俺の転生先がワキ巫女なわけがない!(凍結/リメイク中)   作:Lv.零の素人

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永夜抄Ⅰ(魔理沙&アリス)

※※※※※

 

全く、今回の異変はどうなっているんだ。

私、霧雨魔理沙は夜の魔法の森を飛びながらそう考えていた。

異変だと分かったのはついさっきだ。

当然わかった直後に霊夢のヤツを誘いに行ったんだが、そこで目にしたのは丁度紫に連れ去られていく霊夢だった。

他に異変に一緒に行く間柄の奴がいないわけではないんだが、なんだかなぁ。

 

 

「まあ、そういう訳でお前を誘いに来たんだよ!アリス!!一緒に行こうぜ!?」

 

「いや、そういうわけって言われてもねえ。もちろん異変には気づいてたけど………まあ、魔理沙がどうしても行きたいって言うならしょうがないから付き合ってあげるわよ?」

 

いや、そこまでどうしてもって言うわけでもないが………

 

「まーまー良いから。とりあえず行こうぜ?」

 

「はぁ、分かったわよ。準備するからちょっと待ってなさい。上海たちにお茶を淹れるさせるから。」

 

今はお茶よりもさっさと行きたいんだが。

せっかくの好意だ頂いておくか。

 

「シャンハーイ!」

 

アリスの操る人形の中のお気に入りの一体である上海人形が紅茶を運んできてくれた。

 

「おっ!ありがとさんっと。」

 

「シャンハーイ!!(ぺこり)」

 

こういう時の1杯は焦る心を冷静にしてくれるな。

 

「魔理沙、終わったわよ?ほら、片付けは人形たちに任せて行きましょう。」

 

「よし!なら早速行こうぜ!」

 

私は早速箒に跨り早速異変を解決するために夜の空へ飛び出そうと………

 

「大変だぜアリス!!!異変の元凶の居場所が分からないのぜ!!??」

 

「はぁ、そんなことも分からないで異変の解決に向かおうとしたの?仕方ないわね。私がある程度の目星はつけてるからそこに行くわよ。」

 

そう言うとアリスは人形たちを連れて空へ飛び出して行った。

 

「あっ!ちょっと待てよアリス!!」

 

アリスを追いかけて私もすぐに飛び立った。

 

「で?結局どこに行くんだよ!?」

 

「決まってるでしょ?異変の元凶の居場所よ。つまりあの竹林ってことよ。」

 

竹林か。確かあそこは何も無かったはずだが………。

まあ、アリスを頼ってみるのも悪くは無いか。

 

✧少女移動中✧

 

 

「竹林にやってきたわけだが。いささか複雑すぎるんだぜ!?」

 

「迷い竹林って言うぐらいだからねえ。まあ気長に探しましょ。この竹林の中にいることはわかってるのだから。」

 

まあ、それはそうなんだが………

 

「だけど、霊夢たちに先を越されちまうぜ!?」

 

「それもそうね。人形たちにも探させましょうか。」

 

そう言うとアリスは連れていた人形たちを四方八方に飛ばしていった。

 

「それじゃあ、私たちでも探してみましょ?」

 

「おう!そうだな!」

 

そうして、しばらく歩いていると。

 

「なあ、アリス。アレ霊夢たちだよな?」

 

「えっ、ええそうだと思うけど………どうしたのかしら?」

 

そう。そこには何故か竹林の中で座り込んでいる霊夢と紫の姿があった。

 

「いやほらあいつらの事だからとっくに元凶の居場所に着いてると思ってたからさ。」

 

「あの巫女でも勘が外れることがあるのねえ。」

 

「聞こえてるわよ?」

 

「「うわあ!!??/きゃあ!!??」」

 

「って紫かよ驚かせるなよ。」

 

「全くよ。」

 

後ろを振り返るとそこにはいつの間にか紫が立っていた。

側にはあの趣味の悪いスキマが空いていた。

 

「貴方達も異変解決組かしら?」

 

「ああ。そうだぜ!」

 

「私は魔理沙に無理矢理………。」

 

「それで?紫たちはどうしてそこで座ってたんだ?」

 

「その理由はもう少しでわかるわよ。こっちに来てなさい。」

 

そう言うと紫は私たちをブレザーを着てウサギの耳を生やした妖怪の元へと連れて行った。

 

「それで結局どうしたのかしら?」

 

「ん?なんだアリスか。アンタも異変解決………というよりは魔理沙に無理矢理連れて来られた感じね。」

 

「ええ。お察しの通りよ。」

 

「それで結局どうしたのぜ?」

 

「それがね、どうもここから先にはこのウサギを連れて行った方がいいって私の勘が言ってるのだけれどコイツなかなか目を覚まさないのよね。」

 

話を聞くと、紫に意識を刈り取られたらしいがその力が強すぎて未だに目を覚まさないそうだ。

 

まあ、私たちがそれを待つ必要はないので先に進むことにした。

 

「ふーん。じゃあ私たちは先に行くぜ?」

 

「はいはい。さっさと行きなさい。」

 

 

全く、愛想のないやつだぜ。刀真の時を見習ってほしいもんだな。

というか人格変わりすぎだろう

 

本人に聞いても曖昧にされるだけなんだろうな。

 

 

いや、今気にすることでもないか。

そう判断すると私とアリスは竹林の奥へと足を進めるのだった。

 

 

※※※※※

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