やはり俺のRainbow Six Siegeはまちがっている 作:アルファデッド
遅れました。
テロリストに捕えられてから4時間が経っていた。
気色の悪い白い仮面をつけた男たちに拘束されて、ずっと銃を突き付けられる。
手を縛られ、口をテープで雑につけられた。
めぐりは全権大使を守るために秘書室の物置に隠れさせて、周りにあった箱で隠し、
近くにあった本棚でなんとか隠した。
つまり大使館内に全権大使がいないということであり、テロリストにとって想定外なことだった。
テロリストたちが必死になって全権大使を探していた。
そんな中一人のテロリストがめぐりに目をつけた。
テープを剥がして、拳銃を突きつけながら尋問をし始めた。
テロリスト1「お前、大使の秘書だったな。大使はどこだ。」
めぐりは死ぬ覚悟を決めて答えた。
めぐり「残念ながら分かりません。大使はお遊びがお好きなのでどこにいるかは把握できません。
護衛の方に聞くのが一番いいともいますが。」
若干というより割と挑発的な態度をとっていた。
めぐり(全権大使、ごめんなさい。お遊び人と言ってしまったわ。)
めぐりは殺される恐怖より全権大使に怒られるのが怖かったようだった。
めぐりは秘書室で拘束されていたため、会話が物置にまで聞こえていた。
全権大使(・・・ウーーーン。城廻、その言い訳はかなり苦しいぞ。
俺は別に罵られても君であれば、いくらでも構わないけど、
君が傷つくのは俺が許せないぞ。
だが、君の下努力を無駄にしたくないし、本棚で塞がれた以上何もできない。
すまないな、城廻。)
全権大使はめぐりのことかなり心配していた。
全権大使は仕事ぶりと人間性で彼女を高くしており、密かに想いを寄せていたりする。
だが、全権大使はプライベートな面では超ヘタレであった。
尋問を始めたテロリストがめぐりの言葉を聞いて、彼女の顔を舐め回すように見ていた。
彼女は一切隙を見せなかった。
テロリスト1「ふーーん、そうか。」
無表情で立ち上がったかと思ったら、持っていた拳銃のグリップで思いっきりめぐりの
顔面を殴った。
めぐり「イッ・・・」ガンッ
殴られた衝撃がすご過ぎたのか、めぐりは30センチほど飛ばされた。
顎の骨は幸い砕かれていなかったが、外れてはいた。
痛みに耐えながらなんとか意識を回復しようとした。
テロリスト1「ほう、なかなかいい嘘をつけるな。
虐げる甲斐がありそうだな。まあ、顎が外れて楽しみが減ってしまった。」
めぐりは本能的にヤバイと感じた。
微笑しがらナイフを取り出して両足を自分の膝で抑えながら、身体を抑えてナイフを彼女の左腕軽く刺して抉りながら
ゆっくりと引いた。
めぐりは痛みを耐えきれずに声に出そうとするが、口がまたテープをつけられて声を出せないことで痛みが増した。
しかし、めぐりは絶対屈してはならないと思った。
なぜなら、高校の時のある男を思い出したからである。
テロリスト1「素晴らしいではないか!普通ならとうに気絶している。
愉快だ!もっと楽しませてもらうぞ!」
もはや、人間の形をした悪魔よりもひどい存在へとかしていたテロリストだった。
同じような両腕をやったが、それでも満足しきれなかったのか両足までやってしまっていた。
Side Change
八幡Side
八幡はパルスに正面の左側の部屋に人体反応がないことを確認してもらいながら、窓にビニールテープを貼っていた。
パルス「人体反応なし。」
八幡「了解。」
八幡は持っていたM4カービンと銃身下に付けられたM26MASSショットガン。
八幡はカービンの銃床をテープを貼った辺りにぶつけて、窓を割っていた。
テープのおかげで割れる音が響かない。
穴を開けると、申し訳程度につけられた木製の窓用のバリケードをまた
銃床で少し壊してドローンを入れた。
窓から少し離れて、ドローンを操作をした。入れた部屋から出るとすぐに立派な階段が見え、
塞がれていた正面玄関にはテロリストが6名おり、設置型シールドを盾にしてショットガンやら、
アサルライフルやら、LMGやらとそこまでよかった。
次に見えたものが全員に衝撃を与えた。
八幡「RPG−7・・・。アホな子だ。」
八幡は唖然としていた。
ここで由比ヶ浜を思い出したとか。
パルス「相手はただのバカか。」
スレッジ「俺はゴメンだな。」
モンターニュ「俺の盾は流石に対戦車ロケット弾には対応していないな。」
ドク「・・・」
だが、そんな中八幡はかなりやばそうな妙案を浮かんでいたような顔をしていた。
パルスはそれに気がついた。
パルス「ステルス、まさかと思うがやばそうな事を考えていないか。」
八幡「その通りです。」
パルス「嫌な予感しかしないが、一応聞いておこう。」
八幡「まずはモンターニュを先頭にして、その後ろにスレッジがブリーチングハンマーを持ち、
自分を含めた残りはその後ろで待機します。
自分はなんとかRPG野郎を無力化します。」
モンターニュ「危なっかしい案だが、やるほかなさそうだ。」
八幡はその間に人質の場所を特定した。
しかし、見たのはさっきのRPGよりひどかった。
八幡「ひ、人質が負傷しています。」
ドク「なんだと。」
ドクはドローンのカメラ映像を見た。
ドク「これはひどい。」
腕と足を切られている。
負傷者はまだ意識を保っていた。
ドク(よくあんだけやられても生きてるな。)
ドクは割と驚いていた。
八幡(あの野郎、許さんぞ!)
