沙綾と同じ年齢
鍛えてますからが口癖
人の名前を覚えることが苦手なのでその人の特徴を言っている(例:山吹沙綾を娘と呼ぶ)ただし、猛士の人達は名前で呼べる
初対面の相手ともすぐ打ち解けることが出来る
原作とは話し方が少し違う
沙綾視点がメインになっています
では、どうぞ
「響鬼さん元気かなー」
あの事件から1年経ち私は高校1年となった。私はあのことを今でも鮮明に覚えている。鬼に変身する道具……確か音叉だっけ?それはもう1度あった時に聞こうかな。それで、鬼に変身して怪物を倒した
「もう1度会えないかな」
……今は響鬼さんのことより入学式について考えないと。でも、中高一貫校だから頑張る必要もないんだよね。ただ、ナツとは同じクラスにならないことを願わないと。迷惑をかけたくないから
「沙綾ー遅れるよー」
「えっ!?あっ!行って来ます!」
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「……響鬼くん!」
「ぬわっと!」
俺は突然大声を掛けられたので驚いてしまった。まぁ、寝ていた俺が悪いんだけどな
「って
「起こしてあげたのにその反応はないんじゃないの?」
「あー……そうだったな」
「魔化魍の連絡が入ったよ」
「じゃ、行ってくるよ」
俺がたちばなを出ようとすると香須実から声を掛けられた
「響鬼くんは未成年なんだから車運転できないでしょ」
「逆に何で出来ると思った?」
「……兎に角わたしが車を運転するから待ってて」
誤魔化した。そういえば、娘は元気だろうか?
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「えっと……」
私は自分のクラスを探している。その時に1中学では見たことない子とぶつかった
「「ご、ごめんなさい!」」
初対面なのに見事に同じタイミングで同じ言葉を言ってしまうなんて珍しいな
「パン」
「え?」
「パンの匂いがする」
「あはは〜うちがパン屋だからね」
「そうなの!?」
その時に目の前の子から『キュルルル』と可愛い音が聞こえた
「学校が楽しみすぎて朝御飯食べてなくて」
「パンじゃないけど、これ食べる?」
「ほんと!?ありがとう!」
私は飴を渡した。……この子は元気だな〜それも響鬼さんとも違う感じてすぐ仲良くなれそうだな
「あっ!戸山香澄って言うの!貴女は?」
「山吹沙綾だけど」
「さーや?」
「『さーや』じゃなくて沙綾だよ」
「沙綾……さーやの方が良いやすいよ!」
「呼びやすい方でいいよ」
響鬼さんは名前で呼ばれなかったけど名前が覚えるのが苦手なのかな?(当たりである)けど、いつかは名前で呼ばれたいな
「さーやは何クラスなの?」
「Aクラスだよ」
「一緒だ!」
……今更だけどその髪型って猫耳だけどどうやって作ってるんだろう。すごく気になる
「その猫耳って『星形だよ!』……星?」
「そうだよ!」
猫耳じゃなくて星?もしかして角ばってる部分を表してるのかな?それにどうやってセットしたんだろう。でも、説明されたとしても擬音ばっかでわからなそう(これも当たりである)
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それから入学式をやりクラスで自己紹介もやった。戸山さんはキラキラドキドキを探していると言ってたけど具体的にはどんなものなんだろう。……今は家の手伝いをしないといけないから帰らないと
「………あれ?」
「もうちょっと鍛えないといけないな」
「響鬼さん!?」
「ん?娘じゃないか。娘はこの学校の生徒なのか?」
「そうです。響鬼さんは何をしてたんですか?」
「魔化魍の退治をしてた」
魔化魍ってあの怪物のことかな?それともあの大人みたいで子供みたいな人のことなのかな?
「響鬼さんって私と同じ歳のように見えるんですけど学校とかはいいんですか?」
「学校は行ってない。一応学校に行ってたら高校1年だな」
「一緒ですね」
「……娘は」
「???」
「娘は人生を楽しめてるのか?」
響鬼さんは私が気にしてることについて言ってきた。私は家の手伝いをすることは楽しいと思う。けど、バントをもう1度やりたいって思うこともある。みんなに迷惑をかけて私だけ楽しむことは出来ないんだ。だから、私は楽しむことを極力避けないといけないんだ
「楽しめてますよ」
「……まぁ、いいか」
響鬼さんは気付いたんだろうか。私が楽しめていないということに
「よし、じゃあラーメンでも食べに行かないか?」
「えっ?あっ、でもお金」
「娘が気にする必要はない。1年振りの再会なんだ俺が払うよ」
「じゃ、じゃあお言葉に甘えてありがとうございます」
私はこの時大事なことを忘れていた。それは家の手伝いをすることを。でも、奢りって言われると行きたくなるよね?私は行きたくなっちゃうんだ
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「響鬼くんじゃないか」
「店長、腰大丈夫なのか?」
「この通り治ったさ」
「無茶だけはしないでくれよ。お気に入りの店なんだからさ」
え?響鬼さんって年上の人でもタメで話すの!?そう考えると響鬼さんってすごいなぁ。……あっ!お母さんに昼御飯をいらないって連絡しないと
「善処するよ。いつものでいいのかい?それとその後ろの娘は誰なんだい?」
「いつもので。1年ぶりに会ったんでラーメンを奢ろうと思って連れてきた」
「そうなのかい。なら、嬢ちゃん沢山食べて行きなさい」
「は、はい!」
「ははは、楽しみにしててな」
……響鬼さんが気に入ってるお店の味はどうなんだろう。私はあまりこういう所に行かないから他の所の味が分からないんだけどね
「娘は何を食べるんだ?」
「えっと……このラーメンAセットを食べます」
「ガッツリいくんだな」
「あまりラーメン屋に行かないので来た時にはガッツリ食べたいんです」
「娘の両親は飲食店でも経営してるのか?」
「えっ?」
私は、驚いて声が出てしまった。そんな声を聞いた響鬼さんが
「どんな店なんだ?」
「山吹ベーカリーっていうパン屋をやってます」
「
「日菜佳?」
「
初めて知った。常連さんの名前なんて同じ歳の人しか覚えないから。けど、どうして響鬼さんは知ってるんだろう?もしかして彼女なのかな?でも、年齢差があるよね?そしたらどうして?
