Ep1 土台作り。
さて、木のツルハシを作った。
原木2つを使用しないといけない(木材2つと棒4つで原木1つが消える⋯⋯。)のであまり好きじゃないが、どうせ石ツールに負けるので、後にも先にもこれが最後のクラフトになる。
そういう意味では、かなり貴重な物だ。
⋯⋯大して価値がないくせして、生意気な。
たまたま近くにあった洞窟の周りをさっそく削るとしよう。
木のツルハシを、石に向けてガツガツと打ち込む。
ここで丸石を11個回収。
先程余った棒2本を組み合わせて、石のツルハシを作り、残りの8個をぐるっと囲んで、かまどの完成。
石のツルハシは、鉄が出るまでそれなりにお世話になるやつだ。
木よりかはマシなぐらいだから、期待は出来ないが。
かまどは、精錬する事に必要になる物だ。
燃料を投下するだけで、10秒につき1つが勝手に精錬されていく。
火加減を見なくても大丈夫なのはいいが、同じ箇所に入れているはずなのに、何故焦げたりしないのかが不思議だ。
それはさておき、ここから洞窟探検の始まり⋯⋯と言いたいが、生きてる以上お腹はどうしても空くものだ。
さっそく空腹ゲージが1つ分減った。
泳いだり、ツルハシを振るったりと結構動いたからな。
近くにいる牛を狩るとしよう。
そのままツルハシでなぶり殺してもいいが、それだとツルハシの寿命が縮む。
想定された使い方と異なる使い方をしているから、当たり前の事だ。
ここで、原木をまた1つかち割って丸石を⋯⋯。
しまった、ピッタリあうようにしたせいで、剣用の丸石が手持ちに無い。
最小限に動くと、追加が入った時に支障が出るな⋯⋯。
次からは気をつけよう。
洞窟を、木のツルハシが壊れるギリギリまで掘った。
丸石を余分に掘ったから、今は大丈夫だろう。
さて、棒1本に、丸石を縦に2つ並べて剣が出来た。
切れ味は⋯⋯気にしたら負けだ。
素手で殴るよりかはずっと強い。
直接ぶん殴るとハート半分に対し、石の剣ならハート2個半。
5回殴るよりも効率がいい。
そろそろダッシュも出来なくなるぐらいに、腹が減ってきた。
こんな状況だが、ハンティングの開始としよう。
牛や豚、羊をひたすら追いかけ、ジャンプ斬りによるクリティカル攻撃を繰り返す。
痛々しい効果音と共にエフェクトが出るから、決まったかどうかがわかりやすい。
跳ね回って、剣を夢中になって振り回して⋯⋯。
傍から見たら狂人そのものだが、こっちは至って大真面目だ。
日が暮れるまで、周辺の動物を狩り尽くした。
腹が空きすぎて苦しいという事は無いが、走れないから地味に移動が面倒だ。
それに、空腹になるとじわじわと体力を持ってかれる。
食べる事は大事だ。
さっき手に入れた肉を食べよう。
肉を焼くためにかまどを置いて、まずは木炭作りから。
最初に、精錬する原木と、燃料の木のツルハシをぶち込む。
さっきギリギリまで使い込んだものがベスト。
ここで、もうひと頑張りしてもらうわけだ。
木のツールは燃料として使えるが、あまり作る必要性も無いので、序盤のしのぎ程度の知恵にしかならない。
これで、さっき言ったように10秒待てば、木炭が出来上がる。
これは石炭と同じように、8個の物を精錬出来る。
松明を作る際にも使える物だ。
ただし、ブロックとして纏められないのが弱点だ。
次に、木炭を使って肉を焼こう。
今回は、一番多かった牛肉を焼くことにする。
個数は42枚。
木炭の精錬出来る個数を考慮して、6個入れた。
2枚だけ焼けないが、また次の時に焼こう。
6分40秒待って、ステーキを全部焼けた。
腹いっぱい食えるし、腹持ちもいいナイスな食べ物だ。
⋯⋯しかし、木炭だろうと木のツールだろうと、味に変化が出ないのが残念である。
ステーキを2つ食べて、無事腹も満たされた。
命に感謝をする。
周りも暗くなったので、寝ることにする。
羊を倒した時に落とした羊毛を3つ(ただし同じ色で。前はテキトーに3つでもいけたけど、ある日を境に出来なくなってしまった。その代わり、カラーリングの概念が生まれて、お気に入りの色のベッドが作れるようになった。)を組み合わせて、白いベッドの完成。
さっそく置いて、ベッドに飛び込む。
おぉ、跳ねる跳ねる。
安心と信頼の反発が、約束された安眠を提供してくれるだろう。
さて、おやすみ。
1日目はここで終了。
はぁ、ゾンビのうめき声が、まるで子守唄のようだ。
今夜はいい夢が見れそうにないな⋯⋯。