やはり俺のRainbow Six Siegeはまちがっている 作:アルファデッド
千葉県の付属病院から空軍基地についてすぐに、
小型機に乗り込んだ。
自分の席のところにライフルと拳銃が置かれていた。
USP45口径拳銃とHK416アサルトライフルだった。
どっちも消音器が付いていた。
弾倉を抜いて、空の状態での作動を確認して弾倉を装填した。
小型機は滑走路についてすぐに離陸した。
原発内の地図と放射線分布図渡されて、頭に叩き込んだ。
八幡(やはり、原発の敷地は広い。 にしても警備は手薄すぎた。)
そう思っていると離陸してから電話で喋っていたトーマスがこっちを向いた。
トーマス「新兵、たった今人質の存在が確認された。
6名が拘束されている。
場所は中央制御室だ。
人質救助を第二の任務とする。」
八幡「イエス、サー!」
任務の追加になぜか驚かなかった。
銃にドットサイトのゼロポイント修正して、取り付けたりしていた。
わずか1時間ほどで福井につき、飛行機から降りてはすぐにヘリで現場に向かった。
40分ほどするといつの間にか下に見えていた市街地が森林に変わり、
海も見えたところで周囲に溶け込めない原発が見えていた。
停められそうな場所にヘリが着陸し、ゲートまで車で送ってもらうことになった。
トーマスとはここで別れた。
トーマス「無線で話す。」
と言われて現場に向かった。
ゲートでは誰もいないが警察があえて入ろうとはしなかったようで
簡易なバリケートとジュラルミンシールドを持った機動隊員がいた。
八幡(目に見えない睨み合いと異様な殺意か。)
嫌なものを簡単に見つけてしまう八幡であった。
銃の安全装置を解除し、ゲートが開いている隙間から敷地内に入った。
道路から外れて、森林の中を走った。
八幡(選抜訓練を思い出してしまった。あれは大変だった。)
少し苦笑いしながら、頭に叩き込んだ地図を思い出して侵入経路を考えていた。
30分走って、やっと原子炉らしきものが見えてきた。
息が少し切れた。
八幡(流石に防護用の鉛板は重たい。)
敵の姿がちらほら見えていた。
八幡のステルス機能は全力起動していた。
音を殺しながら、中央制御室に向かった。
あらゆる方向を警戒しながら歩いていると、入口を見つけて入った。
ライフルからピストルに持ち替えて、薄暗い廊下を歩いた。
左に曲がったり、右に曲がったりした。
『中央制御室→』と書かれたプレートを見て、右に曲がった。
テロリストが部屋から出ていたが、全く気付かずに八幡をスルーした。
八幡(ありがたいけど、そんなに俺の存在感は薄いか。)
スルーされたことに若干不安を覚えつつ、近くにあったトイレに隠れてドローンを放った。
中央制御室の中を偵察すると意外に
テロリストの人数が少なかった。
ほとんどが哨戒に行っているようだ。
人工衛星と無人機グローバルホークによると
20人は確認されていた。
サーモスカメラで確認しても防壁が厚いところの
内部は分からない。
無線から連絡が入った。
トーマス「グラズが来た、狙撃援護可能だ。」
グラズ「グラズだ、新兵。」
八幡「了解、グラズさん外にいる敵の排除をお願いします。」
グラズ「了解だ、生意気な新兵。」
八幡「すみません。」
グラズ「冗談だ。お前はどこにいる。」
八幡「中央制御室の近くのトイレです。
ドローンの偵察中です。」
グラズ「了解だ。外の連中は俺が排除しておく。」
八幡「了解です、感謝します。」
ドローンを回収して、拳銃を握り直して中央制御室に向かった。
三人いた。
わずかに空いているドアを静かに開け、
気づかれていないと分かると彼らの頭を撃った。
バスンッ バスンッ バスンッ
流れるように撃って少し気を取られていると、後ろのほうからテロリストが何人か入ってきた。
ダダダダダダダダダダダダダダダダダッ
ライフルが火を吹き、全力で避けて応戦してなんとかかすり傷で済んだが、
流れ弾が人質に当たってしまった。
八幡(しまった!)
