やはり俺のRainbow Six Siegeはまちがっている   作:アルファデッド

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戦闘シーンが少なめ。

スランプを起こしていたので、投稿が遅れました。

表現が下手ですが、お楽しみにしていただけると幸いです。

では、どうぞ。


再会

川崎Side

 

車に乗せられて、すぐにどこかの基地に着いたと思ったら行き先の分からないまま大型の輸送機に乗せられていた。

 

八幡に会えるという喜びと不安が入り混じって落ち着いていられなかった。

 

隣にいるトーマスさんは病院を出てから一言も話していなかったが、なぜか突然口を開いた。

 

トーマス「君をスカウトした理由を話しておくと『比企谷八幡』に関する情報の機密保持だが、

     それだけではない。病院で話したとおり君は神経に精通していることも関係しているのだが、

     君は超音波による神経作用に関する論文の内容が興味深く、

     論文の内容から我々に役立ちそうだと思ったから引き抜いただけだ。」

 

沙希は書いた論文を思い出していた。

 

沙希(書いたのは確か『超音波による神経への麻酔作用の応用性と破壊作用の危険性』だったけど、あれはまだ使えるものかどうかも分からない。

   軽く検証して終わったのに)

 

複雑そうな顔をしているとトーマスは待ってましたと言わんばかりに口を開いた。

 

トーマス「検証するための資金は我々が用意する。」

 

沙希は音速を越すような勢いでトーマスの方を向いて見ていた。

 

トーマス「期間はどれぐらいあればいいのかな?」

 

沙希「数週間もあればできると思います。」

 

自信を持って答えた沙希だった。

 

トーマス「ほう、なかなか頼もしいな。にしても早いな。」

 

沙希「ええ、麻酔作用の最終検証と破壊作用の検証以外は終わっています。」

 

トーマス「なるほど、必要な機材は言ってくれ。できる範囲で用意するし、破壊作用の検証もし放題である。しかし、

     その前に君に訓練を一年ほど受けてもらうが、覚悟はできているかね。」

 

目は沙希をこのまま殺すような殺気で溢れ、嘘などつかせないという力を持っていた。

 

沙希は臆すことなく答え、トーマスは納得して沈黙が訪れた。

同時刻 某空軍基地

 

元『比企谷八幡』は待つはずだったが、急遽テロが発生したことによって出動する羽目になっているため、

準備でバタバタしている。

 

HK417とUSP45の作動確認を何回もし、各装備品と戦闘服の確認を終えるとライオットヘルメットを被って装備を持って軍の小型ジェット機に乗って

現場の空港へと飛び立った。

 

状況を簡単に説明するとテロリスト8名によるハイジャックが発生し、およそ200名が人質となり、

700万ドルと安全な帰り道を要求してきた。

 

要求が満たされない場合は1時間に人質1人を殺すと突きつけてきた。

 

発生したのほんの5分前で準備して移動したとしても最低20分は掛かるので、作戦時間は30分しかないが多分なんとか終わるはずである。

 

事件が単純なテロであればの話だが・・・。

 

どうもそういう訳にはいかないらしい。

 

テロリストが各自爆弾を抱えており、生命反応型のため殺してしまうと爆発する仕組みになっている。

 

八幡(早速詰みゲーじゃねぇか)

 

頭を抱えたくなるような状況だった。

 

ECMを使うことも出来ないし、ガスはもってのほかである。

 

残っている手段は麻酔弾を撃って眠らせることしかない出来ないが、さすがに世界一と自負していいほど存在感がなくても前回の時ように

バレる可能性も否定できないためか、踏み込むことを躊躇っていた。

 

その時、同じ機内にいたトーマスの部下と思われる人がよく分からないものを渡してきた。

 

部下「これは光学迷彩を使用した戦闘服だ。靴底からヘルメットまで隠しして透明人間になれるような夢の代物だ。」

 

八幡は耳を疑った。

 

八幡(今、光学迷彩と言わなかったか。)

 

部下「まだ試作品だが、効果は1時間ほどある。ECM対策もなされている。君はこれで最強にして不可視の人間となれる。

   ただし、常に日陰にいないといけない。さすがに影までは消せなかった。

   あと頭部はフードのため、下を向いて歩くことになるから視界は悪くなるぞ。」

 

