GAMERA-ガメラ-/シンフォギアの守護者~EXTRA~:番外編&コラボ外伝集   作:フォレス・ノースウッド

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原作XVでは『サンジェルマンさん! 錬金術の力お借りします!(でもやっぱ無手はもう無理がある(-_-;))』『本部占拠されました』『本音漏れてるエルフナイン』など盛りだくさんな裏で。

こちらでは一時保留にしてた人質の女の子(名前は本作オリジナルなので注意)と翼の救済IFエピの内、翼の方です。
あんな事態の後では、命が助かっても万々歳とは行かない筈なので。
そしてこれは私なりの外道爺――風鳴訃堂に対する『歌で救えん』への反論でございます。爺のフラグなど叩き割ってくれる!

劇中朱音が歌った歌のイメージは医龍シリーズ挿入歌/作曲:澤野弘之 ボーカル:関山藍果『Voice of Light』


戦姫絶唱シンフォギアXV EPIF2.51-救われた少女のその後Ⅱ《今は羽根を休めて》

 国連タスクフォース《S.O.N.G》の本部たる潜水艦内には、装者の歌が生み出すフォニックゲインを計測、記録できる施設が二種類ある。

 一つは、プロの歌手のCD等のレコーディング作業をそのまま行える程の音響ら各種機材器具が一通り揃った〝さながら〟を越えて本物〝そのもの〟な、録音スタジオ。

 もう一つは、十人以上入室してもまだ余裕あり、舞台上まであるカラオケボックス。

 フォニックゲインの数値と量は、歌うシンフォギア装者自身の肉体と精神、共々のコンディションに大きく左右される為、ここまで両極端に本格的な設備が本部に組み込まれている。

 その一角のカラオケボックスの、青みがかった慎ましい灯りが照らす室内では、ソファーの片隅で、翼が黙して何もせず小山座りの体勢のままずっと腰かけ、一〇インチサイズのタッチパネル式端末の画面を見ていた。

 映っているのは、先日の横浜市街でのパヴァリア残党とアルカノイズとの戦闘。

 特に、支援組織との取引を見てしまい口封じに殺されかけた暴走族(みんかんじん)を全て救出し、組織の構成員を叔父の指示の下、エージェントら人海戦術との連携で確保し、辛くもまた逃げられてしまったが、人外に改造された残党メンバーを圧倒する前世(もと)、怪獣の《守護神――ガメラ》だった彼女の勇姿を目に焼き付けていた。

 リディアン高等科も卒業して、成人式を迎える目前なお年頃だと言うのに、その佇まいは、不安に覚える幼子にすら見えてしまう。

 そんな静寂を破って、ボックス内の出入り口なオートドアが開き。

 

「やっぱり……今日もここにいたね、翼」

 

 一人の訪問者、その元怪獣なシンフォギア装者であり。

 

「あ、朱音……」

 

 翼にとって恩人にして、共に災厄に立ち向かう戦友にして、歌を愛する者同士の好敵手(ライバル)にして、二歳差を越えて、翼がファーストネームで呼ぶくらい対等な間柄の友人の一人である――草凪朱音が入室してきた。

 二人分の料理を乗せたトレーを携えて、勿論、自分と翼の分である。

 

 

 

 

 

 私は壁のスイッチ類を操作して部屋の灯りの明度を上げてから、翼の目の前にあるテーブルに今夜の料理の乗ったトレーを置き、彼女の隣に座った。

 

「九時になる前に、せめてもと思ってね」

「忝い………食を取るのも忘れるくらい耽っていた……確かに刻限前に食べておかなければな」

 

 翼は芸能人として、歌手として、自らに『午後九時以降は、軽い水分補給を除いて一切食事をしない』ルールを厳しく課している。

 まだ九時まで少し時間が残ってたけど、この調子では今夜は一切口にしないことになるかもしれないと、緒川さんから聞いた話で心配になって作ってきたのだ。

 

「私のバーガーは、豆腐混じりか?」

「そう、栄養も考慮した和風豆腐ハンバーガー」

「これはまた忝い」

 

 食べる前に……あの統制局長譲りと断言したくなるまでに非道にして外道な、例の光明結社(イルミナティ)残党によって、新造されたばかりのライブホール《ヌーヴェル・カルトニ》――通称《空中庭園》で開催された翼と飛び入り参加でマリアによる特別凱旋公演だった《フライトナイト》を、理不尽にも程がある強襲と一方的な悪虐な殺戮ショーの悲劇へと変えられてしまった……かの日以降の〝風鳴翼〟の現状を、説明しておこう。

 表向きはステージ内部に仕掛けられた多量のガスを用いた爆発物によって空中庭園は倒壊し、多数の死傷者を出てしまったテロ行為とされ、犯人たるテロリストの正体は不明、目下捜査中――との形で、メディアからは報道されている。