「なぁ、娘。ラーメン食べたらもう1つ店に寄ってもいいか?」
「え?あっ、はい」
「お待ちどう!」
………量多!食べ切れるかな?……いや、全部食べる!じゃないとお店に迷惑だから!
「………!?」
すごい!見た目はこってりしてるけどスープはあっさりしてて麺は丁度いい太さ、そして硬さ。一味唐辛子を入れたらさらに美味しくなりそう!餃子はどうなんだろう?
「……!?」
こっちも美味しい!羽根つき餃子で焼き目も丁度良くてネタも程よい量だ。ニンニクも少ないから匂いの心配はしなくても良さそうだ。そしたら炒飯も
「お、美味しい」
ご飯がパラパラしてるから味が一粒ずつ染み渡っている。それに、卵や肉、ネギの量も丁度良い。もう最高だ!やっぱりラーメンと餃子と炒飯のセットはベストマッチだ!
「嬉しそうだな店長」
「あんなに美味しく食べてもらえて嬉しいと思わない人がどこにいるのさ」
「だな」
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「ご馳走さまでした」
「良い食べっぷりだったな」
「とても美味しかったので」
「だとさ店長」
「いやー、ありがたいね。若い娘にそんなこと言われるなんて初めてだよ」
「そんなに若い人が来ないんですか?」
「近くにレストランがあったよね?」
「はい」
「そこに若い子を取られてるんだよね」
確かにそうだ。私も響鬼さんが奢ってくれると言うから来たけどそんなことがなかったらそのレストランに行っている。けど、この響鬼さんのおかげでこんなに美味しいお店を知ることが出来たから良かった。今度は、誰かと来てみたいな
「お釣りはいらない」
「だろうね。ぴったりだからね」
これはわざとなのだろうか?
「娘?どうした?」
「え?な、なんでもないです!」
「そうか。次向かう所は俺の知り合いが経営してる店だ」
響鬼さんって色んな人と知り合いだと思う(これも正解である)から良くわからないな
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「響鬼くんその子は?」
「ん?1年前に魔化魍退治の時に知り合った娘だが」
「ちょ、魔化魍のことは伏せてよ」
「いや、娘は魔化魍や童子や姫を見たし。俺がやってることを知ってるから」
あれ?私は今蚊帳の外状態?
「あれ?山吹ベーカリーの娘さんじゃないですか」
「立花さん?……まさかここって」
「わたしの家ですよ」
「じゃあ、響鬼さんの知り合いがやってるお店って立花さんのお店だったんですね」
「そうなんですよ。ところで、どうして此処にいるんですか?」
「響鬼さんに連れて来たいと言われたので」
ほんとは寄りたいお店があるって言ってたけど今はこっちの方が正しいかな?
「とりあえず、何か食べますか?」
「さっき、ラーメンを食べてきたので大丈夫です」
「そしたらお茶だけで大丈夫ですね」
「ありがとうございます」
「ねえ、貴女名前は?」
「山吹沙綾です」
「沙綾ちゃんね。
「だ、大丈夫です」
巻き込まれたけど楽しそうな人達に出会えたからそんなことは気にしない
「あっ、私は立花香須実っていうのよろしくね」
「よろしくお願いします」
これは偶然なんだろうか?私の友達に香澄がいて、響鬼さんの仕事仲間に香須実さんがいて……もしかして、私達はこの仕事に関わっていってしまうのかな?……私達?なんで達なんて使ったんだろう?
「あっ、そういえば」
「どうしたの?」
「響鬼さんって名前を覚えることが苦手なんですか?」
「苦手っていうよりも……うん、苦手だね」
「やっぱりそうだったんですか」
「やっぱりってことは薄々気づいてたんだね」
「はい。香須実さんは名前で呼ばれていたのに私は娘と呼ばれていたのでそれで確信が持てました」
「響鬼くんはそういう人だからね」
私はまた響鬼さんっていう人について学んだ。それが、人を助けることが出来ることが何よりも素晴らしいものとさらに思うことになった。そして私はまたバンドをやることが出来るのだろうか?
ありがとうございました。
やばい、響鬼の内容を全然覚えてない。
なので、少しアニメに沿っています。けど、威吹鬼・轟鬼・斬鬼は出てくるので。もちろん響鬼の内容はうる覚えですけどそれにも沿っていきます。
そして、ソビフレ様☆7評価ありがとうございます。
では、次回もお楽しみに。