やはり俺のRainbow Six Siegeはまちがっている 作:アルファデッド
事件発生から7時間 889便機内
人質が殺されていき、
もはや希望という言葉はなかった。
八幡は静かなに泣いていた。
妹を失った悲しみに暮れていた。
八幡(俺はなにも出来ずに妹を殺されてしまった。
俺に生きる資格はない。
人間としておれは最低だ。…)
八幡は自分を自分で貶さないと
心が持たなかった。
心の崩壊は時間の問題だったが。
人質がまた殺害される時間となった。
次に殺されるのは子供だった。
誰も助けようとはしようとはしなかった。
どっかの映画見たいに「俺が身代わりになる」と言う
大人がいるはずもなかった。
みんなは自分の命が惜しくてそんなことを
したくないという一心でいっぱいだ。
黙って見ている中で本来なら自己犠牲の男、
比企ヶ谷八幡が名乗り出る流れだろうが
彼にはそんな精神的余裕はなかった。
妹を失った悲しみで周りを見れていなかった。
異常状態で誰かが誰も責めはしなかった。
なぜなら生き残るためなら誰かが
死んでくれた方がありがたいというのが
正義になっている。
例え子供だろうと構わなかった。
しかし
雪乃「私を殺しなさい」
テロリストの前立った。
テロリスト3「ほう」と一笑して、
銃を突きつけながら「処刑場」へと連行した。
由比ヶ浜は止めようとしたが戸塚が
口を押さえてた。
これ以上比企谷の友達を死なせたくない
一心で生涯罪悪感を背負う覚悟でいた。
比企谷は雪乃が連行されている事にやっと気づいて
止めるために立ち上がったが、
小町を撃ったテロリストに銃床でまた頭を殴られて
銃口を殴られた所にねじ込んで痛みを与えた。
比企谷「グウッ、痛え。」
テロリスト「どうや、大切な人を失う痛みは。
ハハハハハ。」
狂ったように笑っていた。
雪乃(私はあなたが好きでした。
ごめんなさい、そしてあの世で会いましょ。)
足を少し震わせながら重い足取りで
機首に連れて行かれた。
同時刻 千葉県 雪ノ下邸
雪ノ下さんは那覇空港のハイジャックし事件の
中継を見ていた。
雪ノ下さんは大切な妹を心配していた。
大切なペンダントがなぜか割れた。
嫌な予感がしていたが、それが的中してしまった。
アナウンサー「ここでまた人質が殺されます。」
声を荒げながらで現場の状況を説明していた。
そこに映っていたのは銃を頭に突きつけられていた
妹の雪乃だった。
機体のドアは開けられており、雪乃はそこに立たされ
ていた。
そして一発の銃声が聞こえた所で映像は
スタジオに切り替えらていた。
アナウンサー「ただ今ショッキングな映像のため
放送できませんが、人質がまた1人
殺されました。」
陽乃は泣き崩れた。
アナウンサーは淡々とニュースを伝えていた。
事件発生から7時間3分
再び一発の銃声が聞こえてから沈黙が訪れた。
テロリスト4「この腐った目の男を殺さねぇか。」
テロリスト2「いいねぇ。」
こんな立ち話で人の生死が決められていた。
比企谷は銃口を傷口に捻じ込まれた痛みで
まだ動けなかった。
そんな時に1人のテロリストが何故かナイフを落とし、
それが都合よく比企ヶ谷の近くにあった。
ナイフを見た比企谷は心の中のスイッチがカチッとなり、
この時から彼の人格の一部が永遠に死んでしまったかもしれない。
迷わずに拾って隠した。
刃渡りが12センチあったサバイバルナイフだった。
ナイフを落したテロリストは必死に探していた。
そのテロリストの頭が比企谷のすぐ近くに来た時に
拾ったナイフで何の躊躇いも無く先に大動脈を切ってから喉から脳に刺した。
テロリスト5「ウワッ。グェッ」
瞬殺だった。
服は血だらけになったが、比企ヶ谷は壊れているためか
気にしていない。
見ていた戸塚と由比ケ浜は彼を少し怖がった。
由比ケ浜(そんな・・・。平気で人を。)
血を見て吐きそうになっていた。
戸塚は由比ヶ浜が吐かないようにしていたら比企谷を見失った。
比企谷八幡はこの日から姿が見えない男となった。
889便機外 同時刻
現場に到着したレインボー部隊は突入準備を終えていた。
タラップ車の階段部分に先頭をモンターニュを置いて、空いているドアに着いてすぐに
閃光グラネードを放り投げて近くのテロリストの目眩しをしているうちにモンターニュを
奥の列、ブリッツは手前の列の先頭に立って銃を撃ちながら機尾まで一気に進んで
