やはり俺のRainbow Six Siegeはまちがっている 作:アルファデッド
キャラ崩壊がさらにひどくなります。
八幡が八幡ではないし、沙希が沙希ではないという現象をとうとう起こしてしまった気がする。
特殊部隊に入ったから仕方ないね(暴論)
ご都合主義な部分がありますが、ご了承ください。
比企谷八幡は日本国籍でグレデンヒルに家があるという設定です。
イギリスに行きたい!(切実)
大英博物館は死ぬまでに一回行きたいなぁ。
日本では24日がクリスマスになっているようですが、正確には25日がクリスマスです。
今までで一番長いです。
後半が多分雑かもしれないが、許してくれ。
受験の生活パターンが未だに抜けないから寝れずにいる。
クリスマス 12月24日クリスマスイブ
サンタが過労死寸前まで追い込まれる前日。
それはリア充にとっては楽しい『イベント』何だろう。
日本ではバカ騒ぎして、プレゼントを渡したり、クリぼっちをバカにするという愉悦感に浸る日。
ボッチにとっては苦痛である。
俺はこういう事は高校の奉仕部と家族を除くと無縁だった。
だが、レインボー部隊に入隊してからそうはいかなかった。
なぜなら強制的に巻き込まれるからだ。
しかし、嫌ではない。休日らしく静かだからな。
任務が急に入らなければ休みである。
軽いランニング、武器整備をして本を読んでゆっくりしたかったがスレッジとかに
町のストアに連れていかれて酒を買って、彼の家でビールを飲んで愚痴を言ったり、世間話をしたりする。
スレッジは普通の話題だが、飲むと長い。
悪くはないが、酒に比較的強くても翌日に影響が少しあるから遠慮願いたい。
今年こそは平凡に過ごすぞ。
と、息込んだ矢先にそれが消えた。
沙希「八幡、このあと時間空いている?」
なぜここにいる。
沙希は女性陣と一緒にいると思っていた。
「いや、あれがあれでな」
『あれがあれで』を使えばとりあえず何とかなるはずだ。
沙希「あれがという事は暇なんでしょ」
ダメだったか。
沙希「八幡と一緒に行きたいけど///」ボソボソ
俺はラノベの主人公のように難聴ではないから聞こえているはずだが、声が小さすぎた。
顔が赤いぞ。なんか怒らせてしまったか。
罰ゲームでやらされているのか。というか、こういう罰ゲームは海外にもあったのか。
沙希「だめ?///」上目遣い+涙目
「くっ、分かったよ。一緒にいるよ。俺の家で構わないか。」
沙希「いいよ」
美人が顔を赤らめながら上目遣い+涙目をされたら断れるわけないだろ。
断れる奴がいるとしたらそいつはホモだろ。
今回は前の任務がイギリスだったからイギリスの基地で年を越すことになりそうだ。
沙希は初めてここでクリスマスを過ごすことになる。
第22SAS連隊本拠地グレデンヒル
イギリスらしい田舎街であり、本当に何もないという言葉が当てはまる。
特殊部隊の基地が置かれているからか、周りは牧草地で人は多くはない。
レストランとコンビニエンスストアはあるがそれ以上のものはない。
(沙希以外で誰も俺を誘わなかったな。珍しいことだ、いいけど)
愛用の四駆ランドローバー「ディフェンダー」に乗って西門から出てすぐにひっそりとした住宅街が見え、
この街の唯一のパンに取り敢えず向かうことにした。
(比企谷八幡は書類上日本では死亡しているため、新たに日本国籍が用意されて『マサヒロ・タナカ』という名でこの地に住んでいる。
第10話の件以降は日本に任務以外での立ち入りを禁じられているというより出来ない。色々と事情が複雑だということにしてくれ。)
基地から出て間もないうちにケーキ屋に着いた。
「少し待っててくれ」
それだけ言って、エンジンをかけてまま降りてケーキ屋に入ると店主のおばちゃんがいる。
店主「あら〜、久ぶりに顔をみたわね。」
「ええ、お久しぶりです。クリスマスケーキのホールを下さい」
店主「はいよ〜。珍しね、ホールを買うなんて。ひょっとして車に乗っている彼女さんと食べるの?」
よく見てるなぁ。
彼女に見えるのか。
「彼女はただの同僚ですよ。」
店主「あら、そう。14ポンドよ」
カバンから財布を出して、20ポンド紙幣を出してお釣りをとケーキを受け取って店を出た。
店主「メリークリスマス」
「・・・メリークリスマス」
慣れないなと思いながら、ドアを閉めて車に戻ってこの町唯一のコンビニ見たいなところを目指した。
沙希「何買ったの?」
「ケーキだ」
沙希「そう、ここによく来るの?」
「休日の時に朝食用のパンを買いにくる程度だ。まあ、休みは滅多にないがな。」
沙希「ふふふ」
専業主夫の夢はいつの間に消えたらしい。
もう諦めた。え、そんなことはないってか?ハチマンハウソヲツカナイヨ、ホントダヨ。