 翼本人はと言えば、メンタル込みのメディカルチェックの結果と、マネージャーの緒川さんの判断で、歌手としても装者としても、まずは三週間の休息を取ることになった。

 私も緒川さんの判断は正しいと思っている、戦闘が終わった直後の翼の心は、三葉(あのこ)が助かったこともあって安定していたけど、その後惨劇の全容が明らかになって行くに連れて、友の心は曇っていき、今日に限っては歌のレッスンも、剣術含めた装者としての鍛錬も行わず、ここ数日すっかり定着してしまったカラオケボックスに引きこもり続けるくらいだった。

 あ、それと……現在翼が所属するメトロミュージックのプロデューサー――トニー・グレイザー氏がイギリスから来日し、急遽ライブに参加し当事者の一人となったマリアも、企画者本人の代理としてグレイザー氏とともに、近日中にライブに関する会見を開く予定だと言う。

 ネット内では、奏さんが殉職した四年前のライブを想起させる惨劇だったこともあって、ライブ主催者当人たちへの批判はほとんどなく、むしろ翼たちを思い遣るファンを中心とした人々の声が多くて、それを見た私は安堵したくらいだ。

 

 この話はこの辺にして。

 

 今回SONG本部内の厨房で作ったディナーメニューはと言うと、三角の包み紙に入れたハンバーガーを主食に、刻みキャベツ付きポテトサラダ、トマトメインのハチミツ入り野菜ジュースに、横浜の老舗和菓子店のどら焼き一個ずつ。

 ちなみにバーガーは、私の分と翼の分とで異なっており、私のは行きつけの本格バーガー店『グレートジェネラルバーガー』の看板メニューな肉厚パティにチーズとレタスとアボカドの王道+αなボリュームあるチーズバーガー。これでもアメリカ本場では比較的大人しめのサイズである。

 対して翼に作ったのは、すりおろし大根と刻みネギも混ぜた和風ソースを塗った豆腐パティと千切りにした大葉をマフィンで挟んだヘルシーバーガーだ。

 

「「いただきます」」

 

 合掌して私達は食し始める。

 本場さながらにとろとろに作れたチーズバーガーとサラダを交互に食べる傍ら、翼の様子は窺いつつ。

 

「どう?」

「今日も極上の逸品たちをありがとう、とても美味しいよ」

 

 味はどうかを質問してみると、まだ顔に影が残っていながらも、本当に美味しそうに食べて、固くなっていた表情から笑顔で翼は応えてくれ、全て食べ切ってくれた。

 だけど美味しいものを提供するくらいでは……暗く曇っている翼の心を照らす光には……全然足りなくて、遠いのも窺える。

 この後はどうしたものか、むしろもう少しそっとしてあげた方が良いのではないか?と……頭を悩ませてお皿を纏めていると。

 

「朱音……食器を片付けた後で良い、もう少し……ここで、話を聞いては貰えないだろうか?」

 

 本人から、話がしたいと切り出してくれたので。

 

「分かった、翼がもう良いと思うまで、いくらでも聞いてあげるさ」

 

 渡りに船だったので快く、私は応じた。

 

 

 

 

 

「おまたせ」

「ああ……」

 

 ディナーに使ったお皿の洗浄と片づけを終えた朱音は、カラオケボックスに戻り、さっきと同じ位置で翼の隣に腰かけた。

 いつ、どのタイミングで自分に打ち明けたい話を相手が話し出す、その時まで待つことに徹するのが、朱音なりの〝聞き役〟のコツである為、今回も翼の心の整理と準備ができるまで待ち続ける気でいた。幸い明日も休日、時間がかかり過ぎた時は本部の仮眠室で一晩眠る気さえあったが。

 

「朱音……その……緒川さんから聞いたんだけど………今日あの少女のご両親が、朱音へ面会に来たのだろう?」

「うん」

 

 予想より遥かに早く、翼が話を切り出し始め。

 

「御方々から、娘であるあの少女が今どうしているか……聞いてないか?」

「聞いたけど……余り気持ちのいいものじゃないよ」

「承知の上……それでも知りたいのだ……怒りで我を忘れた己が剣(つるぎ)が……齎した因果を」

「っ……分かった、心して聞いてね」

 

 一呼吸分置いて、朱音は〝飛江田三葉の両親〟との面会の模様を、話し始めた。

 

 

 

―――――――

 

 

 

 SONG用の常服に着替え、応接室に入った朱音は、三葉のご両親と対面した。

 

「大変お待たせして申し訳ございません」

「いえ、こちらこそ突然のご訪問にご対応頂き、恐縮です」

「では改めまして初めまして、SONG所属のシンフォギア装者、草凪朱音と申します」

 

