異世界転生だからって勘違いしないでよねっ☆ 作:みるくのみみ
時は2018年、国民的スマホRPGであるFGOは第2部を開始した。
これは、第2部をプレイすることなくFGOに転生してしまった物語。
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「 私の前世における大衆小説は、転生モノが流行していた。そのような小説の主人公の多くは、好きな世界で、好きなように特別な力を振るい(或いは特別な知識を使い)、好きなことをしながら生きてゆく。そういうものだった筈だ。いや、そういうものであるべきだ。断じてっ、断じてっ、私のような転生は認めてはならない! 転生などあり得ない、だって?いや、私は転生者だよ。 不思議そうな顔をしているね。分かった。少し昔の話をしよう。今から言うことは事実さ。」
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暖かくなってきた4月。 俺のガチャ運みせてやるぜおらぁ
そう思って、スマホ画面に夢中になっていた私は、背後から迫る1台のトラックに気づかず、目が覚めると…………
体が縮んでしまっ…ているというようなことはなかったんだが、
「マリスビリー!何を呆けているか!ロードの跡継ぎたる者には立ち止まる時間など無いと何度言えば……」
転生、してしまったのさ。
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これが事実さ。さて、二回目の自己紹介だ。 私の第二の名はマリスビリー・アニムスフィア
最後に凄惨な死を迎えることを強制された、一介の魔術士さ。
それでは、よろしく頼むよ、魔術士の王よ。
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あり得ない。そう思った。けれど彼は嘘をついてなどいない。いくら得意としないからといって、こんな神秘のない時代の魔術士の嘘を見抜けないなんてあり得ない。しかし、私は知っている。転生者は、いない、ということを…。
ああ、これが疑問に思う、という事なのか。なるほど気味が悪い。まるで……???
まるで、何なのだろう?この形容しがたい気持ちを言語化するために、『ヒト』になったら、世界を巡ってみるのも良いかもしれない。
いや、今は戦いだ。一先ずはこれを抑えつけ勝利するとしよう。
あ、ソロモンが百面相してら。実際に見るとおっかねぇ笑顔してんなコイツ。
でも、多分協力してくれるだろうな、この感じは。多分。
っていうか、この流れで合ってるよな? もし間違ってたら人理焼却完遂されるけど大丈夫かな?っていうか、コイツ本物のソロモンだよな?ニセモノとかじゃ「なんという美味!うまいぞこの饅頭!お、あれは何だ?マリスビリー?焼き栗詰め放題とあるが…うまいのか?」
拝啓、オルガマリー様、お父様死んだかもしれません。
今から、異世界に転生できねーかなぁ?