社畜ならぬ軍蓄になってしまったよ。
おっと、そんなことを考えるうちに着いた。
「今晩の夕食は何が良い?」
沙希「ここに来たことがないから一緒に行く」
「そうか」
車から降りて、ドアを閉めたことを確認して鍵をかけて入って行った。
コンビニと言っているが、ここはこの町の食料庫と言っても過言ではない。
普通にスーパーと同じような品揃えである。
大きなカートを押しながら夕食の食材を探していた。
沙希「すごいね、食材の大きさが。」
「ああ、最初来た時は戸惑ったぞ。食べきる自信がない。」
沙希「私もないかな」
クリスマスらしくローストチキン、サラダとコーンスープを作ることにした。
ローストチキンは丸鶏(中抜き)、レタスを1玉、クリームコーンの缶詰、丸鶏の詰め物用のハーブ、
コンソメ等々の調味料、料理用酒と飲むためのお酒を何個か買った。
他にも買っているが、まあ言うのが面倒臭い。
って、俺は誰に言ってんだ?
買っているものは今晩と明日用の食材しか買っていないはずなんだが、1週間分の物を持っているというぐらいの重さはあった。
トランクのサイドシートに乗せて軽くシートベルトで固定して、俺の家へと向かった。
住宅街から少し離れて、煉瓦造りのザ・イギリスという感じの一軒家の前に車を停めた。
二階建てで煉瓦は比較的綺麗で、家の形がシンプルに正方形で真ん中に暖炉が置かれている。
エンジンを止めてトランクから買ったものを降ろして鍵をかけて家に入った。
海外版のセコムのセキュリティーシステムをドアにつけて二重ロックしているから、財布から解除用のカードをかざして解錠した。
今は夕方に差し掛かっているからなかは少し暗い。
「少し汚いが、我慢してくれ」
沙希「ううん、綺麗よ。長いこと使っていない感じはしているけどね」
「仕方がないだろ、基本的に世界を回っているから。沙希も変わらんだろ」
沙希「人のことは言えなかったね。」
「まあ、食材はやっておくからとりあえず寛いでいてくれ。」
沙希「手伝うよ」
「来客に労働させるわけにはいかんからな」
沙希「では、お言葉に甘えるよ」
「そうしてくれ」
電気をつけて、とりあえずキッチンに行って食材をカウンターの上に置いて棚から水のボトルを取り出して薬缶に入れて火を点けた。
その間に暖炉のところに行って、薪を入れて隙間に新聞紙を挟んでマッチで着火してから様子を少し見て大きめの薪を入れて蓋をしめた。
沙希がいるリビングに戻った。
「悪いな、暖房は暖炉しかないから少し待っててくれ。暖まるのに時間が少しかかる。」
沙希「大丈夫よ。私は手伝えることないの?」
「今のところはないな。いる時は呼ぶ。」
沙希「そう」
小さく薬缶のピーの音が聞こえた。
お湯ができたようだ。
キッチンに戻ってマグカップを出してティーパックを入れて、お湯を注いで砂糖とミルクを入れて沙希のところに持って行った。
「まあ、とりあえずお茶をどうぞ」
沙希「ありがと」
さて、チキンを料理するか。
まず、オーブンを160℃の予熱をして鉄板に玉葱、人参、ニンニク、ジャガイモ等の野菜を敷いて、切った玉葱の上に
チキンを置いて余計な水分をキッチンペーパーで拭いてオリーブオイルを軽く塗って塩と胡椒を塗り込む。
玉葱、人参、マッシュルームをミキサーに入れてみじん切りにしてローズマリーとかのハーブを少し混ぜて、チキンの中に詰める。
竹串で入口を塞ぐ。
俺はアルミホイルをかける。
予熱が完了しているオーブンに入れて、210℃にして1時間オーブンの中に放置する。
次はコーンスープを作る。
鍋にコーン缶を投入して、コーン缶と同量の牛乳を入れる。
グツグツするまでは中火で、したら弱火。
コンソメの一粒の二分の一を入れて、塩で味の調整を行って完成。
サラダはギリギリまでは作らなくていいので、チキンが焼きあがるのを待つ。
手間がかからない上に簡単なのが西洋料理だ。(もちろん物によってはそうではないが。ローストチキンは意外と簡単です)
視線を感じると思ったら、沙希がダイニングから見ていたようだ。
沙希「ローストチキンを作ったことがあったの?」
「こっちに来て初めてこの家にいたときにやったぐらいだ」
沙希「高校の時よりも料理の腕が上がったみたいね」
「専業主婦を目指していた名残だがな」
沙希「八幡が料理しているのを見てたら、私も久振りにしたくなってきた。」
「客だからゆっくりしたらいいのに」
沙希「八幡にばっかり作らせたら、気が済まないからさせて」
「分かった、で何作るんだ?」
沙希「サラダとパンよ」
サラダは分かるとして、パンは後一時間内で出来るのか。
「分かっていると思うが、今オーブン使っているぞ」
沙希「焼き時間はそんなにかからないわ」
「そうか」
どんなパンを作るんだ?