 朱音は上座に、三葉のご両親は下座のソファーに座り、改めてお互い自己紹介をし。

 

「先日は、我が娘をお助け頂き、誠にありがとうございました」

「つまらないものではありますが、よろしければご友人と一緒にお食べになって下さい」

「礼には及びません、仕事ですから、ですが折角ですがお二方の感謝も思いと一緒に、ありがたく受け取らせて頂きます」

 

 翼に振る舞ったディナーのデザート担当の横浜老舗のどら焼きは、この時飛江田夫妻から貰い受けたものだった。

 

「とてもしっかりなさっている印象ですが、草凪さん……今お歳は?」

「まだ高校二年生です、もうそろそろ最終学年ですが」

 

 聞かれた朱音は、西暦六〇年代に公開された凄腕の浪人侍が主人公の時代劇映画の台詞をもじって答えた。

 案の定、まだ朱音が高校生である事実に夫妻は驚いていた。

 ただでさえ本人にとってコンプレックスだった、年相応より発育が飛び級している容姿(リディアン入学時から現在までの間に、顔つきは一層凛然とクールビューティの言葉に相応しく冴え渡り、身長も二センチ伸び、スポーティながらセクシーさ込みで色香もたっぷり携えた美しく調和が取れた魅惑的肢体もさらに磨きがかかっている)な上に、国連組織の制服込みで身なりを整われれば、益々大人びて見えてしまうのも無理ない。

 ただ……段々と外見相応の齢に近づいているのもあって、一回生当時よりはコンプレックスが少しずつ和らいできている朱音でもあった。

 

「大変でしょう、それこそ子どもたちの憧れそのものな〝スーパーヒーロー〟をやりながらの学生生活は……」

「確かに大変ですが、辛いと思ったことはありません、スケジュール調整力込みで、日頃から鍛えてますし、何より私自身が――危険を承知の上で、災厄を前に無力な人々を、一人でも多く守りたい、救いたいと〝決断〟して選んだ道ですから」

 

 飛江田ご夫妻と幾つかやり取りを積み重ねた朱音は、本題へと入り込む。

 

「それで、お二方の娘さんである三葉さんは、今どうなさってますか?」

 

 ミラアルクが〝翼を絶望の奈落に落とす為〟だけに人質にされた挙句、凶刃で殺されかけながらも朱音が間一髪のところで救出できた、飛江田三葉の〝現在〟を、この機会を活用して朱音は、思い切ってご両親に、訊ねてみた。

 

 

 

――――――

 

 

 

「そうか……」

 

 朱音の言葉を通じて、飛江田三葉の〝現状〟と言う名の事実を知った翼は、納得と諦観と……嘆きの色が、それぞれの色を残しつつも……どろどろに渦を巻いて溶け合ったかの如き………自虐と自嘲がたっぷり宿った微笑みを顔に浮かべて、項垂れ……自分の両手を見つめ。

 

「無理からぬことは……だって私は……危うく彼女を……」

 

 その両手で、顔を覆い隠した。

 途中で途切れた……〝彼女を〟から繋がるその先の言葉は、身体ごと声が震え出してきた翼の口からは、発せられなかった。

 けど朱音には、続きの言葉が何なのか、言わずとも意味は分かっている。

 言おうとした言葉が――〝殺してしまうところだった〟――と。

 

「せっかく………来てくれたと言うのに………」

 

〝両翼(ツヴァイウイング)〟だった頃からのファンであり、あのライブにて自分の歌を直でしかと聞き届け、歌う姿を拝み、歌を通じて想いを〝一つ〟へと共有してくれた、大切なファンの一人にして、自身が〝防人〟として守るべき命でもあった彼女を。

 命こそ助かったが、あの時の翼は〝人々(ファン)の命を奪い回り、歌を穢した〟アルカノイズ率いるパヴァリア残党の一人への、大災害の域な嵐も同然な〝憤怒〟に駆られるがまま我を忘れ、悪鬼そのものと表現できる怒りと殺意で歪んだ己が顔を、殺気を宿した抜き身の刃(アームドギア)の切っ先ごと、三葉にも突きつけ、精神的外傷(トラウマ)をも植え付けてしまった。

 その上………彼女以外の多くの人々の命も守れず、助けられず、アルカノイズが起こす血も涙もない厄災の犠牲にさせてしまった。

 自分の〝剣〟は、誰も守れずこの手からすり堕ちていく……と、己を攻め立ててしまうのも、無理からぬことであった。

 

「あの子含めて………日本のファンのみんなに〝ありがとう〟を伝えたくて……〝フライトナイト〟を開いたと言うのに………私は、防人どころか………歌女としても」

「もういい!」

 