気が付いた時には遅かった。
4人に当たり、かなり出血していた。
二人は腹部に数発をくらい、一人は肺のあたりに数発、そして一人は頭部を貫通し即死だった。
人質を死なせてしまったことが八幡のトラウマをフラッシュバックさせ、
精神崩壊する寸前だった。
八幡(俺は、なんてことを!結局弱いままじゃねぇか!なんのために戦っている・・・・)
そんな時に間に合うように愛用のLMGを抱えていたタチャンカとドクが駆けつけていた。
ドクは負傷者の手当てをしていた。
タチャンカは愛用のLMGを部屋の中央に設置して、八幡の様子がおかしいことに気が付いた。
タチャンカ「おい、新兵!」
八幡「・・・」
タチャンカ「おい!しっかりしろ!」
背中を叩かれてやっと正気に戻った。
八幡「はあはあ、タチャンカとドク・・・。」
タチャンカ、ドク「「そうだ。」」
八幡はなぜか息切れていた。
タチャンカ「気にしているのか、新兵?」
なにかとは言わずとも分かっていた八幡は無言で頷いた。
八幡はそのことをかなり気に病んでいた。
だが、タチャンカは・・。
タチャンカ「なんだ、そんなことか。
気にしていたら何にも始まらんぞ。
テロリストは次々へと襲ってくる。
お前はベストは尽くせなかったかもしれないけど、結果はマシだと思っている。
お前が避けなかったら死んでいたんだぞ。
自己を犠牲をにするな!
死んでしまっては果実が実るものか!全員が救えると思うな!!!」
八幡は驚いていた。
八幡(なぜ、そんな平気でいる?そして全員を救うのが任務ではないのか。)
タチャンカは八幡の思ったことを察して答えた。
タチャンカ「俺は平気じゃないんだ。
ただ、この世にはBESTは絶対に存在しない。
WORSTかBETTERの二種類だけだ。
自分のやったことがBETTERな結果であれば、それでいいと思って生きているだけさ。
そして俺らはキリストかどっこの神のように万人は救える訳がないだろ!」
八幡はタチャンカの名言に感銘し、以降タチャンカ大先生と呼び始めた。
八幡は彼の名言で救われた。
タチャンカ「めそめそしている場合ではないぞ。
テロリストがこっちに走ってくるぞ。
新兵!手伝え!。人質の防護をするぞ!」
八幡「イエス、サー!タチャンカ大先生!」
タチャンカ「大先生はいらん!」
そう言って作業にかかった。
中央制御室は左と右に防護ドアの二個からしか入れない。
八幡は右側を担当した。
ドクが持っていたカバンからクレイモア一個と設置型シールドと有刺鉄線を取り出した。
クレイモアは廊下の少し奥に置き、そのちょっと後ろ、つまり制御室に近い方にばら撒いて
設置型シールドを制御室内に置いて自分の身を守るように置いた。
タチャンカも同じようなことをしていた。
ドクは人質を守るように設置した。
怒鳴り声と足音が聞こえてきた。
八幡はライフルに替えて三点バーストに切り替え、タチャンカは円形の弾倉を装填して待っていた。
ドーーーン
左右に置いたクレイモアが同時に爆発し、響いていた。
八幡、タチャンカ(いよいよ、来たな。)
ダダダダダダダダダダッ
先に火蓋を切ったのはタチャンカだった。
間も無く八幡いる側のテロリストが入って来た。
テロリスト「いてぇ。」
バスススンッ
テロリストが有刺鉄線を踏んで痛がっている隙に三点バーストを喰らわせた。
続く
本来はこの話は一話で留まる予定が収まりきれないようなので、投稿しました。