沙希「それはお楽しみにしておいて」
心を読んで来ただと・・・?!
沙希「思っていることは顔に書いてあるわよ。」
ポーカーフェイスは極めたはずなんだがなぁ(耐拷問訓練で鍛えている)
鍛え直すか。
沙希「小麦粉はどこに置いてるの?」
「冷蔵庫の右横の棚の真ん中の引き戸の左手にあるはずだ。分かりやすくまとめているはずだ。」
粉類は一つの箱にまとめている。
沙希「ありがとう」
薄力、強力粉とイーストを取り出していた。
使うであろう材料の量を測っているが、今すぐに始める様子はなかった。
沙希「すぐに出来るからまだ始めないよ。時間あるから少し筋トレする?」
「そうだな、やっておかないとすぐ鈍るからな」
死なないためにな。
腕立て伏せ30、腹筋30、背筋30を2セット
高校のの時なら絶対ここまでやってないな。
まだ筋トレの「き」の字にもならなかった。
慣れって怖いな。
腹筋で足を抑える時に触って分かったが、沙希の脚の筋肉がすごかった。
当たり前だがな。
女子特有の匂いはしていただろうが、気にしている場合ではなかった。
女子を触るのは慣れない。
沙希Side
は、八幡の筋肉が凄かった///
私は汗かいてないけど、匂い大丈夫かな?
筋トレをしたらちょうどいい時間になった。
強力粉150g、薄力粉90g、塩6g、イースト4g、オリーブオイル6g、砂糖10gとぬるま湯210mlを全部入れて、
よく混ぜたら40℃の湯煎で15分待つ。
その間は時間が勿体無いからまた筋トレをする。
会話したいけど、筋トレとなるとどうしても無言になってしまう・・・。
八幡もそうみたい。
発酵を終わらせたら、打粉を多めに敷いて生地を打粉の上に落とす。
打粉を全体的にかけて、ベーキングシートを敷いた天板にのせて平たく伸ばして好きな厚さにする。
私は少し厚めにするのが好き。
出来た上がった時のもっちり感がいいの。
少し暖かいところに少し放置する。
スープは温める間にレタスを洗って、一口サイズに切るって水切りをしっかりしてからクリスマスらしくリースの形にする。
ベビーリーフ、千切りにした紫キャベツ等々も入れる。
人参は薄めの短冊切り、生ハムは巻いてバラのように似せる。
ミニトマトは蔕を取り除く。
葉物のリースに盛り付けて、最後に粉チーズをかけると完成です。
料理をしている間に八幡はテーブルにフォーク、ナイフ、スプーンをおいてくれたみたい。
スープを器に盛り付けて、サラダと共にカウンターの上に置く。
ローストチキンも丁度出来たから大きめのお皿を出して、オーブンから出すとオーブンを240℃の予熱を設定する。
ローストチキンをお皿に盛り付けて、またカウンターに置く。
カウンターに置かれたものはテーブルに並べられていき、いつでも食べられる状態になっていた。
テーブルに蝋燭って、八幡は意外にロマンチストなのかな。
暖房が薪ストーブだけ使っているのに暖かい。
予熱はすぐに終わり、天板にのっているパンの表面を軽くオリーブオイルで塗って15分ほど焼きます。
その間に食べるとしましょ。
「15分ぐらいしたら出来るから、先に食べましょ」
八幡「ああ、そうだな。沙希は何を飲む?」
「赤ワインを御願い」
八幡「分かった」
お酒用の棚からグラスを二つ取り出してワインを注いだ。
私は手を洗って、タオルで水気を拭き取るとすぐにダイニングに行って、椅子に座った。
八幡「小町と一緒に過ごしたかったな」ボソッ
少し複雑な顔をしながら小さい声で言った。
私も京華と大志と過ごしたかったけど、こっちを選んだことは後悔していない。
だけど、八幡は小町と離れたくなくてこうしている。
勝手なことかもしれないけど、少しぐらいは八幡を慰められたらいいかな。
「そのかわりに私がいるじゃない。ご不満?」
わざと頬を膨らませて、拗ねたような顔をした。
少し恥ずかしいけど///
話題を変えることはできたかな。