 朱音はここで、翼の発露される言葉を制し、自分の両手を彼女の両肩に触れ……自身と彼女の目を向け合わせた。

 防人――シンフォギア装者としての顔も、多くの人々に希望を齎すアーティストとしての顔も、大粒で大量の涙で流されて、そこにはもう直ぐ〝少女〟でなくなる時期が近づいている………〝一人の人間〟な、風鳴翼の慟哭に暮れる泣き顔以外の何も出も無かった。

 

「もう十分……もう……何も言わなくていいから、せめて今日まで胸の内に溜め込んだものを――流してあげて、奏さんが昔言ってたみたいに………ぽっきり折れちゃうその前に」

 

 そんな友を、そっと優しく言葉を掛けた朱音は。

 

「翼の気が済むまで、付き合ってあげるから……」

 

 心なしか……いつもよりもか細くて小さくて、儚くも感じる翼の肩を抱き寄せて………柔らかく慈愛と母性に満ちる温もりが流れている両手、両腕、そして〝血〟が流れるその身で、緩やかに抱きしめる。

 朱音の肌を通じ、染み入ってくるように伝わる朱音の心(やさしさ)に、涙腺が再び強く刺激された翼は、自分も両腕を強く朱音の背中に回し、顔を彼女の肩に乗せて………幼子のように、部屋中一杯に泣き声を響かせて、瞳から涙の川を、溜め込んできた淀み事ごと、また……流し出した。

 翼にとって朱音は、自身の〝弱さ〟を、本当は〝泣き虫で弱虫〟な自分を、思い切り曝け出すことのできる、数少ない相手に他ならなかった。

 

 

 

 

 

〝La~lalalla~~hu~~~♪〟

 

 朱音は、翼の涙を受け止めながら、一際高音を利かせて透明感が溢れ、せせらぐ水そのものな音色と歌声で、奏で始める。

 誰のものでもない、朱音自身が、装者としての鍛錬と、自分の〝歌〟を極める為に、自ら、シンフォギアに一切頼らずに作詞・作曲した、全編英語詞の〝歌〟。

 題名は――《SHINE TIMBLE》――輝く音色。

 その詩に、込められている意味を日本語に訳せば――。

 

 ♪~知っているよ 大丈夫だってこと

 僕に宿る心と魂で 届けよう

 

 空と大地と風が流れる時の中で 立ち止まって泣き暮れても

 その心が持つもの全てを 抱きしめて輝きへと変えよう

 

 もし道を見失っても その時は思い出して

 いつだって君の胸の内で 僕が傍にいるってことを

 

 知っているよ 大丈夫だってこと

 僕に宿る心と魂で 届けよう

 

 大丈夫だよ 今日の涙だって

 明日の澄んだ蒼穹へと繋がっている~♪

 

―――となり、友の涙が止まるまで、朱音は己が歌を友へと、歌い続けるのであった。

 

 

 

 

 

 その後、瞼が晴れるくらいに泣き疲れてそのまま眠ってしまった翼を、仮眠室まで送り届け、慎重にベッドに横たわらせて、ブランケットを掛けつつ。

 

「Good night――Dear My Friend……(おやすみ、親愛なる友よ)」

 

 今はその羽をゆっくり休ませて―――伝えるかの様で、青みがかった翼の髪を撫でて、お休みなさいの挨拶を送り、その場を後にした。

 

「今回もありがとうございます、朱音さん」

「いえいえ」

 

 廊下に出ると、ずっと様子を見守っていた緒川から。

 

「実は八紘長官より、伝言を預かってます」

「情報官から? なんと?」

「『草凪朱音君、この至らぬ風鳴翼の父として礼を送りたい、感謝している』ですって」

「不器用な翼の父(ダディ)らしい、不器用なお言葉ですね」

「確かに……」

 

 緒川は朱音のリアクションを前にして、温和な顔に苦笑いを零した。

 

「でも、たとえ直接的な血の繋がらない、業深き『国枠主義の怪物』を父に持つ同士の異母兄妹な親子だとしても、我が子を心から愛する気持ちは、よ~く伝わりましたよ」

「では、朱音さんがそう言っていたと、長官に返信しておきますね」

「はい」

 

 風鳴翼と言う少女を支える者同士な同志たる二人は、互いに笑みを交し合う。

 

 今夜のことは、〝歌は人を救う光(きぼう)〟となる、確かな〝証〟であると、何よりも雄弁に語っているのであった。

 

PARTⅢへ続く。

 




この話を書いてる時点では八紘パパさんが亡くなるなんて考えてもみなかったよ………劇中ではGXから一年も経ってないのに死別なんて。

どうしてX-MENの『LOGAN(ローガン)』と言いXVと言い、山路さん演じるパパキャラが我が子に愛を素直に表明する瞬間が死の間際なのだ!!

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