俺の転生先がワキ巫女なわけがない!(凍結/リメイク中) 作:Lv.零の素人
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「はあ、なんでこんな格好になってるのよ。」
私博麗 霊夢はいつもより高い
九歳位の少女のような声で、と言うか
完全にそれで呟いた。
そう、私は、前世の記憶通りなら小学生と
呼ばれる位の身体の大きさに縮んでいた。
まあ、元凶はだいたいわかる。
恐らく紫の暇つぶしだろう。
あいつの能力である、境界を操る程度の能力
によって私の肉体の境界を操ったのだろう。
多分呼んでも無駄だと思うが、
一応紫を読んでみる。
「紫 出てきなさい!」
やはり出てこない。
ならば仕方ない
この手は使いたくなかったが致し方ない。
覚悟を決めてもう一度紫に呼びかける。
「すぅー、ゆかりお母さんちょっと来て!」
「はーい!あなたのお母さん紫ですよ!!」
やはり出てきたのであらかじめ
用意しておいた結界で閉じ込める
「さてと、紫?何でこんなことしたの?」
「えーと、何を言ってるのかわかりませんわ。」
そう言うと紫は能力を使用して
無理やり結界を壊し逃げていった。
やはり、肉体の若返りによって霊力も
年相応のものになっているとはいえ
そこらの子供に比べたら遥かに上だが。
紫を、少しでも閉じ込められたのだから
十分だとはおもう。
「ん? なにこれ?」
紫が先程までいた場所に紙切れ
が落ちている。
内容は
「霊夢、その状態は一日経てば
元に戻るそうだ。
紫様が迷惑をかけて済まない。
それと、これは関係ない話なのだが
今度ようやくお前に会いに行けそうだ。
お土産を持って行くから楽しみにしていてくれ。
藍より」
どうやら藍からの手紙のようだ。
それにしても
一日か、普通に過ごしていればすぐだろうか?
だが、まだ朝だ寝るには早すぎる。
私はとりあえず気持ちを切り替え、朝食を
作ることにした。
と言ってとも昨日の残りと紫が持ってきた
インスタント味噌汁だが。
朝食を食べ終わったらいよいよ
することが見当たらず
仕方ないので、いつもの陽射しが暖かい
日向で昼寝をすることにした。
暫くして物音が聞こえて
起きてしまった。
すると目の前の見慣れた白黒
と言うか魔理沙が、こちらを訝しげに
見ていた。
少しの間見つめあっていたが
しびれを切らしたのか
魔理沙が口を開いた。
「お前は誰なんだぜ?
霊夢の妹とかなのかぜ?」
「違うわよ!
私は博麗の巫女
博麗 霊夢よ!」
「本当にそうなら
霊夢の親友である私に
証拠を見せるんだぜ!」
くっ!コイツ恥ずかしいことを
堂々と言った。
しかし、証拠か。
なら私の代名詞である夢想封印を
ぶつければ良いだろうか?
「分かったわ。
霊力の関係で一度しか
出来ないからしっかり目を開いてみてなさい!
行くわよ! 霊符『夢想封印』!」
私は、空に向かって夢想封印を打ち上げた。
「今のは確かに霊夢のスペカだぜ!
悪い。私としたことがどうかしてたぜ。」
「全くよ!
でもこれで私だって分かったでしょ?」
と言うか、夢想封印を一発撃っただけで
霊力の余剰分が
なくなってしまった。
アレで、分かってくれなかったら
困っていた。
「でも、なんでそんな格好になってるんだぜ?」
「紫のヤツが、暇つぶしに
私の肉体の境界を操ったのよ。」
「そんな事が出来るなんて、
相変わらずあいつは規格外だな。」
「まあでも、一日すれば
治るらしいけどね。」
「なら今のうちに
霊夢のちっちゃい頃を
楽しまないといけないな!」
「えっ!ちょっとやめなさい!」
「うりうり!」
「頭をなでるなぁ!
やめなさい!」
「おっと、不味い
そう言えば昨日見つけた
茸を一人火にかけたままだったぜ!
という訳でじゃあな!
紅魔館の連中にこのことは
話しとくぜ!」
「あーもう やめなさいって
言ってるでしょ!」
私の抗議も空しく、
魔理沙は箒に跨り
紅魔館の方へ飛んでいったのだった。
本当に今日はついてない一日だ。
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魔理沙が帰った後、
時間的にちょうど良かったので
昼食を作ることにした。
作るのは紫が持ってきた
カップラーメンだ。
お湯をかけるだけで完成するので
重宝しているのだ。
昼食を食べ終わり
洗濯物を干そうとした時、
神社の鳥居の方から話し声が
聞こえてくる。
まさかと思った私は、
一応確認してみることにした。
歩いて鳥居の前に行こうとしたら
急に前方から衝撃が私の体を襲った。
「うわ~!可愛い!
お姉様!
ホントに霊夢ちっちゃくなってるよ!」
「ほっ、ほんとね。
なにがあったかは、知らないけど
可愛いじゃない!」
「いいから離しなさい。
前が見えないじゃないの。」
はあ、面倒なヤツらに捕まった。
私はそう思っていた。
「何しに来たか知らないけど、
早く帰りなさいよ!」
「霊夢を存分に愛でたら帰るわ!」
「お姉様に同じ!」
「愛でなくていいから、
さっさと帰りなさい!」
ほんとに面倒なヤツらに捕まってしまった。
その後結局存分に頭を撫で繰り回されたり、
抱っこされたりしたのだった。
それから暫くしてレミリア達が帰ったあと
私はもう何もする気力がなかったので
朝から敷きっぱなしだった布団に
死んだ様に倒れ込んで
そのまま眠ってしまったのだった。
珍しくまだ私が幼かった頃のことを
夢で見た。
私は覚えていないのだが、
寝ながら笑顔になっていたようだ。
朝起きたら目の前にいた紫が
そう言っていた。
ちなみに元の私の姿に戻っていたので、
紫を吊るし上げた。
前回スキマに落とされたことはまだ
根に持っているので、しっかり
夢想封印もぶつけておいた。
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「久しぶりのロリ霊夢
可愛かったなぁ!」
私の災難な一日の様子をそっと見ていた
某九尾の狐の言葉である。
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