八幡「ふ、不満なわけはあるわけだろ。むしろ沙希は俺となんか「私は八幡と過ごしたいからこうしてるの///」・・・」
八幡「///」
口を挟んじやったけど、八幡の照れ顔を見れた///
八幡「た、食べようぜ」
「うん」
グラスを持って
八幡「今年一年を無事に過ごせてことに感謝して乾杯」
「乾杯」チン
ガラスが軽くぶつかり合う音
一口を飲んで口を潤した。
サラダを初めに取り皿に盛り付けて、食べようとしてけど八幡がミニトマトを残そうとしていた。
「食べないの?」
八幡「ああ、こればかりはな」
トマト嫌いは変わってなかったのと、少し呆れつつ八幡らしいと思った。
少しだけ変なこと言おうかな。
「あ、アーンしてほしいの///」
やっぱり恥ずかしいよ
八幡「///いや、自分で食べるぞ。」
アーンは出来なかったのは残念って、私は何言ってるの!?
IQ『少し大胆に動かないといつまでも結ばれないわよ』
恥ずかしいです。
少し気まずいまま晩餐会は進むことになりそうだけど、パンができたみたい。
「取りに行ってくるよ」
そう言って、キッチンに行ってオーブンから天板を出してコンロの上に置いて、テーブルに置けるような綺麗な木製のまな板にのせてパン用ナイフで
適度な大きさに切って、お皿に盛り付けてテーブルに持って行った。
その間に八幡はローストチキンを切り始めていた。
空いているところに置いた。
八幡「これは?」
「フォカッチャよ」
イタリアのパンで簡単に短時間で出来て、サンドウィッチにも使える。
八幡「いただくぞ」
「召し上がって」
八幡は一切れをとって、一口サイズに千切って食べた。
八幡「美味しいな、あとで作り方を教えてくれ」
「簡単よ、混ぜて放置して焼くだけだから」
本当はきちんと作りたかったけど、時間がなかったからこれしかなかった。
八幡(一回作ってみるか)
私はローストチキンを食べてみた。
すごく美味しかった。
あとは想像でどうぞ。(書くとクリスマスに間に合わなくなる)
料理を食べながら少しお酒も飲んで二時間がすぎた。
食後のケーキを切っていた。
八幡は紅茶を淹れてた。
砂糖を入れずにストレートティーにするみたい。
ケーキはシンプルなザッハトルテで、適度にチョコの苦味があって食べやすかった。
明日は早く起きていつもの運動メニューをしよう。
ちょっと食べ過ぎちゃった。
テレビは日本と違って、宗教色が濃くて静かな番組が多い。
八幡「沙希、いまこっちの世界に来て幸せか?」
少し酒で赤みがかっている心配そうな顔だった。
推薦したことを気にしてるみたいだけど、私は八幡が近くにいて幸せよ。
(16話参照)
でも、もっと先の関係になりたい・・・///
「家族と離れることは少し辛かったけど、今はもっと人を救えるということを喜びとして感じることができた。
ドクさんと他の方と出会って、八幡とまた出会って幸せよ」
自信を持って答えることができた。
八幡、待ってね。
必ず私の想いは伝えるよ。
受け止めてくれると嬉しいな///
八幡「お、おう。そうか」
それだけ言って、テレビの方を見た。
満足できる答えを得れたかな。
任務先での話、裏事情、私が来るまでの出来を色々話しているうちにもう寝る時間になっていた。
八幡Side
そろそろ寝るか。
薪ストーブの様子を見に行って、火があとちょっとで消えそうだったからそのままにして沙希が寝る用の寝室のオイルヒーターをつけて
リビングに戻った。
「沙希、もう寝るか」
沙希「うん」
「沙希は俺の寝室で寝てくれ。俺はここで寝る」
沙希が少し不満そうな顔をしているのはなぜだ。
って、ブランデを一気飲みしたぞ。
止めようと咄嗟に動こうとしたが、ダメだった。
沙希「///」ボーッ
ほろ酔いから泥酔の一歩手前になった。
「はあ、ベッドに連れて行くから少し待ってろ」
後片付けをさっさと済ませて、暖炉の鎮火を確認してソファに寝るための毛布を用意してから沙希を姫様抱っこして寝室へと運んだ。
なんでこうなった。