時々グラズの狙撃支援を受けるという算段でいた。
モンターニュが無線機でタラップ車の運転手に合図を送ろうとしていた。
モンターニュ「突にゅっっ」
グラズ「待って!」
言う途中でグラズが止めた。
グラズ「様子がおかしい。血潮が見える。だが、人質のじゃないぞ。」
ドク「どうなってんだ。」
ブリッツ「ごちゃごちゃ言わずに突入した方が賢明だ。」
モンターニュは気を取り直して、突入の合図を送った。
タラップ車は動いて突入班の全員が少しよろめいたがすぐに腰を入れ直した。
テロリストがモンターニュに向かってAKMライフルを撃ってきたが、
シールドは全弾弾いた。
タラップ車は後少しでドアに着く、グラズは撃っているテロリストを排除した。
モンターニュの後ろにいたブリッツは閃光グラネードの安全ピンを引き抜いて、
投げ込んだ。
機内は真っ白になりテロリストと人質が混乱した。
ブレーキを掛けて始めたタラップ車は放り出された死体にに当たって一気に失速し、
その勢いで突入班は機内に乗り込んだ。
閃光グラネードの影響でまだ視界を奪われたテロリストたちはうずくまっていたが、
ブリッツとサッチャーはUSP45口径拳銃をお構い無く撃ちながら進んで行った。
閃光グラネードが切れると今度ブリッツのシールドが光り、
テロリストがまた目潰しをくらった。
真ん中あたりまで進んだところでモンターニュ側の列のトイレからテロリストがトカレフ拳銃を持って、
襲おうとし、サッチャーはなんとか近接でねじ伏せようとしたら突然横から男が入ってナイフでテロリストの
首を切ってどこかに消えて行った。
サッチャー(今のはなんだ?いい腕してやがる。
しかも気配遮断が尋常じゃないぐらいできている。)
サッチャーは見知らぬ男に感心し、かなり興味を持った。
889便機内 某所
前方で爆発とともにすごい光が目を痛めたが、
比企谷の目が腐っているためか回復が早く、
そのおかげでテロリストを数人斬り殺した。
比企谷(なんだろう、この異様な空気は。)
何かを感じた比企ヶ谷はどっかの列に隠れた。
銃声が聞こえて間も無く壁?が通った。
銃弾を弾きながら進んでいた。
そしてガスマスクと全身黒色の男となぜか青い十字架が肩にある男がいた。
何者かが分からなかったが、間違いなく敵ではないようだ。
そう思っていた時にトイレから拳銃を持ったテロリストがその二人を殺そうとしていた。
ガスマスクの人は反応が早かったが、間に合わなさそうだった。
比企谷は咄嗟に身体が動き出してトイレのテロリストの首だけ切ってどっかにまた
隠れた。
一方突入班は・・・。
閃光フラッシュを焚きながら進むと床に少女が血を流していたことに
気が付き、少女を守るように盾を少し前に置いて奥にいたテロリストを撃っていた。
無線機を使った。
ブリッツ「ドク!負傷者を発見!
重症だ!心臓付近を打たれている!今すぐに来い!」
ドク「今すぐそっちに行く!待ってろ!」
無線機でも大声で通信しないと銃声で声がかき消されてしまう。
ドクは飛びつくように反対側に走って負傷者のもとに駆け寄った。
ドク(かなりひどい。これは五分五分だが、助かるかもしれない。)
ドク「少し時間がかかるぞ。」
ブリッツ「分かった!」
バンッ カンッ バンッ バンッ
閃光フラッシャは使える回数が少ないため、
無駄使いはできない。
カチンッ
ブリッツ(弾切れか)
リロードしようとしたらどこからかテロリストがこっちに突進してこようとしている。
ブリッツ(一人しかいないのにフラッシュを使うのは無駄になってしまう。)
盾でテロリストを殴ることも考えたが、それでは流れ弾がドクと負傷者に当たってしまう。
迷っていたその刹那、黒い影がテロリストの前を通っていったと思ったらテロリストが
血を流しながら首を押さえて倒れた。
ブリッツ(!!!今のはなんだ!サッチャーではなさそうだが。
あんな芸当をできるのはサッチャーぐらいしか知らない。本当に誰だ!
一瞬見えたが目が腐っている普通の男か?えらく腕良いなぁ。
うちに欲しいな。ああいう人材。)
感心していたブリッツであった。
突入から数分が経ってテロリストが片付けられたが、
突入班は謎の俊敏男を捉えることに任務をへ切り替えた。
グラズは見える範囲で手伝うことにした。
グラズ、サッチャー、モンターニュ、ブリッツ(何としても我が部隊に!)