八幡は怒りを露わにしようとしていた。
自分の高校の時にお世話になった先輩だったから、当然黙って見ていられなかった。
スレッジは八幡が怒っている事を察知した。
スレッジは八幡の背中を叩いた。
スレッジ「ステルス、落ち着け。お前が死んだら意味ないだろ。」
八幡は心の中を読まれた事にびっくりした顔をしていた。
スレッジはそんな顔をされるのが心外だったのか呆れていた。
スレッジ「おいおい、俺をなんだと思ってんだ?」
パルス「解体屋」
スレッジ「パルス、後で覚えとけよ。」
スレッジは若干ムカついた。
モンターニュ「まあまあ、お前らも落ち着けよ。」
若干の無駄口があった。
八幡が言っていた突入態勢が整った。
八幡は前方にいる全員を見ると、アイコンタクトでゴーサインが出た。
八幡はドローンを人質が見つかった部屋から脱出させて、階段を下り・・・、
ドローンをRPGを持っていた野郎の頭に当てた。
テロリストはキレたのか、RPGをドローンに向けた。
周りは止めようとしていたが、遅かった。
シュッ ドーーーーーーーーーン
中で凄まじい爆発音がした。
パルスは人体反応がないことを告げると、スレッジがハンマーで木製のバリケードを破壊した。
バリケードを破壊すると、モンターニュを先頭に人質がいる部屋を目指さずに走った。
モンターニュとスレッジは陽動だった。
相手はよほど戦いというものを分かりなさすぎたか、練度の低い者ばかりが選ばれてしまったのか、
出迎えたテロリストはこんな単純な陽動に引っかかった。
テロリストの指揮系統は乱れていた。
バカがRPGを室内で発射してしまったのが原因である。
八幡を先頭に別ルートから人質がいる部屋に向かった。
スレッジはハンマーを回していると偶然にも出てきたテロリストの頭に当たってしまい、
頭は原形をとどめずに肉片を散らした。
Side Change
めぐりSide
轟音が聞こえ、建物が揺れた。
テロリスト達がかなり混乱しているようだった。
テロリスト1「チッ!邪魔が入りやがった。」
テロリスト2「あのバカが、やらかしました。」
テロリスト1「SHIT!」
暴言を吐き捨てて、どこに走った。
めぐりは全権大使を守り切った使命を果たしたと同時に意識が遠のき始めた。
めぐり(ああ、私はこのまま死ぬのかなぁ。)
そう思っていた刹那、重たい銃声がかなり近くで聞こえた。
ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ
音がする方向を見ると壁に穴が空いていた。
その穴から銃を持った男たちが入ってきた。
その中の1人の目にすごく見覚えがあっためぐりだった。
Side Change
八幡Side
別の階段を見つけて上がり、二階の近くにある部屋に入った。
運よくその部屋は人質がいる真横のだった。
壁も薄く、ショットガンで破壊可能だった。
カービンに付けたショットガンの引き金に指を置いて、
壁を撃とうとしたが、パルスが止めた。
パルス「斜めに撃て、そこに人体反応あり。」
八幡「了解。」
向きを少し変えて、壁に穴を開けた。
バンッ バンッ バンッ バンッ
人が入れる程度の大きさの穴だった。
入って、すぐに斬りつけられた城廻めぐりを見てしまった。
八幡は途轍もない怒りをぶつけたかったが、
それはすぐに消化された。
ショットガンの音に気づいたテロリストが戻ってきたが、
八幡のカービンによって蜂の巣になってしまった。
八幡(あれ、三人いたんだ。)
三人同時に倒したことにびっくりしている八幡だった。
ショットガンとカービンの弾倉を新品に変えるのを忘れず、めぐりの治療をドクに任せてパルスと一緒に掃討作戦に移行した。
突入からわずか30分以内で事案は終了した。
Side Change
めぐりSide
助けが来たことで意識が遠のいてしまったけど、
生きているようね。
腕には点滴が刺さっており、救急車に乗せられようとしているのが分かった。
隠した全権大使が必死に私の担架に走って来ていた。
全巻大使「城廻秘書!」
情けない顔で泣きながら叫んでいた。
担架の上に寝ている私に追いついて、手を握ってきた。
自分では分からなかった事けど、笑っていたみたい。
意識が遠のく直前に見た男がこっちを見ていた。
城廻(八幡?)
確証はなかったが、八幡だと直感的に思っていた城廻だった。
Side Change
八幡Side
城廻の顔を見て安心した。
八幡(俺はこれを守りたかったんだな。)
そう思いながら、救急車に乗せられていく城廻を見送った。
八幡はガスマスクではなく、目出し帽にライオットヘルメットだった。
八幡(顔はバレないな。流石に忘れられているな。)
どこかへと消えた八幡だった。
己の使命を果たしに行くために。
ー次回予告ー
八幡「えーっと、面倒くさいな。早く帰りたい。」
カプカン「そう言わず、早く終わらせようや。」
八幡「働きたくない。」
カプカン「まあまあ、レインボーに入った時点で拒否権は一切ないからな。」
八幡「…次回は一応いや、多分総武高校からまた入隊者が登場します。」
カプカン「楽しみにしているかは知らんが、読んでくれ。」
作者は若干やる気が低下しております。
だが、大丈夫です。
すぐに治ります。(ゴキブリ並の生命力)