俺はまずいことを言った覚えはないぞ。
にしていい匂いがするな////。
意識しないようにしよう。
沙希「八幡///大好き///」ダキッ
ちょっ、そんなことを言うと告白して振られるまであるぞ。
振られるのかよ。
って、その綺麗な丘二つを当てるな。
意識がそっちに行ってしまうぞ。
とりあえず、沙希をベッドに寝かせてソファに戻るとしたら力強く引っ張られた。
沙希「行かないでぇ///」涙目+上目遣い
くっ、そんな顔をされると困るぞ。
離れようとしても沙希が話してくれない。
沙希「一緒にいてぇ///」
襲っちゃうぞ。
そんなことは絶対にしないがな。
沙希は一緒に寝るということを諦める様子はないし、酔っているから言うことを聞いてくれるとは思えない。
諦めて、ここで寝るしかないようだ。
「おやすみ」
沙希「おやすみぃ///」
ドアをなんとか閉めて、布団をかぶせて寝ることにした。
が、寝れないぞ。
背中に当たっている柔らかい物体が安眠を阻害してるぞ。
離れようとすると抱きしめる力がやたらに強くなる。
全身をリラックスして意識を寝ることに集中させて、かろうじて寝ることができた。
12月25日 朝6:00
翌朝は沙希は起きて八幡と一緒のベッドにいることに驚いたが、酔ってからの出来事を思い出して顔真っ赤にして、心の中で悶絶していた。
八幡は起きてすぐに沙希に襲っていないと言うこと訴えていた。
沙希はかなり残念そうな顔をしていたがなぜだ。
沙希「襲っても良かったのに///」ボソッ
遠いつぶやきは八幡の耳には届かなかった。
二人は着替えて寒い中で5キロ走と腹筋、背筋、腕当て伏せを各40×3セットをこなして、
昨日残ったローストチキンを使ってスクランブルエッグ、レタスと共にトーストに挟んでサドンウィッチを朝食にした。
昨晩の晩餐会あの余り物は全て冷凍庫に収められていた。
軍人となると朝の筋トレをするということを欠かさないようだ。
いくら八幡でも。
周りから見ればストイックな夫婦にしか見えなかったりする。
八幡は洗い物をしたあとに沙希をリビングに待たせてプレゼントを取りに行った。
ついでにいつでも
沙希もリビングに待つふりをしてプレゼントをカバンから取り出して八幡を待って、戻ってきたところで渡した。
沙希「メリークリスマス」
丁寧に包装された小さな箱だった。
八幡「先にやられた。ありがとう。そしてメリークリスマス。気に入ってくれるかは分からんが。」
同じような箱だった。
八幡「あ、開けるぞ」
開けると入っていたのは頑丈そうな腕時計で数字と秒針が見やすく、オフィシャルな場にも使えるステンレスバンドで金属の独特の
光沢を抑えている仕様だった。
沙希「ありがとう、開けるよ」
同じように頑丈そうな腕時計だが、女性用で少し小さめなサイズだった。
ステンレスバンドにも樹脂バンドにも付け替え可能でデジタル表示が少なめなタイプだった。
腕時計本体の裏にはギリシャ語で『パラミリ』と刻印が入っていた。
二人ともは同じような贈り物だが、送る理由はちょっと違う。
八幡は沙希の入隊祝いとお守りみたいなものとして贈った。
沙希は八幡に対する感謝といろんな想いが詰まっていた。
腕時計、形を変えれば時を刻むブレスレット。
色んな意味があるだろうが、『永遠に繋がりたい』という意味を込めて贈っているのだろう。
いい雰囲気になったところで、携帯がそれを壊した。
二人は急いでカバンから携帯を出して、画面を見ると『R6』となっていた。
ゆっくり休めるのはここまでのようだ。
八幡「新兵!行くぞ」
沙希「はい!」
軽く片付けて荷物をまとめて家の鍵を閉めて車に乗って基地へと急ぎ、助けを求める人の元へと向かった。
後日、二人は家に泊まったことについて根掘り葉掘り聞かれていた。
クリスマスをひっそりと過ごす予定の作者です。
料理描写は割と適当です。
人によってレシピは変ります。
読者の皆さん、メリークリスマス。
気をつけて、お過ごしください。