ドクはまだ負傷者の手当で頭いっぱいでそれどころではなかった。
懸賞金首を捕らえる並みのやる気で皆は沸き立っていた。
人質救出以上に。
この任務は公務というより私務だった。
必死になって探していた。
特にサッチャーは一番やる気だった。
サッチャー(教え甲斐がとてもありそうなやつだ。)
機体前方のコクピット付近までき来たサッチャーは
人の気配を感じて身構えた。
サッチャー(間違いなく奴はこの辺におるな。)
サッチャーは並みの人以上に気配を察知する。
ふとに何かかが動気があったこと見逃さずに横を通ろうとした何者かの服を引っ掴んで、
近接技で押さえた。
俊敏男は少し暴れたが、相手が強いと分かると突然諦めた。
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889便ハイジャック事件は情報規制によってよく分からぬまま終わったが、
多大な犠牲者が発生したことが国民を怖がらせた。
そしてこの事件をきっかけに自衛隊の特殊テロ対処部隊が創設され、野党の反対とは裏腹に
国民は大きく支持して自衛隊およびに警察への見方が大幅に変わった。
そんな中、戸塚と由比ケ浜は比企谷の死亡を不信に思っていた。
889便ハイジャック事件の翌日 某所
比企谷は頭に麻袋のようなものを被せられてなんかに乗ってたり、引き摺られたりしていた。
長時間の移動の末にやっとゆっくり座れて麻袋が取れたと思ったら、
刑事ドラマにあるような取調べ室におり、目の前には面が怖そうなおっさんがいた。
怖そうなおっさん「荒い扱いについては謝罪する。君の名前は?」
比企谷「ここはどこだ?そしてあんたは誰だ?妹は?!」
比企谷は軽くてパニック状態だった。
それもそのはず、突然ガスマスクの人に押さえられたと思いきや、袋を被せられて長時間移動して
着いたら見知らぬ場所にいたらそうなる。
怖そうなおっさん「まあまあ、落ち着けと言ってても無理か。
私をトーマスと呼ぶといい。
君の名前は。」
比企谷(俺の質問は全無視か!そして機関車みたいな名前だ)
おっさん「今なんか失礼なこと考えたか。」
比企谷(ビクッ)
と少しびっくりとした比企ヶ谷だったが、おっさんはただならぬオーラを出しており、
只者ではないと見ただけで分かる。
背中が寒気を感じて、おっさんの質問に素直に答えることにした。
比企谷「俺は、比企ヶ谷八幡です。」
少し弱々しい声だった。
おっさん「比企谷八幡か、君は889便で何人も殺したね。」
比企谷「は、はい。」
おっさん「私は君を尋問だか取調べをしに来た訳ではない。
君は妹の比企ヶ谷小町を撃たれているね。」
八幡「なぜそれを?!そして何した!」
おっさん「落ち着け、君の妹は生きているが銃弾が運悪く神経に影響を与えたせいで
一生植物状態だどうすることできない。申し訳ない。」
八幡「ッ・・・・・・」
おっさん「君は妹をどうするかね。生かすか、安楽死させるか。」
八幡はしばらく沈黙し、かなり悩んだが。
八幡「生かせてください。お願いします。」
両手と腰を椅子に縛られているため、一礼できない。
おっさん「そうするには当然高額な医療費がかかる。
それをどう払う気だ。」
比企谷にはまた沈黙した。
おっさん「君が軍に入れば医療費は我々が負担しようでがないか。
軍に入れば衣食住全てが与えられる。
給料ももらえる。」
八幡はまだ迷っていた。
おっさん「君は妹を撃ったテロリストの復讐を果たせるぞ。
我々は彼らを殺して国の平和に貢献している。
どうだね。
あっ、ただし君は比企ヶ谷八幡として名乗れないぞ。
君はこっちに入ると死んだ人間になり、別の人として歩むことに
なるがそれでも入るかね。」
八幡は間接的に『君に拒否権は一切ないぞ』と言われたように感じた。
だから答えはただ一つだった。
八幡「入隊させてください。
なんでもします。」
おっさん「本当にいいかね。」
八幡「はい!」
八幡は迷わなかった。
おっさん「分かった。厳しいからと言ってめげるなよ。」
おっさんは何枚かの書類をテーブルの上に置いて、
八幡を縛っていた紐を切った。
おっさん「この種類に名前、住所、学歴書け、そして入隊同意書にサインしろ。」
八幡は素早く書記、サインをした。
おっさん「ようこそ、国防軍特殊テロ対処班そしてレインボー部隊へ。」
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これが全ての始まりだった。
やっと書けました。
次回お楽しみにしてください。
超不定期投稿ですみません。