八幡の頭は言われたことを受け止めきれずにフリーズしていた。

 

部下「その顔からして信じられないと思っているな。言っておくが光学迷彩自体はすでに出来ている技術だったが、どう実用化するかが問題だった。

   しかし、君という人間が入ったおかげで研究と開発が許可されて出来たのだ。

   まさに君にピッタリの代物だ。今日使ってくれ、今日のデータを基に改良していくから。」

 

八幡はやっと現実に戻って話を飲み込むことができた。

 

八幡「つまり、俺は実験台ということか?」

 

部下は首を振った。

 

部下「違う違う、そうではない。君のために作られているが、初めて使っているから完成品ではないからデータを集めて改良する必要があるだけだ。」

 

八幡「いや、完璧にモルモットじゃないか・・・」

 

納得はしていないが、八幡には一つ確認しておきたいことがあった。

 

八幡「作ってくれたのは良いが、誤作動とか起こさないよな。」

 

部下「いえ、何回も耐久テストと作動テストをしているから大丈夫だ。それはトーマスさんが保証する。」

 

どこから湧いてくるか分からない自信を持って答えた部下だった。

 

八幡「・・・分かったよ。着てみるよ。一応礼を言っておく。」

 

渋々の様子である。

 

部下「いえいえ、光学迷彩を一歩先に進めることができるチャンスですから。」

 

八幡「そ、そうか・・・。」

 

キラキラとした目を向けながら、『期待』という名の重圧を背負わされた八幡であった。

 

そんなことをしているうちに現場に着いた八幡は光学迷彩を使ってハイジャックされた747に近づいていた。

 

運のいいことにタラップ車が残されているおかげで無事に機内に潜入することができた。

 

ホルスターから麻酔銃に改造されたサプレッサー付きのM1911A1を取り出して構えた。

 

八幡(メ◯ルギアかよ!)

 

心の中でツッコミながら手当たり次第テロリストを眠らせた。

 

眠らせてから隠すのに時間がかかったが、順調に任務は進んでいた。

 

機内一階部は完全駆除が終わり、二階部とコクピットだけだった。

 

階段を慎重に登り、入り口の近くにいた奴を眠らせて音を立てないように寝かせてコクピットに向かって進んで右翼側の奴を倒してから直ぐに

左翼側の奴を倒して、そのまま歩いき進めた。

 

コクピットのドアの前まで来て深呼吸をしてロックが掛かっていないことを確認してからドアを蹴り、

残り2人を眠らせて機内を制圧した。

 

突入してわずか15分以内に終わった。

 

八幡(にしても光学迷彩は最高だな。考えてくれた奴ありがとな)

 

心の中で開発班に感謝をして空港警察と入れ替わるように去って、帰っていった。

 

沙希Side

 

八幡に会うのが待ち遠しいのと若干怖いというのが心の中で混じっていた。

 

アウトレットで見た八幡は完全に別物で、人を守って殺す機械と表現して良いほど目付きが変わり、動きが洗練されていた。

 

水を渡されて一口は飲んだが、喉はすぐに乾いてしまう。

 

沙希(どうしよう、知っている八幡じゃなかったらどうしよう・・・)

 

不安の方が大きかった。

 

それは当然だった。

 

なにせ、働くことを嫌がって専業主夫を目指していて、好き好んで一人でいようとし、人の好意を素直に受け取れずに人を疑って生きているのに

何故か不器用な優しさを持っている姿を見ている沙希は八幡が全く違う人に変わっていて、忘れられている可能性が大きいということが

沙希を不安にしていた。

 

だが、その不安はすぐに打ち壊された。

 

八幡「よう、川・・・川越、久しぶりだな。」

 

沙希「川崎だけど、ぶつよ。」

 

八幡を見て沙希は確信していた。

 

沙希(少いい意味で変わっていたかもしないけど、あの不器用な八幡の優しさは一個も変わっていない。)

 

腐った目はなくなり、

元から高スペックな八幡の顔は活気に満ちていて、高校の時の八幡の面影はなくっていたが一つだけど変わっていないものがあった。

 

