あと、なんか変で短いです。
あれから1ヶ月が経った。私はドラムを叩くということでは練習に参加出来ないけど見るということで練習に参加している。
〜〜♪
……ちょっとズレてるけど大丈夫かな?
「どうだった!?」
「ちょっとだけズレてたけど大丈夫だと思うよ。Roseliaの人達だったら厳しく言われるかもね」
そう言うと香澄は“ズーン”っていう効果音が出そうなほど落ち込まずいつも通りのテンションで“そうだよね〜”と言ってきた。
「あっ、さーやに聞きたいことがあったんだよ!」
「???」
「響鬼さんとどうやって知り合ったの?」
「知りたい?」
「知りたい!」
「じゃあ、教えてあげるね」
☆☆☆
去年起きたこと香澄達に話すことにした。出会った日から助けられた日までのことを……あっ、魔化魍のことは言ってないからね。
「そんなことがあったんだ」
「でも、響鬼さんと出会ったから誰かを守ろう、自分も誰かと一緒に進もう、そう思うことが出来たんだ」
「それがこの怪我ってわけか」
有咲は分かった反応をしたが他のみんなは疑問を浮かべていた。
「沙綾ちゃん。1つだけ聞いていいかな?」
「いいよ」
「どうして誰かを守る引き換えに自分の身を壊すの?」
「そ、それは……」
私は聞かれたくないことを聞かれてしまった。有咲はなんで聞いちゃうんだみたいな顔をしてため息をついていた。
「「さーや(沙綾)?」」
「……私が弱いからだよ」
こう言っておこう。そして、この場から離れて頭を整理しよう。
「ちょっと散歩してくるね」
「私もついてく!」
「香澄……1人にさせて」
「〜っ!?」
こうして私は蔵を後にした。
「香澄?急に怯え出してどうしたの?」
「沙綾から……殺気が感じた」
「殺気?どうして香澄に殺気を?」
「分からない……でも裏切られそうだった」
☆☆☆
私は公園に着いてベンチに座る。
セミがたくさん鳴いている。右からも左からも聞こえる。まるでオーケストラの演奏みたいに。そこに加わる川が流れる音や風に揺れる草の音、人の声、歩く音、鳥の鳴き声……外にある音が夏を感じさせてくれる。
夏が終わりに近づいても夏の音はまだ鳴り響く。
だからこそ
「あつい」
さっき、りみに聞かれた“誰かを守る引き換えに自分の身を壊す”私は弱いからって言ったけど本当は違う。
だって、そうした方が早く済む。響鬼さんに言われたけど私は……私は変えるつもりはない。
「ん?娘じゃないか。なんでここにいるんだ?今は練習してる時間のはずだろ?」
「響鬼さんもどうしてここに?」
「そ、それより喉渇いてないか?」
「いえ、まったく」
「そ、そうか」
……いつもならどんどん話が尽きないのに今日はどうしたんだろう?何か悩んでるのかな?
それか特訓し過ぎて疲れてるのかな?
「前にも言ったけどな」
「???」
「自分を壊すな」
「でも!」
「もし、娘がそうするなら俺は止めない。けどな、自分を壊すやつに仲間を守れないぞ」
「〜〜〜!?」
心を掴まれた感じがした。どうして、どうして分かるの!私の望みを!
「仲間を信じてみれば楽になるぞ」
「………」
「じゃあな……あっ、日菜佳が今度来てくれって言ってぞ」
「行かせてもらいます」
「今度こそじゃあな」
響鬼さんは右手をスナップをかけて前に突き出したので真似をして返してみた。
響鬼さんはそれを見ると帰って行った。
・・・・・・
決めた!もう迷わない!香澄達をさらに信じてみよう!
なら、さっきのことを謝ろう。
だって私は、Poppin’Partyのメンバーで香澄達の友達だから!
ありがとうございました。