服だよ」

「そうなんだ?」

「流石にまだ全部の服を作れるだけの実力は無いから今は教えて貰ってる所なんだけどね」

「けど服ってそんなにあったっけ?」

「あるよ」

「例えば?」

「学校の制服」

「あっ!」

「他にもナースの服とか医者が着ている白衣とか作業着とかスーツとかドレスとかメイドさんの服とか執事の服とかファミレスの服とかコンビニの服とかスーパーの人達が着ている服とかね」

「確かに言われてみると結構あるね」

「服の見た目は違うけど全部着るものでしょ?」

「そうだね」

「服も必要だけど食べ物や飲み物と比べるとそうでも無いけどね」

「どうして?」

「食べ物と飲み物は毎日食べたり毎日飲んだりするから生活する中で大切な事だよね?」

「そうだね」

「でもさ服ってある程度の量を買っていれば必要じゃないんだよ」

「そうかな?」

「食べ物とか飲み物は買ってすぐに食べたり飲んだりするから消費するのが早いよね?」

「確かに」

「でも服は食べ物や飲み物と違って洗濯してから干して使うを繰り返してるでしょ?」

「あー・・・」

「服は食べ物とか飲み物みたいに買ったらその日の内に無くなる訳じゃないんだよ?少なくとも何回も何回も繰り返して使ってるでしょ?朝と帰りは学校の制服で体育の時は体育着だけど制服から体育着に着替えるとか体育着から制服に着替える・・・・・そうでしょ?」

「確かに言われてみると服って必要は必要だけど食べ物と飲み物と比べるとそうだね」

「もし着ている服が食べ物とか飲み物みたいに買ったその日の内に無くなる物だったらかなり高い買い物をしなくちゃならないからね。そりゃあ日付が付いてる食べ物とか日付が付いてる飲み物ってあるけど買ったら早めに食べたり飲んだりしなくちゃならないしさ・・・数日は大丈夫な食べ物とかもあっても賞味期限までには終わらせたいし・・・・・ソースとかドレッシングみたいあんな感じのだったらまだ長く使えるからわかるけどね」

「そう考えると何にお金を使うのかって良くわかるね」

「他にも保険やら何やらで使うけどね」

「私のお母さんとお父さんは車にお金を使ってるね」

「車は便利だけど絶対に必要な物って訳じゃないよね?」

「うんうん」

「中には車は無いけど毎日バスを使う人とか毎日電車を使う人とか毎日自転車を使う人っているから、そういった乗り物があると重要な物は何ですか?って考えさせられるんだよね」

「そう考えるとお金は大事に使わないといけないんだね」

「けど・・・これだけは言える」

「何かな?」

「何をするにしてもお金が無ければ何も出来ないって事さ」

「認めたくなかったけどそうだね」

「買い物もお金を医療もお金を学校に行くのもお金をゲームとかの娯楽にもお金を乗り物にもお金を食事や飲み物にもお金を修理にもお金をってね」

「俺は食べ物とか飲み物にお金を使ったりしてるけどね」

「それはどうしても使うからね」

 

俺達は2人で話をしていると少しずつ人が教室の中に入ってきて全員揃った所で先生が入ってきた。

 

「皆さん!おはようございます」

「おはようございます」

「今日は突然ですが今からテストをします」

 

担任の先生がそう言った瞬間にクラス全体からブーイングが始まった。

 

「突然テストするなんて聞いてないですよ」

「これが詐欺師の手口か!」

「反対!テスト反対!?」

「マジで!?」

「勘弁してくださいよ!」

 

「普段からしっかり勉強をしていれば皆さんちゃんと出来る筈ですよ!それでは用紙を渡しますので前の人は後ろの席の人に渡してください!まだテスト用紙は表にはしないで裏にしといてください」

 

何だかんだで全員にテスト用紙が行き渡ったので先生は話しかけた。

 

「全員に行き渡りましたか?それでは・・・・・始め!」

 

そう言った瞬間に裏にしてあったテスト用紙を表にしてテストの内容を確認していた。

 

(どうしよう!わからない)

(やっば!忘れちゃった)

(あー・・・ここ覚えてたのに!)

(わかる所から書き始めなきゃ)

 

俺はテスト用紙を確認して名前を書いてから全ての所に書いてから終わらせた。

 

(このテスト・・・全部わかるやつで良かった)

 

書き終わった俺は念の為に2~3回確認してからテスト用紙をまた裏にした。そんな突然のテストからしばらくして・・・・・

 

キーンコーンカーンコーン

 

「チャイムが鳴りましたので後ろの人は回収して来てください」

「終わった・・・・・色んな意味で」

「どうしよう!自信ないよ!」

「姫川君は、どうだった?」

「余裕だった。」

「えっ!」

「本当に!?」

「普段からしっかりと先生の話を聞いていれば大丈夫だよ」

「それじゃあ日直の人!号令」

「起立!注目!礼!」

「ありがとうございました」

「あざーした!」

「したー!」

「姫川君はすぐに終わったけど大丈夫なの?」

「テスト用紙を見る前は気になったけど見た後は全部書いたから大丈夫だけど・・・中村さんは?」

「私も全部書いたけど大丈夫か?って聞かれたら大丈夫じゃないね」

「後はテストの点数次第だね」

 

そして放課後・・・・・

 

「それじゃあテスト用紙を返すから呼ばれたら取りに来るように!まずは・・・・・」

 

その後は先生が1人1人の名前を呼んでテストを返していた。

 

「最後に・・・・・姫川!」

「はい!」

 

俺は席を立ち上がって先生がいる教壇まで歩くと先生が話しかけてきた。

 

「良くやったな!姫川はこのクラスで唯一の100点満点だ!」

 

「おめでとう!姫川君!」

「おめでとう!」

「おめでとう!」

「ちなみに第2位は転校生の中村だ!99点!1つだけ違っていたから惜しかったな」

「中村さんも凄いね!」

「ありがとう」

「それじゃあ部活がある人は部活に行って部活をしてない人は早めに帰るように!」

 

「起立!注目!礼!」

 

先生が教室から出ると俺は帰る準備をして教室を出る事にした。

 

「それじゃあまたね!中村さん」

「またね!姫川君」

 

俺はいつもみたいに上履きから靴に履き替えてから歩いていると既に水崎さんの車があったので俺は乗る事にした。

 

「お疲れ様でした」

「どうもありがとう」

「そういえば社長と話した時の5人の人達から連絡ありましたが、まずは誰から会って話をしますか?」

「そうだな・・・まずは・・・・・この人にしよう」

「わかりました。では連絡しておきますね」

「お願いします」




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