アホ毛だった。

 

八幡Side

 

相変わらずの美人である川崎であった。

 

職業が医師と聞いて驚いていたが、本人を見ると全く違和感がない。

 

沙希「専業主夫は諦めた?」

 

そう聞かれて懐かしい高校の時を思い出して、溜息を軽くつきながら答えた。

 

八幡「拒否権なんてないからな。それに俺は求めていた本物を見つけた気がする。」

 

沙希「そう・・・」

 

沙希は何か眩しいものを見ながら高校の頃と変わらず八幡を睨んでいた。

 

八幡(睨むのは変わっていないか・・・。)

 

トーマス(あの子は不器用な奴か!!)

 

沙希(良かった。高校の時の苦労がやっと報われたね。そしてやっと会えた。砕けても良いから思いを伝えられる!)

 

安心している二人、素早くツッコム一人だった。

 

トーマス「再会の喜びを分かち合っているところで悪いが移動しないと邪魔になっているぞ。」

 

八幡「と、トーマスさん!」

 

素早く敬礼しながら邪魔にならないように通路の端に寄って、沙希も端に移動した。

 

トーマス「後で時間は設けるから、さっさと行くぞ」

 

八幡「Yes,Sir!」

 

急ぐように軍用小型機に乗せられて、レインボー部隊常時駐留基地に向かった。

 

八幡「家族のことは良いのか?」

 

八幡は家族を第一に考えていた沙希がなんで応じたのかが知りたかった。拒否権がほとんど存在していないし、八幡が推薦したのが悪いとはいれど。

 

沙希「自分でも分からない。けど、後悔はしていないよ。」

 

沙希(流石に八幡に会いたいからとは言えない///)

 

心の中で思っていることを表面に出さないようにして嘘をついていないというしっかりとした目で八幡を見つめた。

 

八幡「そうか・・・」

 

八幡(別の訳がありそうだが、詮索しないようにしておくか)

 

地味に気がついているが、知らんふりをして納得した。

 

トーマス「ステルス、沙希は訓練を受けるがSAS連隊は男性しかいないため、FBIの方で実施する。」

 

八幡「何故、私に言うのですか?」

 

八幡(あの少し嫌な笑顔はロクなことを考えていないな)

 

トーマス「当然だろう。君の彼女なんだろ。」ニヤニヤ

 

八幡「ちょっ!」

 

沙希「なっ///」

 

八幡と沙希はフリーズしたが、先に回復したのは八幡だった。

 

八幡「そ、そんなわけはないですよ。こんな綺麗な人であるはずがないでしょうが。」

 

トーマス「だが、彼女は満更でもないぜ。」

 

沙希「///」

 

八幡(ば、ばかな!)

 

トーマス(さて、どうなるやら。)

 

トーマス「分かっていると思うが、恋して命を落とすようなバカはすんなよ」

 

八幡「そ、そんなことはしません!!!」

 

夕日は3人を乗せた飛行機を見届けながら沈んでいった。

ー次回予告ー

 

タチャンカ「やっと、あのかわい子ちゃんがくるんだぞ〜」

 

八幡「そんなことを言って大丈夫なのですか?」

 

タチャンカ「大丈夫だ。今日はフィンカは出かけていないはずだぜ。」

 

八幡「・・・」

 

フィンカ「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

 

タチャンカ「ゑ!」

 

フィンカ「ちょっと『オハナシ』しましょうか」ハイライトオフ

 

タチャンカ「ま、待て、話せば分かるんだ。だから離してくれ」汗

 

フィンカ「なら、あっちで話しましょ」ハイライトオフ

 

タチャンカ「ぎ、ギヤーーーーーーーーー」

 

八幡「・・・」汗

 

作者「えーと、次回は川崎沙希が訓練している間の八幡の活躍する話です!」

 

八幡「誰得?」

 

その後、タチャンカを見たものはいたり、いなかったりする。

 




やっと川崎沙希が八幡に再会しました。

申し訳ありません。投稿は遅くなりそうです。(元から超不定期的)

グダグダな駄文を読んでいただきありがとうございます。

まだ終わりませんが、完結を目指して頑張ります。
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